【記者会見】W杯2カ月後に迫る中の監督交代劇…田嶋幸三JFA会長「W杯で勝つ可能性を高めるための結論」
2018.04.09 18:40 Mon
▽日本サッカー協会(JFA)は9日、JFAハウスで緊急会見を開き、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督(65)の解任を発表した。
▽ハリルホジッチ監督は、2015年3月にハビエル・アギーレ監督の後任として日本代表の監督に就任。ロシア・ワールドカップ アジア最終予選では、初戦のUAE代表戦で敗れながらも、その後は順調に結果を残し、グループ首位で6大会連続6度目のワールドカップ出場に導いていた。
▽同会見に出席し、ハリルホジッチ監督の解任を発表したJFAの田嶋幸三会長は、今回の経緯や理由について説明。その後、JFA技術委員長を務める西野朗氏(63)が後任として日本代表を指揮することを発表し、W杯での活躍に向けて全力でサポートすることを誓った。
「この度、公益財団法人日本サッカー協会は、4月7日付でヴァイッド・ハリルホジッチ監督の契約を解除致しました。ハリルホジッチ監督には前任のアギーレ監督との契約解除の後、非常に短い時間でチームを作り、見事ワールドカップ予選突破を成し遂げてくれました」
「皆さんもご存知のように、彼は非常に真面目でサッカーに熱い情熱を持ち、誰よりもサッカーを愛し、多くの時間をサッカーに割き、そしてピッチの上ではその熱い気持ちを選手たちにぶつけてくれました。デュエルという言葉、まさに日本のサッカー界に必要だった言葉を彼が植え付けてくれたと思っています。しかしながら、W杯の出場権を獲得した後、様々な試合を行い、最終的には一昨日の契約解除という結果になってしまいました」
「新しい監督には内部からの昇格しかないと考えました。これは、W杯までたった2カ月であるということを考えて、内部で一番このチームを観てきた方である西野氏を監督に決定しました」
「西野氏については皆さんに説明するまでもありませんが、アタランタオリンピック、柏レイソル、ガンバ大阪、そしてACLでの戦い、様々な国際経験も積んできていらっしゃいます」
「大会までたった2カ月という期間ではありますが、現在西野監督はスタッフを編成中であります。今週木曜日に全てのスタッフの編成、様々なスケジュールの決定を経て、皆様にまたこの場で記者会見をしたいと考えております。これから新しい体制に移行する訳ですが、我々サッカー協会はスムーズに新体制をスタートすることに全力を尽くします」
「今我々がやらなくてはいけないことは、日本サッカー界で結束し、監督、選手、コーチ陣、スタッフ、関わる全ての人々を全力でサポートすることだと思っています。そして、W杯という檜舞台で彼らが120%の力が発揮できるように準備していくことです」
「今こそこれまで日本サッカー協会が蓄積してきた英知を結集してサポートしていくべきだと考えています。スカウティング、コンディショニング、メディカル、時間はありませんが、こういう時こそ日本人は力を発揮できるものだと信じています。多くのサポーターやファンの皆様にはご心配をおかけしています。そして、サッカーファミリーの皆さん、スポンサー、パートナーの皆さん、日本代表を支える報道陣の皆さん、そして国民の皆さん、多くの皆さんの熱い期待に添えるように私たちは全面的なサポートを惜しみません」
「皆さんと共にロシア・ワールドカップに臨むチームを支えていきます。引き続き熱い応援をよろしくお願い致します」
▽ハリルホジッチ監督は、2015年3月にハビエル・アギーレ監督の後任として日本代表の監督に就任。ロシア・ワールドカップ アジア最終予選では、初戦のUAE代表戦で敗れながらも、その後は順調に結果を残し、グループ首位で6大会連続6度目のワールドカップ出場に導いていた。
「この度、公益財団法人日本サッカー協会は、4月7日付でヴァイッド・ハリルホジッチ監督の契約を解除致しました。ハリルホジッチ監督には前任のアギーレ監督との契約解除の後、非常に短い時間でチームを作り、見事ワールドカップ予選突破を成し遂げてくれました」
「皆さんもご存知のように、彼は非常に真面目でサッカーに熱い情熱を持ち、誰よりもサッカーを愛し、多くの時間をサッカーに割き、そしてピッチの上ではその熱い気持ちを選手たちにぶつけてくれました。デュエルという言葉、まさに日本のサッカー界に必要だった言葉を彼が植え付けてくれたと思っています。しかしながら、W杯の出場権を獲得した後、様々な試合を行い、最終的には一昨日の契約解除という結果になってしまいました」
「試合の勝敗だけで監督を更迭するかどうかを決めている訳ではありません。皆さんのご意見があったからという訳でもありません。選手や様々な方の意見はもちろん聞きましたが、そこで決める訳ではありません。ただ、マリ戦、ウクライナ戦後、選手とのコミュニケーションや信頼関係が多少薄れてきたということ。そして、今までの様々なことを総合的に評価して、この結論に達しました。私は、1%でも2%でもW杯で勝つ可能性を追い求めていきたいと考えています。そのためにこの結論に達しました」
「新しい監督には内部からの昇格しかないと考えました。これは、W杯までたった2カ月であるということを考えて、内部で一番このチームを観てきた方である西野氏を監督に決定しました」
「西野氏については皆さんに説明するまでもありませんが、アタランタオリンピック、柏レイソル、ガンバ大阪、そしてACLでの戦い、様々な国際経験も積んできていらっしゃいます」
「大会までたった2カ月という期間ではありますが、現在西野監督はスタッフを編成中であります。今週木曜日に全てのスタッフの編成、様々なスケジュールの決定を経て、皆様にまたこの場で記者会見をしたいと考えております。これから新しい体制に移行する訳ですが、我々サッカー協会はスムーズに新体制をスタートすることに全力を尽くします」
「今我々がやらなくてはいけないことは、日本サッカー界で結束し、監督、選手、コーチ陣、スタッフ、関わる全ての人々を全力でサポートすることだと思っています。そして、W杯という檜舞台で彼らが120%の力が発揮できるように準備していくことです」
「今こそこれまで日本サッカー協会が蓄積してきた英知を結集してサポートしていくべきだと考えています。スカウティング、コンディショニング、メディカル、時間はありませんが、こういう時こそ日本人は力を発揮できるものだと信じています。多くのサポーターやファンの皆様にはご心配をおかけしています。そして、サッカーファミリーの皆さん、スポンサー、パートナーの皆さん、日本代表を支える報道陣の皆さん、そして国民の皆さん、多くの皆さんの熱い期待に添えるように私たちは全面的なサポートを惜しみません」
「皆さんと共にロシア・ワールドカップに臨むチームを支えていきます。引き続き熱い応援をよろしくお願い致します」
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