インテルがトリノに5戦連続無失点の堅守こじ開けられ6戦ぶりの黒星…《セリエA》
2018.04.08 21:43 Sun
▽セリエA第31節、トリノvsインテルが8日にスタディオ・グランデ・トリノで行われ、ホームのトリノが1-0で勝利した。
▽元インテル指揮官であり、現在トリノを率いるマッツァーリ監督の古巣初対戦に注目が集まったこの試合。立ち上がりは指揮官の熱意を汲んだホームチームがアグレッシブなプレーを見せるが、徐々にインテルが押し返していく。
▽11分にはGKシリグの短いクリアを奪ったペリシッチがすかさずシュートも、これはシリグにキャッチされる。さらに13分には右CKをゴール前のイカルディが見事な右足ボレーで合わすが、これはシリグが圧巻のワンハンドセーブではじき出す。
▽その後試合はインテルがボールを保持してトリノが出足の鋭い守備でカウンターを狙う形に落ち着く。その流れの中でより崩しのクオリティーを見せたアウェイチームは18分にイカルディのラストパスを受けたボックス右のカンドレーバがニアを狙ったシュートを放つが、これはGKシリグの好守に遭う。さらに30分と34分にはカンドレーバが鋭いミドルシュートを放っていく。
▽優勢に進めながらも6試合ぶりの失点を喫したインテルはすぐさま反撃を開始。しかし、前半終了までに思うような決定機を作れず。逆に42分には相手のカウンターからファルケにネットを揺らされるが、ここはオフサイドの判定に救われた。
▽迎えた後半立ち上がりもトリノペースが続く。54分には左サイドで得たリャイッチのFKをゴール前のデ・シルベストリが技ありのボレーで合わせるが、GKハンダノビッチの圧巻のワンハンドセーブに遭う。その直後にはカウンターから中央を持ち上がったアンサルディのスルーパスに反応したリャイッチがボックス左角度のないところからシュートも枠の右に外れる。
▽一方、カンドレーバ、ボルハ・バレロに代えてラフィーニャ、カラモーを投入したインテルは59分にセットプレーからシュクリニアルのヘディングシュート、70分には再びセットプレーの流れからラフィーニャのシュートでゴールに迫るが、GKシリグの好守と右ポストに阻まれる。
▽試合終盤にかけても猛攻を仕掛けるインテルは長身DFラノッキアを目掛けたロングボールで強引にゴールをこじ開けにかかるが、守護神シリグを中心に集中したトリノの守備を最後までこじ開けられず。得意のトリノ相手のアウェイゲームで20数年ぶりの敗戦を喫したインテルは6戦ぶりの黒星。前日のローマに付き合う形での敗戦により、同日試合を残す5位ラツィオに抜かれる可能性が出てきた。
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▽ミッドウィークに行われた第27節延期分のミラノ・ダービーをゴールレスドローで終えて5戦無敗の4位インテル(勝ち点59)が、連勝中の10位トリノ(勝ち点42)のホームに乗り込んだ一戦。前日の試合で3位ローマ(勝ち点60)がフィオレンティーナに敗れて3位浮上のチャンスを得たスパレッティ監督率いるチームは、ダービーのスタメンからラフィーニャに代えてボルハ・バレロを起用した以外同じメンバーを起用した。▽11分にはGKシリグの短いクリアを奪ったペリシッチがすかさずシュートも、これはシリグにキャッチされる。さらに13分には右CKをゴール前のイカルディが見事な右足ボレーで合わすが、これはシリグが圧巻のワンハンドセーブではじき出す。
▽その後試合はインテルがボールを保持してトリノが出足の鋭い守備でカウンターを狙う形に落ち着く。その流れの中でより崩しのクオリティーを見せたアウェイチームは18分にイカルディのラストパスを受けたボックス右のカンドレーバがニアを狙ったシュートを放つが、これはGKシリグの好守に遭う。さらに30分と34分にはカンドレーバが鋭いミドルシュートを放っていく。
▽一方、なかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続いたトリノだったが36分にワンチャンスを生かして先制に成功する。カウンターから中央を持ち上がったベロッティが相手DFと交錯すると、このこぼれ球がボックス右に走り込むデ・シルベストリへの絶妙なスルーパスに。ここでデ・シルベストリがDFダンブロージオの股間を抜くボールで折り返すと、ファーに走り込んだリャイッチがうまく半身で角度を作って右足インサイドで流し込んだ。
▽優勢に進めながらも6試合ぶりの失点を喫したインテルはすぐさま反撃を開始。しかし、前半終了までに思うような決定機を作れず。逆に42分には相手のカウンターからファルケにネットを揺らされるが、ここはオフサイドの判定に救われた。
▽迎えた後半立ち上がりもトリノペースが続く。54分には左サイドで得たリャイッチのFKをゴール前のデ・シルベストリが技ありのボレーで合わせるが、GKハンダノビッチの圧巻のワンハンドセーブに遭う。その直後にはカウンターから中央を持ち上がったアンサルディのスルーパスに反応したリャイッチがボックス左角度のないところからシュートも枠の右に外れる。
▽一方、カンドレーバ、ボルハ・バレロに代えてラフィーニャ、カラモーを投入したインテルは59分にセットプレーからシュクリニアルのヘディングシュート、70分には再びセットプレーの流れからラフィーニャのシュートでゴールに迫るが、GKシリグの好守と右ポストに阻まれる。
▽試合終盤にかけても猛攻を仕掛けるインテルは長身DFラノッキアを目掛けたロングボールで強引にゴールをこじ開けにかかるが、守護神シリグを中心に集中したトリノの守備を最後までこじ開けられず。得意のトリノ相手のアウェイゲームで20数年ぶりの敗戦を喫したインテルは6戦ぶりの黒星。前日のローマに付き合う形での敗戦により、同日試合を残す5位ラツィオに抜かれる可能性が出てきた。
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