齋藤学デビューの“神奈川ダービー”は両者譲らずドロー! 川崎Fは決定機量産も横浜FMのGK飯倉が好守連発《J1》
2018.04.08 18:10 Sun
▽明治安田生命J1リーグ第6節の横浜F・マリノスvs川崎フロンターレが8日に日産スタジアムで行われ、1-1で引き分けに終わった。
▽ポステコグルー監督の下でアタッキングフットボールにシフトしたリーグ連勝中の横浜FMと、天王山となった前節のサンフレッチェ広島戦を0-1で落としてリーグ戦連続無敗記録が「19」で途切れた王者・川崎Fによる“神奈川ダービー”だ。
▽ホームの横浜FMは、3-1で勝利した直近のルヴァンカップ、アルビレックス新潟戦からスタメンを全員変更。最後尾に飯倉が入り、最終ラインにミロシュ・デゲネク、中澤、山中、松原、中盤に扇原、大津、天野、3トップにウーゴ・ヴィエイラ、オリヴィエ・ブマル、ユン・イルロクが入った。
▽対する川崎Fは、1-1で引き分けたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のスタメンからGKチョン・ソンリョン、奈良、車屋、知念以外の7名を変更。最終ラインでは奈良、谷口、車屋、エウシーニョが4バックを形成し、中盤には大島、中村、エドゥアルド・ネット、家長、阿部、最前線に知念が入った。なお、古巣対戦となる長期離脱していた齋藤学はベンチメンバーに入った。
▽試合は立ち上がりから川崎Fがペースを握りつつ進行。開始早々の7分、カウンターの場面でボールを持ったボックス右の家長が、中央に走り込む中村に渡す。しかし、スピードに乗った状態でワントラップして右足で放ったシュートは、わずかに枠を捉えない。
▽さらに15分にも車屋の左サイドからのクロスに知念が飛び込んでシュートを放ち、18分には阿部のクロスに家長が左足で合わせる。決定的なシーンを量産する川崎Fだったが、シュートを枠に飛ばすことができない。
▽すると、ギリギリの状況で川崎Fの攻撃を凌ぎ続ける横浜FMには21分にチャンスが訪れる。ボックス手前左でボールを持った山中が、中央にパスを送る。反応した大津が狙ったシュートは枠を外れたが、川崎Fゴールを脅かした。
▽前半の中ごろからは、試合はやや落ち着いた展開に。負傷明けとなった大島を中心として川崎Fがボールを保持し、横浜FMがカウンターから素早いサイド攻撃を目指すという構図が続く。
▽結局、前半中に得点が生まれることはなく、試合はゴールレスで折り返しを迎える。後半も両クラブともに積極的に得点を目指していくが、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽51分、ボックス手前左でボールを持った車屋が、やや遠い位置から右足を振り抜く。しかし、枠を捉えた強烈なシュートはGK飯倉にキャッチされた。
▽そして58分、ついにスコアが動く。右サイドに抜け出した阿部が、低い弾道のクロスを供給。ボックス内の家長が左足で合わせて放ったシュートは左ポストを叩いたが、跳ね返りがGK飯倉に当たり、ボールはゴールに吸い込まれた。
▽不運な形で失点を喫した横浜FMは、直後に追い上げをみせる。61分、右CKを獲得すると、キッカーのユン・イルロクがアウトスウィングのクロスを入れる。谷口のマークを外した中澤がニアに飛び込んで頭で合わせると、エウシーニョに当たってシュートの軌道が変わり、同点弾となった。
▽再びリードが欲しい川崎Fは、77分に阿部に代えて齋藤を投入。昨シーズン10番を背負いキャプテンを務めた元エースの新天地デビューに、古巣・横浜FMの本拠地は大ブーイングに包まれた。
▽しかし逆に85分、横浜FMにチャンスが訪れる。ボックス右に抜け出した松原が、中央マイナス気味に折り返す。ボックス中央のウーゴ・ヴィエイラがダイレクトで合わせたが、枠を捉えることができない。
▽ややオープンになった試合、終了間際の93分にはボックス左の齋藤がループシュートを狙ったが、GK飯倉が飛び上がってボールを掻き出す。結局、お互いに決定機を活かし切ることができずに終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、ホームの横浜FMはリーグ3戦負けなしに。対する川崎はリードを追いつかれ、リーグ2戦勝ちなしとなった。
▽ポステコグルー監督の下でアタッキングフットボールにシフトしたリーグ連勝中の横浜FMと、天王山となった前節のサンフレッチェ広島戦を0-1で落としてリーグ戦連続無敗記録が「19」で途切れた王者・川崎Fによる“神奈川ダービー”だ。
▽対する川崎Fは、1-1で引き分けたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のスタメンからGKチョン・ソンリョン、奈良、車屋、知念以外の7名を変更。最終ラインでは奈良、谷口、車屋、エウシーニョが4バックを形成し、中盤には大島、中村、エドゥアルド・ネット、家長、阿部、最前線に知念が入った。なお、古巣対戦となる長期離脱していた齋藤学はベンチメンバーに入った。
▽試合は立ち上がりから川崎Fがペースを握りつつ進行。開始早々の7分、カウンターの場面でボールを持ったボックス右の家長が、中央に走り込む中村に渡す。しかし、スピードに乗った状態でワントラップして右足で放ったシュートは、わずかに枠を捉えない。
▽続く10分にも、ショートカウンターから川崎Fにチャンスが訪れる。ボックス内右に侵攻した知念がGK飯倉との一対一を迎え、右足を振り抜く。強烈なシュートは右ポストに阻まれて得点には繋がらなかったが、幾度となくゴールに迫っていく。
▽さらに15分にも車屋の左サイドからのクロスに知念が飛び込んでシュートを放ち、18分には阿部のクロスに家長が左足で合わせる。決定的なシーンを量産する川崎Fだったが、シュートを枠に飛ばすことができない。
▽すると、ギリギリの状況で川崎Fの攻撃を凌ぎ続ける横浜FMには21分にチャンスが訪れる。ボックス手前左でボールを持った山中が、中央にパスを送る。反応した大津が狙ったシュートは枠を外れたが、川崎Fゴールを脅かした。
▽前半の中ごろからは、試合はやや落ち着いた展開に。負傷明けとなった大島を中心として川崎Fがボールを保持し、横浜FMがカウンターから素早いサイド攻撃を目指すという構図が続く。
▽結局、前半中に得点が生まれることはなく、試合はゴールレスで折り返しを迎える。後半も両クラブともに積極的に得点を目指していくが、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽51分、ボックス手前左でボールを持った車屋が、やや遠い位置から右足を振り抜く。しかし、枠を捉えた強烈なシュートはGK飯倉にキャッチされた。
▽そして58分、ついにスコアが動く。右サイドに抜け出した阿部が、低い弾道のクロスを供給。ボックス内の家長が左足で合わせて放ったシュートは左ポストを叩いたが、跳ね返りがGK飯倉に当たり、ボールはゴールに吸い込まれた。
▽不運な形で失点を喫した横浜FMは、直後に追い上げをみせる。61分、右CKを獲得すると、キッカーのユン・イルロクがアウトスウィングのクロスを入れる。谷口のマークを外した中澤がニアに飛び込んで頭で合わせると、エウシーニョに当たってシュートの軌道が変わり、同点弾となった。
▽再びリードが欲しい川崎Fは、77分に阿部に代えて齋藤を投入。昨シーズン10番を背負いキャプテンを務めた元エースの新天地デビューに、古巣・横浜FMの本拠地は大ブーイングに包まれた。
▽しかし逆に85分、横浜FMにチャンスが訪れる。ボックス右に抜け出した松原が、中央マイナス気味に折り返す。ボックス中央のウーゴ・ヴィエイラがダイレクトで合わせたが、枠を捉えることができない。
▽ややオープンになった試合、終了間際の93分にはボックス左の齋藤がループシュートを狙ったが、GK飯倉が飛び上がってボールを掻き出す。結局、お互いに決定機を活かし切ることができずに終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、ホームの横浜FMはリーグ3戦負けなしに。対する川崎はリードを追いつかれ、リーグ2戦勝ちなしとなった。
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