ベトナムに4発圧勝のなでしこジャパンが運命のW杯アジア最終予選を白星スタート!《AFC女子アジアカップヨルダン2018》2018.04.08 00:36 Sun

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▽なでしこジャパン(女子日本代表)は7日、AFC女子アジアカップヨルダン2018のグループB第1節のベトナム女子代表戦に臨み、4-0で快勝した。

▽FIFA女子ワールドカップ(W杯)・フランス2019の出場権と大会連覇を目指す前大会王者のなでしこは、長崎で行われた壮行試合のMS&ADカップ2018のガーナ女子代表戦で7-1の大勝を飾り、今大会初戦に向けて最高の準備を整えてきた。

▽韓国女子代表、オーストラリア女子代表という難敵と同居したグループステージ初戦ではグループで最もFIFAランクが低いベトナム相手に必勝を目指した。高倉監督はこの初戦に向けて前述のガーナ戦から先発4人を変更。GKに山下杏也加、4バックは右から有吉佐織、熊谷紗希、市瀬菜々、鮫島彩。中盤は右から中島依美、猶本光、阪口夢穂、増矢理花。2トップに岩渕真奈、横山久美が起用された。

▽W杯アジア最終予選を兼ねた重圧のかかる今大会の初戦。しかし、立ち上がりから攻勢を見せるなでしこは3分に電光石火の先制点を挙げる。阪口の浮き球パスに抜け出した岩渕がボックス右ライン際で相手DFからボールを奪い、マイナスにパス。これを増矢が短く横山に繋ぐと、ボックス中央から横山が放った右足シュートがGKの腕を弾いてネットに吸い込まれた。

▽若きエースストライカーの先制ゴールで勢いづくなでしこはその後も岩渕の鋭い仕掛けで相手ゴールを脅かす。すると17分には阪口の縦パスを右サイド深くで受けた岩渕がそのままドリブルでボックス内に切り込み、グラウンダーのクロス。これをゴール前に走り込んだ中島がワンタッチで流し込んだ。

▽前半20分までに2点のリードを手にしたなでしこはここから徐々に相手の反撃を受ける。しかし、猶本と阪口のボランチコンビが冷静にフィルターをかけてピンチの芽を摘み、キャプテンのDF熊谷も出足鋭いチェックで相手攻撃陣を自由にさせない。

▽前半終盤にかけて積極的に3点目を狙うなでしこは38分に絶好機。中央を抜け出した岩渕がボックス内でGKとの一対一を迎えるが、ここはシュート体勢に入ったところでDFのカバーリングに遭い、打ち切れない。それでも、終始安定した試合運びを見せたなでしこが前半を2点リードで終えた。

▽迎えた後半、左サイドのスペースに飛び出した増矢からボックス内でパスを受けた岩渕がいきなり決定機を迎えるが、ゴール左角度のないところから放ったシュートはGKのセーブに遭う。続く49分には似たような位置から再び岩渕が右足アウトにかけたシュートを放つが、再び相手GKの好守に防がれる。

▽その後も攻勢を続けるなでしこは54分、中島の右クロスをニアに飛び込んだ岩渕が頭で合わすが、これは右ポストを叩く。それでも、57分には左CKの場面でキッカーの横山が入れたボールが相手DFにクリアされてファーに流れると、これを猶本がダイレクトで折り返す。そして、ゴール前でフリーの岩渕が難なく流し込んだ。

▽岩渕がようやく決定機を決め切り、後半最初のゴールを奪ったなでしこは63分に横山を下げて田中美南を投入。すると66分、岩渕とのパス交換でゴール前に抜け出した鮫島がGKと一対一に。鮫島のシュートはGKに防がれるも、これを田中がタップインして投入からわずか3分できっちり結果を残した。

▽この4点目で勝利を大きく近づけたなでしこは69分に増矢を下げて菅澤優衣香、80分には中島に代えて川澄奈穂美を続けて投入。3枚の交代カードを使い切って試合をクローズにかかる。その後、5点目こそ奪えなかったものの最後まで相手に決定機を与えない盤石の試合運びを見せたなでしこが4-0で快勝。運命のW杯アジア最終予選で白星スタートを飾った。なお、なでしこは10日に行われるグループB第2節で韓国と対戦する。

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