イニエスタの残留を願うバルベルデ「ずっと残ってほしいが…」

2018.03.19 15:36 Mon
18日のリーガエスパニョーラ第29節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのアスレティック・ビルバオ戦に2−0で勝利した。試合後会見に出席したエルネスト・バルベルデ監督は、勝利を手にしてインターナショナルウィークを迎えることが重要性だったと満足感を表している。

スペイン『ムンド・デポルティボ』がバルベルデのコメントを伝えた。

「(リーガの)残りは今日まで10試合で、今は9試合となった。あと残っている勝ち点は27だ。だからこそ、代表戦で中断する前に勝利することは、とても重要だった。満足すべきことだよ」

試合については、後半にパフォーマンスの質を落としたと振り返っている。

「奇妙な試合になったね。前半の私たちは確かに素晴らしく、インテンシティーと断固たる決意とともに美しいプレーを見せ、多くの決定機を迎えた……。そうして2ゴールを記録し、決着をつけることさえ可能だった」

「だが後半、彼らがさらに高い位置からプレッシングを仕掛けてきて、私たちは浮き足立ってしまった。前半の内容を続けたかったが、しかしうまく進めている試合こそが危険なものなんだよ。前半の素晴らしかった部分を見直し、後半の悪かった部分を修正したい」

また4月30日までにバルセロナに残留するか、それとも退団をするかを決断しなければならないMFアンドレス・イニエスタについては、次のように述べた。

「彼を説得する? 彼が出て行くと言うのかどうかを待たなければならない。現時点で彼は私たちとともにあり、戦力に数えている。彼がいればビルドアップはより明確なものとなる。傷がある前に包帯を巻く必要などないんだ。もちろん、私たちは彼がずっと残ることを望んでいる。しかし、彼が何を言うのかを待つ必要がある」

その一方で、この試合でも1得点を記録したFWリオネル・メッシに何か教えられることがあるかを問われると、こう返している。

「反対に彼から教えてもらいたい。私は日々にわたって驚きを与えられている。彼はチームが何を必要としているかを理解している。まあ、全員で学んでいけたらいいね」


提供:goal.com
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