【会見】本大会の選手選考を語るハリルホジッチ監督、招集外の浅野&井手口を例に出し「本大会でもリストに入らない可能性」《キリンチャレンジカップ》
2018.03.15 19:45 Thu
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。
▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、メンバー発表に先立って挨拶。すでにロシア・ワールドカップ(W杯)のグループステージで戦う3カ国に対するプランができていることを明かし、今回の親善試合への選手たちへの要求と意気込みを語った。
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「だんだんとW杯が近づいている。W杯前の最終的な合宿になると思うが、本当に時間が経つのが早い。1月からすでに本大会への準備が本格的に始まっている。私の頭の中でかなり準備している。W杯の相手の分析もかなりした」
「3チーム(コロンビア・セネガル・ポーランド)全て異なるタイプのチーム。南米、アフリカ、東ヨーロッパのチーム。彼らの試合も多く観た。昨日はブラジル大会のコロンビア代表戦を観直した。それぞれの試合で、毎回私が言っているように違う戦術を用意しなくてはいけないと思う。日本代表がどのように本大会でプレーするかは考えている」
「もちろん世界各国には色々な監督がいる。たくさんのプレッシャーがかかる監督もいれば、そんなことはない監督もいる。それから選手のチョイスも始まっている。私はそれに対して、経験があると思う。私の頭の中には、できるだけ良い選手を選ぼうという気持ちでいる。誰が本大会でプレーするかというところだが、我々は常にサポートをしている」
「本大会はいろいろなことが起こる。常に下馬評通りの結果にはならない。前もって強いと言われていたチームが1位、2位で終わるかはわからない。ただ、相手が勝利をプレゼントしてくれると思ってはいけない。我々がチャンスを掴みに行くということだ。W杯本大会では誰もプレゼントしてくれない。3年日本にいるが、このチームに勝つ文化を植え付ける努力をしてきた」
「日本人は勤勉性と規律をすでに持っていた。ただ、戦術的、フィジカル的にトップで準備しなければならない。メンタルもかなり準備しなくてはいけない。ものすごく強い力を持って我々が、希望を掴みに行く。そのためにトレーニングをして準備しなくてはいけない。つまり、どんな小さなことにも準備するということだ」
「1月当初からいろいろなスタッフがいろいろなところで仕事をしてきてくれている。そして、我々が思っていることは、希望を掴めるだろうということ。本大会で我々が一番弱いということを晒してはいけない。日本が希望を掴むことを私は信じている。そのためにトライをして、そのための選手を選びたいと思っている」
「W杯は高い要求がされる。その要求に応えることができれば、良い結果が出るだろう。そして選手たちもその責任感を持って臨まなくてはいけない。勇気をもってその希望を掴みに行ってほしい。今回のフレンドリーマッチもそのつもりで行う。本大会まで5試合。マリはセネガルに、ウクライナはポーランドに似ていると思う。セネガルのマネ、ポーランドのレヴァンドフスキのような選手はいないが、それに近い選手はいる。本大会のような気持ちを持ってこの2試合に臨みたい。フレンドリーマッチで良い結果を出し、勝ちたい」
「国内外で多くのケガ人もいると思う。そしてチームで出場機会を失った選手たちもいる。クラブでは招集メンバーにも選ばれない選手もいる。例えば、浅野(拓磨)や井手口(陽介)。私にとっては悲しい出来事。最終予選のオーストラリア代表戦ではヒーローでもあったこの2人だが、現在の彼らの状況は難しい。今回は彼らを招集していない。この状況が続くようであれば、本大会でもリストに入らない可能性がある」
「それから選手たちのチョイスになるが、色々なポジションごとに新たな選手も呼んでいる。今回の合宿は役割を完璧に遂行してもらわなくてはならない。皆さんもご存知の通り、国内外で私は視察に行っている。ただ、我々の分析では、現段階では本大会に向けてトップパフォーマンスになっていない選手も多い。そういったことで今必要な選手を考えた。それからそういった選手にトップパフォーマンスに戻ってほしいというメッセージを込めてのチョイスもしている」
「本大会に向けて2、3週間の準備で終わりではない。直近の6カ月が大事だ。ハイペースのパフォーマンスを保ち、高いレベルの試合を継続することが大事。本大会で日本代表は、多く走り、速く走ることが要求される。リズムの変化がたくさん必要な状況になる」
「今回は26人を選出した。前回の合宿でもそうだったが、大体2、3人ケガをする。疲労回復が難しいというのもある。最終リストに向けての見極めをしなくてはいけない。私が就任してから、多くの選手たちにチャンスを与えてきた。資格がある選手たちであれば、最終リストに入ると思うが、たくさんの選手にチャンスを与えてきたつもりだ」
▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。
▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、メンバー発表に先立って挨拶。すでにロシア・ワールドカップ(W杯)のグループステージで戦う3カ国に対するプランができていることを明かし、今回の親善試合への選手たちへの要求と意気込みを語った。
「だんだんとW杯が近づいている。W杯前の最終的な合宿になると思うが、本当に時間が経つのが早い。1月からすでに本大会への準備が本格的に始まっている。私の頭の中でかなり準備している。W杯の相手の分析もかなりした」
「3チーム(コロンビア・セネガル・ポーランド)全て異なるタイプのチーム。南米、アフリカ、東ヨーロッパのチーム。彼らの試合も多く観た。昨日はブラジル大会のコロンビア代表戦を観直した。それぞれの試合で、毎回私が言っているように違う戦術を用意しなくてはいけないと思う。日本代表がどのように本大会でプレーするかは考えている」
「もちろん世界各国には色々な監督がいる。たくさんのプレッシャーがかかる監督もいれば、そんなことはない監督もいる。それから選手のチョイスも始まっている。私はそれに対して、経験があると思う。私の頭の中には、できるだけ良い選手を選ぼうという気持ちでいる。誰が本大会でプレーするかというところだが、我々は常にサポートをしている」
「下馬評では3チーム共に日本より強いチームだろうと言われている。そんなことを言うと私が皮肉屋だと思われるかもしれないが、野心と勇敢さを持って強敵に臨まなくてはいけない」
「本大会はいろいろなことが起こる。常に下馬評通りの結果にはならない。前もって強いと言われていたチームが1位、2位で終わるかはわからない。ただ、相手が勝利をプレゼントしてくれると思ってはいけない。我々がチャンスを掴みに行くということだ。W杯本大会では誰もプレゼントしてくれない。3年日本にいるが、このチームに勝つ文化を植え付ける努力をしてきた」
「日本人は勤勉性と規律をすでに持っていた。ただ、戦術的、フィジカル的にトップで準備しなければならない。メンタルもかなり準備しなくてはいけない。ものすごく強い力を持って我々が、希望を掴みに行く。そのためにトレーニングをして準備しなくてはいけない。つまり、どんな小さなことにも準備するということだ」
「1月当初からいろいろなスタッフがいろいろなところで仕事をしてきてくれている。そして、我々が思っていることは、希望を掴めるだろうということ。本大会で我々が一番弱いということを晒してはいけない。日本が希望を掴むことを私は信じている。そのためにトライをして、そのための選手を選びたいと思っている」
「W杯は高い要求がされる。その要求に応えることができれば、良い結果が出るだろう。そして選手たちもその責任感を持って臨まなくてはいけない。勇気をもってその希望を掴みに行ってほしい。今回のフレンドリーマッチもそのつもりで行う。本大会まで5試合。マリはセネガルに、ウクライナはポーランドに似ていると思う。セネガルのマネ、ポーランドのレヴァンドフスキのような選手はいないが、それに近い選手はいる。本大会のような気持ちを持ってこの2試合に臨みたい。フレンドリーマッチで良い結果を出し、勝ちたい」
「国内外で多くのケガ人もいると思う。そしてチームで出場機会を失った選手たちもいる。クラブでは招集メンバーにも選ばれない選手もいる。例えば、浅野(拓磨)や井手口(陽介)。私にとっては悲しい出来事。最終予選のオーストラリア代表戦ではヒーローでもあったこの2人だが、現在の彼らの状況は難しい。今回は彼らを招集していない。この状況が続くようであれば、本大会でもリストに入らない可能性がある」
「それから選手たちのチョイスになるが、色々なポジションごとに新たな選手も呼んでいる。今回の合宿は役割を完璧に遂行してもらわなくてはならない。皆さんもご存知の通り、国内外で私は視察に行っている。ただ、我々の分析では、現段階では本大会に向けてトップパフォーマンスになっていない選手も多い。そういったことで今必要な選手を考えた。それからそういった選手にトップパフォーマンスに戻ってほしいというメッセージを込めてのチョイスもしている」
「本大会に向けて2、3週間の準備で終わりではない。直近の6カ月が大事だ。ハイペースのパフォーマンスを保ち、高いレベルの試合を継続することが大事。本大会で日本代表は、多く走り、速く走ることが要求される。リズムの変化がたくさん必要な状況になる」
「今回は26人を選出した。前回の合宿でもそうだったが、大体2、3人ケガをする。疲労回復が難しいというのもある。最終リストに向けての見極めをしなくてはいけない。私が就任してから、多くの選手たちにチャンスを与えてきた。資格がある選手たちであれば、最終リストに入ると思うが、たくさんの選手にチャンスを与えてきたつもりだ」
▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。
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