イグアイン&マテュイディ弾で10人のアタランタを撃破! ユベントスがリーグ12連勝で2位ナポリに勝ち点4差を付ける《セリエA》

2018.03.15 04:10 Thu
Getty Images
▽セリエA第26節延期分のユベントスvsアタランタが14日にアリアンツ・スタジアムで行われ、2-0でユベントスが勝利した。
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▽リーグ戦11連勝中の首位ユベントス(勝ち点71)が、8位アタランタ(勝ち点41)をホームに迎えた一戦。3日前に行われたウディネーゼ戦を2-0で勝利したユベントスは、その試合から先発を6人変更。GKシュチェスニーやケディラ、マルキジオらに代えてGKブッフォンやマンジュキッチ、ピャニッチらが先発で起用された。
▽大雪の影響で延期となっていたこの一戦に向けて、ユベントスは[4-3-2-1] の布陣を採用。最前線にイグアイン、2列目は右からドグラス・コスタ、ディバラ、マンジュキッチと並べた。試合は序盤から一進一退の攻防が続いたが、互いにノーチャンスのまま時間が経過。

▽そんな中、ユベントスは18分にセットプレーからチャンスを迎える。ピャニッチの左CKをボックス中央で受けたマテュイディがワントラップから左足を振り抜いたが、これは相手DFのブロックに阻まれた。

▽徐々に攻勢を強めるユベントスは29分、ロングカウンターから先制点を奪う。自陣でのスローインのロストボールを拾ったドグラス・コスタがドリブルで持ち上がると、右サイドを駆け上がるイグアインへパス。これを受けたイグアインがボックス右まで侵攻すると、ゴールエリア右付近からシュートをゴール左隅に突き刺さった。
▽先制に成功したユベントスは、39分にもイグアインのスルーパスでゴール前に抜け出したディバラが決定機を迎えたが、このシュートは枠の右に逸れた。さらに43分には、バイタルエリア中央のイグアインが巧みな反転で相手のマークをあっさりとかわすと、ミドルシュートでゴールを狙ったが、スリッピーなピッチに足滑らせ、シュートはゴール右に外れた。

▽迎えた後半、先にチャンスを迎えたのはアタランタ。49分、イリチッチの左CKをゴール前で競り合ったG・マンチーニがヘディングシュートで狙うも、これはわずかにゴール左に外れた。

▽ピンチを凌いだユベントスは64分、イグアインのスルーパスに反応したドグラス・コスタがダイアゴナルなドリブルでゴール右まで持ち上がりシュート。しかし、このシュートはわずかに枠の左に逸れた。

▽こう着状態が続く中、アタランタは79分に立て続けに2枚のイエローカードを受けたG・マンチーニが退場となる。すると、数的優位を得たユベントスは81分に追加点。デ・シリオのサイドチェンジを左サイドで受けたディバラが折り返しを供給すると、ボックス中央で収めたイグアインがボックス右のスペースへラストパス。これに反応したマテュイディのダイレクトシュートがゴール左に突き刺さった。

▽結局、試合はそのまま2-0で終了。イグアイン&マテュイディ弾で10人のアタランタを撃破したユベントスが、リーグ戦12連勝。2位ナポリとの勝ち点差を「4」に広げることに成功した。

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