【CLプレビュー】“塩漬け”ユナイテッド優位の中、セビージャにAG奪う策はあるか《マンチェスター・ユナイテッドvsセビージャ》2018.03.13 12:00 Tue

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▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグ、マンチェスター・ユナイテッドvsセビージャが日本時間13日28:45にオールド・トラフォードでキックオフされる。公式戦初対決となった前回対戦はセビージャvsデ・ヘアという構図の下、ゴールレスドローという渋い内容となったが、舞台を“夢の劇場”に移す運命の第2戦の結末はいかに。▽2月21日にサンチェス・ピスファンで行われた1stレグは、終始主導権を握ったセビージャが押し込む展開となった。しかし、FWムリエルのゴール至近距離からのヘディングシュートをGKデ・ヘアが圧巻の反応ではじき出すなど、“聖ダビド”の加護を目いっぱい受けたユナイテッドが想定通りの0-0でマンチェスターへの帰還を果たした。

▽“塩漬け”とも揶揄されるモウリーニョ監督らしい現実主義の戦いで想定通りのドローで初戦を終えたユナイテッドは、以降のプレミアリーグ3試合をいずれも1点差で競り勝って3連勝。とりわけ、ホームにチェルシー、リバプールを迎えた2つのビッグマッチでは得意の“バス”戦術、“強者のマンマーク”を駆使してFWアザールやFWサラーといった相手エースを完璧に封じ込むなど、ポルトガル人指揮官の勝負強い采配できっちり結果を残した。今回の一戦ではアウェイゴール献上が命取りとなるだけに、ホームでの戦いといえどもリスク回避重視の堅守速攻で迎え撃つ構えだ。

▽一方、アウェイゴールを与えない最低限のノルマを達成したセビージャだが、再三相手を押し込んだ試合展開やゴールチャンスの数を考えれば、限りなく敗戦に等しい形で初戦を終えた。また、1stレグ以降の国内リーグ4試合ではマラガ、アスレティック・ビルバオと格下相手にきっちり結果を出した一方、堅守アトレティコ・マドリーに2-5の大敗、直近のバレンシア戦では試合の主導権を握るも再三の決定機を逸した末、相手のカウンターから2点を失う完敗。ユナイテッドと同じ特長を持つ相手にいずれも敗戦を喫しており、敵地での2ndレグに向けて大いに不安を残す戦いぶりとなった。ただ、リーグ戦で結果の出ていないモンテッラ監督だが、コパ・デル・レイではアトレティコ相手に連勝を飾るなど、セビージャ伝統のカップ戦の強さを引き継いでおり、今回の一戦に向けてはその勝負強さに賭けたいところだ。

▽両チームの勝ち抜けの条件に関してユナイテッドは勝利が絶対条件。一方、セビージャは勝利か、1点以上奪ってのドローで突破となる。なお、0-0で引き分けた場合のみ延長戦へと突入する。(延長戦でもアウェイゴールルールは適用される)

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】

▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:バレンシア、スモーリング、リンデロフ、アシュリー・ヤング
MF:マクトミネイ、マティッチ
MF:マタ、サンチェス、ラッシュフォード
FW:ルカク
負傷者:DFロホ、フィル・ジョーンズ、ブリント、MFポグバ、エレーラ、FWイブラヒモビッチ、マルシャル
出場停止者:なし

▽出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のリバプール戦を欠場した前述のメンバーが引き続き起用できない模様だ。

▽システムに関しては中盤にフェライニを入れて、より守備的な[4-3-3]で戦う可能性もあるが、リバプール戦と同じメンバーで臨むはずだ。ただ、リバプール戦で足を痛めた素振りを見せた負傷明けのバイリーに代わってリンデロフがスモーリングの相棒を務めるようだ。

◆セビージャ◆
【4-2-3-1】

▽セビージャ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:セルヒオ・リコ
DF:メルカド、ケアー、ラングレ、エスクデロ
MF:バネガ、エンゾンジ
MF:サラビア、フランコ・バスケス、コレア
FW:ムリエル
負傷者:DFコルシア、MFヘスス・ナバス
出場停止者:DFラユン

▽前所属先のポルトでCLグループステージに出場しているラユンが引き続き起用できない。また、負傷者に関してはコルシアに加えて、ヘスス・ナバスが欠場する見込みだ。

▽スタメンに関しては1stレグで右サイドバックを務めたヘスス・ナバスに代わってメルカドが右サイドバックに入り、ケアーがセンターバックで起用される以外、初戦と同じメンバーが起用される見込みだ。ただ、1トップに関してはムリエルに代わってイェデルが起用される可能性もある。

★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWロメル・ルカク
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▽マンチェスター・ユナイテッドの注目プレーヤーは、チェルシー戦、リバプール戦と直近2つのビッグマッチで存在感を示したルカクだ。これまでは“雑魚専”と揶揄されるなど、強豪相手の試合では190cmの長身が170cm代に縮んだかのように存在感を失ってきたベルギー代表の偉丈夫。セビージャとの前回対戦でも前線で孤立させられ、ほぼノーインパクトだった。

▽しかし、前述のチェルシー戦ではプレミアのトップ6相手の今季初ゴールを含め1ゴール1アシストの活躍でチームを勝利に導くと、リバプール戦では相手DFロブレンを完全に手玉に取り、GKデ・ヘアからのロングボールをいずれもゴールチャンスに変える印象的なパフォーマンスを披露した。完全にイーブンな条件で臨む今回の一戦においてモウリーニョ監督がどんな策を講じるかは不明だが、自身を目がけて蹴り出されるロングボールや得意のロングカウンターの場面でここ2戦同様の存在感を示したい。

◆セビージャ:MFエベル・バネガ
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▽セビージャの注目プレーヤーは、絶対的なゲームメーカーのバネガだ。昨夏、インテルからセビージャに帰還したアルゼンチン代表MFはベリッソ前体制、モンテッラ現体制のいずれでもチームの攻撃の核として絶対的な信頼を受けている。しかし、前回対戦では要のMFエンゾンジと共にユナイテッドのタイトな対応に苦しめられ、決定的な仕事はできなかった。

▽勝ち抜けに向けて最低1ゴールが必要な今回の一戦ではMFマティッチ、MFマクトミネイと強靭なフィジカルを誇る相手セントラルMFに加え、トップ下起用濃厚なFWサンチェスが攻撃の起点となる自身を徹底マークしてくるはずだ。その中で持ち味の絶妙なターンや嫌らしいポジショニングで相手のマークを剥がし、前線のアタッカーに決定的なパスを送り込みたい。また、得意のプレースキックで難攻不落のGKデ・ヘアの牙城を破りたい。
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【ELプレビュー】崖っぷちアーセナル逆転突破なるか?! 長谷部フランクフルトは正念場

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