ウィリアンのゴールなどでチェルシーがC・パレスとのロンドン・ダービー制す! CLバルセロナ戦に弾み《プレミアリーグ》

2018.03.11 04:23 Sun
Getty Images
▽チェルシーは10日、プレミアリーグ第30節でクリスタル・パレスと対戦し、2-1で勝利した。
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▽直近のマンチェスター勢とのリーグ2連戦で連敗を喫した5位のチェルシー(勝ち点53)。チャンピオンズリーグ・バルセロナ戦がこの試合の4日後に控える中で、前節のマンチェスター・シティ戦からは3選手を変更。リュディガー、ドリンクウォーター、ペドロに代わり、ケイヒル、ジルー、そしてシティ戦の直前に倒れて欠場していたカンテが先発起用された。
▽まずは開始5分、ザッパコスタのクロスにジルーがヘディングシュートでゴールに迫る。9分には相手のクリアミスをカンテが押し込みにかかるが、GKヘネシーがブロック。さらにその直後にはウィリアンが単騎突破からシュートに持ち込んだ。

▽クリスタル・パレスも12分にスローインからタウンゼントがボックス外からボレーシュートで狙いにいく。その後はチェルシーがボールを支配する時間が続くが、アタッキングサードでのアイデアを欠きなかなか相手の守りを崩すことができない。

▽迎えた25分、チェルシーの猛攻がようやく実を結ぶ。左からカットインするウィリアン。得意の形から右足を振り抜くと、これが左ポストの内側に当たりゴールに吸い込まれていった。ウィリアンは公式戦ここ5試合で5ゴール目となった。
▽なおも攻勢を続けるチェルシー。カウンターから左サイドのマルコス・アロンソに展開。グラウンダーのクロスを中央でウィリアンがスルーし、受けたアザールがボックス右のザッパコスタに送ると、ザッパコスタの折り返しが相手DFケリーのオウンゴールを誘いチェルシーが2点目を奪った。

▽さらに前半終了間際には、ジルーに移籍後リーグ戦初ゴールのビッグチャンスが訪れるが、シュートはオウンゴールを献上してしまったケリーのゴールライン上での決死のクリアに阻まれてしまった。

▽後半はベンテケからザハに代えたクリスタル・パレスがファーストシュートを放つ。ザハが相手からボールを奪うと、それを拾ったセルロートがボックス左からシュートを放つ。だがこのシュートは惜しくも左ポストを直撃してしまう。

▽対するチェルシーも、カウンターで攻め上がったウィリアンがボックス内でジルーの折り返しを受けてシュートに持ち込むが、相手DFが体を張ったディフェンスでゴールを許さない。そして、60分のウィリアンのFKは枠を捉えたが、GKヘネシーが跳ね返す。

▽67分には再びジルーにビッグチャンスが訪れるが、今度はポストに当ててしまい天を仰いだ。するとそのジルーは72分にモラタと交代。結局チェルシーでのリーグ戦初ゴールはお預けとなった。

▽後半に入ってからは追加点が奪えないチェルシーは、80分にネットを揺らされるが直前にリードウォルドのケイヒルに対するファウルがあったとしてゴールとはならなった。その後、チェルシーはアザールとセスクを下げてバカヨコとペドロを同時投入。

▽試合を締めにかかったチェルシーだが、90分に古巣対決となったファン・アーンホールトに得点を許し1点差に詰め寄られてしまう。それでも、2点のリードを守りぬいたチェルシーがロンドン・ダービーを制し公式戦4試合ぶりの勝利。CLバルセロナ戦に弾みをつけた。

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