【J1ピックアッププレビュー】停滞ムード払しょくを目指す両者! 昨季から続く記録の行方にも注目《川崎FvsG大阪》
2018.03.09 23:00 Fri
▽明治安田生命J1リーグ第3節が9日から11日にかけて行われる。今節は、10日に等々力陸上競技場で行われる4位・川崎フロンターレ(勝ち点4)vs17位・ガンバ大阪(勝ち点0)をピックアップする。
◆今季ホーム初勝利で公式戦3試合ぶり白星を〜川崎フロンターレ〜
▽開幕戦こそ勝利したものの、2日に行われた第2節の湘南ベルマーレ戦(△1-1)、7日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のメルボルン・ビクトリー戦(△2-2)と2戦連続ドロー中の川崎F。リードした状態での攻守に課題を残し、2試合共に先制点を奪ったものの、追いつかれてしまう王者らしからぬ戦いが続いている。
▽早くもグループステージ突破に黄信号が点灯したACLからうまく気持ちを切り替えられるか。リーグ戦では昨年7月から17試合無敗(クラブ最長連続記録)。メルボルン戦から中2日の過密日程が続くが、鬼木達監督が課題に挙げる「最後の質」と「一つ一つの集中」をクリアし、今季ホーム初勝利を飾って公式戦3試合ぶり白星を飾りたい。
◆公式戦未勝利記録に終止符を〜ガンバ大阪〜
▽開幕戦での試合内容からレヴィー・クルピ新監督が掲げる攻撃的なスタイルに期待が膨らんだG大阪。しかし、3日に行われた第2節の鹿島アントラーズ戦(●0-1)で連敗を喫すると、7日に行われたYBCルヴァンカップ第1節のサンフレッチェ広島戦では、早急な土台作りのためにベストメンバーを送り出すも、控え中心の相手に0-4で大敗。新指揮官も「これほど恥ずかしい思いをした試合は長い間なかった」と口にするほど生みの苦しみを味わっている。試合内容の改善はもちろん、欲しいのはまず結果。課題である守備を修正し、今季初勝利を手にすることで昨季から続く公式戦16試合勝利なしの呪縛から逃れたい。
◆生死をかけた等々力決戦?
▽今季ホーム初勝利で波に乗りたい川崎Fと、今季初勝利を手にしたいG大阪。これまでの通算成績は13勝6分け17敗でG大阪が勝ち越し。しかし、等々力陸上競技場でのリーグ通算成績は、2000年4月に両者の初対戦で引き分けて以来、12試合連続(8勝4敗で川崎Fが勝ち越し)で引き分けがない。今回の一戦は、まさに生きるか死ぬかの戦いになるだろう。
◆川崎フロンターレ[4-2-3-1]
DF:エウシーニョ、谷口彰悟、車屋紳太郎、登里享平
MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット
MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之
FW:小林悠
監督:鬼木達
▽ここに来て守護神GKチョン・ソンリョンの復帰の朗報が。不安定な守備はDF車屋紳太郎を中央に、調子が上向きのDF登里享平を左サイドバックに配置して改善を図る。トップ下にはメルボルン戦でベンチスタートのMF中村憲剛が入り、ワントップをFW小林悠が務めることを予想する。
◆ガンバ大阪[4-2-3-1]
DF:米倉恒貴、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
MF:市丸瑞希、福田湧矢
MF:中村敬斗、遠藤保仁、ファン・ウィジョ
FW:長沢駿
監督:レヴィー・クルピ
▽7日に控え組中心の広島に大敗したものの、ベースはそのままに質の向上を目指すことになるだろう。しかし、その広島戦で負傷したMF倉田秋は欠場。17歳のFW中村敬斗の初先発を予想する。FWファン・ウィジョが左サイドに回ることになりそうだ。
【注目選手】
◆MFエドゥアルド・ネット(川崎フロンターレ)
◆DF三浦弦太(ガンバ大阪)
◆今季ホーム初勝利で公式戦3試合ぶり白星を〜川崎フロンターレ〜
▽開幕戦こそ勝利したものの、2日に行われた第2節の湘南ベルマーレ戦(△1-1)、7日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のメルボルン・ビクトリー戦(△2-2)と2戦連続ドロー中の川崎F。リードした状態での攻守に課題を残し、2試合共に先制点を奪ったものの、追いつかれてしまう王者らしからぬ戦いが続いている。
◆公式戦未勝利記録に終止符を〜ガンバ大阪〜
▽開幕戦での試合内容からレヴィー・クルピ新監督が掲げる攻撃的なスタイルに期待が膨らんだG大阪。しかし、3日に行われた第2節の鹿島アントラーズ戦(●0-1)で連敗を喫すると、7日に行われたYBCルヴァンカップ第1節のサンフレッチェ広島戦では、早急な土台作りのためにベストメンバーを送り出すも、控え中心の相手に0-4で大敗。新指揮官も「これほど恥ずかしい思いをした試合は長い間なかった」と口にするほど生みの苦しみを味わっている。試合内容の改善はもちろん、欲しいのはまず結果。課題である守備を修正し、今季初勝利を手にすることで昨季から続く公式戦16試合勝利なしの呪縛から逃れたい。
◆生死をかけた等々力決戦?
▽今季ホーム初勝利で波に乗りたい川崎Fと、今季初勝利を手にしたいG大阪。これまでの通算成績は13勝6分け17敗でG大阪が勝ち越し。しかし、等々力陸上競技場でのリーグ通算成績は、2000年4月に両者の初対戦で引き分けて以来、12試合連続(8勝4敗で川崎Fが勝ち越し)で引き分けがない。今回の一戦は、まさに生きるか死ぬかの戦いになるだろう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆川崎フロンターレ[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:チョン・ソンリョンDF:エウシーニョ、谷口彰悟、車屋紳太郎、登里享平
MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット
MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之
FW:小林悠
監督:鬼木達
▽ここに来て守護神GKチョン・ソンリョンの復帰の朗報が。不安定な守備はDF車屋紳太郎を中央に、調子が上向きのDF登里享平を左サイドバックに配置して改善を図る。トップ下にはメルボルン戦でベンチスタートのMF中村憲剛が入り、ワントップをFW小林悠が務めることを予想する。
◆ガンバ大阪[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:東口順昭DF:米倉恒貴、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
MF:市丸瑞希、福田湧矢
MF:中村敬斗、遠藤保仁、ファン・ウィジョ
FW:長沢駿
監督:レヴィー・クルピ
▽7日に控え組中心の広島に大敗したものの、ベースはそのままに質の向上を目指すことになるだろう。しかし、その広島戦で負傷したMF倉田秋は欠場。17歳のFW中村敬斗の初先発を予想する。FWファン・ウィジョが左サイドに回ることになりそうだ。
【注目選手】
◆MFエドゥアルド・ネット(川崎フロンターレ)
(C)CWS Brains,LTD.
▽注目選手にはMFエドゥアルド・ネットを挙げる。前回のメルボルン戦では攻撃面で一定の活躍が披露したものの、軽率なプレーがあったのも確か。集中したプレーで安定をもたらすと共に、本来のボール奪取力を発揮することで守備に不安を抱えるG大阪を押し込みたい。◆DF三浦弦太(ガンバ大阪)
(c) J.LEAGUE PHOTOS
▽G大阪のキープレーヤーはDF三浦弦太だ。今シーズンからゲームキャプテンを任されたものの、らしくないプレーが散見。前回の広島戦でも軽いディフェンスから失点に絡んだ。今節の相手である川崎Fが攻撃面で手応えを掴みつつあるだけに、粘り強いディフェンスで後方からチームを支えたい。
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