酒井高フル出場のHSV、武藤先発10人のマインツにPK失敗でドロー《ブンデスリーガ》

2018.03.04 01:34 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第25節、ハンブルガーSVvsマインツが3日に行われ、0-0で引き分けた。HSVのDF酒井高徳はフル出場、FW伊藤達哉はベンチ外、マインツのFW武藤嘉紀は88分までプレーしている。
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▽前節ブレーメンとのノルト・ダービーを落として11戦勝利から見放され、クラブ史上初の降格が現実味を帯びてきている17位HSV(勝ち点17)は、酒井高が右サイドバックで先発となった。
▽一方、武藤のゴールでヴォルフスブルクに1-1と引き分けた16位マインツ(勝ち点24)は、残留圏内のヴォルフスブルクとの1ポイント差が維持された。そのマインツは自身のキャリアハイとなる7ゴールに並んだ武藤が3試合ぶりに先発となった。

▽残留を争う日本人対決となった一戦は、HSVが良い入りを見せる。まずは開始5分、酒井高のフィードに抜け出したシップロックがボックス右からシュート。しかし、GKミュラーの好守に阻まれて先制とはならない。さらに8分、ワラセのミドルシュートがGKミュラーを強襲した。

▽その後も攻勢に出るHSVは、22分にジャッタの右サイドからの折り返しをコスティッチがボレーで合わせたシュートがバーを直撃。そして24分にはシップロックのフリックに抜け出してコスティッチがネットを揺らしたものの、VARによりオフサイドを取られてノーゴールに。
▽ハーフタイムにかけてもマインツを圧倒していたHSVだったが、ゴールを奪えずに前半を終えた。

▽後半からフントに代えてワルドシュミットを、59分にジャッタに代えてハーンを投入して攻撃に手を加えたHSVは、61分にPKを獲得する。酒井高のフィードに抜け出したワルドシュミットがボックス内でバログンに倒された。このプレーで2枚目のイエローカードを受けたバログンは退場となった。しかし、キッカーのコスティッチが枠の左を狙ったシュートはGKミュラーのセーブに阻まれ、先制することはできない。

▽先制の機会を逸し、数的優位となったHSVは中盤のG・ユングを削ってアタッカーのアルプを投入。しかし、終盤にかけてチャンスを作ることができずにゴールレスでタイムアップ。12戦勝利から見放され、マインツとの7ポイント差を縮めることに失敗している。

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