東先制弾も槙野が同点弾! 長谷川新体制FC東京とACL王者浦和の開幕戦はドロー《J1》
2018.02.24 15:57 Sat
▽明治安田生命J1リーグ開幕節のFC東京vs浦和レッズが24日に味の素スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。
▽前ガンバ大阪指揮官の長谷川健太監督を今季から招へいした昨季のJ1で13位のFC東京と、昨季7位に終わるもACLで10年ぶり2度目の優勝を果たしたアジア王者による2018シーズン開幕節。
▽FC東京はこの開幕戦に向けてGKに林、最終ラインは室屋、森重、太田とキャプテンのチャン・ヒョンス昨季主力を並べ、中盤は米本と高萩の2センターに、東とヴィッセル神戸からの新戦力である大森を起用。2トップは前田と柏レイソルからの新戦力ディエゴ・オリヴェイラが並び、16歳の大器・久保はベンチスタートとなった。
▽一方、堀体制2年目の浦和はGKに西川、最終ラインに遠藤、マウリシオ、槙野、宇賀神と昨季の主力を起用。[4-1-4-1]の中盤ではアンカーに青木、インサイドハーフに新キャプテンの柏木、長澤、ウイングに武藤と横浜F・マリノスからの新戦力マルティノスが入り、1トップは7年連続2ケタ得点を目指す興梠が務めた。
▽両チームのサポーターが多く駆け付けた注目の開幕戦。互いにやや慎重な入りを見せたものの、時間の経過と共にボールポゼッションで勝るアウェイチームがボールを保持して押し込む展開に。中央を締めるホームチームに対して、サイドで数的優位を作りながらチャンスを窺う浦和は10分、ペナルティアーク付近で柏木が左足を振り抜くが、このファーストシュートはGK林にがっちりとキャッチされる。
▽それでも、このプレーをキッカケにFC東京がより前から圧力をかけ始めたことで試合はここから拮抗した展開に。相変らず浦和がボールを保持する時間が続くも、徹底的にスペースを消すホームチームを前になかなか中央を割れず、空中戦に強さを見せる相手守備に対して可能性の低いクロスで攻撃を終える場面が目立つ。
▽一方のFC東京は粘り強い守備とディエゴ・オリヴェイラの強さを生かしたポストプレーが機能する一方、中盤やサイドバックの押し上げが遅くなかなか決定機を作れない。結局、互いに見せ場を欠くクローズな展開が目立った前半はゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、試合はいきなり動く。48分、中盤に下りてクサビを受けた前田が粘って落とすと、これを高萩が見事なダイレクトスルーパス。これに反応した東がDF槙野に寄せられながらもボックス内まで持ち込み、DF宇賀神がカバーに入る直前で右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
▽この試合、最初に与えた決定機を決められて先制を許した浦和だったが、得意のセットプレーですぐさま追いつく。50分、左CKの場面でキッカーの柏木が左足でアウトスウィングのボールを入れると、DFチャン・ヒョンスとのポジション争いを制した槙野が体勢を崩しながらも右足で流し込んだ。
▽1-1のイーブンに戻った試合はここからヒートアップしていく。61分には追いついて勢い付く浦和がマルティノスの左クロスをファーの武藤が頭で折り返し、これをゴール前の興梠がワンタッチシュートで枠の右隅に飛ばすが、GK林の好守に遭う。直後には柏木の右CKから再び槙野に決定機もヘディングシュートは枠の上に外れる。
▽その後も浦和ペースで試合が進んでいく中、攻撃に変化を加えたいアウェイチームは64分に長澤を下げて柏から加入の武富、83分には武藤を下げてズラタンを投入する。一方、流れを変えたいFC東京は70分過ぎにディエゴ・オリヴェイラ、前田を下げて永井と注目の久保を続けて投入。高さと強さを生かした2トップからスピードとテクニックを生かした2トップに変更。さらに、85分には大森を下げて横浜FMから加入の富樫もピッチに送り込む。
▽試合終盤にかけてはズラタンと興梠の2トップに変更した浦和が攻勢を強めるものの、流れの中でFC東京の堅守をこじ開けられない。逆に、試合終了間際の90分にはFC東京のカウンターから東とパス交換したボックス中央の久保に決定機も、左足のシュートは勢いを欠きGK西川にキャッチされた。
▽そして、試合はこのままタイムアップ。開幕戦らしい堅い展開となった試合は互いに痛み分けの1-1のドローとなった。
▽前ガンバ大阪指揮官の長谷川健太監督を今季から招へいした昨季のJ1で13位のFC東京と、昨季7位に終わるもACLで10年ぶり2度目の優勝を果たしたアジア王者による2018シーズン開幕節。
▽一方、堀体制2年目の浦和はGKに西川、最終ラインに遠藤、マウリシオ、槙野、宇賀神と昨季の主力を起用。[4-1-4-1]の中盤ではアンカーに青木、インサイドハーフに新キャプテンの柏木、長澤、ウイングに武藤と横浜F・マリノスからの新戦力マルティノスが入り、1トップは7年連続2ケタ得点を目指す興梠が務めた。
▽両チームのサポーターが多く駆け付けた注目の開幕戦。互いにやや慎重な入りを見せたものの、時間の経過と共にボールポゼッションで勝るアウェイチームがボールを保持して押し込む展開に。中央を締めるホームチームに対して、サイドで数的優位を作りながらチャンスを窺う浦和は10分、ペナルティアーク付近で柏木が左足を振り抜くが、このファーストシュートはGK林にがっちりとキャッチされる。
▽すると直後の11分にはアクシデントが発生。ロングボールに反応したディエゴ・オリヴェイラが最終ラインの裏へ抜け出しかかると、ボックス外に飛び出してきたGK西川と交錯。西川はボールに触れておらず、あわや決定機阻止で一発レッドという可能性もあったが、主審はプレーを流して事なきを得た。
▽それでも、このプレーをキッカケにFC東京がより前から圧力をかけ始めたことで試合はここから拮抗した展開に。相変らず浦和がボールを保持する時間が続くも、徹底的にスペースを消すホームチームを前になかなか中央を割れず、空中戦に強さを見せる相手守備に対して可能性の低いクロスで攻撃を終える場面が目立つ。
▽一方のFC東京は粘り強い守備とディエゴ・オリヴェイラの強さを生かしたポストプレーが機能する一方、中盤やサイドバックの押し上げが遅くなかなか決定機を作れない。結局、互いに見せ場を欠くクローズな展開が目立った前半はゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、試合はいきなり動く。48分、中盤に下りてクサビを受けた前田が粘って落とすと、これを高萩が見事なダイレクトスルーパス。これに反応した東がDF槙野に寄せられながらもボックス内まで持ち込み、DF宇賀神がカバーに入る直前で右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
▽この試合、最初に与えた決定機を決められて先制を許した浦和だったが、得意のセットプレーですぐさま追いつく。50分、左CKの場面でキッカーの柏木が左足でアウトスウィングのボールを入れると、DFチャン・ヒョンスとのポジション争いを制した槙野が体勢を崩しながらも右足で流し込んだ。
▽1-1のイーブンに戻った試合はここからヒートアップしていく。61分には追いついて勢い付く浦和がマルティノスの左クロスをファーの武藤が頭で折り返し、これをゴール前の興梠がワンタッチシュートで枠の右隅に飛ばすが、GK林の好守に遭う。直後には柏木の右CKから再び槙野に決定機もヘディングシュートは枠の上に外れる。
▽その後も浦和ペースで試合が進んでいく中、攻撃に変化を加えたいアウェイチームは64分に長澤を下げて柏から加入の武富、83分には武藤を下げてズラタンを投入する。一方、流れを変えたいFC東京は70分過ぎにディエゴ・オリヴェイラ、前田を下げて永井と注目の久保を続けて投入。高さと強さを生かした2トップからスピードとテクニックを生かした2トップに変更。さらに、85分には大森を下げて横浜FMから加入の富樫もピッチに送り込む。
▽試合終盤にかけてはズラタンと興梠の2トップに変更した浦和が攻勢を強めるものの、流れの中でFC東京の堅守をこじ開けられない。逆に、試合終了間際の90分にはFC東京のカウンターから東とパス交換したボックス中央の久保に決定機も、左足のシュートは勢いを欠きGK西川にキャッチされた。
▽そして、試合はこのままタイムアップ。開幕戦らしい堅い展開となった試合は互いに痛み分けの1-1のドローとなった。
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