【J1開幕直前クラブガイド】充実の火力! “ムービング・フットボール”で上位を狙う《サンフレッチェ広島》2018.02.22 21:45 Thu

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▽2018シーズンの明治安田生命J1リーグが史上初の金曜開催の23日を皮切りに幕を開ける。“蹴”春到来を先駆けて、超WS編集部が今シーズンのJ1を彩る全18クラブを徹底分析。チームのノルマ、補強達成度、イチオシ選手、予想布陣をお届けしていく。第16弾はサンフレッチェ広島を紹介する。◆城福監督の手腕はいかに?! 高火力を操り上位進出へ!【ひと桁順位】
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▽昨シーズンは悪夢の連続ではあったが、ヤン・ヨンソン監督に率いられたチームは、終盤の2度の連勝などで15位に浮上し薄氷の残留を手にした。城福浩新監督を迎え、再起を図らんとする新シーズンは、去年までの主力をキープしつつ、新たに即戦力となり得る実力者を獲得している。

▽気になるのは城福監督の手腕だが、これまでアンダー世代の日本代表やヴァンフォーレ甲府、FC東京の監督を歴任しており、甲府では就任1年目でJ2優勝に導いた実績を持つ。ボールも選手も連動して動かしていく “ムービング・フットボール”を基本戦術とし、プレシーズンマッチでも勝利を重ねており、新戦力も好調を維持。城福監督は、選手起用に頭を悩ますことになりそうだ。

◆攻撃陣に充実の戦力補強 【補強達成度:B】
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▽今回の補強はディフェンスからオフェンスまで満遍なく行った。昨シーズン、得点不足に陥った最前線には、徳島ヴォルティスで23得点を挙げ、昨季のJ2で日本人得点王になったFW渡大生と“タイの英雄”FWティーラシンを獲得。また、“ムービング・フットボール”を掲げる城福監督のサッカーにおいて肝となりそうなインサイドハーフには、3年間の期限付き移籍を経てジュビロ磐田からMF川辺駿を呼び戻した。

▽主力メンバーの放出は避けられ、大きく戦力ダウンしたポジションは見当たらない。だが、長年広島のディフェンスラインを支え続けるDF水本裕貴とDF千葉和彦の代わりとなれる選手の確保ができていないことも事実。両選手とも今年で33歳を迎えるため、早いところ後釜候補を見つけたいところだが…。
【IN】 DF和田拓也(27)←大宮アルディージャ/完全
DF馬渡和彰(26)←徳島ヴォルティス/完全
MF吉野恭平(23)←京都サンガF.C./期限付き復帰
MF川辺駿(22)←ジュビロ磐田/期限付き復帰
MF川井歩(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格
MF川村拓夢(18)←サンフレッチェ広島ユース/昇格
FWティーラシン(29)←ムアントン・ユナイテッド(タイ)/期限付き
FW渡大生(24)←徳島ヴォルティス/完全
【OUT】
DFイヨハ理ヘンリー(19)→FC岐阜/期限付き
DF椋原健太(28)→セレッソ大阪/期限付き移籍期間満了
DF川崎裕大(25)→横浜FC/完全
DF大谷尚輝(22)→FC町田ゼルビア/完全
MF長沼洋一(20)→FC岐阜/期限付き
MFミキッチ(37)→湘南ベルマーレ/完全
MF茶島雄介(26)→ジェフユナイテッド千葉/期限付き
MF丸谷拓也(28)→大分トリニータ/完全
FWネイサン・バーンズ(29)→ウェリントン・フェニックス(オーストリア)/完全
FWアンデルソン・ロペス(24)→FCソウル(韓国)/期限付き移籍期間満了
FW宮吉拓実(25)→北海道コンサドーレ札幌/完全
FW皆川佑介(26)→ロアッソ熊本/期限付き
FWピーター・ウタカ(33)→未定/契約満了
◆超WS編集部イチオシ選手
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MF川辺駿(22)
2017シーズン(J1) 32試合出場5得点
▽新シーズン注目となるのは4年ぶりに古巣復帰となったMF川辺駿だ。3年間ジュビロ磐田で武者修行を積んだ広島出身MFは、昨季はJ1で32試合に出場し5得点4アシストをマーク。磐田の堅守速攻に欠かせない中心選手であった。

▽豊富な運動量とパスセンスが光る若き逸材は、ボランチでもトップ下でもプレー可能で、城福監督に選択の幅をもたらせることは間違いない。また、世代交代を見据える広島にとって22歳という年齢も期待せざるを得ない理由1つ。磐田で得た経験をどこまで広島に還元できるか期待したい。

◆2018シーズンの予想布陣[4-3-3]
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GK:林卓人
DF:和田拓也、千葉和彦、水本裕貴、佐々木翔
MF:川辺駿、青山敏弘、柴崎晃誠
FW:フェリペ・シウバ、パトリック、柏好文
▽予想フォーメーションはアンカーを置く[4-3-3]を予想する。GKは昨シーズン終盤にケガから復帰した林卓人。センターバックにはお馴染みのDF千葉和彦とDF水本裕貴が有力だ。昨季後半戦でDF丹羽大輝が務めた右サイドバックには新加入のDF和田拓也を、左サイドバックにはケガからの復活を期すDF佐々木翔を選出した。

▽中盤はMF青山敏弘をアンカーに、MF川辺駿とMF柴崎晃誠がインサイドハーフとしてコンビを組み、3トップは右にMFフェリペ・シウバ、左にMf柏好文、センターにFWパトリックというのが妥当だろう。

▽プレシーズンマッチ最後となったレノファ山口FCとの試合では、[4-4-2]のフォーメーションを採用した広島。FWパトリックとFWティーラシンを2トップに据え、右サイドに川辺駿、左サイドに柏、MF稲垣祥とMF青山敏弘がダブルボランチを組んだ。より攻撃的なこの布陣では、FW工藤壮人、FW渡大生も控える個性豊かなアタッカー陣をより生かすことができそうだ。

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【特集】あのJリーガーも出場していた!! いよいよ新シーズンのチャンピオンズリーグが開幕!

▽18日、2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が開幕する。レアル・マドリーが3連覇中のCL。欧州の強豪クラブがビッグイヤーを掲げるため、熱戦を繰り広げることだろう。 ▽今大会には、ドルトムントのMF香川真司、ガラタサライのDF長友佑都、CSKAモスクワのFW西村拓真の3人の日本人選手が登録メンバー入り。香川、長友は過去にも出場経験があるが、西村が出場となれば、新たな日本人選手が歴史に名を刻むこととなる。 ▽そんな注目のCLは、今シーズンからDAZNが放映権を獲得。いつでもどこでも、世界最高峰の戦いを楽しむことが可能となる。今回は、DAZNで日ごろJリーグを楽しんでいる方のために、CLでプレーしたことのある現役Jリーガーを紹介したい。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_cl" terget="_blank">チャンピオンズリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ◆MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:130試合11ゴール29アシスト 出場クラブ:バルセロナ 優勝回数:4回(2005-06、2008-09、2010-11、2014-15)</span><hr>▽現役Jリーガーの中で最もCLで結果を残しているのは、言わずもがなヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタだ。通算4度の優勝を経験しており、世界的に見ても数少ない記録の持ち主だ。 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▽最高成績は加入1年目の2010-11シーズンで残したベスト4。内田は加入後すぐにレギュラーとなり、グループステージ第5節のリヨン戦で初アシストを記録。DF3人を相手にドリブルを仕掛け、アーリークロスでクラース・ヤン=フンテラールのゴールをアシストした。準々決勝では、DF長友佑都が所属するインテルと対戦。初の日本人対決も実現させると、2戦合計4-6で勝利。準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦には2試合ともフル出場したが、チームは2戦合計4-3で敗れて敗退となった。 ▽2012-13シーズン、2013-14シーズンと2年連続でベスト16入りを果たしたシャルケ。内田は2013-14シーズンのグループステージ第1節ステアウア・ブカレスト戦でCL初ゴールを記録した。 ◆MF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:9試合 出場クラブ:フェイエノールト</span><hr>▽フェイエノールトで2001-02シーズンのUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を制した北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二もCLの出場経験がある。UEFAカップを制したシーズン、フェイエノールトはCLに出場。1次リーグでバイエルン、スパルタ・プラハ、スパルタク・モスクワと同居すると、1勝2分け3敗で3位に。そのままUEFAカップへと回っていた。 ▽加入1年目の小野は、既にレギュラーとしてプレー。CLでも4試合に出場していた。CLでは結果が残せなかったものの、UEFAカップで優勝し、日本人として初めてUEFAの大会を制した選手となった。なお、翌シーズンもCLに出場したフェイエノールトで、小野は5試合に出場。しかし、チームはユベントス、ニューカッスル、ディナモ・キエフと同居した1次グループで敗退となっていた。 ◆MF稲本潤一(北海道コンサドーレ札幌)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:7試合1ゴール 出場クラブ:アーセナル、ガラタサライ</span><hr>▽かつては日本代表としても活躍した北海道コンサドーレ札幌のMF稲本潤一。ガンバ大阪から2001年にアーセナルへとレンタル移籍。すると、加入1年目のCLでデビューを果たす。グループステージ第2節のシャルケ戦の76分、フランス代表として活躍していたMFロベール・ピレスに代わって出場。チームは3-2で勝利していた。 ▽当時のCLは、1次リーグ、2次リーグと大会方式が現在と異なっており、2次リーグ第4節のレバークーゼン戦にも稲本は出場。84分にカメルーン代表として活躍したDFローレンに代わって出場していた。 ▽アーセナルでは2試合の出場に終わったが、2006-07シーズンに在籍したガラタサライでは主力として出場。グループステージの5試合に出場し第5節のボルドー戦では3-0とリードを許した73分にCL初ゴールを記録していた。 ◆MFミハエル・ミキッチ(湘南ベルマーレ)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:8試合2ゴール 出場クラブ:ディナモ・ザグレブ</span><hr>▽湘南ベルマーレのMFミハエル・ミキッチは、ディナモ・ザグレブ(当時はクロアチア・ザグレブ)に所属していた1998-99、1999-2000シーズンにCLでプレーした経験を持つ。 ▽1998年のミキッチは18歳の若手。初戦のアヤックス戦でCLデビューを果たすと、第2節、第3節と出場しなかったものの、第4節のポルト戦で先発フル出場。この試合で1ゴールを決め、チームのCL初ゴールを記録した。 ▽翌シーズンもディナモ・ザグレブはCLに出場。ミキッチもグループステージの5試合でプレーし、マンチェスター・ユナイテッド、シュトゥルム・グラーツ、マルセイユと対戦。グループステージ最終節のマルセイユ戦でゴールを決めていた。 ◆GKミッチェル・ランゲラック(名古屋グランパス)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:3試合 出場クラブ:ドルトムント</span><hr>▽今シーズンから名古屋グランパスでプレーするオーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラックもCL経験者だ。ドルトムント時代、GKロマン・ヴァイデンフェラーの控えとして多くの試合でベンチに座っていたランゲラック。2013-14シーズン、2014-15シーズンのグループステージで出場を果たしている。 ▽なお、CLデビュー戦となったナポリ戦では、ナポリFWロレンツォ・インシーニェのシュートをセーブしようとしてポストに激突。前歯を2本失ってしまう痛いエピソードを持っている。 ◆FWジョー(名古屋グランパス)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:5試合2ゴール 出場クラブ:CSKAモスクワ</span><hr>▽マンチェスター・シティやエバートン、ガラタサライでのプレー経験があるジョー。そんなジョーのCLデビューは、18歳の時に加入したロシアの強豪CSKAモスクワだった。ジョーは、加入2年目の2006-07シーズンのグループステージ第2節のハンブルガーSV戦でCLデビュー。このシーズンはわずか6分の出場に終わったが、2007-08シーズンはグループステージの4試合に出場。インテル戦ではホーム、アウェイともに1ゴールずつを記録していた。なお、いずれもチームはグループステージで敗退している。 ◆MF清武弘嗣(セレッソ大阪)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:1試合 出場クラブ:セビージャ</span><hr>▽セレッソ大阪で司令塔として活躍するMF清武弘嗣。清武は、セビージャ在籍時にCLデビューしている。2016-17シーズン、ユベントス、リヨン、ディナモ・ザグレブと同居したセビージャ。清武は、グループステージ第4節のディナモ・ザグレブ戦に途中出場を果たした。 ▽なお、セビージャはグループステージを突破。ラウンド16では、岡崎慎司が所属しているレスター・シティと対戦し敗退。清武はC大阪への復帰が発表されており、決勝トーナメントに出場することはなかった。 ◆FW柿谷曜一朗(セレッソ大阪)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:3試合 出場クラブ:バーゼル</span><hr>▽清武と同じC大阪でプレーするFW柿谷曜一朗もCLを経験している。バーゼルに所属していた2014-15シーズン、レアル・マドリー、リバプール、ルドゴレツとグループステージで同居。柿谷は、グループステージのマドリー戦2試合に途中出場を果たしている。チームはグループ2位でラウンド16に進出すると、ポルトとの2ndレグにも柿谷は出場。しかし、ゴールを奪うこと無くチームは4-0で敗れ敗退していた。 ◆FWベサルト・ベリーシャ(サンフレッチェ広島)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw14.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:2試合1ゴール 出場クラブ:ハンブルガーSV</span><hr>▽今夏メルボルン・ビクトリーからサンフレッチェ広島に加入したコソボ代表FWベサルト・ベリーシャもCL経験者だ。ベリーシャは、ハンブルガーSVに所属していた2006-07シーズンに出場。アーセナル、CSKAモスクワ、ポルトと同居したグループステージで2試合に出場。最終節のCSKAモスクワ戦ではフル出場を果たすと、1ゴールを記録している。 ◆GKジョニー・レオーニ(栃木SC)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw15.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:6試合 出場クラブ:チューリヒ</span><hr>▽スイス代表経験もある栃木SCのGKジョニー・レオーニもCLでゴールを守ったことがある。母国のチューリヒ在籍時の2009-10シーズンで出場。レアル・マドリー、ミラン、マルセイユと同居したグループステージで全6試合に出場している。チームは1勝1分け4敗と結果を残せず、マドリーには5失点、マルセイユには6失点とレオーニにとっては悔しい結果となった。 ◆FWヘイス(アルビレックス新潟)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180918_25_tw16.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:1試合 出場クラブ:PSV</span><hr>▽北海道コンサドーレ札幌を退団し、アルビレックス新潟に加入したFWヘイスもCLに出場していた。PSVでプレーしていた2007-08シーズン、PSVはCLに出場。CSKAモスクワ、インテル、フェネルバフチェとグループステージで同居した。ヘイスは初戦のCSKAモスクワ戦でベンチ入りを果たすも出場機会はなく、第2節からはメンバー外に。それでも第6節のインテル戦に途中出場を果たした。 ◆FWダビド・バラル(徳島ヴォルティス) <span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:0試合 出場クラブ:レアル・マドリー</span> ▽今夏徳島ヴォルティスに加入したFWダビド・バラルは、出場機会こそなかったものの、CLのメンバー入りを果たしたことはある。遡ること13シーズン、2005-06シーズンの出来事。バラルはレアル・マドリー出身で、グルーステージのオリンピアコス戦でメンバー入りを果たし、ベンチに座っていた。 ◆MF水野晃樹(ロアッソ熊本) <span style="font-size:0.8em;">CL通算成績:0試合 出場クラブ:セルティック</span> ▽バラル同様に出場機会はなかったものの、ベンチ入りを経験したのはロアッソ熊本のMF水野晃樹だ。中村俊輔が所属していた時期にセルティックへと入団した水野は、2008-09シーズンのグループステージ、ビジャレアル戦でベンチ入りを果たしている。 ▽CLの本戦に出場した、またはベンチ入りした選手たちを紹介してきたが、予選に出場した選手を含めればまだまだ居る。ベガルタ仙台のFWハーフナー・マイク、セレッソ大阪のMF田中亜土夢はHJKヘルシンキ時代に予選を戦っている。また、ヴァンフォーレ甲府のMF瀬戸貴幸はルーマニアのアストラ時代にCL予選に出場。ヨーロッパリーグでは本戦でもプレーしている。 ▽その他、浦和レッズのFWズラタン・リュビヤンキッチ(NKドムザレ/ヘント)、柏レイソルのFWクリスティアーノ(ザルツブルク)、徳島ヴォルティスのFWピーター・ウタカ(オーデンセ)なども居る。 ▽世界中が熱狂する欧州サッカー最高峰の戦い、UEFAチャンピオンズリーグ。熱い戦いは今夜25時55分、バルセロナvsPSV,インテルvsトッテナムで幕を開ける。<div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_cl" terget="_blank">チャンピオンズリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> 2018.09.18 22:00 Tue
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そして、アンドレス・イニエスタは日本へ/編集部コラム

「ありがとう、イニエスタ。何よりも友人でいてくれて」 <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180916_21_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽2018年4月28日、リーガエスパニョーラ第35節でラス・パルマスをホームに迎えたエスパニョールの本拠地コルネジャに、MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)への感謝を告げるバナーが掲げられた。前日に退団を発表していたバルセロナの主将に対する、敵対関係にあるはずのクラブからの異例の惜別だ。 ▽このエピソードが象徴するように、ライバルチームのファンからも敬意を集めるイニエスタ。本稿では、その人物像に迫っていく。 ◆ラ・マシアの傑作<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180916_21_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「みんな、覚えておけよ! 今日、アンドレス・イニエスタと練習したことを」――ジョゼップ・グアルディオラ ▽バルセロナの下部組織に所属していたイニエスタが、16歳にして初めてトップチームの練習に参加した日のこと。現役時代のMFグアルディオラは、一目でイニエスタの才能に惚れ込んだという。上記の発言は、トップチームのロッカールームで発せられたものだ。 ▽そして、2008年に指揮官としてバルセロナに帰還したグアルディオラ監督は、2012年の退任までにチャンピオンズリーグ(CL)2度、リーガエスパニョーラ3度を含む計14度の戴冠をイニエスタと共に果たした。 <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180916_21_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽その中でも、2008-09シーズンのCL準決勝は印象的だ。ホームでの1stレグを0-0で終え、2ndレグでチェルシーとのアウェイ戦に臨んだバルセロナは、0-1のビハインドで試合終盤を迎えた。絶体絶命の状況だったが、アディショナルタイムにメッシからのボールを受けたイニエスタが、GKペトル・チェフの牙城を崩す同点弾を奪取。クラブをファイナルに導いている。なお、その一振りがこの試合唯一のバルセロナの枠内シュートとなった。 ▽その後、決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦でもイニエスタは先制アシストを記録。12歳の頃にラ・マシア(バルセロナの下部組織寮)に入寮し、家族と離れ離れになったことを嘆いていたアンドレス少年は、トップチームで眩い輝きを放ち最大のタイトルをもたらした。今では、「覚えておけよ! 」と言われるまでもなく、サッカーファンにとってかけがえのない存在となっている。 ◆故郷への思い<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180916_21_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽イニエスタのキャリアは、生まれ育ったアルバセテのクラブからスタートした。8歳の頃に、アルバセテ・パロンピエの下部組織に入団。卓越した戦術眼とドリブル能力ですぐさま特別な才能を示すと、12歳で参加した全国大会で様々なクラブからの注目を集め、バルセロナを選択することとなった。 ▽その後、バルセロナで暮らすことになったイニエスタだが、スターになってからも故郷を忘れていない。2012-13シーズン、アルバセテ・パロンピエはセグンダB(スペイン3部)を3位で終えたものの、選手の給料24万ユーロ(現在のレートで約3100万円)を払えず。4部降格の処分を受ける寸前だった。 ▽以前から同クラブの財政難について、「僕が育ったチームであり、夢が生まれた場所です。資金拡大の一歩をお願いします」と救済を呼び掛けていたイニエスタは、降格処分寸前で未払い給与を肩代わり。幼少の頃の恩を数倍にして返してみせた。 ◆バロンドールに値した男<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180916_21_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽あらゆるサッカー関係者から称賛を受けるイニエスタ。しかし、その実、サッカー界最高の個人賞であるバロンドールを獲得したことはない。ここ10年は、同時期に圧倒的な結果を残しているFWクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシが独占している状態だ。もちろん、両者の実力や栄光に疑いの余地はなく、受賞も概ね妥当なものだろう。しかし、2010年の選出には多くの異論が寄せられている。 ▽2010年のバロンドールは、メッシが受賞。イニエスタは南アフリカ・ワールドカップでスペイン代表優勝の立役者となっていたにも拘らず、2位に留まった。後に、ジダン氏やDFセルヒオ・ラモスなど多くの関係者が、「あの年はイニエスタが値していた」という見解を述べている。 ▽これに関して、イニエスタのバルセロナ退団が濃厚となったタイミングで、バロンドールを主催する『フランス・フットボール』の編集者、パスカル・フェレ氏が謝罪。「彼の利他主義によって、確かにその才能の認知が難しくなった」、「バロンドールの受賞を逃してきた選手の中で、彼の不在は特に痛い」と、メッセージを掲載した。 ▽しかし、イニエスタには更に大切なものがあったようだ。フェレ氏の謝罪について問われると、以下のように返答した。 「何の未練も抱いていない。自分にとって、より価値があるのは全ての人々からの愛情だ」 ◆歓喜は友人と共に<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180916_21_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽バロンドールが賛否を巻き起こす前年、スペインは悲しみに包まれた。当時エスパニョールで急成長を遂げ、A代表入り目前と噂されていたダニ・ハルケが、急逝していたためだ。そのハルケとユース年代の代表で顔を合わせ、家族ぐるみの付き合いをしていたイニエスタが、特に大きなショックに見舞われたことは想像に難くない。 ▽そして、2010年南アフリカW杯、オランダ代表との決勝で延長戦後半11分に決勝ゴールを決めたイニエスタは、シャツをまくり上げてアンダーウェアに書かれたメッセージを捧げた。 「ダニ・ハルケ、いつも僕らと共に」 ▽もちろん、この行為は規定に違反するため、イエローカードを提示されている。しかし、これほど美しい反則があるのだろうか。 ▽このエピソードにより、イニエスタは冒頭で触れたようにライバルクラブから称賛を集めるに至った。なお、エスパニョールサポーターの「ありがとう、イニエスタ。何よりも友人でいてくれて」というバナーには、ハルケが着用していた背番号である「21」が添えられていたようだ。 《超ワールドサッカー編集部・上村迪助》<div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_j" terget="_blank">Jリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> 2018.09.16 16:00 Sun
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