【J1開幕直前クラブガイド】テーマは攻撃のガンバ復活…名伯楽レヴィー・クルピの下、奪還を《ガンバ大阪》2018.02.21 18:00 Wed

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▽2018シーズンの明治安田生命J1リーグが史上初となる金曜開催の23日を皮切りに幕を開ける。“蹴”春到来に先駆けて、超WS編集部が今シーズンのJ1を彩る全18クラブを徹底分析。チームのノルマ、補強達成度、イチオシ選手、予想布陣をお届けしていく。第13弾はガンバ大阪を紹介する。

◆新章へ【ノルマ:ACL出場権争い】
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▽2017シーズン、常勝を至上命題とするチームとして許されない失態を晒したG大阪。昨年限りで5年間の長谷川健太政権に終止符を打ち、今シーズンからかつてセレッソ大阪を率い、「若手育成」と「攻撃的スタイル」に定評のあるレヴィー・クルピ監督に命運を託す。チームとして再建段階だが、目標は『奪還』というチームスローガンのとおり、タイトルの獲得。とはいえ、確信を持てる要素が少ない現状だけに、AFCチャンピオンズリーグ出場圏内が当面の目標になりそうだ。また、「優勝するチームは最後まで攻撃の姿勢を貫く」と新体制発表会見で語ったブラジル人名伯楽が、前任の色に染まった守備偏重のチームに攻撃的な自身の色をどう落とし込んでいくかも見どころの1つ。プレシーズン期間の対外試合で3分け1敗という成績からもわかるとおり、手探り状態でのシーズンインだが、レヴィー・クルピ新監督と共に新章を始めることになる。

◆不安多き補強動向【補強達成度:D】
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▽レヴィー・クルピ監督の招へいを早々にまとめ、MF矢島慎也やDF菅沼駿哉といった実力者を獲得するまで順調だったが、それ以降で即戦力級の加入者はなし。将来を見据えた補強だけを考えれば、複数クラブの関心を集めたFW中村敬斗の争奪戦を制するなど上々の出来だが、トップチームにおいて心許ないのが実情だ。中でも、昨年も改めて課題を露呈した絶対的な点取り屋の確保に未だ至っていない点はイメージが悪く、海外に旅立ったMF井手口陽介に代わる守備的MFの補強もなければ、センターバックの控えも一抹の不安を抱える。ただ、チームは指揮官が選手の見極めに充てるとしたキャンプ始動後、DFペ・スヨンを期限付きで放出して外国人枠を確保。今後、どのタイミングで、どのようなアクションを起こすのか注目が集まる。
【IN】
GK谷晃生(17)←ガンバ大阪ユース/昇格
DF山口竜弥(18)←東海大相模高校/新加入
DF松田陸(18)←前橋育英高校/新加入
DF菅沼駿哉(27)←モンテディオ山形/完全
MF福田湧矢(18)←東福岡高校/新加入
MF芝本蓮(18)←ガンバ大阪ユース/昇格
MF矢島慎也(24)←浦和レッズ/完全
FW白井陽斗(18)←ガンバ大阪ユース/昇格
FW中村敬斗(17)←三菱養和SCユース/新加入

【OUT】
GK藤ヶ谷陽介(36)→引退
GK田尻健(24)→ツエーゲン金沢/期限付き延長
DF金正也(29)→ベガルタ仙台/完全
DFペ・スヨン(19)→ギラヴァンツ北九州/期限付き
MF嫁阪翔太(21)→グルージャ盛岡/完全
MF井手口陽介(21)→リーズ・ユナイテッド(イングランド)/完全
MF中原彰吾(23)→北海道コンサドーレ札幌/期限付き満了
MF内田達也(26)→東京ヴェルディ/完全
MF二川孝広(37)→東京ヴェルディ/期限付き延長
FW郡大夢(20)→東京ヴェルディ/期限付き満了
FW赤崎秀平(26)→鹿島アントラーズ/期限付き満了
FW呉屋大翔(24)→徳島ヴォルティス/期限付き
FW平尾壮(21)→アビスパ福岡/期限付き
◆超WS編集部イチオシ選手
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DF初瀬亮(20)
2017シーズン(J1) 19試合出場0得点
▽キープレーヤーは、キャンプから好アピールが続くDF初瀬亮だ。G大阪ユース出身の初瀬は、両足から遜色なく繰り出されるキック精度が魅力のサイドバック。だが、キャンプ中における練習試合でのプレーエリアを見る限り、レヴィー・クルピ監督の下、サイドバックに加えて、インサイドハーフでの出場も増加しそうだ。ブラジル人名伯楽は、既に「重要な選手になってくる」と初瀬をキーマンに指名済み。かつてC大阪でMF香川真司らの才能を見いだしたレヴィー・クルピ監督の下、どう“クルピ・チルドレン”の仲間入りを果たしていくか刮目しておきたい存在だ。

◆2018シーズンの予想布陣[4-2-3-1]
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GK:東口順昭
DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
MF:矢島慎也、今野泰幸、ファン・ウィジョ、遠藤保仁、倉田秋
FW:長沢駿
▽今シーズンからの新任ということで選手の起用法を含めて読めない部分が多く、フォーメーションにおいても[4-3-2-1]、[4-2-3-1]を基本線に試行錯誤の段階だ。中でも、激選区はストライカーの位置。グロインペイン症候群で出遅れるFWアデミウソンの状況もあり、争いは混沌と化している。また、井手口の退団に伴い、手薄な守備的MFの位置においても、年齢的にフル稼動の厳しいMF今野泰幸に続く選手を擁立できていない。さらに、MF遠藤保仁の起用法においても気になるところ。一方で、今シーズンからU-23との線引きがなく、キャンプで好アピールが続いた17歳の中村や、MF市丸瑞希ら有望株の起用法もポイントに。即戦力級の加入者が少ない状況だけに、チームの今シーズンを占う上で、若手の台頭は必須事項になるに違いない。

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【リーガエスパニョーラ・シーズンプレビュー】王者バルサ優位もマドリ―ド勢との三つ巴の争い

▽2018-19シーズンのリーガエスパニョーラが8月17日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、無敗優勝こそ逃したものの圧倒的な強さを見せたバルセロナが2年ぶりの覇権奪還を果たした。今季はバルベルデ体制2年目のバルセロナ、シメオネ体制8年目のアトレティコ・マドリーと継続路線の上位2チームと、フレン・ロペテギ新体制の新生レアル・マドリーの3強による覇権争いとなるはずだ。 ◆戦力値は文句なしのトップ! 2年目バルベルデの新オプションに期待~バルセロナ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽本命はバルベルデ体制1年目で28勝9分1敗の見事な戦績で優勝を果たしたバルセロナだ。昨季は開幕前にFWネイマールの退団と補強の失敗によってネガティブなスタートを切ったものの、指揮官の採用した[4-4-2]の新布陣が機能。さらにエースのFWメッシがシーズンを通して好パフォーマンスを披露したことで、最終節前のレバンテ戦でまさかの敗戦を喫したがリーガではほぼ完璧なシーズンを過ごした。 ▽今夏の移籍市場ではレジェンドのMFイニエスタの退団に加え、加入濃厚と思われたアトレティコのエースFWグリーズマン獲得失敗という2つのネガティブな話題があったが、補強ポジションだったセンターバックにセビージャからDFラングレ、イニエスタとMFパウリーニョが旅立った中盤に新星MFアルトゥールとバイエルンMFビダルを獲得。さらに、選手層に問題を抱えた前線には逸材レフティのFWマウコムをローマから強奪する形で確保。また、今月末の移籍市場締め切りを前に新戦力の加入も見込まれる。なお、今夏の移籍市場ではMFアンドレ・ゴメス(レンタル)やDFミナ、DFアレイシ・ビダル、DFディーニュ、FWデウロフェウら余剰人員をしっかりと換金できた点もプラスだ。 ▽プレシーズンマッチで主力が揃ったのは12日のスーペル・コパのみだが、同試合では[4-4-2]ではなく伝統の[4-3-3]を採用しており、今夏の補強を見ても[4-3-3]がメインシステムとなりそうだ。その中で左ウイング、左のインテリオールに関してはメンバーが固定されておらず、残留を決断したMFデンベレや昨季途中加入のコウチーニョ、新戦力のビダルやアルトゥール、マウコム、カンテラ出身の18歳逸材MFリキ・プイグらの活躍がカギを握りそうだ。さらに、適材適所の用兵に定評があるバルベルデ監督の新たなオプション導入にも期待したい。 ◆エース残留に的確補強で5年ぶりの優勝へ~アトレティコ・マドリー~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽対抗は、昨季の2位チームにしてヨーロッパリーグ(EL)王者のアトレティコだ。昨季は新本拠地ワンダ・メトロポリターノの最初のシーズンとして高いモチベーションで臨んだものの、FIFAからの補強禁止処分の影響やシーズン序盤の不振が響き早々に優勝争いから脱落。それでも、エースのグリーズマンの復調や1月から登録可能となったFWジエゴ・コスタらの活躍によって後半戦に盛り返し上々の2位フィニッシュとなった。 ▽今夏の動きではバルセロナ移籍濃厚とみられたグリーズマンがロシア・ワールドカップ(W杯)開幕直前に残留を宣言し多くのファンを喜ばせると、エースの心意気に応えたいフロントもMFレマル、MFロドリゴ・エルナンデス、FWカリニッチ、FWジェウソン・マルティンス、GKアダン、DFアリアスと6人の実力者を確保。さらに、守護神オブラクの慰留にも成功し、闘将ガビとFWトーレスという2人の頼れるベテラン、DFヴルサリコが旅立ったものの、昨季以上のスカッドを手に入れた。 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src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽最後に今季のリーガエスパニョーラではMF乾貴士とMF柴崎岳の2選手が昨季に続いてプレーすることになる。 ▽エイバルでの充実した3年間を経て今夏フリーでベティスにステップアップを果たした乾は、W杯での印象的な活躍を受けて現地紙の選ぶ今夏のヒット補強に選出されるなど、大きな期待を背負ってのシーズンとなる。ただ、エイバルと大きく異なるプレースタイルへの順応やFWテージョやMFブデブス、カナレスらとの激しいポジション争いが待っている。前述のようにセティエン監督は複数のシステムを使い分けており、乾は[4-2-3-1]の左ウイングという最も得意とするポジションだけでなく、[3-4-2-1]の左シャドーあるいは[3-3-2-2]の2トップの一角など、新たな役割を求められる可能性が高い。 ▽一方、現時点でヘタフェで開幕を迎えることが濃厚な柴崎だが、見事な活躍を見せたW杯の影響や守備的なボルダラス監督との相性の悪さから移籍市場閉幕までにポルトなどの新天地候補に移籍する可能性も十分にある。仮にヘタフェに残留する場合は昨季同様にトップ下かセントラルMFでのポジション争いが待っている。トップ下ではセンターフォワードに当てた後のセカンドボールの回収やゴールに直結する仕事、セントラルMFでは持ち味のキープ力と展開力に加えて、対人守備などでの力強さ泥臭さを出すなど、チームが求める仕事をいかに果たせるかがポジション奪取のカギになりそうだ。 2018.08.17 18:00 Fri
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【リーグ・アン・シーズンプレビュー】フランスのW杯優勝で注目集まるもPSG連覇濃厚か

▽2018-19シーズンのリーグ・アンが8月10日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、FWネイマール、FWムバッペの加入で沸いたパリ・サンジェルマン(PSG)が圧倒的な強さを見せて2シーズンぶりの優勝を果たした。ロシア・ワールドカップでのフランス代表の優勝で俄然注目を集める今季の覇権の行方はいかに。 ◆戦術マニアの新指揮官との相性に懸念も連覇に死角なし~パリ・サンジェルマン~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽本命は連覇を目指すパリの巨人だ。今夏の移籍市場序盤にはエースのFWネイマール、W杯でさらに評価を高めたFWムバッペ、FWカバーニの前線3選手に揃って移籍の噂が出ていたものの、いずれも残留の可能性が高くなっている。そのほかのポジションでは換金対象だったDFユーリやMFパストーレの放出、FWゴンサロ・ゲデスらの今後の放出、MFモッタの現役引退によってやや戦力値を落としたものの、補強ポイントのGKに百戦錬磨のベテランGKブッフォンをフリーで獲得。加齢によるパフォーマンスの低下は否めないが、そのリーダーシップと経験は大きなプラス要素をロッカールームにもたらすはずだ。 ▽また、良くも悪くも今夏の注目ポイントはエメリ前監督に代わって新指揮官に就任するトゥヘル監督だ。複数のシステムや柔軟な選手起用からブンデスリーガ屈指の戦術家と評されるドイツ人指揮官だが、ドルトムント時代には自身のスタイルに固執するあまりスター選手の扱いがおざなりになった結果、求心力を失い解任に至った経緯もありネイマールを筆頭に曲者揃いのスター軍団のマネジメントに不安を残す。プレシーズンでは[3-4-3]の布陣をメインに使っていたが、主力の復帰に伴いどんな戦い方を採用するのか注目したい。 ◆大エース残留濃厚でPSGのライバル筆頭に~リヨン~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽対抗は、昨季の3位チームのリヨンだ。ジェネジオ監督の下で攻守にバランスの取れた安定した戦いを昨季見せたリヨンに関してはシーズン終了時に退団が決定的となっていたエースでキャプテンのFWフェキルの残留の可能性が高まっている。さらに、MFエンドンベレやFWマリアーノ、FWデパイらその他の主力の慰留にも成功した。 ▽また、今夏の移籍市場ではバレンシアに去ったDFディアカビの後釜にリストアップしたバルセロナDFミナらの獲得に失敗したものの、リーグ屈指の右サイドバックのDFデュボワをナント、快速アタッカーのFWテリエをストラスブール、イングランド期待の若手FWのグリフィスをトッテナムから獲得しており、若きタレントの加入により選手層が増している。その一方で、今季は2シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)参戦となるため、巨大戦力を誇るPSGからの覇権奪還に向けては二足の草鞋を履く年内の戦いが重要になる。 ◆エースFW獲得が急務! 3年目酒井は更なる高みへ~マルセイユ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽3番手には日本代表DF酒井宏樹を擁する昨季4位チームにしてヨーロッパリーグ(EL)ファイナリストのマルセイユを挙げたい。アメリカ人の新オーナーの就任に伴い、積極的な補強でクラブの立て直しに成功したマルセイユだが、更なる飛躍を求められる今季はCL出場権獲得が第一の目標となる。ただ、今夏の移籍市場ではエースFWトヴァンやMFサンソンらの慰留に成功した一方、ここまでの補強はレッドブル・ザルツブルクからクロアチア代表DFチャレタ=ツァルを獲得したのみ。逆に守備的MFとして主力を担ったザンボ=アンギッサがクリスタル・パレスに移籍し、プラスマイナス0という状況だ。 ▽PSGとリヨンに食い下がるためにはチーム最大の補強ポイントである、エースストライカーの獲得が急務だ。ここまではニースFWバロテッリ、チェルシーFWジルーの獲得に動いてきたもののいずれの交渉も停滞しており、移籍市場閉幕までにいずれの選手か新たな選手を獲得する必要がある。なお、マルセイユ2年目となった昨季に左右のサイドバックに3バックの一角と獅子奮迅の活躍を見せた酒井はW杯の舞台でもマルセイユでの充実ぶりを窺わせるハイレベルのパフォーマンスを披露しており、今季はいよいよリーグ最高のサイドバックを目指すシーズンになるはずだ。 ◆主力大量流出で新星台頭必須~モナコ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季は終盤に勝負強さを見せて最終的に2位フィニッシュしたモナコだが、今季はより一層厳しいシーズンが予想される。FWムバッペ、MFベルナルド・シウバ、MFバカヨコ、DFメンディらが引き抜かれた昨夏に続き、今季はここまでMFファビーニョ、MFモウティーニョ、MFレマルと3人の主力が流出することに。代わって加入したのはW杯で活躍したロシア代表MFゴロビンやDFバレッカ、MFアホルと戦力値の低下は避けられないところだ。さらに、主力FWケイタにインテル行きの噂も出ており、仮に同選手まで引き抜かれれば、昨夏以上に厳しいシーズンになるはずだ。 ▽そのため、移籍市場終了までに数人の即戦力の獲得が急務だ。また、加入1年目で期待を裏切ったFWヨベティッチやMFティーレマンスらの奮起も必要となる。また、育成路線に切り替えた中で第2のムバッペやレマル、ベルナルド・シウバらの台頭にも期待したい。その候補としてイタリア人FWペッレグリ、スペイン人FWムボウラ、フランス人FWジーベルズら3人のティーンエイジャーの名前を挙げたい。 ◆ヴィエラ率いるニースや各クラブの逸材に注目~そのほかのチーム~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季は4位のマルセイユと5位レンヌの勝ち点が20近く開いていたこともあり、優勝争いに関しては前述の4チームの争いになることに間違いない。それ以外の16チームに関しては資金力などの影響で少なからず差はあるものの、昨季同様に混戦が予想される。 ▽その中で注目チームはかつてアーセナルやユベントスで活躍した元フランス代表MFのパトリック・ヴィエラ新監督が率いるニースだ。ドルトムントにステップアップしたファブレ監督の下、昨季8位に入ったニースだが、絶対的司令塔のセリ、FWバロテッリと共にゴールを量産したFWプレア、主力DFマルロンらが揃って移籍。さらに、現時点で実績のある後釜の加入はなくヨーロッパのトップリーグで監督初挑戦のヴィエラ監督は難しい船出となりそうだ。これまでレ・ブルーの黄金期を支えた同年代の選手ではジダンやデシャン、ブランが指揮官として実績を残している一方、リザラズやマケレレらは思うように成績を残せておらず、ヴィエラ監督は前者の道を歩むのか、はたまた後者の道をたどるのか。 ▽リールにビエルサ監督、ナントにラニエリ監督が就任した昨季と異なり、前述の4チーム以外にトピックが少ない今季のリーグ・アンだけに最後は各クラブの注目選手に関して少し紹介したい。 ▽まずはロシアW杯の日本代表戦で躍動したセネガル代表でレンヌに所属するFWイスマイラ・サール。爆発的なスピードとパワー、決定力を兼ね備えた20歳の逸材は今季15ゴール以上が期待される。 ▽サールと同様に個での打開力のあるアタッカーではリールのコートジボワール代表FWニコラ・ペペ(23)やニースのフランス人FWアラン・サン=マクシマン(21)も昨季に圧巻のパフォーマンスを見せており、今季も躍動が期待される。 ▽また、PSGとギャンガンに所属するジョージ・ウェアとリリアン・テュラムの息子である、FWティモシー・ウェアやFWマルクス・テュラムにも注目。さらにユベントスやバルセロナも関心を示すアンジェの逸材左サイドバックのアイト・ヌーリらも今季の活躍が期待されている。 2018.08.10 18:01 Fri
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【プレミアリーグ・シーズンプレビュー】王者シティと積極補強リバプールの一騎打ちか

▽2018-19シーズンのプレミアリーグが8月10日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、優勝候補本命だったマンチェスター・シティが宿敵マンチェスター・ユナイテッドに19ポイント差を付ける独走劇で4年ぶりの5度目のリーグ制覇を成し遂げた。ワールドカップ(W杯)開催後、開幕前の移籍市場閉幕という2つの大きなトピックがあった中で臨む新シーズンは果たしてどんな結末を迎えるのか。 ◆補強最低限も死角なし~マンチェスター・シティ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽本命は昨季プレミアリーグ最多勝利(32勝)、最多勝ち点(100ポイント)、最多得点(106点)など記録尽くめの完勝劇を見せ、連覇を目指すシティだ。グアルディオラ体制3年目となる今シーズンに向けては大幅な刷新を行った1年目、守備陣に積極的な投資を行った2年目とは異なり、以前から獲得を希望していたレスター・シティMFマフレズを6000万ポンドで獲得したのみと、最低限の補強に留めた。 ▽とはいえ、各セクションに各国のビッグクラブで主力を務められるレベルの選手を2人以上抱えており、プレミアリーグ2年目、3年目のMFザネやMFベルナルド・シウバ、DFメンディ、FWガブリエウ・ジェズスなど伸びしろのある若手とペップスタイルの熟成が進めば、2008-09シーズンに3連覇を達成したユナイテッド以来の連覇は十分に可能なはずだ。唯一の懸念は今夏にMFフレッジやMFジョルジーニョら獲得候補を逃した守備的MFの選手層だ。昨季はベテランのMFフェルナンジーニョがフル稼働しており、仮に同選手が負傷した場合、守備力が大きく劣るMFギュンドアンやMFデルフらが代役を担うことになる。また、グアルディオラ監督はその緊急事態に備えて本職センターバックのDFストーンズのコンバートも視野に入れている。 ◆待望の新守護神獲得に選手層拡充でプレミア初制覇へ~リバプール~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽対抗は、昨季4位ながらチャンピオンズリーグ(CL)でファイナリストとなったリバプールだ。昨季は脆弱な守備陣やボールを持たされる格下相手の取りこぼしが響き最終節で辛くも4位を死守したレッズだったが、クロップ3年目の継続路線に新エースのFWサラーの加入によって世界屈指のアタッキングユニットとなったサラー、FWマネ、FWフィルミノの超強力3トップが猛威を振るい、全世界にその強さを見せつけた。 ▽国内リーグで18度の優勝回数を誇るリバプールだが、最後の優勝はフットボールリーグ時代の1989-90まで遡り、プレミアリーグでの優勝は1度もない。そのため、クロップ体制4年目となる今季はプレミア初制覇が求められるところだ。そして、フロントはサラーやマネの主力慰留に加え、当時GK史上最高額の6700万ポンドでローマから新守護神のアリソン、中盤と前線にMFファビーニョ、MFシャキリ、MFナビ・ケイタと4人の実力者を迎え入れる最高のアシストを行った。今やシティと並ぶ優勝候補筆頭に躍り出たマージーサイドの雄だが、“2年目のジンクス”と戦う昨季得点王のサラー、積極補強によって優勝が求められるプレッシャーに打ち勝てるが悲願達成のカギとなりそうだ。 ◆モウ3年目で崩壊の兆し…~マンチェスター・ユナイテッド~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽3番手には昨季2位のユナイテッドを挙げたい。これまでのキャリアを通じて就任2年目に真価を見せてきたモウリーニョ監督だが、勝負の1年として臨んだ昨季は宿敵ペップ率いるシティのあまりの強さに早々と優勝争いから脱落。さらにCLでのセビージャ相手の敗退に国内の2つのカップでも優勝を逃すなど、屈辱の無冠に終わった。 ▽今季は捲土重来のシーズンと位置付けられるものの、今夏の補強ではポジティブな要素を見いだすことはできず。移籍市場序盤にシティとのレースを制してMFフレッジ、右サイドバックの若き逸材ジオゴ・ダロト、第3GKリー・グラントと早々に3人の獲得に成功したものの、指揮官が臨んだ右ウイングに関してはMFベイルやMFウィリアン、FWペリシッチといったトップターゲットをことごとく逃した。さらに同じく補強ポジションだったセンターバックに関してもDFヴァランやDFボアテング、DFアルデルヴァイレルト、DFマグワイアの獲得交渉に失敗。イラ立ちを募らせたポルトガル人指揮官とウッドワードCEOの衝突が幾度となく報じられた。 ▽また、MFポグバやFWマルシャルなど昨季から指揮官との確執が伝えられた一部主力に流出の可能性があり、スペインやフランス、イタリアと移籍市場閉幕までに時間を残すビッグクラブに引き抜かれるという最悪のシナリオも想定される。補強の停滞から「このままでは難しいシーズンになる」と語ったモウリーニョ監督の言葉通り、難しい1年となるか。それでも、本格フィットが期待されるFWサンチェスやW杯でも存在感を示したFWルカク、残留を決断した守護神デ・ヘアらが120パーセントの働きを見せられれば、十分に覇権奪還の可能性はあるはずだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">プレミアリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ◆補強ゼロに主力のW杯疲労で新本拠地での船出は?~トッテナム~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽直近3シーズンで3位、2位、3位と最も安定した成績を残してきたトッテナムも優勝候補の一角に挙げて差し支えはないが、現実を考えればトップ4フィニッシュが今季の目標となるはずだ。トッテナム・ホットスパー・スタジアム(仮称)で迎える新シーズンに向けて積極的な補強が期待された今夏だが、例年以上にスロースタートのクラブはポチェッティーノ監督やエースFWケイン、FWソン・フンミンら主力との契約延長、MFエリクセンら流出候補の慰留に成功した一方、新戦力補強はまさかのゼロに。 ▽また、ここ数年は伸びしろのある若手主力の成長をそのままチーム力に転換してきたが、守護神ロリスやケインらイングランド代表勢、DFヴェルトンゲンらベルギー勢が揃って今夏のW杯でベスト4以上に進出した影響で疲労が懸念される。さらにソン・フンミンが兵役の問題からアジア大会への参加を決断し、序盤戦数試合の欠場も重なる。そのため、今季の成功のためにはMFルーカス・モウラやFWジョレンテら加入2年目の選手、長期離脱明けのMFラメラ(昨季終盤に復帰)やMFウィンクス、レンタルバックの逸材MFオノマーやプレシーズンでアピールしたMFエイモスら若手の台頭が必要となるはずだ。 ▽なお、新スタジアム建設工事遅延の影響で第2節フルアムとの今季最初のホームゲームはウェンブリー・スタジアムでの代替開催となり、9月15日に行われる第5節のリバプール戦が新スタジアムでの初陣となる。 ◆智将サッリ就任も主力の去就は?~チェルシー~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽一昨シーズンのプレミアリーグ王者のチェルシーだが、CL圏外の5位フィニッシュとなった今季も厳しいシーズンが予想される。昨季の最終盤にFAカップのタイトルを獲得した無冠を逃れたチェルシーだが、今夏にコンテ監督からサッリ新監督への監督交代が行われた。しかし、違約金を巡る契約解消交渉の停滞や後任監督の選定に手間取り、最終的にコンテ監督の退任とサッリ新監督の就任が決着したのはシーズン開幕まで1カ月を切った7月14日に。そのため、新戦力補強でも後れを取った結果、早期の補強は指揮官のナポリの教え子であるMFジョルジーニョの獲得、第3GKグリーンの獲得にとどまった。 ▽その後、守護神クルトワのレアル・マドリーに流出に伴い、国外初の移籍に加えビッグクラブでプレー経験のないアスレティック・ビルバオGKケパをGK史上最高額の7200万ポンドで急遽後釜に据えることに。さらにクルトワ流出の副産物としてMFコバチッチのレンタルに成功したものの、エースのMFアザールやMFカンテに依然移籍の噂が燻るなど難しい状態でシーズンに臨む。 ▽さらにグアルディオラ監督が絶賛する美しいフットボールを展開するサッリ監督だが、ボールを基準とするゾーンマークなど独特のスタイルを採用するため、ジョルジーニョを除く現有戦力の戦術浸透に時間を要する可能性が高い。とりわけ、新守護神ケパのフィット具合を含め守備面が懸念されるところだ。 ◆ヴェンゲル退団後、初のシーズン!~アーセナル~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽優勝争いに絡めるかは微妙なところだが、在任22年のアーセン・ヴェンゲルが昨季限りで旅立ちエメリ新監督を招へいしたアーセナルは注目のチームの1つだ。2年連続トップ4圏外でシーズンを終えたアーセナルでは、“マネージャー”としてチーム全体を掌握したヴェンゲル体制から元バルセロナFDのサンレヒ氏、元ドルトムントのチーフスカウト、ミスリンタート氏の強化部門とエメリ新監督がオーガナイズする現場と役割分担が図られた。今夏の移籍市場においても新強化部門の意向が強く反映され、GKレノ、DFパパスタソプーロス、DFリヒトシュタイナー、MFトレイラ、MFグエンドウジの5選手が加入。そして、10番を背負ってきたMFウィルシャーがウェストハムに旅立った。 ▽また、ピッチレベルでは同じ[4-2-3-1]、[4-1-4-1]の布陣を採用するも華麗なパスサッカーを志向した前体制から質実剛健のカウンタースタイルというエメリ監督のスタイルが見え始めている。前線にはカウンター向きのFWオーバメヤンやMFムヒタリアン、FWラカゼットが揃っており、前体制から課題とされた守備面が改善されれば、トップ4争いに十分に絡めるはずだ。 ◆積極補強敢行でトップ6崩しに挑む~エバートン、ウェストハム、ウルブス~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ▽トップ6を除く中堅以下のチームで注目すべきは積極補強敢行でトップ6崩しを目論むエバートン、ウェストハム、昇格組ウォルバーハンプトンの3チームだ。昨季の積極補強が実らず、クーマン監督、アラダイス監督と指揮官交代が図られたエバートンは今季からワトフォード前指揮官のマルコ・シウバ監督を招へい。今夏の移籍市場ではFWリシャルリソン、DFディーニュ、DFミナ、MFアンドレ・ゴメス、MFベルナールら実力者を獲得。指導力に定評があるポルトガル人指揮官と昨季期待を裏切った2年目の選手を含めた新戦力の融合で上位進出を目指す。 ▽また、シティ時代に2度のリーグ制覇に導いたペジェグリーニ監督を新指揮官に迎えたウェストハムはMFウィルシャー、GKファビアンスキ、FWルーカス・ペレスの元アーセナル勢に加え、FWヤルモレンコ、FWフェリペ・アンデルソンの両翼、逸材DFディオプと各ポジションに実力者を獲得。さらにMFアルナウトビッチらも現時点で残留が濃厚となっており、今季の躍進が期待される。 ▽昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝チームのウォルバーハンプトンは、経営に携わる世界屈指の代理人、ジョルジュ・メンデス氏のコネクションを使い、GKルイ・パトリシオ、MFモウティーニョ、MFデンドンカー、FWラウール・ヒメネス、FWアダマ・トラオレなど実力者を次々と獲得。その戦力に加え、ポルトやバレンシアで手腕を発揮してきたヌーノ監督の存在によってダークホースの呼び声高い。 ◆武藤がニューカッスルでプレミア初挑戦~日本人選手~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽最後に今季のプレミアリーグではレスター・シティのFW岡崎慎司、サウサンプトンのDF吉田麻也に続いてマインツからニューカッスルに加入したFW武藤嘉紀が新たなプレミアリーグ戦士に。マインツでの活躍を経て950万ポンドといわれる移籍金でプレミア初挑戦となる武藤は、[4-2-3-1]をベースに堅守速攻を志向するスペイン人指揮官のベニテス監督の下でまずはチーム内の争いを制することが求められる。今夏のニューカッスルの陣容を見ると、1トップにはターゲットマンタイプのFWロンドン、FWホセルの起用が濃厚となるため、武藤は左右のウイング、セカンドトップでの起用が想定される。同ポジションではMFアツやMFリッチーといったドリブラーに加え、多彩なプレーの引き出しを持つMFマーフィー、FWアジョセ・ペレスと難敵が揃う。 ▽一方、チーム内で一定のポジションを築く岡崎と吉田に関しても今季は再びポジション争いに臨むことに。昨季準主力に甘んじた岡崎に関してはMFマフレズやFWムサがチームを去った一方、MFゲザルとMFマディソンが新たに加入。トップ下を本職とする逸材マディソンは直接のライバルであり、左右のウイングとトップ下でもプレー可能なゲザルも強力なライバルになりそうだ。吉田に関しては190cm超えの長身DFヴェステルゴーアが加入したものの、これまでの信頼やW杯での好パフォーマンス、チームが3バックを採用していることもあり、引き続き主力としての活躍が期待される。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">武藤、吉田、岡崎の活躍をDAZNで!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> 2018.08.10 18:00 Fri
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【プレミアリーグ移籍総括】GK移籍最高額が2度更新! ビッグクラブ停滞も中堅が積極補強

▽現地時間8月9日17時(日本時間9日25時)に今夏のプレミアリーグ移籍市場が閉幕した。例年、8月末までに移籍期限が設けられた中、初めてリーグ開幕前に前倒しとなった今夏のトランスファーウィンドウではビッグクラブが守備陣を中心に比較的静かな夏を過ごした一方、ウェストハムやエバートンら中堅、フルアム、ウォルバーハンプトンの昇格組がとりわけデッドライン・デイに派手な動きを見せた。なお、選手の獲得は前述の日時に締め切られたものの、放出に関しては国外の移籍市場が開いている9月初旬まで認められるため、ここから主力が国外に流出する可能性も十分にある。 ◆トップ3は難しい夏に<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽初めての前倒し日程とロシア・ワールドカップ(W杯)開催の影響でリバプール、アーセナルを除きトップ6のチームは難しい夏を過ごすことになった。昨季、圧倒的な強さでリーグ制覇を成し遂げたマンチェスター・シティは昨年から獲得候補に挙がっていたMFリヤド・マフレズを6000万ポンドでレスター・シティから引き抜くことに成功も、もう1つの補強ポイントだったMFフェルナンジーニョのバックアップに関してはMFフレッジやMFジョルジーニョ、MFヴァイグル、MFピャニッチらの獲得にことごとく失敗。現時点で十分な選手層を確保しているもののやや不安を残す形となった。 ▽さらにシティを追う立場にある2位マンチェスター・ユナイテッド、3位トッテナムは失敗の夏に。ユナイテッドはシティとの争奪戦を制してシャフタールからフレッジの獲得に成功したものの、モウリーニョ監督が獲得を臨んだ右ウイング、センターバックの補強に関してMFウィリアン、MFベイル、FWペリシッチ、DFアルデルヴァイレルト、DFマグワイアらの獲得が難航。最終的に主力クラスの補強はフレッジのみにとどまり、補強方針を巡ってクラブと対立するポルトガル人指揮官の早期退団の噂も出ている。 ▽例年、スロースターターのトッテナムに関してはプレミアリーグ史上初めて補強選手ゼロという不名誉な夏に。もちろん、エースFWケインやMFエリクセンら移籍市場の人気株の残留に成功した点は評価されるべきだが、新スタジアム建設による資金不足やレヴィ会長の財布の紐の堅さもあり、MFグリーリッシュやFWザハなど高額な移籍金を要求する相手との交渉で譲歩することなく、今夏の補強を断念する結果となった。 ◆リバプールは積極補強で優勝候補に<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今夏の移籍市場における勝ち組筆頭は的確な補強でウィークポイントを潰した昨季4位のリバプールだ。今夏の移籍市場では最重要補強ポイントのGKにローマとセレソンの正GKアリソンを当時のGK歴代最高額の6700万ポンドで獲得すると、昨夏に内定させていたMFナビ・ケイタやモナコの実力派MFファビーニョ、ストーク・シティの降格に伴い安価な金額で獲得可能となったFWシャキリの4選手を確保。加えて、エースFWサラーらの慰留にも成功と完璧な立ち回りを見せた。 ▽共にトップ4返り咲きを目指し新指揮官を迎えたチェルシーとアーセナルでは共にまずまずの補強に成功した。チェルシーに関しては守護神クルトワのレアル・マドリー流出に伴い、前述のアリソンの移籍金を上回る7200万ポンドでビルバオGKケパを獲得する拙いオペレーションはあったものの、サッリ新監督のナポリ時代の教え子ジョルジーニョ、クルトワのオペレーションの一環でMFコバチッチと2人の逸材MFを確保。守備陣の補強失敗は痛恨だが、予断を許さないMFアザールやMFカンテの慰留に成功すれば、まずまずの陣容となる。 ▽アーセナルに関しては新リクルート部門主導でDFパパスタソプーロス、GKレノらの獲得に成功した一方、新指揮官エメリ監督の望む中盤の逸材MFトレイラの獲得など、課題の守備陣のテコ入れに成功。前線に関しては個で打開できるアタッカーの獲得に失敗したものの、主力に離脱者が出なければ現有戦力で補えるはずだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">各国スターが勢揃い!<br />プレミアリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ◆中堅&昇格組が躍動<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽リバプールを除く今夏の勝ち組はそれぞれ新指揮官を迎えたエバートン、ウェストハムの中堅2クラブとウォルバーハンプトンとフルアムの昇格組2チームだ。マルコ・シウバ監督を迎えたエバートンは教え子のワトフォードFWリシャルリソンの獲得に成功すると、バルセロナからDFディーニュ、DFミナ、MFアンドレ・ゴメス、今夏フリー選手の中で大物と評されたMFベルナールを移籍市場最終盤に獲得した。 ▽また、今夏最も積極補強を行ったペジェグリーニ新監督率いるウェストハムは目玉補強となったMFウィルシャー、FWフェリペ・アンデルソン、FWヤルモレンコに加え、GKファビアンスキ、DFディオプ、MFカルロス・サンチェスと各ポジションに的確な補強を敢行した。 ▽昇格組2チームに関しては世界最高の代理人、ジョルジュ・メンデス氏が経営に参画するウルブスがGKルイ・パトリシオ、MFモウティーニョのポルトガル代表コンビ、FWラウール・ヒメネスやMFデンドンカーとW杯出場選手を獲得することに成功。一方、フルアムはMFセリ、MFザンボ=アンギッサのリーグ・アン屈指のMFの完全移籍に加え、GKセルヒオ・リコやFWビエット、FWシュールレなどビッグクラブで戦力外の実力派をレンタルで獲得する巧さを見せた。 ◆GK移籍最高額が2度更新<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽なお、プレミアリーグの今夏の移籍金トップは7200万ポンドでビルバオからチェルシーに加入したケパ、次点にはローマからボーナス含め総額6700万ポンドでリバプールに加入となったアリソンと、いずれもGK移籍金最高額を更新した2人のGKに。3番手にはレスターから待望のシティ加入を決めたマフレズの6000万ポンド、4位にナポリからチェルシーに加入したジョルジーニョの5300万ポンド、5位にRBライプツィヒからリバプール加入のナビ・ケイタの5275万ポンドとなった。 ▽今夏プレミアリーグ主な移籍の一覧は以下の通り。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">各国スターが勢揃い!<br />プレミアリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> 【今夏のプレミアリーグ主な移籍】 ◆マンチェスター・シティ 【IN】 DFフィリップ・サンドレル←ズウォレ(オランダ) MFダニエル・アルザニ←メルボルン・シティ(オーストラリア) MFリヤド・マフレズ←レスター・シティ 【OUT】 GKジョー・ハート→バーンリー MFヤヤ・トゥーレ→無所属 ◆マンチェスター・ユナイテッド 【IN】 MFフレッジ←シャフタール(ウクライナ) DFジオゴ・ダロト←ポルト(ポルトガル) GKリー・グラント←ストーク・シティ 【OUT】 DFダレイ・ブリント→アヤックス(オランダ) DFティモシー・フォス=メンサー→フルアム※ MFマイケル・キャリック→引退 ◆トッテナム 【IN】 なし 【OUT】 なし ◆リバプール 【IN】 GKアリソン・ベッカー←ローマ(イタリア) MFナビ・ケイタ←ライプツィヒ(ドイツ) MFファビーニョ←モナコ(フランス) FWジェルダン・シャキリ←ストーク・シティ 【OUT】 GKダニー・ウォード→レスター・シティ DFジョン・フラナガン→レンジャーズ(スコットランド) MFエムレ・ジャン→ユベントス(イタリア) FWダニー・イングス→サウサンプトン※ FWベン・ウッドバーン→シェフィールド・ユナイテッド※ ◆チェルシー 【IN】 GKケパ・アリサバラガ←ビルバオ(スペイン) GKロバート・グリーン←ハダースフィールド MFジョルジーニョ←ナポリ(イタリア) MFマテオ・コバチッチ←レアル・マドリー(スペイン)※ 【OUT】 GKティボー・クルトワ→レアル・マドリー(スペイン) MFマリオ・パシャリッチ→アタランタ(イタリア) ◆アーセナル 【IN】 GKベルント・レノ←レバークーゼン DFソクラティス・パパスタソプーロス←ドルトムント(ドイツ) DFシュテファン・リヒトシュタイナー←ユベントス(イタリア) MFルーカス・トレイラ←サンプドリア(イタリア) MFマッテオ・グエンドウジ←ロリアン(フランス) 【OUT】 DFペア・メルテザッカー→引退 DFカラム・チャンバース→フルアム※ MFジャック・ウィルシャー→ウェストハム MFサンティ・カソルラ→ビジャレアル FWルーカス・ペレス→ウェストハム FWチューバ・アクポム→PAOK ◆バーンリー 【IN】 GKジョー・ハート←マンチェスター・シティ DFベン・ギブソン←ミドルズブラ FWマテイ・ヴィドラ←ダービー 【OUT】 MFスコット・アルフィールド→レンジャーズ(スコットランド) ◆エバートン 【IN】 DFジェリー・ミナ←バルセロナ(スペイン) DFリュカ・ディーニュ←バルセロナ(スペイン) MFアンドレ・ゴメス←バルセロナ(スペイン)※ MFベルナール←シャフタール(ウクライナ) FWリシャルリソン←ワトフォード 【OUT】 DFラミロ・フネス・モリ→ビジャレアル(スペイン) DFアシュリー・ウィリアムズ→ストーク・シティ MFデビー・クラーセン→ブレーメン(ドイツ) FWケビン・ミララス→フィオレンティーナ(イタリア)※ FWウェイン・ルーニー→DCユナイテッド(アメリカ) ◆レスター・シティ 【IN】 GKダニー・ウォード←リバプール DFリカルド・ペレイラ←ポルト(ポルトガル) DFフィリップ・ベンコビッチ←ディナモ・ザグレブ(クロアチア) DFチャグラル・ソユンク←フライブルク(ドイツ) DFジョニー・エバンス←WBA MFジェームズ・マディソン←ノリッジ FWラシド・ゲザル←モナコ(フランス) 【OUT】 GKベン・ハマー→ハダースフィールド DFロベルト・フート→無所属 MFリヤド・マフレズ→マンチェスター・シティ FWアーメド・ムサ→アル・ナスル(サウジアラビア) ◆ニューカッスル 【IN】 DFファビアン・シェア←デポルティボ(スペイン) DFフェデリコ・フェルナンデス←スウォンジー MFキ・ソンヨン←スウォンジー FW武藤嘉紀←マインツ(ドイツ) FWサロモン・ロンドン←WBA※ 【OUT】 MFミケル・メリーノ→ソシエダ(スペイン) FWアレクサンダル・ミトロビッチ→フルアム FWドワイト・ゲイル→WBA※ ◆クリスタル・パレス 【IN】 GKビセンテ・グアイタ←ヘタフェ(スペイン) MFシェイフ・クヤテ←ウェストハム MFマックス・マイヤー←シャルケ(ドイツ) FWジョルダン・アイェウ←スウォンジー※ 【OUT】 MFヨアン・キャバイエ→アル・ナスル(UAE) MFバカリ・サコ→無所属 ◆ボーンマス 【IN】 DFディエゴ・リコ←レガネス(スペイン) MFジェフェルソン・レルマ←レバンテ(スペイン) 【OUT】 MFマックス・グラデル→トゥールーズ(フランス) MFハリー・アーター→カーディフ※ ◆ウェストハム 【IN】 GKウカシュ・ファビアンスキ←スウォンジー DFイサ・ディオプ←トゥールーズ(フランス) MFカルロス・サンチェス←フィオレンティーナ(イタリア) MFジャック・ウィルシャー←アーセナル MFフェリペ・アンデルソン←ラツィオ(イタリア) FWアンドリー・ヤルモレンコ←ドルトムント(ドイツ) FWルーカス・ペレス←アーセナル 【OUT】 DFパトリス・エブラ→無所属 MFシェイフ・クヤテ→クリスタル・パレス MFドミンゴス・クイナ→ワトフォード ◆ワトフォード 【IN】 DFアダム・マジーナ←ボローニャ(イタリア) MFケン・セマ←エステルンド(スウェーデン) MFドミンゴス・クイナ←ウェストハム FWジェラール・デウロフェウ←バルセロナ(スペイン) 【OUT】 GKコステル・パンティリモン→ノッティング・フォレスト FWリシャルリソン→エバートン ◆ブライトン&ホーヴ・アルビオン 【IN】 DFベルナルド←ライプツィヒ(ドイツ) DFマルティン・モントーヤ←バレンシア(スペイン) DFレオン・バログン←マインツ(ドイツ) MFイヴ・ビスマ←リール(フランス) 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※はレンタル移籍 2018.08.10 14:45 Fri
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【日本代表ターニングポイント】受けに回った采配、世界との差を見た12人目以降の選手

▽日本代表は2日、ロシア・ワールドカップのラウンド16でグループG首位のベルギー代表と対戦した。史上初のベスト8進出を懸けて戦った日本代表。善戦したものの、後半アディショナルタイムに力尽き、逆転負け。大会を去ることとなった。 ▽立ち上がりから落ち着いた入りを見せた日本は、ベルギーの時間帯もしっかりと凌ぎゴールレスで45分を終えた。そして後半の立ち上がり、ピンチを迎えると一転して逆襲。鋭いカウンターからFW原口元気が決めて先制すると、52分にはMF乾貴士がボックス手前から右足一閃。2-0とリードを広げた。しかし、そこから日本は3失点し逆転負け。ターニングポイントはどこにあったのか。 <span style="font-weight:700;">◆受けに回った采配</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180703_21_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今回の試合の“ターニングポイント”は、西野朗監督の采配と言える。そして、ベンチ入りメンバーの質とも言えるだろう。 ▽前述の通り、後半の立ち上がりに素晴らしい2ゴールでリードを奪った日本。得点を奪うべく前掛かりになったベルギーだったが、日本はギリギリの所で対応し、得点を許さなかった。 ▽局面を変えたかったベルギーは、攻撃面で違いを作れていなかったMFヤニク・フェレイラ=カラスコとFWドリエス・メルテンスを下げ、MFマルアン・フェライニ、FWナセル・シャドリを投入。この交代が流れを引き寄せることとなった。 ▽前半からサイドを崩したベルギーは、FWロメル・ルカクをターゲットマンとして攻撃を仕掛けていたが、DF昌子源がしっかりと対応し、自由にさせる場面を限定していた。一方で、左サイドを崩した際には、ファーサイドを狙ってクロスをあげ、右ウイングバックに入っていたDFトーマス・ムニエの頭を狙っていた。 ▽日本の左サイドはMF乾貴士、DF長友佑都と上背がなく、190cmもあるムニエとの空中戦では分が悪かった。ゴールにこそ繋がらなかったが、何度も使われていた。そして、これは交代後にも起こる。フェライニは途中交代でピッチに入ると、長友の近くにポジションを取ることに。圧倒的な身長差で、空中戦で負けることはなく、さらにリーチの深さで攻撃の起点となりつつあった。 ▽MFエデン・アザール、MFケビン・デ・ブライネが自由にポジションをとり、フェライニやルカクを使ってボックス付近へ侵入。ベルギーの攻撃にエンジンが掛かり始めた所で2ゴールを続けて奪った。 ▽1点目はファーサイドへ高く上がったクリアボールを、ボックス内でヴェルトンゲンがヘッド。2点目は左サイドを仕掛けたアザールのクロスをフェライニがドンピシャヘッド。3点目はCKからのカウンターを受け、最後はシャドリに決められた。フェライニの対策、高さのケアをしなかった采配は、西野監督らしいと言えばらしい。それだけに、延長戦も辞さなかったプランがラストプレーで崩れたのは誤算だっただろう。相手を受けてしまっての采配は、輝きを見せることがなかった。 <span style="font-weight:700;">◆明確な手が打てない選手層</span> ▽選手交代が後手に回ったことも影響されるが、明確なカードを切れない選手層にも差を感じさせられた。ベルギーは2点を奪われ、前半から日本の弱点を考えていた高さを利用した。 ▽カラスコやメルテンスが思った以上に仕事をさせてもらえなかったこと、さらに、DF吉田麻也、昌子のセンターバックコンビ以外には空中戦で勝算があったこと、GK川島永嗣がクロスボールに対して出てこないことも計算して、明確に“高さ”とボールの収まりどころを置いた。 ▽一方で、日本は選手投入によって明確なプランを描けない状況がある。攻守にわたってカギとなっていた柴崎に代わって入った山口は、難しい時間帯ではありながらも、試合に入ることができず。最後の失点シーンでは、デ・ブライネに対する対応を誤り、ゴールに繋げてしまった。 ▽また、フェライニのように、チームにメッセージを送れる選手も少ない。23名を選考した時点である程度は固まっていたが、局面を打開できるメンバーが揃っていたかといえば、ベスト8に進む国に比べると少ないだろう。今後、日本が上を目指すために必要な課題はハッキリしたはず。4年後に向けた検証と分析は早急に進めたい。 2018.07.03 08:20 Tue
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