【J1開幕直前クラブガイド】4冠を狙う王者が常勝軍団の仲間入りへ《川崎フロンターレ》2018.02.19 19:35 Mon

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▽2018シーズンの明治安田生命J1リーグが史上初となる金曜開催の23日を皮切りに幕を開ける。“蹴”春到来に先駆けて、超WS編集部が今シーズンのJ1を彩る全18クラブを徹底分析。チームのノルマ、補強達成度、イチオシ選手、予想布陣をお届けしていく。第7弾は川崎フロンターレを紹介する。

◆常勝軍団になれるか勝負のシーズン【ノルマ:優勝争い】
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▽昨シーズンは最終節で首位に立っていた鹿島アントラーズを逆転し、悲願の初タイトルを獲得。リーグ王者として臨む新シーズンの目標は、リーグ連覇を含む国内3冠+AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の4冠となる。

▽昨シーズンの主力を維持し、鬼木達監督2年目となるシーズン。シーズン中盤に見せた不安定さをなくすため、各ポジションに即戦力級の選手を補強。また、DF舞行龍ジェームズやDF武岡優斗らケガでシーズンを棒に振った選手も復帰が見込まれ、戦力としても整えられている。

▽あとは、勝負強さを身に着けることができるかどうか。王者として初めて挑むシーズンながら、鬼木監督や小林悠が揃って口にする「チャレンジャー」精神が大事となる。川崎F包囲網を潜り抜けることができるかが、連覇、4冠へのカギとなるだろう。

◆守備に不安を残す補強【補強達成度:B】
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▽4冠を目指す川崎Fは、ストーブリーグを賑わせた。2017シーズンにFC東京へと完全移籍した元日本代表FW大久保嘉人が1年で復帰。また、同じ神奈川県のライバルである横浜F・マリノスのエースである日本代表MF齋藤学、鹿島アントラーズのFW赤崎秀平を獲得。昨季リーグ最多得点を記録した攻撃陣のさらなる強化に成功した。

▽一方、攻撃陣とは対照的に守備陣では、大型補強は敢行せず。前述の武岡や舞行龍ジェームズの復帰を補強と換算。中盤は、大学時代にも獲得に乗り出していた湘南ベルマーレのMF下田北斗、左サイドを主戦場とするモンテディオ山形のMF鈴木雄斗、さらに、MF守田英正(流通経済大学)、MF脇坂泰斗(阪南大学)とルーキーも名獲得した。
【IN】
MF齋藤学(27)←横浜F・マリノス/完全
MF鈴木雄斗(24)←モンテディオ山形/完全
MF下田北斗(26)←湘南ベルマーレ/完全
MF守田英正(22)←流通経済大学/新加入
MF脇坂泰斗(22)←阪南大学/新加入
FW大久保嘉人(35)←FC東京/完全
FW赤崎秀平(26)←鹿島アントラーズ/完全

【OUT】
DF井川祐輔(35)→イースタンSC(香港)/完全
MF板倉滉(21)→ベガルタ仙台/期限付き
MF三好康児(20)→北海道コンサドーレ札幌/期限付き
MF可児壮隆(26)→ガイナーレ鳥取/完全
MF狩野健太(31)→未定
FWハイネル(27)→ポンチ・プレッタ(ブラジル)/期限付き満了
FW森本貴幸(29)→アビスパ福岡/完全
FW大塚翔平(27)→未定
◆超WS編集部イチオシ選手
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MF大島僚太(25)
2017シーズン(J1) 25試合出場1得点
▽今シーズンのキープレーヤーは未来担うゲームメーカーの大島僚太だ。昨シーズンは細かなケガに悩まされながらも、リーグ戦25試合に出場し優勝に貢献すると、2年連続のJリーグ優秀選手賞を獲得。攻撃のスイッチを入れる縦パスだけでなく、鬼木監督就任後は守備面でも攻から守への切り替えの早さを徹底し、チームに欠かせない選手へ成長した。

▽また、今年1月には昨年9月に結婚していたことを事後報告で発表。公私ともに充実する川崎Fの背番号10が、クラブをリーグ連覇に導くだろう。

◆2018シーズンの予想布陣
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GK:チョン・ソンリョン
DF:エウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎
MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット
MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之
FW:小林悠
▽主力メンバーが全員残留していることを考えると、昨年同様の[4-2-3-1]が基本フォーメーションとなるだろう。そして、現状ではスターティングイレブンに立つメンバーも昨シーズンと変わらないだろう。古巣復帰となったFW大久保嘉人は、主に2列目のポジションを任されることとなり、1トップには昨季得点王でリーグMVPにも輝いたFW小林悠が起用されることになる。

▽また、新戦力で確実にレギュラーに割って入ってきそうなのがMF齋藤学だ。しかし、昨年9月に負ったケガの影響で現在は長期離脱中。早くても春以降の復帰となる見込みで、その後のレギュラーポジション争いが待っている。独特な川崎Fのスタイルに慣れるのも、多少なりとも時間かかるだろうが、齋藤の本格的な復帰となる夏以降、川崎Fの2列目争いは激戦必至となる事は確かだ。

▽その他の新戦力では、流通経済大から加入した守田英正が出場機会を増やすだろう。セレッソ大阪とのFUJI XEROX SUPERCUP、AFCチャンピオンズリーグと公式戦2戦連続で途中出場している。守備固めとしての起用となるが、シーズン終盤にはレギュラー争いをするかもしれない。

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【セリエA移籍総括】CR7が電撃加入! インテル&ローマが的確補強でスカッド増強

▽現地時間8月17日18時(日本時間18日25時)に今夏のセリエA移籍市場が閉幕した。例年、8月末までに移籍期限が設けられた中、7連覇中の盟主ユベントスがレアル・マドリーからFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得する今夏最大のビッグディールを成立された。また、そのユベントスの背中を追うナポリやローマ、インテルらも的確な補強でチーム力を上げてきている。なお、選手の獲得は前述の日時に締め切られたものの、放出に関しては国外の移籍市場が開いている9月初旬まで認められるため、ここから主力が国外に流出する可能性も十分にある。 ◆王者が本気の補強<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180821_5_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今夏ここまでの移籍市場における最大のトピックスとなったのが、世界最高のフットボーラーの1人であるC・ロナウドのユベントス加入だ。これまでマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリーで多くのチームタイトル、個人タイトルを獲得してきたスーパースターは予てよりのクラブとの確執から今夏の退団を示唆。そして、ポルトガル代表FWが選んだ新天地は古巣ユナイテッドやパリ・サンジェルマンではなくユベントスとなった。現在、33歳のベテランの獲得費用は1億1700万ユーロとセリエAとクラブ史上最高額となり、推定年俸は3000万ユーロという破格のものとなった。しかし、サッカー界最高のスターの加入によってクラブの株価上昇、シーズンチケット、マーチャンダイジング、新スポンサーとの契約と難なく資金回収ができそうだ。 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MFアミン・ユネス←アヤックス(オランダ) MFファビアン・ルイス←ベティス(スペイン) FWシモーネ・ヴェルディ←ボローニャ 【OUT】 GKマヌエル・レイナ→ミラン DFロレンツォ・トネッリ→サンプドリア※ MFジョルジーニョ→チェルシー(イングランド) ◆ローマ 【IN】 GKロビン・オルセン←コペンハーゲン(デンマーク) GKアントニオ・ミランテ←ボローニャ DFダヴィデ・サントン←インテル DFイバン・マルカノ←ポルト(ポルトガル) MFブライアン・クリスタンテ←アタランタ※ MFスティーブン・エンゾンジ←セビージャ(スペイン) MFアンテ・チョリッチ←ディナモ・ザグレブ(クロアチア) MFハビエル・パストーレ←パリ・サンジェルマン(フランス) FWユスティン・クライファート←アヤックス(オランダ) 【OUT】 GKアリソン・ベッカー→リバプール(イングランド) MFブルーノ・ペレス→サンパウロ(ブラジル)※ MFジェルソン→フィオレンティーナ※ MFマキシム・ゴナロン→セビージャ(スペイン)※ MFラジャ・ナインゴラン→インテル FWグレゴワール・デフレル→サンプドリア※ ◆インテル 【IN】 DFシメ・ヴルサリコ←アトレティコ・マドリー(スペイン) DFステファン・デ・フライ←ラツィオ MFクワドゥオ・アサモア←ユベントス MFラジャ・ナインゴラン←ローマ FWマッテオ・ポリターノ←サッスオーロ FWケイタ・バルデ←モナコ(フランス)※ FWラウタロ・マルティネス←ラシン(アルゼンチン) 【OUT】 DF長友佑都→ガラタサライ(トルコ) DFダビデ・サントン→ローマ FWエデル→江蘇蘇寧(中国) ◆ラツィオ 【IN】 GKシルビオ・プロト←オリンピアコス(ギリシャ) DFフランチェスコ・アチェルビ←サッスオーロ DFリザ・ドゥルミジ←ベティス(スペイン) MFミラン・バデリ←フィオレンティーナ MFバロン・ベリシャ←ザルツブルク(オーストリア) MFホアキン・コレア←セビージャ(スペイン) 【OUT】 GKフェデリコ・マルケッティ→ジェノア DFステファン・デ・フライ→インテル MFフェリペ・アンデルソン→ウェストハム(イングランド) ◆ミラン 【IN】 GKマヌエル・レイナ←ナポリ DFマッティア・カルダーラ←ユベントス DFイバン・ストリニッチ←サンプドリア MFディエゴ・ラクサール←ジェノア MFアレン・ハリロビッチ←ハンブルガーSV(ドイツ) MFサム・カスティジェホ←ビジャレアル(スペイン) MFティエムエ・バカヨコ←チェルシー(イングランド)※ FWゴンサロ・イグアイン←ユベントス※ 【OUT】 GKマルコ・ストラーリ→無所属 DFレオナルド・ボヌッチ→ユベントス DFルカ・アントネッリ→エンポリ MFマヌエル・ロカテッリ→サッスオーロ※ FWアンドレ・シウバ→セビージャ(スペイン)※ FWニコラ・カリニッチ→アトレティコ・マドリー(スペイン) ◆アタランタ 【IN】 DFアリ・アドナン←ウディネーゼ※ MFマリオ・パシャリッチ←チェルシー(イングランド)※ MFエミリアーノ・リゴーニ←ゼニト(ロシア)※ FWドゥバン・サパタ←サンプドリア※ 【OUT】 GKマルコ・スポルティエッロ→フロジノーネ※ DFマッティア・カルダーラ→ユベントス[ミラン] MFレオナルド・スピナッツォーラ→ユベントス MFブライアン・クリスタンテ→ローマ※ FWアンドレア・ペターニャ→SPAL※ ◆フィオレンティーナ 【IN】 GKアルバン・ラフォン←トゥールーズ(フランス) MFジェルソン←ローマ※ MFエジミウソン・フェルナンデス←ウェストハム(イングランド)※ FWケビン・ミララス←エバートン(イングランド)※ FWマルコ・ピアツァ←ユベントス※ 【OUT】 MFリッカルド・サポナーラ→サンプドリア※ MFミラン・バデリ→ラツィオ MFカルロス・サンチェス→ウェストハム(イングランド) ◆トリノ 【IN】 DFオラ・アイナ←チェルシー(イングランド)※ MFロベルト・ソリアーノ←ビジャレアル(スペイン)※ MFスアリオ・メイテ←モナコ(フランス) FWシモーネ・ザザ←バレンシア(スペイン)※ 【OUT】 DFアントニオ・バレッカ→モナコ(フランス) DFニコラス・ブルディッソ→無所属 MFジョエル・オビ→キエーボ MFミルコ・ヴァルディフィオーリ→SPAL ◆サンプドリア 【IN】 GKエミル・アウデーロ←ユベントス※ DFロレンツォ・トネッリ←ナポリ※ MFアルビン・エクダル←ハンブルガーSV(ドイツ) MFリッカルド・サポナーラ←フィオレンティーナ※ FWグレゴワール・デフレル←ローマ※ 【OUT】 GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノ→スポルティング・リスボン(ポルトガル) DFイバン・ストリニッチ→ミラン MFルーカス・トレイラ→アーセナル(イングランド) FWドゥバン・サパタ→アタランタ ◆サッスオーロ 【IN】 DFマルロン←バルセロナ(スペイン) MFジェレミー・ボガ←チェルシー(イングランド)※ MFマヌエル・ロカテッリ←ミラン※ MFケビン=プリンス・ボアテング←フランクフルト(ドイツ) FWフェデリコ・ディ・フランチェスコ←ボローニャ 【OUT】 DFフランチェスコ・アチェルビ→ラツィオ FWマッテオ・ポリターノ→インテル※ ◆ジェノア 【IN】 GKフェデリコ・マルケッティ←ラツィオ DFドメニコ・クリーシト←ゼニト(ロシア) MFサンドロ←ベネヴェント 【OUT】 GKマッティア・ペリン→ユベントス MFディエゴ・ラクサール→ミラン ◆キエーボ 【IN】 DFフェデリコ・バルバ←スポルティング・ヒホン(スペイン) DFルカ・ロッセッティーニ←ジェノア※ FWフィリップ・ジョルジェビッチ←ラツィオ 【OUT】 MFルーカス・カストロ→カリアリ MFサムエル・バスティエン→スタンダール・リエージュ(ベルギー) ◆ウディネーゼ 【IN】 DFウィリアム・トールスト=エコング←ブルサシュポル(トルコ) MFロランド・マンドラゴーラ←ユベントス※ FWウカシュ・テオドルチク←アンデルレヒト(ベルギー) 【OUT】 GKアレックス・メレト→ナポリ※ GKオレスティス・カルネジス→ナポリ※ DFダニーロ→ボローニャ※ DFアリ・アドナン→アタランタ※ DFシルヴァン・ヴィドマー→バーゼル(スイス) MFヤクブ・ヤンクト→サンプドリア※ ◆ボローニャ 【IN】 GKウカシュ・スコルプスキ←ローマ DFダニーロ←ウディネーゼ FWフェデリコ・サンタンデール←コペンハーゲン(デンマーク) FWディエゴ・ファルチネッリ←サッスオーロ 【OUT】 GKアントニオ・ミランテ→ローマ DFアダム・マジーナ→ワトフォード(イングランド) DFヴァシリス・トロシディス→オリンピアコス FWシモーネ・ヴェルディ→ナポリ FWフェデリコ・ディ・フランチェスコ→サッスオーロ ◆カリアリ 【IN】 DFラグナル・クラバン←リバプール(イングランド) 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【リーガエスパニョーラ・シーズンプレビュー】王者バルサ優位もマドリ―ド勢との三つ巴の争い

▽2018-19シーズンのリーガエスパニョーラが8月17日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、無敗優勝こそ逃したものの圧倒的な強さを見せたバルセロナが2年ぶりの覇権奪還を果たした。今季はバルベルデ体制2年目のバルセロナ、シメオネ体制8年目のアトレティコ・マドリーと継続路線の上位2チームと、フレン・ロペテギ新体制の新生レアル・マドリーの3強による覇権争いとなるはずだ。 ◆戦力値は文句なしのトップ! 2年目バルベルデの新オプションに期待~バルセロナ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽本命はバルベルデ体制1年目で28勝9分1敗の見事な戦績で優勝を果たしたバルセロナだ。昨季は開幕前にFWネイマールの退団と補強の失敗によってネガティブなスタートを切ったものの、指揮官の採用した[4-4-2]の新布陣が機能。さらにエースのFWメッシがシーズンを通して好パフォーマンスを披露したことで、最終節前のレバンテ戦でまさかの敗戦を喫したがリーガではほぼ完璧なシーズンを過ごした。 ▽今夏の移籍市場ではレジェンドのMFイニエスタの退団に加え、加入濃厚と思われたアトレティコのエースFWグリーズマン獲得失敗という2つのネガティブな話題があったが、補強ポジションだったセンターバックにセビージャからDFラングレ、イニエスタとMFパウリーニョが旅立った中盤に新星MFアルトゥールとバイエルンMFビダルを獲得。さらに、選手層に問題を抱えた前線には逸材レフティのFWマウコムをローマから強奪する形で確保。また、今月末の移籍市場締め切りを前に新戦力の加入も見込まれる。なお、今夏の移籍市場ではMFアンドレ・ゴメス(レンタル)やDFミナ、DFアレイシ・ビダル、DFディーニュ、FWデウロフェウら余剰人員をしっかりと換金できた点もプラスだ。 ▽プレシーズンマッチで主力が揃ったのは12日のスーペル・コパのみだが、同試合では[4-4-2]ではなく伝統の[4-3-3]を採用しており、今夏の補強を見ても[4-3-3]がメインシステムとなりそうだ。その中で左ウイング、左のインテリオールに関してはメンバーが固定されておらず、残留を決断したMFデンベレや昨季途中加入のコウチーニョ、新戦力のビダルやアルトゥール、マウコム、カンテラ出身の18歳逸材MFリキ・プイグらの活躍がカギを握りそうだ。さらに、適材適所の用兵に定評があるバルベルデ監督の新たなオプション導入にも期待したい。 ◆エース残留に的確補強で5年ぶりの優勝へ~アトレティコ・マドリー~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽対抗は、昨季の2位チームにしてヨーロッパリーグ(EL)王者のアトレティコだ。昨季は新本拠地ワンダ・メトロポリターノの最初のシーズンとして高いモチベーションで臨んだものの、FIFAからの補強禁止処分の影響やシーズン序盤の不振が響き早々に優勝争いから脱落。それでも、エースのグリーズマンの復調や1月から登録可能となったFWジエゴ・コスタらの活躍によって後半戦に盛り返し上々の2位フィニッシュとなった。 ▽今夏の動きではバルセロナ移籍濃厚とみられたグリーズマンがロシア・ワールドカップ(W杯)開幕直前に残留を宣言し多くのファンを喜ばせると、エースの心意気に応えたいフロントもMFレマル、MFロドリゴ・エルナンデス、FWカリニッチ、FWジェウソン・マルティンス、GKアダン、DFアリアスと6人の実力者を確保。さらに、守護神オブラクの慰留にも成功し、闘将ガビとFWトーレスという2人の頼れるベテラン、DFヴルサリコが旅立ったものの、昨季以上のスカッドを手に入れた。 ▽新シーズンに向けてはワンダ・メトロポリターノがファイナルの舞台となるチャンピオンズリーグ(CL)初制覇と共に5年ぶりのリーガ優勝が大きな目標となる。前述の積極補強によって二兎を追う戦力は十分に整っており、あとはシメオネ監督の采配次第だ。上位チームに強い一方、ボールを持たされる下位相手の取りこぼしを防ぐための新たなオプションの導入が必須だ。すでに同監督もロドリゴ・エルナンデスをアンカーに配した[4-1-4-1]の導入を構想しており、シーズン序盤のうちにある程度形にしていきたいところだ。 ◆CR7の穴を埋められるか?~レアル・マドリー~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽3番手は昨季の3位チームにしてCL3連覇のレアル・マドリーだ。昨季のリーガではエースFWクリスティアーノ・ロナウドの不振などによって年内に優勝の可能性がほぼ潰えると、以降はCL優先の戦いを選んだなか、最低限のノルマだった3位でシーズンを終えることになった。 ▽前述のライバルが継続路線を採用した一方、今季のレアル・マドリーはCL3連覇に導いたジダン監督の電撃辞任、C・ロナウドのユベントスへの電撃移籍によって大きな変革を強いられる夏となった。ジダン監督の後任には前スペイン代表監督のロペテギ監督を招へいするも、現時点でC・ロナウドの後釜となり得るワールドクラスのアタッカーの獲得には至っていない。ここまで名前が挙がっていたFWネイマール、FWムバッペのパリ・サンジェルマンコンビは早々にクラブの公式声明で獲得の可能性を否定し、エースストライカー候補だったFWレヴァンドフスキの獲得も見送った。移籍市場閉幕までに時間があるため、今後MFアザール、FWロドリゴ・モレーノらの獲得に動く可能性もあるが、ロペテギ監督はMFベイルやMFイスコ、FWアセンシオといった現有戦力でエースの穴を埋める構えだ。 ▽一方、今夏の補強に関しては攻撃的サイドバックのDFオドリオソラ、ブラジルの次代を担う、FWヴィニシウス、FWロドリゴ、ウクライナの逸材GKルニンと将来を見据えた4人の新戦力を確保。さらに、以前から獲得を熱望していた新守護神クルトワをMFコバチッチをレンタルで貸し出す異例のオペレーションで獲得した。ただ、クルトワを除いて即戦力は1人もおらず、昨季までの現有戦力が屋台骨を支えることになりそうだ。 ▽昨季からの伸びしろという部分では戦術家として知られるロペテギ新監督の采配だ。前指揮官のジダン監督は驚異的な勝負強さや選手交代の妙など百戦錬磨の閃きが評価された一方、目新しい戦術や起用法は皆無だった。一方、ロペテギ新監督はボールプレーヤーとグアルディオラ監督の流れを組むポゼッションスタイルのフットボールを志向しており、プレシーズンマッチではアセンシオやイスコを最前線に配す“ゼロトップ”の採用を窺わせる戦い方も見せていた。新エース候補のベイルの起用法を含めてその采配に大きな期待が集まる。 ◆セビージャ勢とバレンシア勢に期待も二足の草鞋が懸念材料~オトラ・リーガ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今季も優勝争いは巨大な戦力を誇る3チームに限られることになるが、ヨーロッパの出場権を争う“オトラ・リーガ”も十分に魅力のある戦いとなりそうだ。その“オトラ・リーガ”の争いをけん引するのはバレンシアとビジャレアルのバレンシア勢と、セビージャとベティスのセビージャ勢の4チームだ。 ▽昨季マルセリーノ新監督の下で組織的な守備と高速カウンターを武器に4位フィニッシュを果たしたバレンシア。しかし、今夏の移籍市場では準主力クラスのFWビエットやMFアンドレス・ペレイラがレンタル元に戻り、パリ・サンジェルマンから完全移籍で買い取りを目指す主力FWゴンサロ・ゲデスに関しても現時点で交渉が難航中だ。もちろん、FWバチュアイ(レンタル)、FWガメイロ、MFチェリシェフ、MFヴァス、DFピッチーニ、DFディアカビと各ポジションで補強を行ったものの、リーガ一本の昨季と異なりリーガとCLを並行して戦うには厳しい選手層だ。そのため、攻守にフルパワーを求められるプレースタイルを含め何らかの策を講じる必要がありそうだ。 ▽シーズン序盤に昇格したカジェハ監督の下で見事に立て直しを図り、最終的にELストレートインの5位に入ったビジャレアルに関してもバレンシア同様に選手層の面で問題を抱えている。今夏の移籍市場では昨季の躍進を支えたロドリゴ・エルナンデスがアトレティコに旅立つと、DFルカビナがアスタナ、FWバッカがレンタル元のミランに戻った。一方、補強に関してはDFフネス・モリ、DFラジュンと代表クラスの実力者と昨季途中に中国へ旅立ったFWバカンブを彷彿とさせる快速アタッカーのFWエカンビ、エスパニョールのエースFWジェラール・モレーノと前線と最終ラインのテコ入れに成功した。ただ、中盤に関してはケガの影響でアーセナルを退団しフリーとなったレジェンドMFカソルラの獲得を決めたものの、ロドリゴ・エルナンデスの後釜の確保に至っていないことが気がかりだ。 ▽やや不安要素があるバレンシア勢と異なり、ポジティブな要素を感じさせるのはセビージャの2チームだ。昨季、ベリッソ、モンテッラと2人の監督を解任する混乱に見舞われながらもEL出場圏内の7位でシーズンを終えたセビージャは、ジローナで見事な手腕を発揮したマチン監督を新指揮官に招へい。今夏の移籍市場ではセルヒオ・リコとソリアの2人のGK、ラングレ、MFコレアと4人の主力クラスを放出した一方、フランスからDFニャニョン、MFアマドゥの逸材2選手とバーゼルの正GKバシリク、セルタの主力DFセルジ・ゴメス。前線はミランからのレンタルでFWアンドレ・シウバ、古巣復帰のアレイシ・ビダルを獲得した。また、EL予備予選やバルセロナとのスーペル・コパではマチン監督が得意とする[3-4-3]の新布陣も機能しており、シーズン開幕に向けて良い滑り出しを見せている。 ▽昨季、セティエン監督の下で攻撃的なポゼッションスタイルに生まれ変わり6位フィニッシュを成し遂げたベティスは今夏の移籍市場で積極的な補強を敢行。正GKのアダンと生え抜きの逸材MFファビアン・ルイスが引き抜かれたものの、MF乾貴士、MFカナレス、GKパウ・ロペス、GKロブレスをフリーで獲得。さらにDFシドネイ、MFウィリアム・カルバーリョという実力者を完全移籍で獲得した。3バックと4バックを併用し、複数のシステムを操るセティエン監督が豊富なタレントをいかに使いこなすのか要注目だ。 ▽そのほかのチームでは昨季いずれもボトムハーフに甘んじた中、ガリターノ監督、ベリッソ監督という新指揮官を迎えた昨季12位レアル・ソシエダと16位アスレティック・ビルバオのバスク勢、プリメーラ初昇格のウエスカやラージョ、バジャドリーの昇格組3チームにも注目したい。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_l" terget="_blank">リーガエスパニョーラ観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ◆~日本人選手~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180815_25_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽最後に今季のリーガエスパニョーラではMF乾貴士とMF柴崎岳の2選手が昨季に続いてプレーすることになる。 ▽エイバルでの充実した3年間を経て今夏フリーでベティスにステップアップを果たした乾は、W杯での印象的な活躍を受けて現地紙の選ぶ今夏のヒット補強に選出されるなど、大きな期待を背負ってのシーズンとなる。ただ、エイバルと大きく異なるプレースタイルへの順応やFWテージョやMFブデブス、カナレスらとの激しいポジション争いが待っている。前述のようにセティエン監督は複数のシステムを使い分けており、乾は[4-2-3-1]の左ウイングという最も得意とするポジションだけでなく、[3-4-2-1]の左シャドーあるいは[3-3-2-2]の2トップの一角など、新たな役割を求められる可能性が高い。 ▽一方、現時点でヘタフェで開幕を迎えることが濃厚な柴崎だが、見事な活躍を見せたW杯の影響や守備的なボルダラス監督との相性の悪さから移籍市場閉幕までにポルトなどの新天地候補に移籍する可能性も十分にある。仮にヘタフェに残留する場合は昨季同様にトップ下かセントラルMFでのポジション争いが待っている。トップ下ではセンターフォワードに当てた後のセカンドボールの回収やゴールに直結する仕事、セントラルMFでは持ち味のキープ力と展開力に加えて、対人守備などでの力強さ泥臭さを出すなど、チームが求める仕事をいかに果たせるかがポジション奪取のカギになりそうだ。 2018.08.17 18:00 Fri
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【リーグ・アン・シーズンプレビュー】フランスのW杯優勝で注目集まるもPSG連覇濃厚か

▽2018-19シーズンのリーグ・アンが8月10日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、FWネイマール、FWムバッペの加入で沸いたパリ・サンジェルマン(PSG)が圧倒的な強さを見せて2シーズンぶりの優勝を果たした。ロシア・ワールドカップでのフランス代表の優勝で俄然注目を集める今季の覇権の行方はいかに。 ◆戦術マニアの新指揮官との相性に懸念も連覇に死角なし~パリ・サンジェルマン~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽本命は連覇を目指すパリの巨人だ。今夏の移籍市場序盤にはエースのFWネイマール、W杯でさらに評価を高めたFWムバッペ、FWカバーニの前線3選手に揃って移籍の噂が出ていたものの、いずれも残留の可能性が高くなっている。そのほかのポジションでは換金対象だったDFユーリやMFパストーレの放出、FWゴンサロ・ゲデスらの今後の放出、MFモッタの現役引退によってやや戦力値を落としたものの、補強ポイントのGKに百戦錬磨のベテランGKブッフォンをフリーで獲得。加齢によるパフォーマンスの低下は否めないが、そのリーダーシップと経験は大きなプラス要素をロッカールームにもたらすはずだ。 ▽また、良くも悪くも今夏の注目ポイントはエメリ前監督に代わって新指揮官に就任するトゥヘル監督だ。複数のシステムや柔軟な選手起用からブンデスリーガ屈指の戦術家と評されるドイツ人指揮官だが、ドルトムント時代には自身のスタイルに固執するあまりスター選手の扱いがおざなりになった結果、求心力を失い解任に至った経緯もありネイマールを筆頭に曲者揃いのスター軍団のマネジメントに不安を残す。プレシーズンでは[3-4-3]の布陣をメインに使っていたが、主力の復帰に伴いどんな戦い方を採用するのか注目したい。 ◆大エース残留濃厚でPSGのライバル筆頭に~リヨン~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽対抗は、昨季の3位チームのリヨンだ。ジェネジオ監督の下で攻守にバランスの取れた安定した戦いを昨季見せたリヨンに関してはシーズン終了時に退団が決定的となっていたエースでキャプテンのFWフェキルの残留の可能性が高まっている。さらに、MFエンドンベレやFWマリアーノ、FWデパイらその他の主力の慰留にも成功した。 ▽また、今夏の移籍市場ではバレンシアに去ったDFディアカビの後釜にリストアップしたバルセロナDFミナらの獲得に失敗したものの、リーグ屈指の右サイドバックのDFデュボワをナント、快速アタッカーのFWテリエをストラスブール、イングランド期待の若手FWのグリフィスをトッテナムから獲得しており、若きタレントの加入により選手層が増している。その一方で、今季は2シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)参戦となるため、巨大戦力を誇るPSGからの覇権奪還に向けては二足の草鞋を履く年内の戦いが重要になる。 ◆エースFW獲得が急務! 3年目酒井は更なる高みへ~マルセイユ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽3番手には日本代表DF酒井宏樹を擁する昨季4位チームにしてヨーロッパリーグ(EL)ファイナリストのマルセイユを挙げたい。アメリカ人の新オーナーの就任に伴い、積極的な補強でクラブの立て直しに成功したマルセイユだが、更なる飛躍を求められる今季はCL出場権獲得が第一の目標となる。ただ、今夏の移籍市場ではエースFWトヴァンやMFサンソンらの慰留に成功した一方、ここまでの補強はレッドブル・ザルツブルクからクロアチア代表DFチャレタ=ツァルを獲得したのみ。逆に守備的MFとして主力を担ったザンボ=アンギッサがクリスタル・パレスに移籍し、プラスマイナス0という状況だ。 ▽PSGとリヨンに食い下がるためにはチーム最大の補強ポイントである、エースストライカーの獲得が急務だ。ここまではニースFWバロテッリ、チェルシーFWジルーの獲得に動いてきたもののいずれの交渉も停滞しており、移籍市場閉幕までにいずれの選手か新たな選手を獲得する必要がある。なお、マルセイユ2年目となった昨季に左右のサイドバックに3バックの一角と獅子奮迅の活躍を見せた酒井はW杯の舞台でもマルセイユでの充実ぶりを窺わせるハイレベルのパフォーマンスを披露しており、今季はいよいよリーグ最高のサイドバックを目指すシーズンになるはずだ。 ◆主力大量流出で新星台頭必須~モナコ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季は終盤に勝負強さを見せて最終的に2位フィニッシュしたモナコだが、今季はより一層厳しいシーズンが予想される。FWムバッペ、MFベルナルド・シウバ、MFバカヨコ、DFメンディらが引き抜かれた昨夏に続き、今季はここまでMFファビーニョ、MFモウティーニョ、MFレマルと3人の主力が流出することに。代わって加入したのはW杯で活躍したロシア代表MFゴロビンやDFバレッカ、MFアホルと戦力値の低下は避けられないところだ。さらに、主力FWケイタにインテル行きの噂も出ており、仮に同選手まで引き抜かれれば、昨夏以上に厳しいシーズンになるはずだ。 ▽そのため、移籍市場終了までに数人の即戦力の獲得が急務だ。また、加入1年目で期待を裏切ったFWヨベティッチやMFティーレマンスらの奮起も必要となる。また、育成路線に切り替えた中で第2のムバッペやレマル、ベルナルド・シウバらの台頭にも期待したい。その候補としてイタリア人FWペッレグリ、スペイン人FWムボウラ、フランス人FWジーベルズら3人のティーンエイジャーの名前を挙げたい。 ◆ヴィエラ率いるニースや各クラブの逸材に注目~そのほかのチーム~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_102_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽昨季は4位のマルセイユと5位レンヌの勝ち点が20近く開いていたこともあり、優勝争いに関しては前述の4チームの争いになることに間違いない。それ以外の16チームに関しては資金力などの影響で少なからず差はあるものの、昨季同様に混戦が予想される。 ▽その中で注目チームはかつてアーセナルやユベントスで活躍した元フランス代表MFのパトリック・ヴィエラ新監督が率いるニースだ。ドルトムントにステップアップしたファブレ監督の下、昨季8位に入ったニースだが、絶対的司令塔のセリ、FWバロテッリと共にゴールを量産したFWプレア、主力DFマルロンらが揃って移籍。さらに、現時点で実績のある後釜の加入はなくヨーロッパのトップリーグで監督初挑戦のヴィエラ監督は難しい船出となりそうだ。これまでレ・ブルーの黄金期を支えた同年代の選手ではジダンやデシャン、ブランが指揮官として実績を残している一方、リザラズやマケレレらは思うように成績を残せておらず、ヴィエラ監督は前者の道を歩むのか、はたまた後者の道をたどるのか。 ▽リールにビエルサ監督、ナントにラニエリ監督が就任した昨季と異なり、前述の4チーム以外にトピックが少ない今季のリーグ・アンだけに最後は各クラブの注目選手に関して少し紹介したい。 ▽まずはロシアW杯の日本代表戦で躍動したセネガル代表でレンヌに所属するFWイスマイラ・サール。爆発的なスピードとパワー、決定力を兼ね備えた20歳の逸材は今季15ゴール以上が期待される。 ▽サールと同様に個での打開力のあるアタッカーではリールのコートジボワール代表FWニコラ・ペペ(23)やニースのフランス人FWアラン・サン=マクシマン(21)も昨季に圧巻のパフォーマンスを見せており、今季も躍動が期待される。 ▽また、PSGとギャンガンに所属するジョージ・ウェアとリリアン・テュラムの息子である、FWティモシー・ウェアやFWマルクス・テュラムにも注目。さらにユベントスやバルセロナも関心を示すアンジェの逸材左サイドバックのアイト・ヌーリらも今季の活躍が期待されている。 2018.08.10 18:01 Fri
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【プレミアリーグ・シーズンプレビュー】王者シティと積極補強リバプールの一騎打ちか

▽2018-19シーズンのプレミアリーグが8月10日(金)に開幕を迎える。昨シーズンは、優勝候補本命だったマンチェスター・シティが宿敵マンチェスター・ユナイテッドに19ポイント差を付ける独走劇で4年ぶりの5度目のリーグ制覇を成し遂げた。ワールドカップ(W杯)開催後、開幕前の移籍市場閉幕という2つの大きなトピックがあった中で臨む新シーズンは果たしてどんな結末を迎えるのか。 ◆補強最低限も死角なし~マンチェスター・シティ~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽本命は昨季プレミアリーグ最多勝利(32勝)、最多勝ち点(100ポイント)、最多得点(106点)など記録尽くめの完勝劇を見せ、連覇を目指すシティだ。グアルディオラ体制3年目となる今シーズンに向けては大幅な刷新を行った1年目、守備陣に積極的な投資を行った2年目とは異なり、以前から獲得を希望していたレスター・シティMFマフレズを6000万ポンドで獲得したのみと、最低限の補強に留めた。 ▽とはいえ、各セクションに各国のビッグクラブで主力を務められるレベルの選手を2人以上抱えており、プレミアリーグ2年目、3年目のMFザネやMFベルナルド・シウバ、DFメンディ、FWガブリエウ・ジェズスなど伸びしろのある若手とペップスタイルの熟成が進めば、2008-09シーズンに3連覇を達成したユナイテッド以来の連覇は十分に可能なはずだ。唯一の懸念は今夏にMFフレッジやMFジョルジーニョら獲得候補を逃した守備的MFの選手層だ。昨季はベテランのMFフェルナンジーニョがフル稼働しており、仮に同選手が負傷した場合、守備力が大きく劣るMFギュンドアンやMFデルフらが代役を担うことになる。また、グアルディオラ監督はその緊急事態に備えて本職センターバックのDFストーンズのコンバートも視野に入れている。 ◆待望の新守護神獲得に選手層拡充でプレミア初制覇へ~リバプール~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽対抗は、昨季4位ながらチャンピオンズリーグ(CL)でファイナリストとなったリバプールだ。昨季は脆弱な守備陣やボールを持たされる格下相手の取りこぼしが響き最終節で辛くも4位を死守したレッズだったが、クロップ3年目の継続路線に新エースのFWサラーの加入によって世界屈指のアタッキングユニットとなったサラー、FWマネ、FWフィルミノの超強力3トップが猛威を振るい、全世界にその強さを見せつけた。 ▽国内リーグで18度の優勝回数を誇るリバプールだが、最後の優勝はフットボールリーグ時代の1989-90まで遡り、プレミアリーグでの優勝は1度もない。そのため、クロップ体制4年目となる今季はプレミア初制覇が求められるところだ。そして、フロントはサラーやマネの主力慰留に加え、当時GK史上最高額の6700万ポンドでローマから新守護神のアリソン、中盤と前線にMFファビーニョ、MFシャキリ、MFナビ・ケイタと4人の実力者を迎え入れる最高のアシストを行った。今やシティと並ぶ優勝候補筆頭に躍り出たマージーサイドの雄だが、“2年目のジンクス”と戦う昨季得点王のサラー、積極補強によって優勝が求められるプレッシャーに打ち勝てるが悲願達成のカギとなりそうだ。 ◆モウ3年目で崩壊の兆し…~マンチェスター・ユナイテッド~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽3番手には昨季2位のユナイテッドを挙げたい。これまでのキャリアを通じて就任2年目に真価を見せてきたモウリーニョ監督だが、勝負の1年として臨んだ昨季は宿敵ペップ率いるシティのあまりの強さに早々と優勝争いから脱落。さらにCLでのセビージャ相手の敗退に国内の2つのカップでも優勝を逃すなど、屈辱の無冠に終わった。 ▽今季は捲土重来のシーズンと位置付けられるものの、今夏の補強ではポジティブな要素を見いだすことはできず。移籍市場序盤にシティとのレースを制してMFフレッジ、右サイドバックの若き逸材ジオゴ・ダロト、第3GKリー・グラントと早々に3人の獲得に成功したものの、指揮官が臨んだ右ウイングに関してはMFベイルやMFウィリアン、FWペリシッチといったトップターゲットをことごとく逃した。さらに同じく補強ポジションだったセンターバックに関してもDFヴァランやDFボアテング、DFアルデルヴァイレルト、DFマグワイアの獲得交渉に失敗。イラ立ちを募らせたポルトガル人指揮官とウッドワードCEOの衝突が幾度となく報じられた。 ▽また、MFポグバやFWマルシャルなど昨季から指揮官との確執が伝えられた一部主力に流出の可能性があり、スペインやフランス、イタリアと移籍市場閉幕までに時間を残すビッグクラブに引き抜かれるという最悪のシナリオも想定される。補強の停滞から「このままでは難しいシーズンになる」と語ったモウリーニョ監督の言葉通り、難しい1年となるか。それでも、本格フィットが期待されるFWサンチェスやW杯でも存在感を示したFWルカク、残留を決断した守護神デ・ヘアらが120パーセントの働きを見せられれば、十分に覇権奪還の可能性はあるはずだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">プレミアリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ◆補強ゼロに主力のW杯疲労で新本拠地での船出は?~トッテナム~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽直近3シーズンで3位、2位、3位と最も安定した成績を残してきたトッテナムも優勝候補の一角に挙げて差し支えはないが、現実を考えればトップ4フィニッシュが今季の目標となるはずだ。トッテナム・ホットスパー・スタジアム(仮称)で迎える新シーズンに向けて積極的な補強が期待された今夏だが、例年以上にスロースタートのクラブはポチェッティーノ監督やエースFWケイン、FWソン・フンミンら主力との契約延長、MFエリクセンら流出候補の慰留に成功した一方、新戦力補強はまさかのゼロに。 ▽また、ここ数年は伸びしろのある若手主力の成長をそのままチーム力に転換してきたが、守護神ロリスやケインらイングランド代表勢、DFヴェルトンゲンらベルギー勢が揃って今夏のW杯でベスト4以上に進出した影響で疲労が懸念される。さらにソン・フンミンが兵役の問題からアジア大会への参加を決断し、序盤戦数試合の欠場も重なる。そのため、今季の成功のためにはMFルーカス・モウラやFWジョレンテら加入2年目の選手、長期離脱明けのMFラメラ(昨季終盤に復帰)やMFウィンクス、レンタルバックの逸材MFオノマーやプレシーズンでアピールしたMFエイモスら若手の台頭が必要となるはずだ。 ▽なお、新スタジアム建設工事遅延の影響で第2節フルアムとの今季最初のホームゲームはウェンブリー・スタジアムでの代替開催となり、9月15日に行われる第5節のリバプール戦が新スタジアムでの初陣となる。 ◆智将サッリ就任も主力の去就は?~チェルシー~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽一昨シーズンのプレミアリーグ王者のチェルシーだが、CL圏外の5位フィニッシュとなった今季も厳しいシーズンが予想される。昨季の最終盤にFAカップのタイトルを獲得した無冠を逃れたチェルシーだが、今夏にコンテ監督からサッリ新監督への監督交代が行われた。しかし、違約金を巡る契約解消交渉の停滞や後任監督の選定に手間取り、最終的にコンテ監督の退任とサッリ新監督の就任が決着したのはシーズン開幕まで1カ月を切った7月14日に。そのため、新戦力補強でも後れを取った結果、早期の補強は指揮官のナポリの教え子であるMFジョルジーニョの獲得、第3GKグリーンの獲得にとどまった。 ▽その後、守護神クルトワのレアル・マドリーに流出に伴い、国外初の移籍に加えビッグクラブでプレー経験のないアスレティック・ビルバオGKケパをGK史上最高額の7200万ポンドで急遽後釜に据えることに。さらにクルトワ流出の副産物としてMFコバチッチのレンタルに成功したものの、エースのMFアザールやMFカンテに依然移籍の噂が燻るなど難しい状態でシーズンに臨む。 ▽さらにグアルディオラ監督が絶賛する美しいフットボールを展開するサッリ監督だが、ボールを基準とするゾーンマークなど独特のスタイルを採用するため、ジョルジーニョを除く現有戦力の戦術浸透に時間を要する可能性が高い。とりわけ、新守護神ケパのフィット具合を含め守備面が懸念されるところだ。 ◆ヴェンゲル退団後、初のシーズン!~アーセナル~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽優勝争いに絡めるかは微妙なところだが、在任22年のアーセン・ヴェンゲルが昨季限りで旅立ちエメリ新監督を招へいしたアーセナルは注目のチームの1つだ。2年連続トップ4圏外でシーズンを終えたアーセナルでは、“マネージャー”としてチーム全体を掌握したヴェンゲル体制から元バルセロナFDのサンレヒ氏、元ドルトムントのチーフスカウト、ミスリンタート氏の強化部門とエメリ新監督がオーガナイズする現場と役割分担が図られた。今夏の移籍市場においても新強化部門の意向が強く反映され、GKレノ、DFパパスタソプーロス、DFリヒトシュタイナー、MFトレイラ、MFグエンドウジの5選手が加入。そして、10番を背負ってきたMFウィルシャーがウェストハムに旅立った。 ▽また、ピッチレベルでは同じ[4-2-3-1]、[4-1-4-1]の布陣を採用するも華麗なパスサッカーを志向した前体制から質実剛健のカウンタースタイルというエメリ監督のスタイルが見え始めている。前線にはカウンター向きのFWオーバメヤンやMFムヒタリアン、FWラカゼットが揃っており、前体制から課題とされた守備面が改善されれば、トップ4争いに十分に絡めるはずだ。 ◆積極補強敢行でトップ6崩しに挑む~エバートン、ウェストハム、ウルブス~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ▽トップ6を除く中堅以下のチームで注目すべきは積極補強敢行でトップ6崩しを目論むエバートン、ウェストハム、昇格組ウォルバーハンプトンの3チームだ。昨季の積極補強が実らず、クーマン監督、アラダイス監督と指揮官交代が図られたエバートンは今季からワトフォード前指揮官のマルコ・シウバ監督を招へい。今夏の移籍市場ではFWリシャルリソン、DFディーニュ、DFミナ、MFアンドレ・ゴメス、MFベルナールら実力者を獲得。指導力に定評があるポルトガル人指揮官と昨季期待を裏切った2年目の選手を含めた新戦力の融合で上位進出を目指す。 ▽また、シティ時代に2度のリーグ制覇に導いたペジェグリーニ監督を新指揮官に迎えたウェストハムはMFウィルシャー、GKファビアンスキ、FWルーカス・ペレスの元アーセナル勢に加え、FWヤルモレンコ、FWフェリペ・アンデルソンの両翼、逸材DFディオプと各ポジションに実力者を獲得。さらにMFアルナウトビッチらも現時点で残留が濃厚となっており、今季の躍進が期待される。 ▽昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝チームのウォルバーハンプトンは、経営に携わる世界屈指の代理人、ジョルジュ・メンデス氏のコネクションを使い、GKルイ・パトリシオ、MFモウティーニョ、MFデンドンカー、FWラウール・ヒメネス、FWアダマ・トラオレなど実力者を次々と獲得。その戦力に加え、ポルトやバレンシアで手腕を発揮してきたヌーノ監督の存在によってダークホースの呼び声高い。 ◆武藤がニューカッスルでプレミア初挑戦~日本人選手~<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽最後に今季のプレミアリーグではレスター・シティのFW岡崎慎司、サウサンプトンのDF吉田麻也に続いてマインツからニューカッスルに加入したFW武藤嘉紀が新たなプレミアリーグ戦士に。マインツでの活躍を経て950万ポンドといわれる移籍金でプレミア初挑戦となる武藤は、[4-2-3-1]をベースに堅守速攻を志向するスペイン人指揮官のベニテス監督の下でまずはチーム内の争いを制することが求められる。今夏のニューカッスルの陣容を見ると、1トップにはターゲットマンタイプのFWロンドン、FWホセルの起用が濃厚となるため、武藤は左右のウイング、セカンドトップでの起用が想定される。同ポジションではMFアツやMFリッチーといったドリブラーに加え、多彩なプレーの引き出しを持つMFマーフィー、FWアジョセ・ペレスと難敵が揃う。 ▽一方、チーム内で一定のポジションを築く岡崎と吉田に関しても今季は再びポジション争いに臨むことに。昨季準主力に甘んじた岡崎に関してはMFマフレズやFWムサがチームを去った一方、MFゲザルとMFマディソンが新たに加入。トップ下を本職とする逸材マディソンは直接のライバルであり、左右のウイングとトップ下でもプレー可能なゲザルも強力なライバルになりそうだ。吉田に関しては190cm超えの長身DFヴェステルゴーアが加入したものの、これまでの信頼やW杯での好パフォーマンス、チームが3バックを採用していることもあり、引き続き主力としての活躍が期待される。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">武藤、吉田、岡崎の活躍をDAZNで!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> 2018.08.10 18:00 Fri
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【プレミアリーグ移籍総括】GK移籍最高額が2度更新! ビッグクラブ停滞も中堅が積極補強

▽現地時間8月9日17時(日本時間9日25時)に今夏のプレミアリーグ移籍市場が閉幕した。例年、8月末までに移籍期限が設けられた中、初めてリーグ開幕前に前倒しとなった今夏のトランスファーウィンドウではビッグクラブが守備陣を中心に比較的静かな夏を過ごした一方、ウェストハムやエバートンら中堅、フルアム、ウォルバーハンプトンの昇格組がとりわけデッドライン・デイに派手な動きを見せた。なお、選手の獲得は前述の日時に締め切られたものの、放出に関しては国外の移籍市場が開いている9月初旬まで認められるため、ここから主力が国外に流出する可能性も十分にある。 ◆トップ3は難しい夏に<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽初めての前倒し日程とロシア・ワールドカップ(W杯)開催の影響でリバプール、アーセナルを除きトップ6のチームは難しい夏を過ごすことになった。昨季、圧倒的な強さでリーグ制覇を成し遂げたマンチェスター・シティは昨年から獲得候補に挙がっていたMFリヤド・マフレズを6000万ポンドでレスター・シティから引き抜くことに成功も、もう1つの補強ポイントだったMFフェルナンジーニョのバックアップに関してはMFフレッジやMFジョルジーニョ、MFヴァイグル、MFピャニッチらの獲得にことごとく失敗。現時点で十分な選手層を確保しているもののやや不安を残す形となった。 ▽さらにシティを追う立場にある2位マンチェスター・ユナイテッド、3位トッテナムは失敗の夏に。ユナイテッドはシティとの争奪戦を制してシャフタールからフレッジの獲得に成功したものの、モウリーニョ監督が獲得を臨んだ右ウイング、センターバックの補強に関してMFウィリアン、MFベイル、FWペリシッチ、DFアルデルヴァイレルト、DFマグワイアらの獲得が難航。最終的に主力クラスの補強はフレッジのみにとどまり、補強方針を巡ってクラブと対立するポルトガル人指揮官の早期退団の噂も出ている。 ▽例年、スロースターターのトッテナムに関してはプレミアリーグ史上初めて補強選手ゼロという不名誉な夏に。もちろん、エースFWケインやMFエリクセンら移籍市場の人気株の残留に成功した点は評価されるべきだが、新スタジアム建設による資金不足やレヴィ会長の財布の紐の堅さもあり、MFグリーリッシュやFWザハなど高額な移籍金を要求する相手との交渉で譲歩することなく、今夏の補強を断念する結果となった。 ◆リバプールは積極補強で優勝候補に<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽今夏の移籍市場における勝ち組筆頭は的確な補強でウィークポイントを潰した昨季4位のリバプールだ。今夏の移籍市場では最重要補強ポイントのGKにローマとセレソンの正GKアリソンを当時のGK歴代最高額の6700万ポンドで獲得すると、昨夏に内定させていたMFナビ・ケイタやモナコの実力派MFファビーニョ、ストーク・シティの降格に伴い安価な金額で獲得可能となったFWシャキリの4選手を確保。加えて、エースFWサラーらの慰留にも成功と完璧な立ち回りを見せた。 ▽共にトップ4返り咲きを目指し新指揮官を迎えたチェルシーとアーセナルでは共にまずまずの補強に成功した。チェルシーに関しては守護神クルトワのレアル・マドリー流出に伴い、前述のアリソンの移籍金を上回る7200万ポンドでビルバオGKケパを獲得する拙いオペレーションはあったものの、サッリ新監督のナポリ時代の教え子ジョルジーニョ、クルトワのオペレーションの一環でMFコバチッチと2人の逸材MFを確保。守備陣の補強失敗は痛恨だが、予断を許さないMFアザールやMFカンテの慰留に成功すれば、まずまずの陣容となる。 ▽アーセナルに関しては新リクルート部門主導でDFパパスタソプーロス、GKレノらの獲得に成功した一方、新指揮官エメリ監督の望む中盤の逸材MFトレイラの獲得など、課題の守備陣のテコ入れに成功。前線に関しては個で打開できるアタッカーの獲得に失敗したものの、主力に離脱者が出なければ現有戦力で補えるはずだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">各国スターが勢揃い!<br />プレミアリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ◆中堅&昇格組が躍動<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽リバプールを除く今夏の勝ち組はそれぞれ新指揮官を迎えたエバートン、ウェストハムの中堅2クラブとウォルバーハンプトンとフルアムの昇格組2チームだ。マルコ・シウバ監督を迎えたエバートンは教え子のワトフォードFWリシャルリソンの獲得に成功すると、バルセロナからDFディーニュ、DFミナ、MFアンドレ・ゴメス、今夏フリー選手の中で大物と評されたMFベルナールを移籍市場最終盤に獲得した。 ▽また、今夏最も積極補強を行ったペジェグリーニ新監督率いるウェストハムは目玉補強となったMFウィルシャー、FWフェリペ・アンデルソン、FWヤルモレンコに加え、GKファビアンスキ、DFディオプ、MFカルロス・サンチェスと各ポジションに的確な補強を敢行した。 ▽昇格組2チームに関しては世界最高の代理人、ジョルジュ・メンデス氏が経営に参画するウルブスがGKルイ・パトリシオ、MFモウティーニョのポルトガル代表コンビ、FWラウール・ヒメネスやMFデンドンカーとW杯出場選手を獲得することに成功。一方、フルアムはMFセリ、MFザンボ=アンギッサのリーグ・アン屈指のMFの完全移籍に加え、GKセルヒオ・リコやFWビエット、FWシュールレなどビッグクラブで戦力外の実力派をレンタルで獲得する巧さを見せた。 ◆GK移籍最高額が2度更新<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180809_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽なお、プレミアリーグの今夏の移籍金トップは7200万ポンドでビルバオからチェルシーに加入したケパ、次点にはローマからボーナス含め総額6700万ポンドでリバプールに加入となったアリソンと、いずれもGK移籍金最高額を更新した2人のGKに。3番手にはレスターから待望のシティ加入を決めたマフレズの6000万ポンド、4位にナポリからチェルシーに加入したジョルジーニョの5300万ポンド、5位にRBライプツィヒからリバプール加入のナビ・ケイタの5275万ポンドとなった。 ▽今夏プレミアリーグ主な移籍の一覧は以下の通り。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_p" terget="_blank">各国スターが勢揃い!<br />プレミアリーグを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> 【今夏のプレミアリーグ主な移籍】 ◆マンチェスター・シティ 【IN】 DFフィリップ・サンドレル←ズウォレ(オランダ) MFダニエル・アルザニ←メルボルン・シティ(オーストラリア) MFリヤド・マフレズ←レスター・シティ 【OUT】 GKジョー・ハート→バーンリー MFヤヤ・トゥーレ→無所属 ◆マンチェスター・ユナイテッド 【IN】 MFフレッジ←シャフタール(ウクライナ) DFジオゴ・ダロト←ポルト(ポルトガル) GKリー・グラント←ストーク・シティ 【OUT】 DFダレイ・ブリント→アヤックス(オランダ) DFティモシー・フォス=メンサー→フルアム※ MFマイケル・キャリック→引退 ◆トッテナム 【IN】 なし 【OUT】 なし ◆リバプール 【IN】 GKアリソン・ベッカー←ローマ(イタリア) MFナビ・ケイタ←ライプツィヒ(ドイツ) MFファビーニョ←モナコ(フランス) FWジェルダン・シャキリ←ストーク・シティ 【OUT】 GKダニー・ウォード→レスター・シティ DFジョン・フラナガン→レンジャーズ(スコットランド) MFエムレ・ジャン→ユベントス(イタリア) FWダニー・イングス→サウサンプトン※ FWベン・ウッドバーン→シェフィールド・ユナイテッド※ ◆チェルシー 【IN】 GKケパ・アリサバラガ←ビルバオ(スペイン) GKロバート・グリーン←ハダースフィールド MFジョルジーニョ←ナポリ(イタリア) MFマテオ・コバチッチ←レアル・マドリー(スペイン)※ 【OUT】 GKティボー・クルトワ→レアル・マドリー(スペイン) MFマリオ・パシャリッチ→アタランタ(イタリア) ◆アーセナル 【IN】 GKベルント・レノ←レバークーゼン DFソクラティス・パパスタソプーロス←ドルトムント(ドイツ) DFシュテファン・リヒトシュタイナー←ユベントス(イタリア) MFルーカス・トレイラ←サンプドリア(イタリア) MFマッテオ・グエンドウジ←ロリアン(フランス) 【OUT】 DFペア・メルテザッカー→引退 DFカラム・チャンバース→フルアム※ MFジャック・ウィルシャー→ウェストハム MFサンティ・カソルラ→ビジャレアル FWルーカス・ペレス→ウェストハム FWチューバ・アクポム→PAOK ◆バーンリー 【IN】 GKジョー・ハート←マンチェスター・シティ DFベン・ギブソン←ミドルズブラ FWマテイ・ヴィドラ←ダービー 【OUT】 MFスコット・アルフィールド→レンジャーズ(スコットランド) ◆エバートン 【IN】 DFジェリー・ミナ←バルセロナ(スペイン) DFリュカ・ディーニュ←バルセロナ(スペイン) MFアンドレ・ゴメス←バルセロナ(スペイン)※ MFベルナール←シャフタール(ウクライナ) FWリシャルリソン←ワトフォード 【OUT】 DFラミロ・フネス・モリ→ビジャレアル(スペイン) DFアシュリー・ウィリアムズ→ストーク・シティ MFデビー・クラーセン→ブレーメン(ドイツ) FWケビン・ミララス→フィオレンティーナ(イタリア)※ FWウェイン・ルーニー→DCユナイテッド(アメリカ) ◆レスター・シティ 【IN】 GKダニー・ウォード←リバプール DFリカルド・ペレイラ←ポルト(ポルトガル) DFフィリップ・ベンコビッチ←ディナモ・ザグレブ(クロアチア) DFチャグラル・ソユンク←フライブルク(ドイツ) DFジョニー・エバンス←WBA MFジェームズ・マディソン←ノリッジ FWラシド・ゲザル←モナコ(フランス) 【OUT】 GKベン・ハマー→ハダースフィールド DFロベルト・フート→無所属 MFリヤド・マフレズ→マンチェスター・シティ FWアーメド・ムサ→アル・ナスル(サウジアラビア) ◆ニューカッスル 【IN】 DFファビアン・シェア←デポルティボ(スペイン) DFフェデリコ・フェルナンデス←スウォンジー MFキ・ソンヨン←スウォンジー FW武藤嘉紀←マインツ(ドイツ) FWサロモン・ロンドン←WBA※ 【OUT】 MFミケル・メリーノ→ソシエダ(スペイン) FWアレクサンダル・ミトロビッチ→フルアム FWドワイト・ゲイル→WBA※ ◆クリスタル・パレス 【IN】 GKビセンテ・グアイタ←ヘタフェ(スペイン) MFシェイフ・クヤテ←ウェストハム MFマックス・マイヤー←シャルケ(ドイツ) FWジョルダン・アイェウ←スウォンジー※ 【OUT】 MFヨアン・キャバイエ→アル・ナスル(UAE) MFバカリ・サコ→無所属 ◆ボーンマス 【IN】 DFディエゴ・リコ←レガネス(スペイン) MFジェフェルソン・レルマ←レバンテ(スペイン) 【OUT】 MFマックス・グラデル→トゥールーズ(フランス) MFハリー・アーター→カーディフ※ ◆ウェストハム 【IN】 GKウカシュ・ファビアンスキ←スウォンジー DFイサ・ディオプ←トゥールーズ(フランス) MFカルロス・サンチェス←フィオレンティーナ(イタリア) MFジャック・ウィルシャー←アーセナル MFフェリペ・アンデルソン←ラツィオ(イタリア) FWアンドリー・ヤルモレンコ←ドルトムント(ドイツ) FWルーカス・ペレス←アーセナル 【OUT】 DFパトリス・エブラ→無所属 MFシェイフ・クヤテ→クリスタル・パレス MFドミンゴス・クイナ→ワトフォード ◆ワトフォード 【IN】 DFアダム・マジーナ←ボローニャ(イタリア) MFケン・セマ←エステルンド(スウェーデン) MFドミンゴス・クイナ←ウェストハム FWジェラール・デウロフェウ←バルセロナ(スペイン) 【OUT】 GKコステル・パンティリモン→ノッティング・フォレスト FWリシャルリソン→エバートン ◆ブライトン&ホーヴ・アルビオン 【IN】 DFベルナルド←ライプツィヒ(ドイツ) DFマルティン・モントーヤ←バレンシア(スペイン) DFレオン・バログン←マインツ(ドイツ) MFイヴ・ビスマ←リール(フランス) FWアリレザ・ヤハンバクフシュ←AZ(オランダ) 【OUT】 GKティム・クルル→ノリッジ FWジェイミー・マーフィー→レンジャーズ(スコットランド) ◆ハダースフィールド 【IN】 DFテレンス・コンゴロ←モナコ(フランス) DFエリク・ドゥルム←ドルトムント(ドイツ) MFラマダン・ソブヒ←ストーク・シティ FWイサーク・ムベンザ←モンペリエ(フランス)※ FWアダマ・ディアカビ←モナコ(フランス) 【OUT】 GKロバート・グリーン→チェルシー FWトム・インス→ストーク・シティ ◆サウサンプトン 【IN】 GKアレックス・ガン←マンチェエスター・シティ DFヤニク・ヴェステルゴーア←ボルシアMG(ドイツ) FWモハメド・エルヨナッシ←バーゼル(スイス) FWダニー・イングス←リバプール※ 【OUT】 MFドゥシャン・タディッチ→アヤックス(オランダ) MFジョルディ・クラジー→フェイエノールト(オランダ)※ MFソフィアン・ブファル→セルタ(スペイン) FWギド・カリージョ→レガネス(スペイン)※ ◆ウォルバーハンプトン 【IN】 GKルイ・パトリシオ←スポルティング・リスボン(ポルトガル) DFジョニー・カストロ←アトレティコ・マドリー(スペイン)※ MFジョアン・モウティーニョ←モナコ(フランス) MFリーンデル・デンドンカー←アンデルレヒト(ベルギー)※ FWラウール・ヒメネス←ベンフィカ(ポルトガル)※ FWアダマ・トラオレ←ミドルズブラ 【OUT】 なし ◆カーディフ 【IN】 MFジョシュ・マーフィー←ノリッジ MFハリー・アーター←ボーンマス※ MFビクトル・カマラサ←ベティス(スペイン)※ 【OUT】 なし ◆フルアム 【IN】 GKセルヒオ・リコ←セビージャ(スペイン)※ DFティム・フォス=メンサー←マンチェスター・ユナイテッド※ DFカラム・チャンバース←アーセナル※ DFアルフィ・モーソン←スウォンジー MFアンドレ・ザンボ=アンギッサ←マルセイユ(フランス) MFジャン・ミシェル・セリ←ニース(フランス) MFアンドレ・シュールレ←ドルトムント(ドイツ)※ FWアレクサンダル・ミトロビッチ←ニューカッスル FWルシアーノ・ビエット←アトレティコ・マドリー(スペイン)※ 【OUT】 DFライアン・フレデリックス→ウェストハム ※はレンタル移籍 2018.08.10 14:45 Fri
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