ワンダ・グループがアトレティコの株式を売却…スタジアム名は引き続き“ワンダ・メトロポリターノ
2018.02.15 10:10 Thu
▽アトレティコ・マドリーは14日、中国のワンダ・グループ(大連万達集団)がクラブの株式の17%を売却したことを発表した。
▽クラブの発表によると、ワンダ・グループが手放した株式はクアンタム・パシフィック・グループが手にするようで、同企業はこれによりアトレティコの株式を32%保有することになる。
▽ワンダ・グループは2015年に同クラブの株式20%を4500万ユーロ(現在のレードで約59億8200万円)で取得。当時は、欧州のサッカークラブに出資した初めての中国企業として注目を集めた。『フットボール・エスパーニャ』などの報道によるとワンダ・グループは、スポーツの海外企業に対して積極的なM&A(合併と買収)を繰り返し、その結果有利子負債が膨らんだようだ。
▽今回、アトレティコの株式売却に至った経緯は、そうした有利子負債の圧縮を考えているという。アトレティコの株式売却のほか、ホテルやテーマパークなどの資産を次々に売却しているようだ。
▽なお、ワンダ・グループへの株式売却から得た資金で新スタジアムを建設したアトレティコは、引き続きワンダ・メトロポリターノの名称で同スタジアムを使用する。
▽クラブの発表によると、ワンダ・グループが手放した株式はクアンタム・パシフィック・グループが手にするようで、同企業はこれによりアトレティコの株式を32%保有することになる。
▽今回、アトレティコの株式売却に至った経緯は、そうした有利子負債の圧縮を考えているという。アトレティコの株式売却のほか、ホテルやテーマパークなどの資産を次々に売却しているようだ。
▽なお、ワンダ・グループへの株式売却から得た資金で新スタジアムを建設したアトレティコは、引き続きワンダ・メトロポリターノの名称で同スタジアムを使用する。
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