日本代表、3月の欧州遠征でマリ、ウクライナとベルギーで対戦2018.02.09 12:05 Fri

twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
▽日本サッカー協会(JFA)は9日、3月のヨーロッパ遠征でマリ代表、ウクライナ代表と対戦することが決定したことを発表した。

▽日本は、3月23日(金)にマリと、27日(火)にウクライナと対戦。いずれもベルギーのリエージュにあるスタッド・モーリス・デュフランにて行われる。

▽マリは、1月のFIFAランキングで71位、ウクライナは35位に位置。マリとは初対戦となり、ウクライナは過去2度対戦し1勝1敗の対戦成績となっている。

▽マリ、ウクライナとの対戦は、8日に発表された6月のパラグアイ戦と合わせ、ロシア・ワールドカップのグループステージで同居するセネガル、ポーランドを想定した試合になるとみられる。

▽また、27日のウクライナ戦は、日本代表オフィシャルパートナーであるキリンビール株式会社とキリンビバレッジ株式会社の特別協賛のもと、「キリンチャレンジカップ2018 in EUROPE」として開催。海外で初となるキリンチャレンジカップの開催となる。

▽ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はマリ、ウクライナとの対戦に向けてコメントしている。

「マリ、ウクライナ共にワールドカップ・グループステージで対戦するチームを想定し
てマッチメイクをしました。マリは典型的なアフリカンサッカーをするチームで、スピード、フィジカルの強さがストロングポイントです。個で試合を決することができる選手が顔を揃えています」

「またウクライナは典型的な東欧のサッカーをするチームで、テクニカルでパスを繋ぐ
サッカーに長けています」

「今回は本大会へ向けたメンバー構成を見極めるための大事な機会となります。選手たちのコンディションも含め、あらゆるチェックを行い、ワールドカップに向けて良い準備をしたいと思います」

コメント

関連ニュース

thumb

久保建英&伊藤洋輝が圧巻ゴラッソ! U-19日本が北朝鮮を5発撃破で白星発進《AFC U-19選手権》

▽U-19日本代表は19日、AFC U-19選手権インドネシア2018グループB第1節のU-19北朝鮮代表戦に臨み、5-2で勝利した。 ▽上位4チームに来年ポーランドで開催されるFIFA U-20ワールドカップ2019の出場権が与えられる今大会。先日、フル代表初得点を挙げたMF堂安律らを擁し前回大会で初優勝の日本は影山雅永監督の下、大会連覇と共にU-20W杯出場権獲得を目指す。 ▽今回のグループステージでは優勝候補のU-19イラク代表、U-19タイ代表、北朝鮮と同じグループBに。この厳しいグループを突破するうえで重要な北朝鮮との初戦に向けては、GKに谷晃生(G大阪)、4バックに東俊希(広島)、橋岡大樹(浦和)、菅原由勢(名古屋)、瀬古歩夢(C大阪)を起用。中盤は伊藤洋輝(磐田)、藤本寛也(東京V)のダブルボランチに郷家友太(神戸)、斉藤光毅(横浜FC)をサイドハーフ、2トップは久保建英(横浜FM)、田川亨介(鳥栖)のレフティコンビとなった。 ▽ピッチ状態を確かめながらのやや慎重な入りを見せた日本だったが、久保の圧巻の左足が早々の先制点をもたらす。8分、右サイドから強引に中へドリブルで切り込んだ久保が複数のDFを引き付けてボックス左のスペースへ絶妙なスルーパス。これに斉藤光がオフサイドラインぎりぎりで抜け出して右足のシュート。一度は相手GKのセーブに遭うが、こぼれ球を再び斉藤光が冷静に右隅へ蹴り込んだ。 ▽幸先良く先制に成功した日本は幾つかミスから相手に決定機を与えるものの、相手の連動性を欠くプレスを久保や郷家、藤本がダイレクトプレーでうまくいなしながら積極的に2点目を目指す。すると19分、相手陣内中央で斉藤光が短く繋いだボールを受けた伊藤が左足を一閃。30メートルを超えるロングレンジのシュートがゴール右隅を射抜き、ゲームキャプテンのゴラッソで貴重な追加点を挙げた。 ▽これで余裕の展開と思われた日本だったが、前半30分を過ぎて相手の球際とシンプルな攻めに押され始める。すると、36分には自陣での素早いパス回しに対して後手の守備を強いられると、右サイドでキム・フィファンがダイレクトで入れたグラウンダーのクロスをDF2枚の間から飛び出したケ・タムに滑り込みながらのワンタッチで流し込まれる。さらに前半終了間際の42分には背後への長いボールに対してDF瀬古の身体の向きが悪くケ・タムに入れ替わられると、たまらずボックス内で手を使って倒してしまい痛恨のPK献上。これをキッカーのカン・クチョルに決められてしまい、2点差を追いつかれて前半を終えることに。 ▽嫌な流れて試合を折り返すも選手交代なしで後半に臨んだ日本。すると、立ち上がりの48分には波状攻撃から左サイドの東が斜めに入れたグラウンダーのパスがゴール右でドフリーの郷家に渡る。ここで郷家はワントラップからゴール右隅をグラウンダーのシュートで狙うが、やや丁寧に行き過ぎたかこれは相手GKのビッグセーブに阻まれる。 ▽その後はやや行ったり来たりの展開が続く中、日本ベンチは63分に田川を下げて宮代大聖(川崎F)を2トップの一角として送り込む。すると、ファーストプレーで相手陣内中央右をドリブルで縦に突破した宮代がボックス手前で倒されてFKを獲得。ここでキッカーを務めた久保がやや距離のある位置から左足を振り抜くと、壁の上を越えたボールがゴール右上隅の完璧なコースに突き刺さり、またしても久保の左足が勝ち越しゴールをもたらした。 ▽今度こそ逃げ切りたい日本だが、73分にゴール前のキム・クジンの反転シュートでゴールを脅かされるなど要所で見せる北朝鮮の鋭い攻めに苦戦を強いられる。この流れの中で76分には先制点を決めた斉藤光を下げて背番号10の安部裕葵(鹿島)を投入する。 ▽その後、82分には郷家が競り合いで倒れた際にシン・グァンソクに胸を故意に踏み付けられ、このラフプレーでシン・グァンソクにレッドカードが出される。すると、数的優位を手にした日本は危なげなく試合を進めていくと、89分にはロングカウンターから相手陣内をドリブルで切り裂いた宮代が味方のサポートをオトリに対面のDFを鮮やかな仕掛けでかわしてシュートを流し込み、決定的な4点目を奪取。さらに93分にはペナルティアーク付近で藤本のラストパスを受けた安部が右足のグラウンダーシュートを流し込みダメ押しの5点目まで奪って見せた。 ▽そして、久保や途中出場の宮代、安部など攻撃陣爆発の日本が北朝鮮を5-2で下し今大会を快勝スタート。グループ首位に躍り出た。 ▽また、同日行われたグループB第1節のもう1試合、U-19イラク代表vsU-19タイ代表は、3-3のドローに終わった。 ▽世代屈指のイラクに対してタイが先制点を奪うが、地力で勝るイラクは前半のうちに2点を奪い逆転に成功。さらに、後半半ばにもダメ押しの3点目を奪い、ここから守備を固めて逃げ切り態勢に。しかし、試合終盤に決死の猛攻を見せたタイは87分と後半アディショナルタイムに続けてゴールネットを揺らし、劇的な形で3-3のドローに持ち込んだ。 ▽なお、日本は22日に行われる第2節でタイと、北朝鮮は同日にイラクと対戦する予定だ。 2018.10.19 23:04 Fri
twitterfacebook
thumb

【2022年カタールへ期待の選手⑦】先輩・岡崎慎司と同じ新潟で初キャップ。ユース時代の盟友・南野に追いつけ追い越せ/北川航也(清水エスパルス/FW)

▽森保一監督率いる新体制が発足してからというもの、日本代表が快進撃を見せている。遠藤航(シント=トロイデン)や中島翔哉(ポルティモネンセ)ら欧州組若手と国内組で戦った9月の初陣・コスタリカ戦(大阪・吹田)を3-0で快勝。長友佑都(ガラタサライ)や吉田麻也(サウサンプトン)といった2018年ロシア・ワールドカップ16強戦士たちが合流した10月シリーズも勢いは加速する一方だ。12日のパナマ戦(新潟)を再び3-0で勝ち、16日には埼玉でFIFAランク5位のロシア8強進出国・ウルグアイを4-3で撃破。森保ジャパンの新エース・南野拓実(ザルツブルク)が3戦4発と気を吐くなど、若い力の台頭が凄まじい。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_j" terget="_blank">北川のプレーを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ▽その南野とユース代表時代にコンビを組んでいた2学年下の新星FW北川航也(清水エスパルス)も、パナマ戦で後半21分から登場。念願の初キャップを踏んだ。彼は清水から選出された岡崎慎司(レスター・シティ)以来の代表選手。国際Aマッチ116試合出場50ゴールという偉大な記録を持つ先輩FWがちょうど10年年前の2008年10月に代表デビューを飾ったのも新潟の地。この偶然に本人も驚きを隠せない様子だった。 ▽「そのことは聞いていました。岡崎さんは目標であり、手本になる選手ですけど、自分らしさを出していきたい。岡崎さんはヨーロッパで戦っているし、自分は今、置かれている環境の中で戦わないといけない。Jリーグで結果を出し続けることで道が開けてくる。岡崎さんも結果を残して代表のレギュラーになった。やっぱり分かりやすいのが目に見える結果なんで、そこに対しての欲をさらに出していければと思います」と、今季J1・11ゴールを挙げている22歳の若き点取り屋は、岡崎の背中を追いかけつつも、独自性にこだわっていく考えだという。 ▽もともと10代の頃からスピードとゴール感覚は高く評価されていた選手だが、今季はドウグラスとコンビを組んだことで才能が大きく開花した。 ▽「自分の特徴はディフェンスラインの裏を抜けるプレー。エスパルスでやっているものを代表でも出していきたい」と本人は意欲的に語っていたが、パナマ戦で川又堅碁(磐田)と組んだタテ関係の2トップはドウグラスとのコンビとは微妙に異なるものだった。そのやりづらさが影響したのか、前線に突っ込んでいく姿勢には物足りなさも感じられた。 ▽「それでも川又選手が前で力強さを出して、DFを引っ張ってくれたおかけで、自分にはスペースができた。そこの間で受けるのも自分の仕事だし、前に出ていくことも自分の仕事。その意識は強まりましたね」と本人も初代表の24分間から多くのことを学んだようだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_j" terget="_blank">Jリーグ観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> ▽おそらく今後も北川はセカンドトップの候補者と位置付けられるだろう。となれば、目下ブレイク中の南野、8年間エースナンバー10を背負ってきた香川真司(ドルトムント)らとしのぎを削らなければならない。このポジションで生き残るのはハードルが非常に高いが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(現ナント)時代には干されていた南野も約3年ぶりに呼ばれた代表の舞台で結果を出すことで、自身の存在価値を再認識させている。北川もまだファーストステップを踏み出したばかり。多少の紆余曲折はあっても前進し続けることが肝要だ。 ▽「拓実君のプレーを見て、つねに前を向く意識、タテに仕掛ける意識っていうものが強烈に感じたので、そこは自分も見習うところだと思うし、自分に足りないところでもあると感じるので、前を向いたときの迫力、力強さはつねに求めてやっていきたいです」と北川自身も2014年AFC・U-19選手権(ミャンマー)から4年ぶりに同じチームでプレーした盟友の成長に大きな刺激を受けていた。 ▽当時のユース代表からは三浦弦太(ガンバ大阪)も森保ジャパンに呼ばれているし、現在ケガで長期離脱中の井手口陽介(グロイター・フュルト)もすでにロシア大会の最終予選で活躍した。同世代の成長に北川もついていかなければならないはず。そういう自覚を深めるチャンスを得たことが、今回の10月2連戦に参戦した最も大きな意味合いだったのではないだろうか。 ▽前述の通り、本人も海外組と国内組の違いについてはよく理解している。尊敬する岡崎も南野もみな本場・欧州で屈強なDFたちと対峙することで逞しさを増し、ゴールセンスに磨きをかけている。北川がすぐに同じ環境を手に入れようとしても難しい。だからこそ、清水に戻って常に世界基準を視野に入れつつ自己研鑽を図っていくしかない。 ▽幸いにして、清水にはイングランド代表監督も務めたロイ・ホジソン監督の下でプレー経験のあるヤン・ヨンソン監督がいるし、数々の修羅場をくぐってきた鄭大世もいる。今、コンビを組むドウグラス含め、海外トップ基準を伝えてくれる人々に恵まれているだけに、その環境を生かさない手はない。清水から7年ぶりに誕生した代表選手の誇りを胸に、彼には貪欲に進化を続けてほしいものだ。<hr>【元川悦子】長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。<div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://prf.hn/click/camref:1011l3PkH/adref:innews_j" terget="_blank">清水エスパルスを観るならDAZN!<br />1カ月のお試し無料視聴はコチラから!</a><hr></div> 2018.10.19 22:00 Fri
twitterfacebook
thumb

南米勢がヨーロッパ化?/六川亨の日本サッカー見聞録

▽10月16日のキリンチャレンジ杯で日本はウルグアイを4-3で下した。前線の南野、中島、堂安らが躍動し、常に先手を奪う余裕の試合運びを見せた。3失点のうち2点目と3点目はいただけないが、ウルグアイのカウンターにもしっかりと対処し、森保監督の掲げる「全員攻撃、全員守備」での快勝だった。 ▽ドリブルで翻弄した中島のプレーを堪能したファンも多いだろうし、堂安のカットインからワンツーでのゴール、そして南野の神出鬼没な動きなど、これまで長らく代表を支えた本田、香川、岡崎らビッグ3の不在を補ってあまりある活躍だった。 ▽ただ、ウルグアイには正直物足りなさを感じた。スアレスこそ来日しなかったが、カバニ(パリSG)、ゴディン(A・マドリー)らロシアW杯のメンバー7人がスタメン出場するなど、ほぼベストメンバーに近い。タバレス監督は長旅の疲れや時差ボケを敗因にすることなく、素直に「勝利にふさわしいチーム。明確なチームができあがっている」と敗戦を受け入れていた。 ▽なぜ物足りなさを感じたのか。これまで日本は南米勢との対戦を苦手にしてきた。その理由の一因は「個の力」で強引に守備網を破られ失点してきたからだ。数的優位な状況にありながら、強引なドリブル突破や意表を突いたミドルシュートなど、想定外のプレーに苦しめられてきた。 ▽しかし今回来日したウルグアイには、「個の力」で突破を試みる選手は皆無だった。ボールを持ちすぎることなく、ていねいにパスをつないで攻撃を組み立てるスタイルは、南米というよりヨーロッパのサッカーに近かった。 ▽そして「こんな選手がいたの?」と、無名でも驚くようなプレーをする選手が、かつての南米勢にはいた。 ▽時代は変わり、インターネットやYouTuberの普及などで情報網が発達し、もはやダイヤの原石のようなサプライズを起こす選手は世界的にいなくなった。久保建英のように小学生の頃から海外のビッグクラブのリサーチによって、才能豊かな若手選手が発掘される時代でもある。 ▽と同時に、これは推測ではあるが、南米勢の主力選手のほとんどがヨーロッパのリーグでプレーすることで、代表チームのプレースタイルも次第にヨーロッパ化しているのではないだろうか。 ▽かつて1970年のメキシコW杯でブラジルは3度目の優勝を達成した。しかし4年後の西ドイツW杯では2次リーグでクライフ率いるオランダに完敗した。そこで78年のアルゼンチンW杯でコウチーニョ監督は、フィジカル重視のサッカーをブラジルに採用。するとファンやサポーターから猛反発を食らった。個人技を重視した華麗なサッカーがブラジルのスタイルだからだ。 ▽ブラジルは94年のアメリカW杯で34年ぶりに世界一になったが、ロマ-リオとべべ-トら2トップによるカウンター・スタイルに、ブラジル国民は82年スペインW杯でジーコらが見せたプレーこそセレソンだと懐かしんだ。 ▽そんなブラジルがW杯で4大会連続して決勝進出を逃した。ロシアW杯ではベスト8で敗退している。メッシを擁するアルゼンチンもロシアW杯ではベスト16で敗退した。もしも南米が南米でなくなっているとしたら、それはそれで寂しいことでもある。<hr>【六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。 2018.10.18 18:10 Thu
twitterfacebook
thumb

守備は課題も攻撃陣&ボランチコンビの変化は収穫/日本代表コラム

「選手たちは個の特徴を発揮すること+チームのコンセプトとして一体感を持って戦うところで現段階のバランスは良いですし、良いトライをしてくれています」 ▽ウルグアイ代表戦後、森保一監督が記者会見で語った言葉だ。日本代表は、FIFAランキング5位のウルグアイ相手に互角に戦い、4-3で勝利。森保ジャパンは、新体制発足から3連勝を飾った。 ▽韓国代表とのアウェイゲームを2-1と落としたウルグアイ。時差ボケや移動の疲労、チームとしてのトレーニング時間の不足など、エクスキューズはあった。そして、日本はホームゲームであり、サポーターもチケットが完売するほど集まった。有利な点は多かったが、4-3で勝利することは予想できなかったはずだ。 ▽試合を通じて、個人の良さが出たシーンもあった一方で、ミスも散見。チーム作りの途中ということもあるが、収穫と課題が明確に出た一戦となった。 <span style="font-weight:700;">◆収穫は攻撃陣の躍動</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181017_1_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽ウルグアイ戦で最も大きな収穫は4得点を奪った攻撃陣だ。特に2得点を記録したMF南野拓実(ザルツブルク)の活躍は圧巻だった。9月のコスタリカ代表戦、そして先日のパナマ代表戦でもゴールを決めた南野は、3試合で4得点を記録。日本の攻撃陣をけん引している。 ▽パナマ戦、ウルグアイ戦と縦関係でコンビを組んだのはロシア・ワールドカップでもゴールを決めているFW大迫勇也(ブレーメン)だ。日本代表を1トップで支えてきた大迫との関係は良好。タイプの違う2人が前後を入れ替わることで、相手DFの対応に混乱をもたらせた。 ▽持ち味である身体の強さを発揮した大迫は、マッチアップしたDFディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)にも競り合いで負けず。背負ってタメを作り、2列目の選手の攻撃参加を促した。一方の南野は、相手とタイミング良く入れ替わるポストプレーを披露。パナマ戦でも見せたターンの上手さを見せた。 ▽南野の活躍が刺激となったか、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF堂安律(フローニンヘン)も躍動。堂安は、DF酒井宏樹(マルセイユ)との鮮やかなパス交換から代表初ゴールを記録した。中島はゴールこそなかったが、サイドでの仕掛けやカットインからのシュートで攻撃を活性化。大迫のゴールに繋がるシュートを見せた。 <span style="font-weight:700;">◆最大の収穫は攻守の切り替え</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181017_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽前線の選手が4得点を奪ったが、それ以上の収穫は攻守の切り替えだろう。堂安のゴール、そして、南野の2点目に繋がったMF柴崎岳(ヘタフェ)のプレーは特筆すべきとも言える。その他にも、大迫のゴールに繋がった堂安の守備、さらには終盤のCKのシーンでの戻りなども同じだ。 ▽堂安の初ゴールは、日本のCKの流れから生まれた。右CKからのクロスがクリアされるが、すぐさま柴崎が拾いダイレクトで前線へ。一旦はFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)にカットされるが、大きくなったボールを堂安が拾い、酒井とのパス交換からゴールを決めた。 ▽また、日本の4点目は真価が発揮されただろう。ウルグアイがカウンターを仕掛けるためにパスを交換しようとしたところ、MF遠藤航(シント=トロイデン)と柴崎が連動。相手ボールを奪うと、柴崎がそのまま一気に南野に縦パスを入れ、堂安がこぼれ球をシュート。GKフェルナンド・ムスレラ(ガラタサライ)が弾いたところを南野が詰めた。 ▽コスタリカ戦はMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)と遠藤、パナマ戦は青山とMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、そしてウルグアイ戦は柴崎と遠藤がボランチでコンビを組んだ。いずれも補完性を持った2人を並べたが、日本の4点目は攻撃でも持ち味を発揮しつつある遠藤とのバランスを考えた柴崎が、攻撃だけでなく読みを生かした守備面で輝いたシーンだ。 ▽クラブでの出場機会が少ない柴崎は、本来のパフォーマンスからは程遠く、目立つプレーは少なかったが、前線の若手3人、そしてコンビを組んだ遠藤を活かすためのプレーを見せたことは、チームとして収穫だったと言える。個の良さがチームに繋がるという点は、森保監督が目指す形の1津と言えるだろう。 <span style="font-weight:700;">◆課題は明確…守備の向上</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181017_1_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽4得点を奪った一方で、コンディションが最高ではないウルグアイに3失点を喫した。勝ったことを素直に喜び切れない失点は、その数よりも内容に課題を感じた。 ▽失点には絡まなかったが、前半から右サイドバックの酒井とDF三浦弦太(ガンバ大阪)の間のスペースをウルグアイに使われていた。ゴールこそ決まらなかったが、ウルグアイが本来の力を持っていたらどうなっていたか分からないし、今回遠征に不参加だったFWルイス・スアレス(バルセロナ)がいたら、失点に繋がっていただろう。 ▽メンバーが変わったことで、連携面が不足している点はある。また、世界の舞台での経験値が三浦に足りないことも影響しただろう。2点目のバックパスの判断ミスも同様だ。カバーニが残っていることが目に入っていなかった。後方でパスを回す際に、安易にGKまでボールを戻してしまったこと。MFルーカス・トレイラ(アーセナル)が前線からプレスをかけていたこともあったが、判断力は鍛える必要がありそうだ。 ▽1失点目はセットプレーから。ファーサイドに振られて、折り返しを決められてしまった。MFガストン・ペレイロ(PSV)に決められてしまった。ワールドカップでのベルギー戦でも見られたように、ファーサイドに振られて高さを使われることは日本が苦手としているパターン。世界と戦う上では、改善が必要となるだろう。 ▽そして最も良くなかったのは3失点目だ。オープンな展開となった中、ウルグアイのカウンターが発動。しかし、日本は数的同数であったため、守り切ることも可能だったはずだ。カバーニにボールが入った際、対応したDF吉田麻也(サウサンプトン)はDF長友佑都(ガラタサライ)に指示。しかし、左サイドに開いていたホナタン・ロドリゲスを誰も見ておらず、三浦もカバーニを警戒。結果、フリーでクロスを送られて失点した。 ▽三浦個人だけの責任ではない。チームとしての守り方の問題であり、数的同数でありながら、パスを通され、しっかりと決められしまったことをどう対応するか。細部を詰める時間はあまりなかったとは言うものの、来年1月のアジアカップまでには守備面の改善を期待したい。 <span style="font-weight:700;">◆それでも期待値の高いチームに</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181017_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽アジアカップまで残された試合は2試合。11月に行われるベネズエラ代表戦、キルギス代表戦だ。攻撃面では、これまでにない期待が持てる日本代表。特に2列目の3選手の連係とゴールへの意欲は評価すべきものだ。しかし、勢いに乗っていると言う見方もできなくはない。 ▽しかし、本調子でなかったとはいえ、しっかりと守備を作るウルグアイに4得点を奪えたことは、大きな変化と言えるだろう。ミドルシュートのこぼれ球から2点を決めたことも、これまでの日本代表ではあまり見られなかったパターンだ。攻撃面は、大いに期待できる。 ▽守備面に関しては、GKが代表チームとしての経験値の低さもあるだろう。連係が重要になってくるだけに、酒井、吉田、長友とワールドカップ組が入っても3失点を喫した。11月の合宿では、攻撃面だけでなく、守備面にも手をつけてもらいたい。 ▽勝ったことを喜ぶだけでなく、しっかりと課題を見つけることが今は重要だ。本番であるアジアカップまでに、個人がクラブでどのように成長、変化するかが代表チームの強化となる。そして、合宿に集まった際には、しっかりとチームとして戦い方を落とし込むこと。その戦い方を発揮するためにも、各選手には自らを磨き上げて、1カ月後の活動に繋げてもらいたい。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2018.10.17 23:55 Wed
twitterfacebook
thumb

【アンケート結果】3戦連続ゴールの南野拓実が高評価! 次戦ベネズエラ戦への期待も

▽森保一監督体制3戦目となったウルグアイ戦。相手はロシア・ワールドカップでベスト8に進出した強豪チームということもあり森保監督も「今の力を測る最高の相手」と評価する中で、試合は若手が躍動。南野拓実や堂安律のゴールなどで4-3で勝利しました。 ▽ユーザーの皆様の評価では、3試合連続ゴールの南野が「7.3」で最高点に。先制点をアシストした中島翔哉は「7.0」で次点。4得点を奪った攻撃陣は及第点以上の評価で、3失点を喫した守備陣は比較的低い採点結果になっています。なお、途中出場も出場時間の少なかった原口元気は採点対象外とさせていただきました。 ▽皆様の意見の中には「希望を抱かせる戦いぶりでした」などの明るい意見が多くあったものの、「3失点は改善しなければならない」という厳しい意見も。ベネズエラ代表、キルギス代表との試合が予定されている11月の親善試合に期待する声も多く挙がりました。 ◆ウルグアイ戦のユーザー採点結果 GK 東口順昭 5.1 DF 酒井宏樹 6.0 三浦弦太 4.3 吉田麻也 5.5 長友佑都 5.7 MF 遠藤航 6.0 柴崎岳 5.5 → 青山敏弘 5.3 堂安律 6.5 南野拓実 7.3 → 原口元気 - 中島翔哉 7.0 FW 大迫勇也 6.3 監督 森保一 6.4 ◆皆様の声(一部) ・久々にワクワクしたゲーム! ・10番が眩しい。 ・中島翔哉を中心にしたチームが見えてきた。 ・若手の躍動とベテランの頑張りが光ったゲームでした。格上相手に複数得点を取れたことが良かった。 ・みんなの必死さが伝わる白熱した展開で、見ていてとにかくワクワクしました。 ・今日の試合は結果が負けだったとしても将来に明るい期待が持てた。頑張れ日本代表! 2018.10.17 17:00 Wed
twitterfacebook


ACL

欧州移籍情報
hikari

アクセスランキング

@ultrasoccerjp

新着ニュース