リバプールvsスパーズの2つのPK判定は妥当? 元マッチオフィシャルが見解語る
2018.02.05 06:20 Mon
▽プレミアリーグ第26節、リバプールvsトッテナムが4日にアンフィールドで行われ、2-2のドローに終わった。同試合では試合終盤トッテナムに与えられた2つのPKが物議を醸しているが、これに関して元マッチオフィシャルが自身の見解を示している。
▽3位のリバプールと5位のトッテナムによる上位対決では、試合開始3分にFWモハメド・サラーのゴールでリバプールが先制。しかし、トッテナムも80分にMFビクター・ワニャマのゴールで同点に追いつく。さらに、85分にはトッテナムにPKが与えられるも、FWハリー・ケインのシュートをGKロリス・カリウスがセーブ。その後、91分にリバプールが再びサラーのゴールで勝ち越すも、試合終了間際に与えられた2度目のPKを今度はケインが決めて、白熱の一戦は2-2のドロー決着となった。
▽しかし、試合後リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が審判団を非難するなど、トッテナム側に与えられた2つの微妙なPKが議論の的となっている。
▽この2つのPKに関して、プレミアリーグでマッチオフィシャルを務めていたダーモット・ギャラガー氏がイギリス『スカイ・スポーツ』で自身の見解を示している。
▽トッテナムが85分に獲得した最初のPKの場面ではボックス内でパスを受けてGKカリウスに倒されたケインがオフサイドポジションに居たとの指摘がある。だが、ギャラガー氏はその直前にクリアを試みたDFデヤン・ロブレンの足にボールが触れていたことで、ケインのオフサイドは成立しないと主張。時間はかかったものの、適切なジャッジを下したと、ジョナサン・モス主審とエディ・スマート副審のコンビを支持している。
「彼は十分にクリアするチャンスがあったが、ボールを触ったもののそれができなかった。現状のルールではあの形でケインにボールが渡った場合、オフサイドは成立しない」
「個人的にあの判断は素晴らしかった。エディ・スマートはロブレンがボールに触れていたか、よくわからないとジョナサン・モスに伝えていた」
「少し時間はかかったが、彼らは正しい判定を下した。ロブレンのクリアミスしたボールがケインに渡った。だから、オフサイドではない」
▽また、試合終了間際にボックス内でMFエリク・ラメラがDFヴィルヒル・ファン・ダイクに後方からチャージを受けて倒された2つ目のPKに関しても、前述の審判団が正しい判定を下したと主張している。なお、スロー再生のリプレイ映像ではファン・ダイクが足を引っ込める前に同選手の振り抜いた足先がラメラのふくらはぎ付近に接触している様子が映っていた。
「ペナルティエリアが混雑していて、モスにとって接触の有無を確認するのは難しいアングルだったかもしれない」
「ただ、あの場面でファウルがあったことは間違いないし、彼ら2人は素晴らしいチームワークを見せたと思う。それは彼らのゲームの強みとなっている」
▽リバプール陣営にとってはいずれも受け入れられない判定となったが、元マッチオフィシャルによる検証ではいずれも正しい判定だったようだ。
▽3位のリバプールと5位のトッテナムによる上位対決では、試合開始3分にFWモハメド・サラーのゴールでリバプールが先制。しかし、トッテナムも80分にMFビクター・ワニャマのゴールで同点に追いつく。さらに、85分にはトッテナムにPKが与えられるも、FWハリー・ケインのシュートをGKロリス・カリウスがセーブ。その後、91分にリバプールが再びサラーのゴールで勝ち越すも、試合終了間際に与えられた2度目のPKを今度はケインが決めて、白熱の一戦は2-2のドロー決着となった。
▽この2つのPKに関して、プレミアリーグでマッチオフィシャルを務めていたダーモット・ギャラガー氏がイギリス『スカイ・スポーツ』で自身の見解を示している。
▽トッテナムが85分に獲得した最初のPKの場面ではボックス内でパスを受けてGKカリウスに倒されたケインがオフサイドポジションに居たとの指摘がある。だが、ギャラガー氏はその直前にクリアを試みたDFデヤン・ロブレンの足にボールが触れていたことで、ケインのオフサイドは成立しないと主張。時間はかかったものの、適切なジャッジを下したと、ジョナサン・モス主審とエディ・スマート副審のコンビを支持している。
「あれは興味深いシチュエーションだった。確かにケインはオフサイドポジションに居た。そして、ロブレンはクリアできるチャンスがあった」
「彼は十分にクリアするチャンスがあったが、ボールを触ったもののそれができなかった。現状のルールではあの形でケインにボールが渡った場合、オフサイドは成立しない」
「個人的にあの判断は素晴らしかった。エディ・スマートはロブレンがボールに触れていたか、よくわからないとジョナサン・モスに伝えていた」
「少し時間はかかったが、彼らは正しい判定を下した。ロブレンのクリアミスしたボールがケインに渡った。だから、オフサイドではない」
▽また、試合終了間際にボックス内でMFエリク・ラメラがDFヴィルヒル・ファン・ダイクに後方からチャージを受けて倒された2つ目のPKに関しても、前述の審判団が正しい判定を下したと主張している。なお、スロー再生のリプレイ映像ではファン・ダイクが足を引っ込める前に同選手の振り抜いた足先がラメラのふくらはぎ付近に接触している様子が映っていた。
「ペナルティエリアが混雑していて、モスにとって接触の有無を確認するのは難しいアングルだったかもしれない」
「ただ、あの場面でファウルがあったことは間違いないし、彼ら2人は素晴らしいチームワークを見せたと思う。それは彼らのゲームの強みとなっている」
▽リバプール陣営にとってはいずれも受け入れられない判定となったが、元マッチオフィシャルによる検証ではいずれも正しい判定だったようだ。
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