リベリ&ハメス弾で武藤フル出場のマインツ撃破、バイエルンが8連勝《ブンデスリーガ》

2018.02.04 01:33 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第21節、マインツvsバイエルンが3日に行われ、0-2でバイエルンが勝利した。マインツのFW武藤嘉紀はフル出場している。

▽前節レバークーゼン戦を0-2で敗れた15位マインツ(勝ち点20)は、武藤が5試合連続スタメンとなり、[4-4-1-1]の1トップで先発となった。
▽一方、ホッフェンハイムに逆転勝利して7連勝とした首位バイエルン(勝ち点50)は、2位レバークーゼンとの16ポイント差を維持した中、レヴァンドフスキをベンチスタートとしてワグナーが移籍後初先発となった。

▽3トップに右からミュラー、ワグナー、リベリと並べ、中盤アンカーにルディ、インサイドにハメス・ロドリゲスとトリッソを並べる[4-3-3]で臨んだバイエルンがボールを保持する立ち上がり。

▽フラットな[4-4]の守備ブロックを形成するマインツに対し、トリッソがミドルシュートでけん制するバイエルンだったが、最前線のワグナーが起点になれず、攻めあぐねる状況が続く。
▽そんな中33分、バイエルンがセットプレーから試合を動かす。左CKのルーズボールをペナルティアーク左のリベリがボレーで狙うと、うまく捉えたシュートが枠の右に決まった。

▽さらに44分、左サイド絞った位置のトリッソのフィードをボックス右で受けたハメス・ロドリゲスが胸トラップからボレーシュートを叩き込んで、マインツを突き放した。

▽2-0で迎えた後半、開始3分にハメス・ロドリゲスのスルーパスでボックス左に侵入したワグナーが決定的なシュートを浴びせたバイエルンだったが、GKゼントナーのファインセーブに阻まれる。続く51分にはハメス・ロドリゲスがGKゼントナーを強襲するシュートを浴びせ、バイエルンが3点目に迫っていった。

▽一方、凌いだマインツは52分に決定機。ボックス右のG・ドナーティのマイナスの折り返しをクアイソンがダイレクトでシュート。しかし、GKウルライヒのファインセーブに阻まれてしまう。さらに56分、J・ボアテングと入れ替わった武藤がペナルティアーク中央から左足でミドルシュートを狙うも、GKウルライヒの正面を突いた。

▽ピンチが増えてきたバイエルンが63分にワグナーに代えてレヴァンドフスキを投入してきたのに対し、良い時間が続くマインツは74分にクアイソンがドリブルでボックス右に侵入して決定的なシュートを浴びせていく。

▽しかし、終盤にかけてはバイエルンが集中した守りでマインツに付け入る隙を与えない。そのまま2-0で勝利し、連勝を8に伸ばしている。
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