世界を制したシャビ・アロンソが流経大柏、流経大の選手に金言…頂点を目指すために必要なのは「悔しさ」
2018.01.31 22:55 Wed
▽スペイン代表として2010年のロシア・ワールドカップを制したシャビ・アロンソ氏が30日、都内でトークイベントを実施。招待されたサッカープレーヤーを前に「スパイクへのこだわり」や「クリエイティビティ」について語った。
▽この日は、都内で様々なイベントに登場していたシャビ・アロンソ氏。今回の来日について聞かれると「最高の思い出になっています。日本にまた来たかったという思いがあったので、今回のキッカケに感謝しています。そして、みなさんが凄く温かく受け入れてくれて、みなさんの気持ちが嬉しいです」と語った。
▽トークショーの前には高校生を相手にクリニックを実施。「疲れは?」との質問には、「疲れというよりは、リフレッシできました。久々に若い選手とボールを通じてコミュニケーションをとったので、日本の学生たちと楽しく過ごせて良かったです」とコメント。「(サッカーが好きなのは)当然ですね。小さい頃からそうでしたし、体が動く限りはサッカーをやりたいと思います」とサッカー愛を語った。
▽当時のプレデターと他のスパイクの差については「素材なのか機能性なのか、何なのかはわかりませんが、プレデターを履くと安定したプレーができました。ボールを蹴っていてもスパイクがちゃんとついてきているという感じがありました」と語った。
▽今年はロシア・ワールドカップが控えているが、世界で勝つために必要なものについては、「たくさんあります。クリエイティビティもそうですし、組織的にちゃんとやることもそうです。どれかがあってもダメで、バランスが重要。タイミングとして運も重要です。運に見捨てられてしまったら終わりです。短い時間、数試合で世界チャンピオンになる大会です。世界王者になれたことは一番の思い出です」とコメント。短期決戦で結果を残すには、「運」も重要であることを語った。
▽また、イベントには今年の全国高校サッカー選手権大会で準優勝となった流通経済大学付属高校サッカー部、全日本大学サッカー選手権大会で優勝を果たした流通経済大学サッカー部の選手も参加。シャビ・アロンソ氏は頂点を目指すために必要なものとして「悔しさ」を挙げ、「まずは、(準優勝)おめでとうございます。人生にも言えることですが、あと1つで目標を達成できた、あと1つで惜しい思いをしたというのは、悔しさを次の目標にぶつけて、次は負けないという思いでやっていけば、必ず成長につながる」と語り、悔しい経験が成長に繋がることだとアドバイスした。
▽さらに、「年の近い兄弟がいたので、サッカーを一緒にする時間がありました。当時を振り返ると、サッカーをやりたいという思いしか頭にありませんでした。ただやるのではなく、(みなさんの年齢ぐらいになると)試合を読むことができる年頃になります。試合を観て、予測してサッカーをするとより楽しくなると思います」と語り、頭を使ってプレーすることの重要性も説いていた。
▽自身のコントロールについては「全然できませんでした。18歳でプロになった時は未熟な選手で、メンタリティもありませんでした。今と18歳の自分は違います。辛い経験や悔しい経験が全部勉強となり、選手としてもっと完成していったと思います。それはだれでも同じ道を歩くと思います」と語り、経験をすることでしっかりと成長できると語った。
▽この日は、都内で様々なイベントに登場していたシャビ・アロンソ氏。今回の来日について聞かれると「最高の思い出になっています。日本にまた来たかったという思いがあったので、今回のキッカケに感謝しています。そして、みなさんが凄く温かく受け入れてくれて、みなさんの気持ちが嬉しいです」と語った。
(C)CWS Brains,LTD.
▽現役時代はアディダスの「PREDATOR(プレデター)」を愛用していたシャビ・アロンソ氏。スパイクを選ぶ際のこだわりについては「自分が譲れないポイントは、快適さと履いた時のボールを触った時の感触で、自分がボールをちゃんとコントロールできているかどうかが重要です。キャリアの中でたくさんのスパイクを履きましたが、プレデターのモデルも色々履きました。新しいプレデターも試し程度には履きましたが、プレデターが一番良いスパイクだと思っています」とコメント。かつて愛用していた「プレデター」を絶賛した。▽当時のプレデターと他のスパイクの差については「素材なのか機能性なのか、何なのかはわかりませんが、プレデターを履くと安定したプレーができました。ボールを蹴っていてもスパイクがちゃんとついてきているという感じがありました」と語った。
▽今年はロシア・ワールドカップが控えているが、世界で勝つために必要なものについては、「たくさんあります。クリエイティビティもそうですし、組織的にちゃんとやることもそうです。どれかがあってもダメで、バランスが重要。タイミングとして運も重要です。運に見捨てられてしまったら終わりです。短い時間、数試合で世界チャンピオンになる大会です。世界王者になれたことは一番の思い出です」とコメント。短期決戦で結果を残すには、「運」も重要であることを語った。
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▽また、試合ごとの準備が異なるかとの質問には、「準備としてはどの試合も一緒です。ただ、初戦や大事な試合に対するメンタルは違いますが、やることはクラブチームでもワールドカップでも自分の仕事は同じなので、準備としては同じです」と語り、特別な準備をせず、普段の力を発揮することが大切であることも明かした。▽スペイン、ドイツではリーグタイトルを獲得し、チャンピオンズリーグやワールドカップも制しているシャビ・アロンソ氏。多くのタイトルを獲得してきたが、「幸いなことにたくさんの勉強、経験、そしてタイトルを得ることができました。子供の頃は世界一になるとは思っていませんでした。ただ、やっていくうちに、世界一になれるんじゃないかという自信が自分の中に生まれました」と、自身の成長とともに、自信も身につけていったことを教えてくれた。
▽また、イベントには今年の全国高校サッカー選手権大会で準優勝となった流通経済大学付属高校サッカー部、全日本大学サッカー選手権大会で優勝を果たした流通経済大学サッカー部の選手も参加。シャビ・アロンソ氏は頂点を目指すために必要なものとして「悔しさ」を挙げ、「まずは、(準優勝)おめでとうございます。人生にも言えることですが、あと1つで目標を達成できた、あと1つで惜しい思いをしたというのは、悔しさを次の目標にぶつけて、次は負けないという思いでやっていけば、必ず成長につながる」と語り、悔しい経験が成長に繋がることだとアドバイスした。
▽さらに、「年の近い兄弟がいたので、サッカーを一緒にする時間がありました。当時を振り返ると、サッカーをやりたいという思いしか頭にありませんでした。ただやるのではなく、(みなさんの年齢ぐらいになると)試合を読むことができる年頃になります。試合を観て、予測してサッカーをするとより楽しくなると思います」と語り、頭を使ってプレーすることの重要性も説いていた。
▽自身のコントロールについては「全然できませんでした。18歳でプロになった時は未熟な選手で、メンタリティもありませんでした。今と18歳の自分は違います。辛い経験や悔しい経験が全部勉強となり、選手としてもっと完成していったと思います。それはだれでも同じ道を歩くと思います」と語り、経験をすることでしっかりと成長できると語った。
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▽イベントでは参加者からもシャビ・アロンソ氏に質問が飛び、流通経済大学の選手は「負けている時にどのような声をかけてプレーするのか」と質問。シャビ・アロンソ氏は「一番大事なのは仲間をよく知ることだと思います。キャラクターはそれぞれで、色々なキャラクターが居ます。色々な人がいるチームで、励ませば調子が出る選手、けなせば何畜生という気持ちで調子が出る選手も居ます。どういったメッセージを誰にぶつけるか、その選択が一番大事だと思います」とコメント。「ただ、基本的には笛がなる最後まで諦めずにやることが大事だと思います」と語った。(C)CWS Brains,LTD.
▽トークショー後は、流通経済大学付属柏高校の選手、流通経済大学の選手とともに記念撮影を実施。さらに、両校の選手全員にはシャビ・アロンソ氏からアディダスの最新スパイク「プレデター」がプレゼントされた。(C)CWS Brains,LTD.
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