レーティング:ミラン 2-1 ラツィオ《セリエA》

2018.01.29 04:04 Mon
Getty Images
▽セリエA第22節、ミランvsラツィオが28日に行われ、2-1でミランが勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
PR
▽ミラン採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
99 ドンナルンマ 6.0
安定したゴールキーピングで1失点に抑える
DF
2 カラブリア 6.0
高精度クロスで2点目をアシスト。終盤は左サイドバックに回った

19 ボヌッチ 6.0
安定した守備と精度の高いロングフィードで攻守に貢献

13 ロマニョーリ 6.0
崩れずよく耐えた
31 アントネッリ 5.0
1失点目の場面ではポジショニングを誤った

(→アバーテ 5.5)
すんなりと試合に入った

MF
79 ケシエ 5.5
守備の比重が大きかった

21 ビリア 5.5
リスクを排除する動きに徹した

5 ボナヴェントゥーラ 6.0
さほどボールに絡めなかったが、決勝ゴールを記録

FW
8 スソ 6.0
攻撃の起点として奮闘

(→ボリーニ -)

63 クトローネ 6.5
先制ゴールを決め、2点目の場面では相手DFを引きつける役割を担った

(→アンドレ・シウバ 5.0)
試合に入れなかった

10 チャルハノール 6.0
精度の高いキックでFK、ミドルシュートと見せ場を作った

監督
ガットゥーゾ 6.5
クトローネの起用が当たる。就任後、最も説得力のある内容での勝利

▽ラツィオ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ストラコシャ 5.5
2失点もチャルハノールのミドルシュートを2本止めた

DF
15 バストス 6.0
フィジカルの強さを生かした守備が効いていた

3 デ・フライ 5.5
概ね安定していたが、2失点目の場面ではゴール前のエリアを空けてしまった

26 ラドゥ 6.0
冷静なプレーでスソに対応

MF
77 マルシッチ 6.0
一時同点となるゴールを決めた。アントネッリとのマッチアップで優勢に

16 パローロ 5.5
アンカーでもプレー。最後の決定機が決まっていれば…

6 ルーカス・レイバ 5.5
中盤をコントロールしていたが、後半序盤で交代

(→フェリペ・アンデルソン 5.5)
2つほどビッグチャンスを演出

21 ミリンコビッチ=サビッチ 6.0
後半半ば以降、存在感を高めてゴール前に絡んだ

19 ルリッチ 6.0
左サイドで起点に。攻守に奮闘

FW
18 L・アルベルト 5.5
バー直撃のミドルシュートはあったが、さほど良い仕事はできず

20 カイセド 5.5
フィジカルの強さを押し出して一定の起点に

監督
S・インザーギ 5.5
決定力の差が勝敗の分かれ目に。インモービレ不在が響いた

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
クトローネ(ミラン)
▽カリニッチのコンディション不良で回ってきたチャンスを生かした。2ゴールに絡み、ボヌッチから供給されるロングボールに反応して相手守備陣をけん制する働きも担った。

ミラン 2-1 ラツィオ
【ミラン】
クトローネ(前15)
ボナヴェントゥーラ(前44)
【ラツィオ】
マルシッチ(前20)

PR
関連ニュース

負傷交代のケアー、大事に至らずもローマ戦は欠場か

ミランのデンマーク代表DFシモン・ケアーが、18日に行われるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのローマ戦を欠場するようだ。 ケアーは14日に行われたセリエA第32節のサッスオーロ戦に先発出場したが、55分に屈筋を負傷しマッテオ・ガッビアとの交代を余儀なくされていた。 イタリア『MIlannews.it』によれば、ケアーは15日の午前中に診察を受診。その結果、筋肉系の損傷は見られなかったものの、少なくとも1週間は戦列を離れることになり、木曜日のローマ戦は欠場することになるとのこと。 なお同紙によれば、筋肉疲労でサッスオーロ戦を欠場したGKマイク・メニャンは、15日に他のメンバーとともにトレーニングをこなしており、ローマ戦で復帰する予定だという。 2024.04.16 01:00 Tue

ベルルスコーニ・グループがモンツァの株式過半数を売却へ ガッリアーニCEOは続投

「ベルルスコーニ・グループ」がモンツァの株式過半数を売却へ。 “ベルルスコーニ”が指すのは、もちろん故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏のこと。のちにイタリア共和国首相も務める実業家は1986年にミランを買収。氏がもたらしたミラン栄光の時代は、すなわちイタリアサッカー栄光の時代を指すものだ。 近年はミラノ近郊のモンツァを買収し、クラブ史上初のセリエA昇格を果たすなど、80代を過ぎても衰え知らずの情熱がそこにあったが、昨年6月、白血病のため亡くなった。 現モンツァは”盟友”アドリアーノ・ガッリアーニCEOが残り、実弟パオロ・ベルルスコーニ氏が兄から会長の座を受け継いでいる。 ただ、イタリア『カルチョメルカート』いわく、弟パオロ氏らオーナー陣は株式の過半数売却を目指しており、「オリエンタ・キャピタルズ・パートナーズ・ファンド」と1億ユーロ(約163億9000万円)相当の交渉が順調に推移しているという。 どうやらパオロ氏は少数株主としてモンツァに残ることを望んでおり、今後数週間以内に交渉がまとまる見通し。ガッリアーニCEOは職を継続するようだが、パオロ氏としては自身も高齢であり、「ベルルスコーニ・グループ」としてクラブをけん引するのは潮時と判断したようだ。 なんとも、時の流れを感じさせるニュースだ。 2024.04.15 18:55 Mon

老将預かりで才能爆発のデ・ケテラエル、ミラン復帰視野に入れず「本当に申し訳ない。けどもう戻れない」

ベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル(23)が、アタランタへの完全移籍希望を明確にした。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 昨季大きな期待と共にミラン加入も、公式戦40試合ノーゴールという不名誉な数字を残してしまったデ・ケテラエル。本職ではない2列目起用と人生初の海外生活に適応できず、シーズン後には“後見人”パオロ・マルディーニTDも職を追われた。 そんなこんなで今季アタランタへレンタル移籍してきたなか、タレント力を引き出す術に長けた老将、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の管理下に置かれた23歳は、地平線の彼方に思えた“ゴール”を、いきなりセリエA第1節で奪ってしまう。 そこから積み上げたのは、公式戦36試合10得点8アシストという数字。主に2トップの一角として、数字だけでは表せないほどアタランタを支えており、もはやガスペリーニ・サッカーの新たな申し子。先のEL準々決勝1stレグ・リバプール戦も躍動し、敵地での0-3完勝に大きく貢献だ。 ミランとアタランタの契約には固定額2200万ユーロ(約36億円)の買い取りオプションがあり、“貯金”の多い優良企業アタランタがこれを行使するのもほぼ確実とみられるなか、当然のように、デ・ケテラエル本人からも完全移籍を望むコメントが出る。 「ミランでのネガティブな1年が何も役立たなかったなんてことはない。そこからの学びが今季だし、今後のキャリアにおいても、あの苦しかった経験が僕を助けてくれると思う。良い経験より良くない経験のほうが学びも多い」 「そして僕は適切な環境を見つけた。僕に明確なプレースタイルを与えてくれるアタランタだ。ガスペリーニは厳格かつ全選手に対して公平で、僕ら選手は自らの役割を理解する。彼のもとで僕らは素晴らしいサッカーをしているだろう?」 「僕次第で決めていいなら、必ずアタランタに残る。ここにはさらなる伸びしろが詰まっているからね。ミランには本当に申し訳ないと思っているけど、もう戻ることは考えられないんだ」 2024.04.15 13:05 Mon

下位相手になんとかドローのミラン、EL4強入り&2位死守へ「絶対にレベルを引き上げなければ」

ミランのステファノ・ピオリ監督が打ち合いを振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエAでは連勝が続いているものの、ミッドウィークに行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグ、ローマ戦は0-1で落としてしまったミラン。立て直しが求められた中、メンバーを入れ替えながら14日の第32節サッスオーロ戦に臨んだ。 試合は開始早々に2失点する痛恨の立ち上がりとなったが、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの幻のゴールもありながら、20分のポルトガル代表FWラファエル・レオンの個人技からの得点で反撃。1点差で折り返す。 しかし、後半も序盤に失点してしまい、再び2点差に。59分にセルビア代表FWルカ・ヨビッチのゴールで再度詰め寄ると、チュクウェゼの2度目のゴール取り消しもありながら、終盤のスイス代表FWノア・オカフォーのボレーで追いつき、なんとか3-3の引き分けに持ち込んだ。 下位チーム相手のこの内容について「我々はミスが多すぎた」と振り返ったピオリ監督。しかし、ELや次節に向けて早くも前を向いている。 「ボールを持っている時はよくやっていたし、ゴールは3つだったが、5つでもおかしくなかった」 「たとえ(3位)ユベントスとのリードを広げられなかったとしても、メンタルは保っている。次の試合に向けて、我々は絶対にレベルを引き上げなければならない」 次節は首位インテルとのミラノダービー。残り6試合で勝ち点差は「14」と、勝利しても逆転での優勝は難しいが、2位フィニッシュのためにも負けられない戦いだ。 「インテルはスクデットを獲得するだろうし、我々もダービーで勝利し、ファンを満足させ、2位を維持するために全力を尽くす。今シーズンの最も重要な瞬間だ。それはわかっているし、準備はできている」 「我々は一定のレベルで自分たち自身を表現する資質を持っているし、重要な瞬間には常に準備ができている。敗北や困難な時期の後はいつだって対応してきた」 しかし、ダービーの前には、ローマとのヨーロッパリーグ準々決勝2ndレグが。1stレグ以上の力を出して逆転するとピオリ監督は意気込んでいる。 「いつも通りプレーすれば勝てると確信している。ミラノでは彼らが素晴らしい試合をした。おそらく最大限の力を出していた。一方、我々のレベルは低かったし、確実にそれを引き上げることができる」 「チームには才能とクオリティがあるが、明確なアイデアもなければならない。それを正しい形で伝えられるかどうかは私とスタッフ次第だ」 「フィジカル的には問題ない。今日は(シモン・)ケアーが屈筋に問題を抱えていただけだ」 2024.04.15 11:10 Mon

ELローマ戦狭間のミラン、降格圏サッスオーロと打ち合いの末に辛くも追いつきドロー【セリエA】

ミランは14日、セリエA第32節でサッスオーロとのアウェイ戦に臨み、3-3で引き分けた。 前節レッチェ戦を快勝した2位ミラン(勝ち点68)は、3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ではホームでローマにウノゼロ敗戦。公式戦連勝が7で止まった中、ローマ戦のスタメンから7選手を変更。ジルーやプリシック、カラブリアらがベンチスタートとなった。 19位サッスオーロ(勝ち点25)に対し、最前線にヨビッチ、2列目に右からチュクウェゼ、ロフタス=チーク、レオンと並べる[4-2-3-1]で臨んだミランは開始4分に失点する。自陣左サイドを崩された流れから、ピナモンティにボレーを叩き込まれた。 さらに10分、今度は自陣右サイドをロリエンテにぶち抜かれてそのままドリブルシュートを決められてしまった。 2点を追う展開となったミランは13分、CKの流れからチャウのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKコンシーリの好守に阻まれてしまう。 17分にはチュクウェゼがヘディングでネットを揺らしたが、わずかにオフサイドでゴールならず。それでも20分に正真正銘のゴール。レオンがボックス左で仕掛け、DF2人の間を縫ってドリブルシュートを決めきった。 前半半ば以降はなかなか好機を作れずにいた中、45分にFKの流れからフロレンツィが強烈なミドルシュートでGKを強襲。さらにルーズボールにテオ・エルナンデスが詰めたが、ここもコンシーリに阻まれ、1-2で前半を終えた。 迎えた後半、ミランは53分に3失点目。アドリのボールロストから最後はロリエンテにドッピエッタを許した。しかしジルーを投入したミランは59分にすかさず1点差に詰め寄る。レオンの左クロスのルーズボールをヨビッチがボレーを蹴り込んだ。 さらに63分、一気に追いつきかける。フロレンツィのフィードに抜け出したチュクウェゼがゴールエリア右からシュートを蹴り込んだが、前半同様にオフサイドに阻まれ、VARでゴール取り消しとなった。 その後、プリシックを投入したミランは78分、右サイドを崩した流れからアドリのクロスをプリシックが合わせるもシュートはGKコンシーリのファインセーブに阻まれた。 それでも84分、ミランが追いつく。CKの流れから2分前に投入されていたオカフォーがガッビアの胸パスをダイレクトで蹴り込んだ。 しかし反撃はここまで。2点のビハインドから追いついたミランだが、降格圏に沈むサッスオーロに引き分け止まりとなってしまった。 2024.04.15 00:05 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly