ライプツィヒ、トップ出場歴なしの16歳を最大34億円で確保へ…ベンフィカの逸材が加入間近

2018.01.22 23:58 Mon
RBライプツィヒは今週中にもベンフィカ下部組織所属からポルトガルの逸材FWウマロ・エムバロの獲得を発表することが濃厚となっている。ドイツ誌『キッカー』によれば、16歳の若手に支払われると見られる移籍金は欧州サッカー界における史上最高額となるという。

これまでベンフィカ下部組織での試合にしか出場していないエムバロを幾度も視察したライプツィヒは、各攻撃的ポジションでプレー可能の同選手を確保したとのこと。マンチェスター・ユナイテッドなど数々のビッグクラブにも狙われていたエムバロについて代理人のカティオ・バルデ氏は「我々の見解では、ライプツィヒが彼の将来にとってベストな環境。エムバロはそちらでは短時間で最高のレベルに導かれるだろう」と出場機会を見込める新天地を選択したことを明かしている。

そして、その獲得に向けてライプツィヒが投じる移籍金はこの年齢の選手に支払われたことがない史上最高額となる模様。報道によれば、ベンフィカに1500万ユーロ+ボーナス500万~1000万ユーロ(約20億円+7億~14億円)の巨額が渡ることになるそうだ。これが事実であれば、2006年1月にセオ・ウォルコットがアーセナルに加わった際、サウサンプトンに支払われた移籍金500万ユーロ+ボーナス700万ユーロの記録を大きく塗り替えることになる。

基本的には24歳以下の選手しか獲得しない主義であることを公言してきたラルフ・ラングニックがスポーツディレクターを務めるライプツィヒ。2016年夏には当時20歳のMFナビ・ケイタを獲得するためにクラブレコードの移籍金2400万ユーロを費やしたが、この記録をケイタより約4歳年下のエムバロで更新する運びとなっている。


提供:goal.com
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