「勝者=攻め抜く姿勢」 レヴィー・クルピがG大阪指揮官として所信表明
2018.01.20 19:55 Sat
▽ガンバ大阪は20日、クラブハウスにて新体制発表会見を行い、2018シーズンにおける選手背番号を発表した。
▽新シーズンよりG大阪を指揮するレヴィー・クルピ新監督。「勝者と呼ばれるのは最後まで攻め抜く姿勢を持つチーム」と語り、常勝軍団の再構築を誓った。
◆レヴィー・クルピ監督(ガンバ大阪)
「ミナサン、コンニチワ。もうちょっと明るい雰囲気でも良いかと思うが、みなさん深刻な表情をされている(笑) まず日本に帰ってこれたことを本当に嬉しく思う。日本という国は世界に誇れる、すべてにおいて見本になれる国。その日本にまた帰ってこれた喜びを感じている」
「以前にも日本にいたが、ブラジルのサッカー界に復帰したとき、ブラジルのマスコミから『日本に長くいた時代遅れの監督』だと言われた。だが、私は笑い飛ばしてやった。『私は日本にサッカーを教えに行ったのではなく、日本から学ぶために行き、多くのことを学んできた』と彼らに伝えた。今でも、私は学び続けている」
「こうしてまた日本に来たことで、もっと学べる機会を得た。ガンバ大阪は、数々のタイトルを獲ってきた歴史あるチーム。もう一度タイトルを獲るという目標のために、全力を尽くして貢献していきたい。それと同時に、今までのガンバがそうであったように、若い選手をどんどん育てていけるクラブだと思う」
──ガンバ大阪というチームの印象について
「昨年の試合を何試合か見た。本当に良い選手が揃っている印象を受けたが、シーズン終盤になり、なぜかわからないが、なかなか結果が出ない試合が続いていた。ただ、間違いなく言えるのは、クオリティのある選手が揃っていること、そして、タイトル争いできるチームであること。これからの練習で選手を見極めながら、過去を振り返ることなく、しっかりと前を向いて戦っていきたい」
──今のチームに足りないものについて
「すいません。社長、私は喋りすぎているかもしれない(笑) 足りなかったのは、監督がまだ来日できていなかったことじゃないかなと(笑)」
──ガンバ大阪をどういうチームに作っていくイメージか
「口で言うのは簡単だが、『しっかり攻め、しっかり守れるのが良いチーム』だと、今日選手たちに話した。ただし、勝者と呼ばれるチーム、優勝するチームは、最後まで攻め抜く姿勢を貫くと思っている。そういうチームを作っていきたい」
──育成の手腕にも期待が集まるが、今のチームで期待している若手は
「ここで名前を挙げることはないが、私は『年齢はサッカーに一切関係ない。1番大事なのはクオリティ』だと、いつも言っている。それがあれば、年齢を重ねていようが、いまいが、試合に出るべきだと考えている」
──2018シーズンの目標について
「これはガンバ大阪に伝統として根付いていると思うが、タイトル争いをすること、最後にタイトルを勝ちとってシーズンを終えること」
──ガンバ大阪の指揮を執るに至った決め手は
「まずは以前に日本で幸せな時間を過ごすことができた。それはピッチの中だけでなく、プライベートにおいてもそうだ」
「そして、日本という国は国としてしっかりと機能している。残念ながら、ブラジルはそうじゃなく、政治の腐敗もひどく、国としても後退していっている印象がある」
「なので、日本からのオファーということに、迷いはなかったし、さらにガンバ大阪というビッグクラブからのオファーということで、迷いなく受けることにさせてもらった」
──無冠の要因として、絶対的なFW不足が挙げられるが、ここまで即戦力の補強はない。リクエストはあるか。近年、リアクションサッカーが続いたが、攻撃的なサッカーを取り戻す上で大事になるポイントはあるか
「まず1つ目の質問だが、まだ直接選手を見ていない。それをする前のリクエストは早過ぎる。なので、リクエストは出していない。今のチームには、外国籍選手も含めてクオリティのある選手が揃っている。まずは直接、私自身の目で選手を見極めていきたい」
「まず選手の特徴を見極めた上で、攻撃においても、守備においても、しっかりとポジショニングを伝えていく。そして、攻守において、しっかりとチームとして機能する選手を私の目で選ぶ。それが昨年までの特徴を生かしながら私の味を加えていく過程になるかと思っている」
──どうすればスタジアムが満員になるか
「それは私のようにカッコ良い監督を迎え入れること(笑) さらに、カッコ良い選手を揃えることだ。だが、サッカーで輝かなければならない。もちろん、私が来たことにより、女性サポーターが増えるだろうが、男性サポーターも駆けつけてもらいたい。だが、1番大事なのは選手たちがピッチで輝くこと。それがスタジアムを満員にするために必要なことだと思う」
──MF遠藤保仁やMF今野泰幸といったベテランの印象と起用法について
「話しておきたいのだが、私は決して若い選手を起用するのが好きというわけじゃない。それは偶然。どのチームに行っても能力が高く、実力を示せる若い選手に巡り合えてきただけのこと。したがって、年齢は関係ない。遠藤や今野であっても、十代の選手であっても、同じ視点で選手としての実力を見極めて起用する。年齢を問わず、彼らのクオリティと実力を見ていきたい」
──セレッソ大阪とのダービーを楽しみにしているか
「セレッソとのダービーは、私だけじゃなく、みんなも楽しみにしている試合。ダービーというのは、サッカーの1番面白いことの1つだと思う」
「2つのビッグクラブがサポーターを含めて色々な思いを背負いながら戦うのがダービー。私自身も今年のダービーを楽しみにしているが、サポーターも含めて一丸となって戦うことが勝利を手にする1番の方法だと、サポーターに伝えたい」
「シーズンを通してサポーターのみなさんと一緒に戦うこと、そして、ダービーにおいても1つになってセレッソ大阪というライバルを倒すために、みんなで戦うことを楽しみにしている」
▽新シーズンよりG大阪を指揮するレヴィー・クルピ新監督。「勝者と呼ばれるのは最後まで攻め抜く姿勢を持つチーム」と語り、常勝軍団の再構築を誓った。
「ミナサン、コンニチワ。もうちょっと明るい雰囲気でも良いかと思うが、みなさん深刻な表情をされている(笑) まず日本に帰ってこれたことを本当に嬉しく思う。日本という国は世界に誇れる、すべてにおいて見本になれる国。その日本にまた帰ってこれた喜びを感じている」
「以前にも日本にいたが、ブラジルのサッカー界に復帰したとき、ブラジルのマスコミから『日本に長くいた時代遅れの監督』だと言われた。だが、私は笑い飛ばしてやった。『私は日本にサッカーを教えに行ったのではなく、日本から学ぶために行き、多くのことを学んできた』と彼らに伝えた。今でも、私は学び続けている」
「こうしてまた日本に来たことで、もっと学べる機会を得た。ガンバ大阪は、数々のタイトルを獲ってきた歴史あるチーム。もう一度タイトルを獲るという目標のために、全力を尽くして貢献していきたい。それと同時に、今までのガンバがそうであったように、若い選手をどんどん育てていけるクラブだと思う」
「私のキャリアの中でラッキーなことに、有望な若い選手に巡り合ってきたが、このクラブでも同じことができるんじゃないかとすごく楽しみにしている。そして、最後にこだわりたいのはタイトル。タイトルにこだわり、1年間を戦い抜いていきたい」
──ガンバ大阪というチームの印象について
「昨年の試合を何試合か見た。本当に良い選手が揃っている印象を受けたが、シーズン終盤になり、なぜかわからないが、なかなか結果が出ない試合が続いていた。ただ、間違いなく言えるのは、クオリティのある選手が揃っていること、そして、タイトル争いできるチームであること。これからの練習で選手を見極めながら、過去を振り返ることなく、しっかりと前を向いて戦っていきたい」
──今のチームに足りないものについて
「すいません。社長、私は喋りすぎているかもしれない(笑) 足りなかったのは、監督がまだ来日できていなかったことじゃないかなと(笑)」
──ガンバ大阪をどういうチームに作っていくイメージか
「口で言うのは簡単だが、『しっかり攻め、しっかり守れるのが良いチーム』だと、今日選手たちに話した。ただし、勝者と呼ばれるチーム、優勝するチームは、最後まで攻め抜く姿勢を貫くと思っている。そういうチームを作っていきたい」
──育成の手腕にも期待が集まるが、今のチームで期待している若手は
「ここで名前を挙げることはないが、私は『年齢はサッカーに一切関係ない。1番大事なのはクオリティ』だと、いつも言っている。それがあれば、年齢を重ねていようが、いまいが、試合に出るべきだと考えている」
──2018シーズンの目標について
「これはガンバ大阪に伝統として根付いていると思うが、タイトル争いをすること、最後にタイトルを勝ちとってシーズンを終えること」
──ガンバ大阪の指揮を執るに至った決め手は
「まずは以前に日本で幸せな時間を過ごすことができた。それはピッチの中だけでなく、プライベートにおいてもそうだ」
「そして、日本という国は国としてしっかりと機能している。残念ながら、ブラジルはそうじゃなく、政治の腐敗もひどく、国としても後退していっている印象がある」
「なので、日本からのオファーということに、迷いはなかったし、さらにガンバ大阪というビッグクラブからのオファーということで、迷いなく受けることにさせてもらった」
──無冠の要因として、絶対的なFW不足が挙げられるが、ここまで即戦力の補強はない。リクエストはあるか。近年、リアクションサッカーが続いたが、攻撃的なサッカーを取り戻す上で大事になるポイントはあるか
「まず1つ目の質問だが、まだ直接選手を見ていない。それをする前のリクエストは早過ぎる。なので、リクエストは出していない。今のチームには、外国籍選手も含めてクオリティのある選手が揃っている。まずは直接、私自身の目で選手を見極めていきたい」
「まず選手の特徴を見極めた上で、攻撃においても、守備においても、しっかりとポジショニングを伝えていく。そして、攻守において、しっかりとチームとして機能する選手を私の目で選ぶ。それが昨年までの特徴を生かしながら私の味を加えていく過程になるかと思っている」
──どうすればスタジアムが満員になるか
「それは私のようにカッコ良い監督を迎え入れること(笑) さらに、カッコ良い選手を揃えることだ。だが、サッカーで輝かなければならない。もちろん、私が来たことにより、女性サポーターが増えるだろうが、男性サポーターも駆けつけてもらいたい。だが、1番大事なのは選手たちがピッチで輝くこと。それがスタジアムを満員にするために必要なことだと思う」
──MF遠藤保仁やMF今野泰幸といったベテランの印象と起用法について
「話しておきたいのだが、私は決して若い選手を起用するのが好きというわけじゃない。それは偶然。どのチームに行っても能力が高く、実力を示せる若い選手に巡り合えてきただけのこと。したがって、年齢は関係ない。遠藤や今野であっても、十代の選手であっても、同じ視点で選手としての実力を見極めて起用する。年齢を問わず、彼らのクオリティと実力を見ていきたい」
──セレッソ大阪とのダービーを楽しみにしているか
「セレッソとのダービーは、私だけじゃなく、みんなも楽しみにしている試合。ダービーというのは、サッカーの1番面白いことの1つだと思う」
「2つのビッグクラブがサポーターを含めて色々な思いを背負いながら戦うのがダービー。私自身も今年のダービーを楽しみにしているが、サポーターも含めて一丸となって戦うことが勝利を手にする1番の方法だと、サポーターに伝えたい」
「シーズンを通してサポーターのみなさんと一緒に戦うこと、そして、ダービーにおいても1つになってセレッソ大阪というライバルを倒すために、みんなで戦うことを楽しみにしている」
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