C・ロナウドが大ブレーキのマドリーが終盤被弾でビジャレアルに敗戦…直近リーグ2敗1分けの泥沼に…《リーガエスパニョーラ》
2018.01.14 02:15 Sun
▽リーガエスパニョーラ第19節、レアル・マドリーvsビジャレアルが13日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのビジャレアルが1-0で勝利した。
▽前節、セルタ相手に痛恨のドローを喫した4位のレアル・マドリー(勝ち点32)は、首位バルセロナとの暫定勝ち点差が「16」に開き、逆転での連覇は絶望的に。さらに、ミッドウィークのコパ・デル・レイ5回戦2ndレグではベスト8進出を決めたが、格下ヌマンシア相手にホームで引き分け、公式戦2試合連続ドローとなった。
▽後半戦に向けて立て直しを図るチームは今節、6位のビジャレアル(勝ち点28)との上位対決に臨んだ。セルタ戦からは出場停止明けのカルバハルをアクラフ・ハキミに代わって復帰させた以外、同じメンバーを起用。前線はベイルとクリスティアーノ・ロナウドの2トップにイスコのトップ下という構成となった。
▽雨の降りしきる中でスタートした一戦は立ち上がりから拮抗した展開が続く。予想通り、ボールを保持するマドリーはベイルやC・ロナウドの足元やスペースにボールを供給し、2トップのスピードを生かした攻めを見せる。
▽13分には右サイドで得たCKの場面でクロースがアウトスウィングのボールを入れると、これを競り勝ったヴァランがヘディングシュート。枠の右に外れそうなボールに反応したベイルが頭で押し込むが、ここはわずかにオフサイドラインを越えておりゴールは認められず。直後の19分にはバイタルエリア中央でマルセロが左足の弾丸ミドルを枠の右隅に飛ばすが、ここはGKアセンホのパラドンに阻まれた。
▽一方、前線からプレスをかけるもののなかなかハマり切らないビジャレアルだが、28分に決定機を創出。左サイドでボールを持ったフォルナルスが右足アウトにかけた絶妙なスルーパスをゴール前に走り込むバッカに通す。だが、バッカのシュートは相手DFナチョのブロックに阻まれた。
▽何とか前半のうちにリードを奪いたいマドリーはC・ロナウドに続けて絶好機が訪れる。30分、相手GKのフィードをカットしてカウンターに転じると、モドリッチからボックス右に走り込むC・ロナウドに絶妙なスルーパスが通るが、ポルトガル代表FWは飛び出したGKアセンホにコースを消されて一対一を決め切れない。その直後にもモドリッチのラストパスに抜け出したC・ロナウドがボックス右で右足を振り抜くが、シュートは右ポストを掠めて枠外に外れる。その後も再三のシュートを決め切れないC・ロナウドは45分、ボックス右でイスコの入れたグラウンダーのクロスに飛び込むが、体勢を崩しながらもゴール至近距離で合わせた右足のシュートは再びアセンホのパラドンに阻まれた。
▽ゴールレスで迎えた後半、先に動いたのはビジャレアル。右ウイングに入っていたストライカータイプのラバを下げて古巣対戦のチェリシェフをハーフタイム明けに投入。この交代でカスティジェホが右に、チェリシェフが左のウイングに入る。立ち上がりからアグレッシブな入りを見せるアウェイチームは47分、ボックス手前でバッカから短いパスを受けたチェリシェフがフリーで左足を振り抜くが、これは枠の右に外れる。
▽一方、後半も主導権を握るマドリーは52分、ボックス左でカルバハルからの浮き球クロスに反応したクロースが抑えの利いたボレーシュートを放つが、これはややコースが甘くGKアセンホにセーブされる。その後は一進一退の攻防が続く中、モドリッチやC・ロナウドのミドルシュートで先制ゴールを狙うマドリーだが、アセンホの牙城を破れない。
▽流れを変えたいジダン監督は70分、やや存在感が希薄になってきたイスコとベイルを下げてアセンシオとルーカス・バスケスを同時投入。この交代でC・ロナウドが最前線に、バスケスとアセンシオが左右のウイングに入る[4-3-3]にシステムを変更する。80分にはボックス右でタメたバスケスからのマイナスパスをモドリッチがダイレクトで狙うが、枠を外してしまう。
▽ホームで勝ち点逸は許されないマドリーは試合終盤にかけてリスクを冒した攻めに出る。すると、この選択が裏目に出る。87分、右サイドからのCKの場面でビジャレアルのロングカウンターを許すと、左サイドを突破したチェリシェフのラストパスからウナルとGKケイロル・ナバスが一対一に。ここは守護神の好守で凌いだが、こぼれ球に反応したフォルナルスに絶妙なミドルループシュートを流し込まれ、痛恨の失点。その後、決死の猛攻を見せるも最後までアセンホの牙城を破れなかったマドリーは、2018年初黒星を喫すると共に直近のリーグ戦2敗1分けという泥沼の状況に陥った。
▽前節、セルタ相手に痛恨のドローを喫した4位のレアル・マドリー(勝ち点32)は、首位バルセロナとの暫定勝ち点差が「16」に開き、逆転での連覇は絶望的に。さらに、ミッドウィークのコパ・デル・レイ5回戦2ndレグではベスト8進出を決めたが、格下ヌマンシア相手にホームで引き分け、公式戦2試合連続ドローとなった。
▽雨の降りしきる中でスタートした一戦は立ち上がりから拮抗した展開が続く。予想通り、ボールを保持するマドリーはベイルやC・ロナウドの足元やスペースにボールを供給し、2トップのスピードを生かした攻めを見せる。
▽13分には右サイドで得たCKの場面でクロースがアウトスウィングのボールを入れると、これを競り勝ったヴァランがヘディングシュート。枠の右に外れそうなボールに反応したベイルが頭で押し込むが、ここはわずかにオフサイドラインを越えておりゴールは認められず。直後の19分にはバイタルエリア中央でマルセロが左足の弾丸ミドルを枠の右隅に飛ばすが、ここはGKアセンホのパラドンに阻まれた。
▽畳みかけるマドリーは22分、ボックス手前中央の好位置でFKを獲得。キッカーのC・ロナウドが直接狙ったシュートが壁にディフレクトして枠を捉えるが、ここは再びGKアセンホが鋭い反応で触りボールはクロスバーを叩いた。
▽一方、前線からプレスをかけるもののなかなかハマり切らないビジャレアルだが、28分に決定機を創出。左サイドでボールを持ったフォルナルスが右足アウトにかけた絶妙なスルーパスをゴール前に走り込むバッカに通す。だが、バッカのシュートは相手DFナチョのブロックに阻まれた。
▽何とか前半のうちにリードを奪いたいマドリーはC・ロナウドに続けて絶好機が訪れる。30分、相手GKのフィードをカットしてカウンターに転じると、モドリッチからボックス右に走り込むC・ロナウドに絶妙なスルーパスが通るが、ポルトガル代表FWは飛び出したGKアセンホにコースを消されて一対一を決め切れない。その直後にもモドリッチのラストパスに抜け出したC・ロナウドがボックス右で右足を振り抜くが、シュートは右ポストを掠めて枠外に外れる。その後も再三のシュートを決め切れないC・ロナウドは45分、ボックス右でイスコの入れたグラウンダーのクロスに飛び込むが、体勢を崩しながらもゴール至近距離で合わせた右足のシュートは再びアセンホのパラドンに阻まれた。
▽ゴールレスで迎えた後半、先に動いたのはビジャレアル。右ウイングに入っていたストライカータイプのラバを下げて古巣対戦のチェリシェフをハーフタイム明けに投入。この交代でカスティジェホが右に、チェリシェフが左のウイングに入る。立ち上がりからアグレッシブな入りを見せるアウェイチームは47分、ボックス手前でバッカから短いパスを受けたチェリシェフがフリーで左足を振り抜くが、これは枠の右に外れる。
▽一方、後半も主導権を握るマドリーは52分、ボックス左でカルバハルからの浮き球クロスに反応したクロースが抑えの利いたボレーシュートを放つが、これはややコースが甘くGKアセンホにセーブされる。その後は一進一退の攻防が続く中、モドリッチやC・ロナウドのミドルシュートで先制ゴールを狙うマドリーだが、アセンホの牙城を破れない。
▽流れを変えたいジダン監督は70分、やや存在感が希薄になってきたイスコとベイルを下げてアセンシオとルーカス・バスケスを同時投入。この交代でC・ロナウドが最前線に、バスケスとアセンシオが左右のウイングに入る[4-3-3]にシステムを変更する。80分にはボックス右でタメたバスケスからのマイナスパスをモドリッチがダイレクトで狙うが、枠を外してしまう。
▽ホームで勝ち点逸は許されないマドリーは試合終盤にかけてリスクを冒した攻めに出る。すると、この選択が裏目に出る。87分、右サイドからのCKの場面でビジャレアルのロングカウンターを許すと、左サイドを突破したチェリシェフのラストパスからウナルとGKケイロル・ナバスが一対一に。ここは守護神の好守で凌いだが、こぼれ球に反応したフォルナルスに絶妙なミドルループシュートを流し込まれ、痛恨の失点。その後、決死の猛攻を見せるも最後までアセンホの牙城を破れなかったマドリーは、2018年初黒星を喫すると共に直近のリーグ戦2敗1分けという泥沼の状況に陥った。
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