D・コスタ復帰弾のアトレティコが快勝! モンテッラ初陣セビージャは格下に快勝!《コパ・デル・レイ》
2018.01.04 07:10 Thu
▽コパ・デル・レイ5回戦1stレグの4試合が3日に行われた。
▽4回戦でセグンダBのエルチェを破ったアトレティコは、2017年のリーガエスパニョーラを2位で終えるなど、まずまずの形で2018年を迎えた。新年初戦となるリェイダ戦に向けては、FIFAからの補強処分が解除され、ようやく登録可能となったジエゴ・コスタ、ビトロの出場に注目が集まったものの、2選手はグリーズマンと共にベンチスタートに。先発にはゴディンやサウール、フアンフランなど主力に加え、補強解禁の影響でアピールが求められるトーレスとガメイロが2トップに入ったほか、カラスコとコレアが両サイドで起用された。
▽立ち上がりから相手のアグレッシブなプレスに苦戦するアトレティコは、度々自陣深くまで侵攻を許す。それでも、20分には相手陣内で得たFKの場面でカラスコのボールに飛び込んだゴディンが惜しいボレーシュートを放つなど、先に決定機を作る。
▽しかし、直後の23分と25分には相手のカウンターからアグドにボックス付近で続けてフィニッシュに持ち込まれるが、ここは冷静に距離を詰めたGKモジャのファインセーブなどで辛くも失点を免れた。
▽2点リードで後半を迎えたアトレティコは危なげなく試合を運んでいく。そして、60分に2つのゴールの起点となったカラスコを下げて、アトレティコデビューのビトロを投入。さらに65分にはトーレスとコレアを下げて、アトレティコ再デビューのジエゴ・コスタをエースFWグリーズマンと共にピッチに送り込む。
▽すると、69分にはジエゴ・コスタがいきなり魅せる。ボックス右に侵入してきたフアンフランのグラウンダーの折り返しに反応したスペイン代表FWは相手DFと交錯しながらも右足で泥臭く合わせ、自らのゴールで復帰を祝う。なお、このゴールシーンでヒザ下を相手にスパイクされたジエゴ・コスタは流血して足を引きずる素振りをみせ、周囲を不安にさせるも、無事プレーに復帰した。
▽ジエゴ・コスタの復帰弾で試合を決めたアトレティコは、その後試合終了間際に相手DFトリジェスが2枚目のカードで退場となると、後半アディショナルタイムにはボックス手前でやや右で得たFKの場面でグリーズマンのシュートが壁にディフレクトしたボールがうまくゴール左に吸い込まれ、とどめの4点目が決まった。そして、ジエゴ・コスタの復帰弾を含めトーレス、グリーズマンと獲るべき選手がいずれもゴールを決めたアトレティコが、新年初戦を最高の形で勝利し、ベスト8進出に王手をかけた。
▽また、同日行われたカディスvsセビージャは、アウェイのセビージャが2-0で先勝した。
▽ベリッソ前監督解任に伴い、新監督に前ミラン指揮官のモンテッラ監督を招へいしたセビージャは、セグンダA(スペイン2部)に所属するカディスとのアウェイゲームで新体制の初陣に臨んだ。
▽エンゾンジやヘスス・ナバス、バネガといった重鎮など、主力を起用したセビージャは、開始8分にボックス左角でバネガからパスを受けたノリートがカットインから鋭い腰の振りでニアポストを抜くシュートで、幸先良く先制点を奪う。さらに、23分にはケアーのロングフィードを相手がクリアミスすると、そのままボックス内に抜け出したヘスス・ナバスが冷静にゴール左隅へ右足のシュートを決めた。その後、試合終盤には相手にPKを与えたものの、ここはGKセルヒオ・リコの好守で凌ぎ、2-0で完勝。モンテッラ新体制の初陣を見事に勝利で飾った。
▽また、同日行われたラス・パルマスvsバレンシアは、1-1のドローに終わった。ラ・リーガに所属するチーム同士の一戦は、リーグ戦最下位のラス・パルマスが先制に成功するが、試合終盤の85分にロドリゴ・モレノのゴールで追いついたバレンシアが敵地でドローに持ち込んだ。3日に行われたコパ・デル・レイ5回戦1stレグの結果は以下の通り。
◆コパ・デル・レイ5回戦1stレグ結果
▽1/3(水)
リェイダ 0-4 アトレティコ・マドリー
フォルメンテラ 1-3 アラベス
ラス・パルマス 1-1 バレンシア
カディス 0-2 セビージャ
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▽バルセロナとレアル・マドリーと共に優勝候補に挙げられるアトレティコ・マドリーは、セグンダB(スペイン3部)に所属するリェイダとのアウェイゲームに臨み、4-0で先勝した。▽立ち上がりから相手のアグレッシブなプレスに苦戦するアトレティコは、度々自陣深くまで侵攻を許す。それでも、20分には相手陣内で得たFKの場面でカラスコのボールに飛び込んだゴディンが惜しいボレーシュートを放つなど、先に決定機を作る。
▽しかし、直後の23分と25分には相手のカウンターからアグドにボックス付近で続けてフィニッシュに持ち込まれるが、ここは冷静に距離を詰めたGKモジャのファインセーブなどで辛くも失点を免れた。
▽このピンチを凌いだアトレティコは30分過ぎにセットプレーから先手を奪う。相手陣内中央で得たFKの場面でキッカーのカラスコが浮き球のボールをゴール前に送ると、競り勝ったゴディンが頭で合わせ、ゴール右隅に流し込む。さらに畳みかけるアウェイチームは37分、バイタルエリア中央でボールを受けたカラスコがボックス右に走り込むガメイロに展開。最後はガメイロからの高速グラウンダークロスをファーに飛び込んだトーレスが難度の高いスライディングシュートで合わせ、瞬く間にリードを2点に広げた。
▽2点リードで後半を迎えたアトレティコは危なげなく試合を運んでいく。そして、60分に2つのゴールの起点となったカラスコを下げて、アトレティコデビューのビトロを投入。さらに65分にはトーレスとコレアを下げて、アトレティコ再デビューのジエゴ・コスタをエースFWグリーズマンと共にピッチに送り込む。
▽すると、69分にはジエゴ・コスタがいきなり魅せる。ボックス右に侵入してきたフアンフランのグラウンダーの折り返しに反応したスペイン代表FWは相手DFと交錯しながらも右足で泥臭く合わせ、自らのゴールで復帰を祝う。なお、このゴールシーンでヒザ下を相手にスパイクされたジエゴ・コスタは流血して足を引きずる素振りをみせ、周囲を不安にさせるも、無事プレーに復帰した。
▽ジエゴ・コスタの復帰弾で試合を決めたアトレティコは、その後試合終了間際に相手DFトリジェスが2枚目のカードで退場となると、後半アディショナルタイムにはボックス手前でやや右で得たFKの場面でグリーズマンのシュートが壁にディフレクトしたボールがうまくゴール左に吸い込まれ、とどめの4点目が決まった。そして、ジエゴ・コスタの復帰弾を含めトーレス、グリーズマンと獲るべき選手がいずれもゴールを決めたアトレティコが、新年初戦を最高の形で勝利し、ベスト8進出に王手をかけた。
▽また、同日行われたカディスvsセビージャは、アウェイのセビージャが2-0で先勝した。
▽ベリッソ前監督解任に伴い、新監督に前ミラン指揮官のモンテッラ監督を招へいしたセビージャは、セグンダA(スペイン2部)に所属するカディスとのアウェイゲームで新体制の初陣に臨んだ。
▽エンゾンジやヘスス・ナバス、バネガといった重鎮など、主力を起用したセビージャは、開始8分にボックス左角でバネガからパスを受けたノリートがカットインから鋭い腰の振りでニアポストを抜くシュートで、幸先良く先制点を奪う。さらに、23分にはケアーのロングフィードを相手がクリアミスすると、そのままボックス内に抜け出したヘスス・ナバスが冷静にゴール左隅へ右足のシュートを決めた。その後、試合終盤には相手にPKを与えたものの、ここはGKセルヒオ・リコの好守で凌ぎ、2-0で完勝。モンテッラ新体制の初陣を見事に勝利で飾った。
▽また、同日行われたラス・パルマスvsバレンシアは、1-1のドローに終わった。ラ・リーガに所属するチーム同士の一戦は、リーグ戦最下位のラス・パルマスが先制に成功するが、試合終盤の85分にロドリゴ・モレノのゴールで追いついたバレンシアが敵地でドローに持ち込んだ。3日に行われたコパ・デル・レイ5回戦1stレグの結果は以下の通り。
◆コパ・デル・レイ5回戦1stレグ結果
▽1/3(水)
リェイダ 0-4 アトレティコ・マドリー
フォルメンテラ 1-3 アラベス
ラス・パルマス 1-1 バレンシア
カディス 0-2 セビージャ
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