トリノ・ダービー制した3連覇王者ユベントスがアタランタの待つ準決勝進出!《コッパ・イタリア》2018.01.04 07:00 Thu

twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
▽コッパ・イタリア準々決勝、ユベントスvsトリノのトリノ・ダービーが3日にアリアンツ・スタジアムで行われ、2-0で勝利したユベントスの準決勝進出が決定した。

▽5回戦でジェノアとローマのセリエA勢を退けたユベントスとトリノが準決勝進出を懸けて激突したコッパでのトリノ・ダービー。大会4連覇を目指すユベントスは、2017年最終戦となったセリエAのヴェローナ戦から先発6人を変更。最終ラインはキエッリーニを除きルガーニ、ストゥラーロ、アサモアと控えメンバーが並び、中盤はケディラ、ベンタンクールに代わってピャニッチ、マルキジオ、3トップはイグアインに代わってドグラス・コスタがディバラ、マンジュキッチと共に起用された。

▽一方、リーグ戦での前回対戦で0-4の大敗を喫しリベンジに燃えるトリノは、直近のジェノア戦から先発3人を変更。GKにはベスト8進出の立役者ミリンコビッチ=サビッチが入り、中盤はヴァルディフィオーリ、オビに代わって前回対戦で退場したバゼッリ、アックアーが起用され、リャイッチとベロッティを欠く前線はファルケ、ニアン、ベレンゲルの3人が並んだ。

▽立ち上がりから攻勢に打って出るユベントスは7分、ボックス左で粘ったマテュイディの折り返しを中央のピャニッチがダイレクトシュートで狙うが、これは相手GKの正面を突く。しかし、15分にはボックス付近で仕掛けたアサモアの横パスからマルキジオはシュートに持ち込めないが、相手のクリアボールがボックス内のドグラス・コスタの元へ。ここでドグラス・コスタが浮いたボールをうまくヒザを被せて抑えた左足の弾丸ボレーでゴール右上隅に突き刺した。

▽押し込まれた中で先制を許したトリノだが、失点直後に決定機。18分、最終ライン裏へ抜け出したニアンがDFを振り切ってボックス左からシュートを放つが、ここはやや角度がなく右ポストを掠めた。

▽冷や汗をかいたユベントスだが、このピンチ以降は冷静に試合をコントロール。ピャニッチが積極的に呼び込んでボールに絡むと、アタッキングサードではディバラとドグラス・コスタの独壇場に。

▽とりわけ、ピャニッチやマンジュキッチとの連係で前向きな仕掛けが目立つディバラは28分にボックス内で決定的なシュートを放つが、これはGKミリンコビッチ=サビッチのスーパーセーブに遭う。さらに31分には相手の背後を突いたドグラス・コスタがGKをかわしてネットを揺らすが、今度はオフサイド。前半終盤にかけてもユベントスの攻勢が続いた試合は、結局ホームチームの1点リードのまま終了した。

▽迎えた後半、先に動きを見せたのはユベントス。ストゥラーロに代えて本職の右サイドバックのリヒトシュタイナーをハーフタイム明けにピッチへ送り出す。後半も主導権を握るユベントスは49分に右サイドからのクロスにマンジュキッチが頭で合わせるが、これはクロスバーの上。さらに59分には右サイドからの折り返しに反応したマテュイディがゴール前に飛び込むが、シュートはわずかに枠の右に外れる。

▽後半もなかなか決め切れないユベントスだったが、疑惑のゴールで追加点を奪う。67分、相手陣内右サイドでイーブンボールに反応したケディラがアックアーにアフター気味のチャージからボールを奪う。ここでファウルを確信したトリノの選手たちがプレーを止めた中、プレーを続けるユベントスはディバラがゴール前に走り込むマンジュキッチへラストパス。そして、マンジュキッチは遅れ気味に飛び出したGKの頭上を抜くチップキックでネットを揺らした。

▽このゴール直後トリノ陣営からの猛抗議によって主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認を行う。ゴール取り消しを確信したトリノのミハイロビッチ監督は余裕の表情を浮かべたが、主審は当初の判定通りユベントスのゴールを認める。これに激昂したミハイロビッチ監督が主審に詰め寄ると、ここで退席処分が言い渡された。

▽疑惑の判定によって2点ビハインドを背負ったトリノはフラストレーションを溜めてここからラフなプレーを敢行する、ダービーらしい荒れた試合模様に。それでも、冷静に相手の攻撃をいなしたユベントスがこのまま相手の反撃を無失点で凌ぎ切った。やや判定に恵まれたものの、リーグ戦に続ききっちりダービーを制したユベントスが、新年初勝利と共にアタランタの待つ準決勝進出を果たした。

コメント

関連ニュース

thumb

ユベントスに痛手、キエッリーニが左ヒザの大腿二頭筋負傷で戦線離脱

▽ユベントスは23日、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの負傷を発表した。 ▽キエッリーニは22日に行われたセリエA第34節のナポリ戦(0-1でユベントスが敗戦)で先発。だが、11分に負傷し、スイス代表DFシュテファン・リヒトシュタイナーとの途中出場を余儀なくされていた。 ▽ユベントスによると、その後の検査の結果でキエッリーニは左ヒザの大腿二頭筋負傷と診断された。 ▽なお、キエッリーニはすでに治療を開始しており、経過を観察しながら今後も検査を受ける予定となっている。 2018.04.24 01:20 Tue
twitterfacebook
thumb

会心勝利のインシーニェがユーベに痛烈な一言 「ユーベはいつもファイナルで負ける」

▽ナポリは22日に敵地アリアンツ・スタジアムで行われたセリエA第34節、ユベントスとの天王山に1-0で勝利した。同クラブに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェは会心の勝利に興奮冷めやらぬミックスゾーンで敗者に痛烈な一言をかました。 ▽勝ち点4差で迎えたセリエA天王山では、アウェイのナポリがDFカリドゥ・クリバリの90分の劇的ゴールによって1-0の勝利を収めた。この結果、残り4試合で両者の勝ち点差は1ポイントに縮まった。 ▽同試合後、ミックスゾーンに現れたインシーニェは敗れたユベントスに対して痛烈な一言をかました。イタリア『Fantagazzetta』が伝えている。 「彼らは今回の一戦をチャンピオンズリーグのファイナルのような形で戦わなければならなかった。そして、彼らはいつものように敗れた」 「そして、これから彼らは常に僕たちの存在を気にしながら戦うことになるだろうね。とにかく、今日の勝利を喜びたいよ」 ▽なお、ユベントスは直近のチャンピオンズリーグ決勝4試合をすべて敗れており、インシーニェはその“勝負弱さ”を揶揄した格好だ。 2018.04.23 18:46 Mon
twitterfacebook
thumb

ナポリと1差も…3連覇中のアッレグリはスクデットに自信「依然、トップにいるのは我々」

直接対決でナポリに敗れて勝ち点差を1ポイントまで縮められたユベントス。しかし、現在セリエA3連覇中のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は冷静さを保っている。<br><br>22日に行われたセリエAの第34節、首位のユベントスは2位のナポリをホームで迎え撃った。両チームの勝ち点差が「4」、この試合を含めた残り試合数が「5」という状況で行われた一戦は、スクデットの行方を大きく左右する重要なものとなった。<br><br>両チームが激しく火花を散らした天王山は、90分にDFカリドゥ・クリバリが決めたゴールがそのまま決勝点となり、0-1でナポリが勝利。ユベントスとナポリの差は「1」まで縮まった。<br><br>しかし、試合後にインタビューに応じたアッレグリは、ホームで痛恨の敗戦を喫したにも関わらず冷静な姿勢を崩さない。2014年に就任してからセリエAを3連覇しているイタリア人指揮官は、枠内シュートの少なさと失点の場面で集中力を切らした守備については改善点を認めるも、タイトルレースをリードしているのはユベントスであることを主張している。<br><br>「我々にとっていくつかの困難が生じた試合だった。最後のセットプレーの場面はもっと慎重になるべきだったね。しかし、これはもう終わった試合だ。我々は速やかに切り替えて来週にあるインテルとの試合に向けて準備をしなければならない」<br><br>「現在、順位表のトップにいるのはユベントスだ。残りの4試合はホームとアウェイが2試合ずつある。今後どうなるか見てみようか」<br><br><br>提供:goal.com 2018.04.23 16:34 Mon
twitterfacebook
thumb

【セリエA特集】ユーベとナポリのスクデット争いが激化! 残り4試合の対戦相手ではナポリ優位か

▽ユベントスとナポリのスクデット争いが熾烈を極めている。 ▽前人未踏のセリエA7連覇を目指すユベントスと、28年ぶりのスクデット制覇を目指すナポリの2チーム。勝ち点4差で迎えた22日のアリアンツ・スタジアムでのセリエA天王山では、アウェイのナポリがDFカリドゥ・クリバリの90分の劇的ゴールによって1-0の勝利を収めた。この結果、残り4試合で両者の勝ち点差は1ポイントに縮まった。 ▽すでにバイエルン(ブンデスリーガ)、マンチェスター・シティ(プレミアリーグ)、パリ・サンジェルマン(リーグ・アン)が優勝を決め、バルセロナ(リーガエスパニョーラ)が優勝まであと1ポイントに迫るなど、その他のヨーロッパ主要リーグで優勝争いが決している。 ▽その中でセリエAの優勝争いは、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグと共に残りシーズンにおいて大きな注目ポイントとなる。そこで残り4試合となった両チームの今後の日程に関して展望したい。 ▽ホームで痛恨の敗戦を喫したユベントスだが、依然として自力での優勝を残している。だが、今後の日程を考えると、セリエA7連覇は決して簡単なタスクではない。 ▽ユベントスは残りの4試合でインテル、ボローニャ、ローマ、ヴェローナと対戦。そのうち、圧倒的強さを誇るホームではすでに残留を決定的なモノとしている11位のボローニャ、最終節ですでに降格している可能性も否めない19位ヴェローナと、確実に勝ち点3を獲得できる2チームと対戦する。 ▽その一方で、アウェイゲームでは熾烈なトップ4争いを繰り広げている5位のインテル、3位のローマというタフな相手との対戦が残されており、勝ち点を取りこぼす可能性は十分にありそうだ。加えて、ボローニャ戦とローマ戦の間にはミランとのコッパ・イタリア決勝も残している。 ▽一方、ユベントス相手の劇的勝利で勢いに乗るナポリはフィオレンティーナ、トリノ、サンプドリア、クロトーネとの対戦を残す。要塞サン・パオロでのホームゲームでは、残留を確定させている上にEL出場権獲得の可能性が低い10位のトリノ、最終節では残留圏内ギリギリのクロトーネと対戦。対してアウェイゲームはEL出場権を争う9位のフィオレンティーナ、8位サンプドリアとアルテミオ・フランキ、ルイジ・フェラーリスという、難所攻略を目指す。 ▽なお、セリエAのレギュレーションでは勝ち点で並んだ場合、得失点差や総得点よりも当該成績が重視されるが、ユベントスとナポリは今季の対戦でそれぞれアウェイチームが1-0で勝利しており、全くの五分だ。そのため、仮に勝ち点で並んだ場合は現時点で全体の得失点差で「10」上回るユベントスが優位に立っている。 ◆セリエAスクデット争いデータ (勝ち点、得点、失点、得失点差) 1.ユベントス 85pt 78得点 20失点 58点 2.ナポリ 84pt 71得点 23失点 48点 ◆残り4試合の日程 ▽ユベントス 第35節 インテル(A) 第36節 ボローニャ(H) 第37節 ローマ(A) 第38節 ヴェローナ(H) ▽ナポリ 第35節 フィオレンティーナ(A) 第36節 トリノ(H) 第37節 サンプドリア(A) 第38節 クロトーネ(H) 2018.04.23 13:30 Mon
twitterfacebook
thumb

ナポリ指揮官、首位と1ポイント差に迫るも「主導権がユーベにあるのは変わらない」

ナポリの指揮官マウリツィオ・サッリは22日、セリエA第34節ユベントス戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューで勝利の喜びを語った一方、次戦へ向けて気を引き締めた。<br><br>首位ユベントスを勝ち点4差で追うナポリは22日、アウェイでの首位攻防戦に挑んだ。スクデットを懸けた大一番に両者とも譲らず、試合は0-0のまま進んだが、90分にDFカリドゥ・クリバリがチームを勝利に導く決勝点を挙げた。あと4試合を残し、首位ユベントスと1ポイント差に迫ったナポリの指揮官は、喜びを隠せない。<br><br>「セットプレー以外では、何も相手に許さなかった。勝利も必然的についてきたと思う。今いる場所まで連れてきてくれた自分たちのプレーを、ここへ来て変えてしまうことはバカバカしく感じた。非常に満足できる試合だったと思う。選手たちも喜んでいて、ロッカールームでは大騒ぎをしていた」<br><br>一方、スクデット争いにおいて、ユベントスが優位である事実は変わらない。サッリは次節へ向けて気を引き締めた。<br><br>「昨日、チームが本拠地を出発するときにいなかった者に説明するのは難しいが、状況は何も変わっていないんだ。依然としてユベントスは1ポイントのリードで首位に立っており、ユーベがすべての主導権を握っている。今日は素晴らしい勝利を喜んでいいが、明日からはフィオレンティーナ戦(29日)へ向けて準備しなければならない。我々にとって非常に難しい試合になるだろう」<br><br>また『プレミアムスポーツ』のインタビューでは、試合前、集まった群衆に対し、中指を立てるジェスチャーを見せた理由を説明。ユベントスに対するものではないと強調した。<br><br>「ツバを吐いたり、侮辱的な言葉を発しているグループがいたので、それに答えた。ユベントスのサポーターとは関係ない」<br><br>提供:goal.com 2018.04.23 12:55 Mon
twitterfacebook


ACL

ACL

ACL

欧州移籍情報
Jリーグ移籍情報
hikari

アクセスランキング

@ultrasoccerjp

新着ニュース