ジョレンテの疑惑恩返し弾で辛勝スパーズが新年初陣制して3連勝! 体調不良で途中出場ケインは3連続ハットならず《プレミアリーグ》
2018.01.03 06:50 Wed
▽プレミアリーグ第22節、スウォンジーvsトッテナムが2日にリバティ・スタジアムで行われ、アウェイのトッテナムが2-0で勝利した。
▽サウサンプトン戦からのメンバー変更は4点。それぞれヒザと臀部を痛めているローズとデンベレに代わってベン・デイビスとラメラが起用され、3試合連続ハットトリックが期待されたケインは体調不良でベンチスタートとなり、古巣対戦のジョレンテが移籍後初めてリーグ戦のスタメンを飾った。その一方、ニューカッスルとの開幕戦以降、離脱が続いていたワニャマが約5カ月ぶりのベンチ入りを果たした。
▽ケイン不在も中盤の底にダイアーとエリクセンを据え、2列目にラメラ、デレ・アリ、ソン・フンミンが並ぶ攻撃的な布陣で臨んだトッテナムは、強い雨の影響で球足の速いピッチ状況を生かして素早いパスワークから相手を押し込んでいく。
▽すると12分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でエリクセンが鋭いインスウィングのクロスを入れると、ややオフサイド気味ながらニアに飛び込んだジョレンテが頭で左隅に流し込み、古巣相手に嬉しい今季のプレミアリーグ初ゴールを決めた。
▽不運な形から相手の反撃を許し、32分にレナト・サンチェスの直接FK、40分には右サイドからのクロスが流れたボールをフリーのオルソンに狙われるが、いずれも枠を外れる。逆に42分には相手陣内中央で得たFKの場面で再びエリクセンの精度の高いボールからジョレンテに決定機も、右足のダイレクトボレーはわずかに枠の上に外れて追加点奪取はならず。
▽迎えた後半、雨が止んだことで前半苦しんだピッチ問題を解決したトッテナムだが、なかなか流れの中で決定機を作れない。逆に、前半1枚カードをもらっていたダビンソン・サンチェスが軽率なプレーであわや2枚目のカードという場面を招くなど、流れを掴み切れない。
▽この状況を受けて、ポチェッティーノ監督はD・サンチェスの退場を回避するため、開幕戦以来の出場となるワニャマを60分に投入し、ダイアーがセンターバックに下がる。この交代直後にはエリクセンが得意のFKで2度ゴールに迫るが、ここは相手GKファビアンスキの好守に阻まれる。
▽さらに68分にはジョレンテを下げて切り札のケインを投入したトッテナム。しかし、勢いづき始めたホームチームに手を焼く。65分にはボックス内に抜け出したナルシンのシュートをGKロリスの好守で凌ぐと、69分にはボックス内に侵攻したアイェウにGKロリスが抜かれるも、ここは戻ったDFが何とかクリアする。さらに70分にはトム・キャロルの右CKをファン・デル・ホーンに頭で合わせられるが、今度はポストに救われる。
▽苦しい展開が続くも何とかリードを保つトッテナムは78分に久々の決定機。右サイドのトリッピアーから絶妙なクロスがファーサイドのソン・フンミンに通る。しかし、右足のダイレクトボレーはわずかに右ポストの外側に外れた。
▽試合終盤にかけても苦しむトッテナムだが、89分にようやく試合を決める。カウンターから左サイドでボールを受けたケインが逆サイドでフリーのデレ・アリにフィードを通す。そのままボックス内に持ち込んだデレ・アリのシュートはGKファビアンスキにブロックされるが、このこぼれ球を鋭い反応で合わせてゴールネットへ突き刺した。ジョレンテの疑惑の恩返し弾や相手の決定機がポストに救われるなど、大苦戦を強いられたトッテナムだが、何とか2-0で勝ち切り新年初白星と共にリーグ3連勝を飾った。
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▽年内最終戦となったボクシング・デイ開催のサウサンプトンをケインのハットトリックを含む大量5ゴールで快勝したトッテナムは、勝ち点37の5位で2017年を終えた。そのサウサンプトン戦から中6日の日程で迎えた2018年初戦では、前回対戦で引き分けた最下位スウォンジー(勝ち点13)と対戦した。▽ケイン不在も中盤の底にダイアーとエリクセンを据え、2列目にラメラ、デレ・アリ、ソン・フンミンが並ぶ攻撃的な布陣で臨んだトッテナムは、強い雨の影響で球足の速いピッチ状況を生かして素早いパスワークから相手を押し込んでいく。
▽すると12分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でエリクセンが鋭いインスウィングのクロスを入れると、ややオフサイド気味ながらニアに飛び込んだジョレンテが頭で左隅に流し込み、古巣相手に嬉しい今季のプレミアリーグ初ゴールを決めた。
▽幸運なゴールで先制に成功したトッテナムは、その後もジョレンテの高さや背後を狙うソン・フンミンやデレ・アリのフリーランで2点目を窺う。しかし、時間の経過と共に降りしきる強い雨でピッチに水溜まりが目立ち始めると、ボール回しの場面で苦戦を強いられる。
▽不運な形から相手の反撃を許し、32分にレナト・サンチェスの直接FK、40分には右サイドからのクロスが流れたボールをフリーのオルソンに狙われるが、いずれも枠を外れる。逆に42分には相手陣内中央で得たFKの場面で再びエリクセンの精度の高いボールからジョレンテに決定機も、右足のダイレクトボレーはわずかに枠の上に外れて追加点奪取はならず。
▽迎えた後半、雨が止んだことで前半苦しんだピッチ問題を解決したトッテナムだが、なかなか流れの中で決定機を作れない。逆に、前半1枚カードをもらっていたダビンソン・サンチェスが軽率なプレーであわや2枚目のカードという場面を招くなど、流れを掴み切れない。
▽この状況を受けて、ポチェッティーノ監督はD・サンチェスの退場を回避するため、開幕戦以来の出場となるワニャマを60分に投入し、ダイアーがセンターバックに下がる。この交代直後にはエリクセンが得意のFKで2度ゴールに迫るが、ここは相手GKファビアンスキの好守に阻まれる。
▽さらに68分にはジョレンテを下げて切り札のケインを投入したトッテナム。しかし、勢いづき始めたホームチームに手を焼く。65分にはボックス内に抜け出したナルシンのシュートをGKロリスの好守で凌ぐと、69分にはボックス内に侵攻したアイェウにGKロリスが抜かれるも、ここは戻ったDFが何とかクリアする。さらに70分にはトム・キャロルの右CKをファン・デル・ホーンに頭で合わせられるが、今度はポストに救われる。
▽苦しい展開が続くも何とかリードを保つトッテナムは78分に久々の決定機。右サイドのトリッピアーから絶妙なクロスがファーサイドのソン・フンミンに通る。しかし、右足のダイレクトボレーはわずかに右ポストの外側に外れた。
▽試合終盤にかけても苦しむトッテナムだが、89分にようやく試合を決める。カウンターから左サイドでボールを受けたケインが逆サイドでフリーのデレ・アリにフィードを通す。そのままボックス内に持ち込んだデレ・アリのシュートはGKファビアンスキにブロックされるが、このこぼれ球を鋭い反応で合わせてゴールネットへ突き刺した。ジョレンテの疑惑の恩返し弾や相手の決定機がポストに救われるなど、大苦戦を強いられたトッテナムだが、何とか2-0で勝ち切り新年初白星と共にリーグ3連勝を飾った。
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