【天皇杯プレビュー】いざ元日決戦! 2冠目か、花道か《C大阪vs横浜FM》
2017.12.31 14:59 Sun
▽2017シーズンの締めくくり、そして2018年の日本サッカー界の幕開けを告げるタイトルマッチ。セレッソ大阪と横浜F・マリノスによる第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝が埼玉スタジアム2002で行われる。
◆2冠目か、花道か
▽クラブ史上初タイトルとなるルヴァンカップ優勝で強豪への第一歩を踏み出したC大阪と、今シーズン限りで退任するエリク・モンバエルツ体制の花道を飾ろうとタイトル獲得を意気込む横浜FMの激突。両者の決勝戦は、日本リーグ時代の1983年大会以来34年ぶりとなる。
◆4度目の優勝を〜セレッソ大阪〜
◆8度目の優勝を〜横浜F・マリノス〜
◆今季はC大阪3戦全勝
▽手堅い守りを速攻に繋げるスタイルを持つ両雄による今シーズンの対戦成績は、C大阪が3戦全勝。横浜FMにとって、嫌なイメージがつきまとう相手とのタイトルマッチとなる。だが、横浜FMは、伝統的にトーナメントでの勝負強さに定評があるクラブ。拮抗した展開が見込まれる。
▽来シーズンを見据えても、大きな意味を持ってくるのが天皇杯だ。勝者には本戦から出場できるAFCチャンピオンズリーグ出場権が与えられる。
▽明治安田生命J1リーグ3位でプレーオフからの出場権を手にしたC大阪だが、日程面により余裕が生まれる本戦からの出場権を手にしたい。
▽一方、J1リーグ5位で終えた横浜FMがACL出場権を手にするためには、この決勝を勝つしかない。残り1枠のACL出場権の行方も見どころだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆セレッソ大阪[4-4-2]
DF:松田陸、マテイ・ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介
MF:山口蛍、ソウザ、水沼宏太、清武弘嗣
FW:山村和也、柿谷曜一朗
監督:尹晶煥
▽左足首の手術を受けた杉本は引き続き欠場する。その一方で、右ふくらはぎの肉離れで11月下旬から離脱していた山口の先発復帰が濃厚。神戸戦で控えに回ったFW柿谷曜一朗もスタメン復帰が予想されており、現状のベストメンバーがシーズンラストマッチの先発を飾ることになりそうだ。
◆横浜F・マリノス[4-2-3-1]
DF:松原健、中澤佑二、パク・ジョンス、下平匠
MF:中町公祐、喜田拓也、マルティノス、天野純、山中亮輔
FW:ウーゴ・ヴィエイラ
監督:エリク・モンバエルツ
▽大一番を前に主力に故障者が続出している。長期離脱中のMF斎藤学に加えて、準決勝で左ふくらはぎ肉離れで負傷退場したMF扇原貴宏の欠場が確定。チームを決勝進出に導いたウーゴ・ヴィエイラも29日の練習中に右ふくらはぎを痛めたが、前日の全体練習に合流しており、出場は見込めそうだ。
【キープレーヤー】
◆MFソウザ(セレッソ大阪)
◆MFマルティノス(横浜F・マリノス)
◆2冠目か、花道か
▽クラブ史上初タイトルとなるルヴァンカップ優勝で強豪への第一歩を踏み出したC大阪と、今シーズン限りで退任するエリク・モンバエルツ体制の花道を飾ろうとタイトル獲得を意気込む横浜FMの激突。両者の決勝戦は、日本リーグ時代の1983年大会以来34年ぶりとなる。
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽43大会ぶり4度目の優勝とシーズン2冠目を狙うC大阪は、ヴィッセル神戸との準決勝を延長戦の末に逆転勝利で突破。FW杉本健勇やMF山口蛍ら主力を欠き、本来からほど遠い戦いぶりを露呈したが、ルヴァンカップ王者の貫禄を見せつけた格好だ。◆8度目の優勝を〜横浜F・マリノス〜
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽4大会ぶり8度目の優勝を狙う横浜FMは、C大阪と同じく準決勝で柏レイソルを相手に延長戦の末に逆転勝利。先制点こそ許したものの、GK飯倉大樹やDF中澤佑二らを筆頭とした堅守で流れを引き寄せ、シーズン目標の「タイトルとACL出場権獲得」に王手をかけた。◆今季はC大阪3戦全勝
▽手堅い守りを速攻に繋げるスタイルを持つ両雄による今シーズンの対戦成績は、C大阪が3戦全勝。横浜FMにとって、嫌なイメージがつきまとう相手とのタイトルマッチとなる。だが、横浜FMは、伝統的にトーナメントでの勝負強さに定評があるクラブ。拮抗した展開が見込まれる。
◆ACL出場権の行方
▽来シーズンを見据えても、大きな意味を持ってくるのが天皇杯だ。勝者には本戦から出場できるAFCチャンピオンズリーグ出場権が与えられる。
▽明治安田生命J1リーグ3位でプレーオフからの出場権を手にしたC大阪だが、日程面により余裕が生まれる本戦からの出場権を手にしたい。
▽一方、J1リーグ5位で終えた横浜FMがACL出場権を手にするためには、この決勝を勝つしかない。残り1枠のACL出場権の行方も見どころだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆セレッソ大阪[4-4-2]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:キム・ジンヒョンDF:松田陸、マテイ・ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介
MF:山口蛍、ソウザ、水沼宏太、清武弘嗣
FW:山村和也、柿谷曜一朗
監督:尹晶煥
▽左足首の手術を受けた杉本は引き続き欠場する。その一方で、右ふくらはぎの肉離れで11月下旬から離脱していた山口の先発復帰が濃厚。神戸戦で控えに回ったFW柿谷曜一朗もスタメン復帰が予想されており、現状のベストメンバーがシーズンラストマッチの先発を飾ることになりそうだ。
◆横浜F・マリノス[4-2-3-1]
(c) CWS Brains, LTD.
GK:飯倉大樹DF:松原健、中澤佑二、パク・ジョンス、下平匠
MF:中町公祐、喜田拓也、マルティノス、天野純、山中亮輔
FW:ウーゴ・ヴィエイラ
監督:エリク・モンバエルツ
▽大一番を前に主力に故障者が続出している。長期離脱中のMF斎藤学に加えて、準決勝で左ふくらはぎ肉離れで負傷退場したMF扇原貴宏の欠場が確定。チームを決勝進出に導いたウーゴ・ヴィエイラも29日の練習中に右ふくらはぎを痛めたが、前日の全体練習に合流しており、出場は見込めそうだ。
【キープレーヤー】
◆MFソウザ(セレッソ大阪)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽C大阪のキープレーヤーは、ハイブリットな活躍が際立つMFソウザだ。攻守両面で高い完成度を誇るブラジル人ボランチは、今シーズンのJ1リーグで33試合4ゴール。山口とのコンビネーションも抜群で、中盤の支配者に君臨する。準決勝のパフォーマンスを見ても、状態は良好。期待せずにはいられない。◆MFマルティノス(横浜F・マリノス)
Getty Images
▽横浜FMのキーマンは、切れ味鋭い仕掛けが魅力のMFマルティノスだ。キュラソー代表アタッカーは、今シーズンのJ1リーグで5ゴールをマーク。1人や2人ぐらいなら簡単に剥がせる突破力は、守備に重きを置くチームの武器となっている。シーズン終了後の移籍も噂されているだけに、大仕事をやってのける姿に注目だ。
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