ルカク&イブラ先発初共演も不発のユナイテッド、リンガード2発で土壇場同点も痛恨の2戦連続ドロー…《プレミアリーグ》
2017.12.27 02:07 Wed
▽プレミアリーグ第20節、マンチェスター・ユナイテッドvsバーンリーが26日にオールド・トラフォードで行われ、2-2のドローに終わった。
▽前節、1人少ないレスター・シティ相手にラストプレーの失点で痛恨ドローを喫した2位のユナイテッド(勝ち点42)は、首位のマンチェスター・シティ(勝ち点55)との勝ち点差が「13」に開き、逆転優勝の可能性が風前の灯火に。これ以上、勝ち点逸が許されないチームは、難敵の7位バーンリー(勝ち点32)をホームで迎え撃った。モウリーニョ監督は前節から先発4人を変更。リンデロフ、負傷のスモーリングに代わってロホ、ショーが最終ラインに入り、マルシャルとリンガードに代わって今季リーグ初先発のイブラヒモビッチ、ラッシュフォードが起用された。
▽ルカクとイブラヒモビッチを初めてスタートから同時起用したユナイテッドだったが、開始早々に先制点を奪われる。開始2分、左サイド深くに抜け出したヘンドリックをDFロホが倒してしまい、ボックス左付近でFKを与える。このFKの場面からゴール前で混戦が生まれると、バーンズに蹴り込まれた。
▽緩い入りから先手を奪われたユナイテッドは、トップ下に入るイブラヒモビッチや右ウイングから中に絞るマタを起点に反撃を試みる。しかし、12分に相手のカウンターからアルフィールドにクロスバー直撃のシュートを許すなど、思うように試合を運べない。
▽それでも、時間の経過とともにサイドを深くえぐってからのクロスや中央でのコンビプレーで攻撃に厚みを加えていくホームチームは、ボックス内でイブラヒモビッチやマタにシュートチャンスが訪れるも、相手の身体を張った守備に阻まれる。
▽ホームでまさかの2点ビハインドを背負ったユナイテッドは、失点直後の37分に絶好機。GKが飛び出して対応した際にボックス手前のラッシュフォードにボールが渡ると、すかさず右足のミドルシュート。これが完全に枠を捉えるが、DFミーの見事なゴールカバーに阻まれる。その直後にはボックス手前のポグバが狙いすましたミドルシュートを放つが、これはわずかにボールが巻き切らず、枠の右に外れた。
▽結局、0-2で試合を折り返したユナイテッドは、前半終了後にイブラヒモビッチ、ロホを下げてムヒタリアン、リンガードを同時投入。この2枚替えを受けて、マティッチがセンターバックに下がり、ポグバがアンカーに入る[4-3-3]の攻撃的な布陣にシフトする。50分には右サイド深くをえぐったアシュリー・ヤングのグラウンダークロスをゴール前に飛び込んだリンガードがワンタッチで合わすが、ここはGKポぺの決死の顔面ブロックとクロスバーに阻まれ、絶好のゴールチャンスを逃す。
▽しかし、この直後の53分には先程の決定機とほぼ同じ形からヤングがグラウンダーのクロスを入れると、中央に走り込んだリンガードが技ありのヒールシュートで合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。
▽後半の早い時間帯で追いついたユナイテッドは、ここから勢いづいて攻勢を強める。サイドの深い位置を取ってはヤングやラッシュフォードのクロスからポグバやルカクのヘディングシュートでゴールを目指す。さらに、70分にはボックス手前の好位置で得たFKをポグバが右足の鋭いボールで直接狙うが、これはわずかにクロスバーの上を越える。
▽時間の経過とともに焦りやアイデア不足から攻めあぐねる状況が目立つユナイテッドは、なかなか決定機を作れぬ状況のまま試合終盤を迎える。それでも、諦めないホームチームは直近のレスター戦でやられたのとは逆の形で同点に追いつく。91分、右CKの二次攻撃からボックス内で混戦が生まれると、最後は相手の短いクリアに反応したリンガードがゴール右隅にシュートを流し込んだ。
▽しかし、土壇場で同点に追いついたユナイテッドだったが、試合をひっくり返すことはできず、試合は2-2のままタイムアップ。ホームで2点差を追いついたものの、前節に続く連続ドローによって、首位シティの背中がさらに遠のきそうな痛恨の勝ち点逸となった。
▽前節、1人少ないレスター・シティ相手にラストプレーの失点で痛恨ドローを喫した2位のユナイテッド(勝ち点42)は、首位のマンチェスター・シティ(勝ち点55)との勝ち点差が「13」に開き、逆転優勝の可能性が風前の灯火に。これ以上、勝ち点逸が許されないチームは、難敵の7位バーンリー(勝ち点32)をホームで迎え撃った。モウリーニョ監督は前節から先発4人を変更。リンデロフ、負傷のスモーリングに代わってロホ、ショーが最終ラインに入り、マルシャルとリンガードに代わって今季リーグ初先発のイブラヒモビッチ、ラッシュフォードが起用された。
▽緩い入りから先手を奪われたユナイテッドは、トップ下に入るイブラヒモビッチや右ウイングから中に絞るマタを起点に反撃を試みる。しかし、12分に相手のカウンターからアルフィールドにクロスバー直撃のシュートを許すなど、思うように試合を運べない。
▽それでも、時間の経過とともにサイドを深くえぐってからのクロスや中央でのコンビプレーで攻撃に厚みを加えていくホームチームは、ボックス内でイブラヒモビッチやマタにシュートチャンスが訪れるも、相手の身体を張った守備に阻まれる。
▽フィニッシュの場面を作るものの、相手の堅守をこじ開けられないユナイテッドは、再びセットプレーから失点を喫する。36分、ボックス手前やや左の位置でFKを与えると、これをキッカーのデフールにゴール左上隅の絶妙なコースに突き刺された。
▽ホームでまさかの2点ビハインドを背負ったユナイテッドは、失点直後の37分に絶好機。GKが飛び出して対応した際にボックス手前のラッシュフォードにボールが渡ると、すかさず右足のミドルシュート。これが完全に枠を捉えるが、DFミーの見事なゴールカバーに阻まれる。その直後にはボックス手前のポグバが狙いすましたミドルシュートを放つが、これはわずかにボールが巻き切らず、枠の右に外れた。
▽結局、0-2で試合を折り返したユナイテッドは、前半終了後にイブラヒモビッチ、ロホを下げてムヒタリアン、リンガードを同時投入。この2枚替えを受けて、マティッチがセンターバックに下がり、ポグバがアンカーに入る[4-3-3]の攻撃的な布陣にシフトする。50分には右サイド深くをえぐったアシュリー・ヤングのグラウンダークロスをゴール前に飛び込んだリンガードがワンタッチで合わすが、ここはGKポぺの決死の顔面ブロックとクロスバーに阻まれ、絶好のゴールチャンスを逃す。
▽しかし、この直後の53分には先程の決定機とほぼ同じ形からヤングがグラウンダーのクロスを入れると、中央に走り込んだリンガードが技ありのヒールシュートで合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。
▽後半の早い時間帯で追いついたユナイテッドは、ここから勢いづいて攻勢を強める。サイドの深い位置を取ってはヤングやラッシュフォードのクロスからポグバやルカクのヘディングシュートでゴールを目指す。さらに、70分にはボックス手前の好位置で得たFKをポグバが右足の鋭いボールで直接狙うが、これはわずかにクロスバーの上を越える。
▽時間の経過とともに焦りやアイデア不足から攻めあぐねる状況が目立つユナイテッドは、なかなか決定機を作れぬ状況のまま試合終盤を迎える。それでも、諦めないホームチームは直近のレスター戦でやられたのとは逆の形で同点に追いつく。91分、右CKの二次攻撃からボックス内で混戦が生まれると、最後は相手の短いクリアに反応したリンガードがゴール右隅にシュートを流し込んだ。
▽しかし、土壇場で同点に追いついたユナイテッドだったが、試合をひっくり返すことはできず、試合は2-2のままタイムアップ。ホームで2点差を追いついたものの、前節に続く連続ドローによって、首位シティの背中がさらに遠のきそうな痛恨の勝ち点逸となった。
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