控えGKブラーボがまたもPK戦で魅せたシティが準決勝進出! 岡崎フル出場のレスターは土壇場で追いつくも敗退…《EFLカップ》
2017.12.20 07:40 Wed
▽EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝、レスター・シティvsマンチェスター・シティが19日にキング・パワー・スタジアムで行われ、1-1で120分間の戦いが終了。その後、PK戦を4-3で制したシティが準決勝進出を果たした。なお、レスターのFW岡崎慎司はフル出場した。
▽一方、直近のサウサンプトン戦でリーグ戦の連勝が「4」でストップしたレスターは、マグワイア、チルウェル、イボーラを除く先発8人を変更。マフレズやヴァーディら主力が温存され、2トップは岡崎とイヘアナチョのコンビとなった。
▽立ち上がりからボールを保持して押し込むシティは、14分にジンチェンコのパスからボックス右に抜け出したベルナルド・シウバに決定機も左足のシュートはGKハマーの好守に遭う。この直後にはレスターのGKと最終ラインの連係ミスからボックス付近のギュンドアンにルーズボールがこぼれる。これをギュンドアンが無人のゴールへ蹴り込むが、DFマグワイアのブロックに遭う。このこぼれ球をベルナルド・シウバが胸トラップからボレーで狙うが、枠の左に外す。
▽それでも、攻勢を続けるシティは26分、中盤でイヘアナチョからボールを奪ったギュンドアンがそのまま中央突破。巧みなステップワークで2人のDFを引き付けて体勢を崩しながらも、ボックス右に走り込むベルナルド・シウバにラストパス。そして、この試合3度目の決定機を迎えたベルナルド・シウバが今度は冷静にGKの股間を抜くシュートで流し込んだ。
▽迎えた後半は立ち上がりから一進一退の攻防に。何とか攻撃に一押し加えたいレスターは58分、オルブライトンとイヘアナチョを下げてヴァーディ、マフレズの2大エースを投入。64分には岡崎がDFマンガラと交錯して得たボックス手前でのFKの場面でマフレズが横にズラしたボールをマグワイアが右足で強振も、これは壁に阻まれる。
▽一方、先制してから勢いが衰えたシティは後半立ち上がりにボックス内へ抜け出したベルナルド・シウバに1度決定機が訪れたものの、以降はなかなか決定機を作れない。とりわけ、ジェズスの存在感が希薄でなかなか前線で起点を作れない。さらに81分には競り合いでヴァーディの後頭部をもろに鼻骨で受けたマンガラが鼻から流血し、ウォーカーとの負傷交代を強いられる。
▽試合終盤にかけてグレイも投入し、攻勢を強めるレスターは、ヴァーディやマフレズがアタッキングサードでチャンスに絡んだものの、最後の場面で決め切れない。一方、逃げ切りを図るシティは、ディアスとフォーデンの若手2選手を下げてエンメチャ、これがトップチームデビューのデレ=バシルをピッチに送り込む。
▽このままシティ勝利で終了と思われた試合だったが、幾つかのアクシデントもあり8分間が与えられた後半アディショナルタイムにレスターが土壇場で追いつく。ボックス内に抜け出したグレイがDFウォーカーに倒されてPKを獲得。これをキッカーのヴァーディが冷静に決め、試合は延長戦へと突入することになった。
▽延長戦に入ると、試合は一進一退の攻防に。レスターがマフレズの個人技から決定的なシーンを作り出せば、シティもヤヤ・トゥーレの直接FKで相手ゴールに迫る。しかし、GKハマーとGKブラーボの両守護神が最後まで集中力を切らさず、ゴールを許さない。そして、120分間で決着が付かなかった白熱の一戦はPK戦での決着に委ねられた。
▽“ABBA”方式で行われたPK戦では互いに3人目までが全員成功。4人目ではシティのジェズスがきっちり成功した一方、レスターはこの試合でPKを成功していたヴァーディが枠の左に大きく外してしまい、痛恨の失敗。続く5人目のマフレズがGKブラーボのセーブに遭い、途中投入の2大エースが連続失敗。この結果、5回戦に続いてGKブラーボの活躍でPK戦を制したシティが準決勝進出を果たした。
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▽それぞれ4回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のウォルバーハンプトン、リーズを破った両者の一戦。直近のリーグ戦でトッテナムに快勝し、16連勝を達成したプレミア首位のシティは、その試合からマンガラ、ギュンドアンを除く先発9人を変更。GKにブラーボ、最終ラインはダニーロ、アダラバイヨ、マンガラ、ジンチェンコ。中盤はヤヤ・トゥーレ、ギュンドアン、フォーデンの3センターに、ベルナルド・シウバとトップチーム初先発のディアスが両ウイングを務め、1トップにガブリエウ・ジェズスが入った。▽立ち上がりからボールを保持して押し込むシティは、14分にジンチェンコのパスからボックス右に抜け出したベルナルド・シウバに決定機も左足のシュートはGKハマーの好守に遭う。この直後にはレスターのGKと最終ラインの連係ミスからボックス付近のギュンドアンにルーズボールがこぼれる。これをギュンドアンが無人のゴールへ蹴り込むが、DFマグワイアのブロックに遭う。このこぼれ球をベルナルド・シウバが胸トラップからボレーで狙うが、枠の左に外す。
▽それでも、攻勢を続けるシティは26分、中盤でイヘアナチョからボールを奪ったギュンドアンがそのまま中央突破。巧みなステップワークで2人のDFを引き付けて体勢を崩しながらも、ボックス右に走り込むベルナルド・シウバにラストパス。そして、この試合3度目の決定機を迎えたベルナルド・シウバが今度は冷静にGKの股間を抜くシュートで流し込んだ。
▽押し込まれた中で耐え切れず、先制点を許したレスターは徐々に反撃を開始。岡崎とイヘアナチョの2トップが果敢なプレスと、背後を狙うランニングで急造の守備陣に圧力をかける。34分にはボックス内で縦パスを収めたイヘアナチョと岡崎のパス交換からナイジェリア代表FWが古巣のゴールへ左足のシュートを放つが、これはGKブラーボの好守に遭う。その後もボールを保持しながらセットプレーを軸に反撃を試みたレスターだが、イヘアナチョが幾つかのチャンスをフィニッシュで終えられず、前半を1点ビハインドで終えた。
▽迎えた後半は立ち上がりから一進一退の攻防に。何とか攻撃に一押し加えたいレスターは58分、オルブライトンとイヘアナチョを下げてヴァーディ、マフレズの2大エースを投入。64分には岡崎がDFマンガラと交錯して得たボックス手前でのFKの場面でマフレズが横にズラしたボールをマグワイアが右足で強振も、これは壁に阻まれる。
▽一方、先制してから勢いが衰えたシティは後半立ち上がりにボックス内へ抜け出したベルナルド・シウバに1度決定機が訪れたものの、以降はなかなか決定機を作れない。とりわけ、ジェズスの存在感が希薄でなかなか前線で起点を作れない。さらに81分には競り合いでヴァーディの後頭部をもろに鼻骨で受けたマンガラが鼻から流血し、ウォーカーとの負傷交代を強いられる。
▽試合終盤にかけてグレイも投入し、攻勢を強めるレスターは、ヴァーディやマフレズがアタッキングサードでチャンスに絡んだものの、最後の場面で決め切れない。一方、逃げ切りを図るシティは、ディアスとフォーデンの若手2選手を下げてエンメチャ、これがトップチームデビューのデレ=バシルをピッチに送り込む。
▽このままシティ勝利で終了と思われた試合だったが、幾つかのアクシデントもあり8分間が与えられた後半アディショナルタイムにレスターが土壇場で追いつく。ボックス内に抜け出したグレイがDFウォーカーに倒されてPKを獲得。これをキッカーのヴァーディが冷静に決め、試合は延長戦へと突入することになった。
▽延長戦に入ると、試合は一進一退の攻防に。レスターがマフレズの個人技から決定的なシーンを作り出せば、シティもヤヤ・トゥーレの直接FKで相手ゴールに迫る。しかし、GKハマーとGKブラーボの両守護神が最後まで集中力を切らさず、ゴールを許さない。そして、120分間で決着が付かなかった白熱の一戦はPK戦での決着に委ねられた。
▽“ABBA”方式で行われたPK戦では互いに3人目までが全員成功。4人目ではシティのジェズスがきっちり成功した一方、レスターはこの試合でPKを成功していたヴァーディが枠の左に大きく外してしまい、痛恨の失敗。続く5人目のマフレズがGKブラーボのセーブに遭い、途中投入の2大エースが連続失敗。この結果、5回戦に続いてGKブラーボの活躍でPK戦を制したシティが準決勝進出を果たした。
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