最強シティが苦手スパーズ粉砕で16連勝! 伏兵ギュンドアン弾にデ・ブライネが躍動!《プレミアリーグ》
2017.12.17 04:38 Sun
▽プレミアリーグ第18節、マンチェスター・シティvsトッテナムが16日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが4-1で快勝した。
▽一方、今季はここまでリーグ戦4敗と、すでに昨季の敗戦数と並ぶ不調に陥り、逆転優勝の可能性が絶望的な4位のトッテナム(勝ち点32)。それでも、直近の2試合でストーク・シティ、ブライトンに連勝し復調気配漂うチームは、昨季に開幕公式戦10連勝を達成していたシティ、チェルシーの13連勝を止めた“連勝ストッパー”として、今回もシティの連勝ストップを狙った。前節からのメンバー変更は2点。オーリエとムサ・シッソコに代わってトリッピアー、デンベレが復帰した。
▽互いに前からボールを奪いに行くアグレッシブな入りを見せた中、ボールポゼッションで勝るシティが徐々に主導権を掴んでいく。左サイドのザネの個人技を生かしてサイドを攻略するホームチームは、14分に先制点を奪う。左CKの場面でザネがアウトスウィングのクロスを入れると、ボックス外で相手のマークが付いていなかったギュンドアンがスルスルとゴール前に抜け出してフリーのヘディングシュートを流し込んだ。
▽シルバの代役ギュンドアンのゴールで幸先良く先制したシティは、先制後も前からハメていく攻撃的な守備で相手に反撃のチャンスを許さない。24分にはデ・ブライネの広い視野を生かした絶妙なパスからボックス左に持ち込んだアグエロに2点目のチャンスも、ここはGKロリスの好守に阻まれる。
▽前半半ばを過ぎてもシティが圧倒する状況が続く中、絶好調のデ・ブライネとザネのホットラインを起点にホームチームが相手GKロリスの守るゴールを再三に渡って脅かしていく。対するトッテナムは30分過ぎに[4-2-3-1]の布陣に戻すと、35分にはボックス手前左でエリクセンからパスを受けたケインが右ポストのわずか外側に外れる惜しいシュートでようやく最初の決定機を作り出す。しかし、その後は再びシティに押し込まれて2失点目を防ぐのが精一杯だった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、相手のプレッシャーに慣れてきたアウェイのトッテナムがボールを保持して押し込む時間が続く。55分にはボックス手前でトリッピアーから横パスを受けたケインが素早いターンで前を向き右足を強振。この強烈なシュートが枠の左隅を捉えるが、GKエデルソンが見事なワンハンドセーブではじき出す。
▽後半に入ってやや流れが悪いシティのグアルディオラ監督は58分、直近のスウォンジー戦でフル出場していたアグエロを下げて、ガブリエウ・ジェズスを投入。そのジェズスは投入直後にゴール前への抜け出しを見せるなど、前がかりな相手のハイラインを早速けん制する。
▽この選手交代をキッカケに息を吹き返してきたシティは67分に久々の決定機。デ・ブライネからパスを受けたザネがボックス左に持ち込んで右足のシュート。これはGKロリスの好守に遭うも、ゴール前でこぼれ球に反応したスターリングがすかさずプッシュ。だが、ここはシュートを大きくふかしてしまう。
▽それでも、シティは直後の70分に自陣深くからカウンターを発動。一度は中盤でボールを奪われかけるも、ルーズボールを回収したギュンドアンがボックス左に走り込むデ・ブライネにラストパス。最後はデ・ブライネが強烈な左足のシュートを放つと、GKロリスの手を弾いたボールがネットに突き刺さる。
▽試合を決定付ける2点目を奪ったものの、攻撃の手を緩めないシティは75分、相手陣内でパスを引っかけてデ・ブライネにボールが渡ると、そのまま縦に仕掛けたベルギー代表MFは同胞DFヴェルトンゲンに足をかけられてPKを獲得。しかし、このPKをキッカーのジェズスが左ポストに当てて失敗してしまう。それでも、80分にはデ・ブライネのボール奪取からショートカウンターを仕掛けてザネの丁寧なグラウンダークロスをスターリングが流し込み、リードを3点に広げる。
▽その後、試合終盤にかけてギュンドアン、ザネを下げてプレミアデビューのフォーデンらを投入して試合を締めにかかるシティは、試合終了間際の90分に相手DFダイアーのトラップミスを奪ったスターリングがダメ押しの4点目。直後には緩い対応からエリクセンに意地のゴールを許してクリーンシートを逃がすも、苦手トッテナム相手に5戦ぶりの勝利。上位対決に圧勝の強すぎるシティがリーグ16連勝を達成した。
PR
▽前節、シルバの2ゴールの活躍などで最下位スウォンジーに4-0で快勝した首位のシティ(勝ち点49)は、プレミアリーグ新記録の15連勝を達成。今後、指揮官グアルディオラ監督がバルセロナ時代、バイエルン時代に記録した16連勝、19連勝の更新と共に、2003-04シーズンのアーセナル以来となる無敗優勝を目指すチームは、年内最後の山場となる苦手スパーズとの一戦に臨んだ。前節からのメンバー変更は3点。ダニーロとベルナルド・シウバに代わって古巣初対戦のウォーカー、ザネが復帰した一方、コンディションの問題か家庭の事情か、大黒柱シルバがメンバー外となり、ギュンドアンが起用された。▽互いに前からボールを奪いに行くアグレッシブな入りを見せた中、ボールポゼッションで勝るシティが徐々に主導権を掴んでいく。左サイドのザネの個人技を生かしてサイドを攻略するホームチームは、14分に先制点を奪う。左CKの場面でザネがアウトスウィングのクロスを入れると、ボックス外で相手のマークが付いていなかったギュンドアンがスルスルとゴール前に抜け出してフリーのヘディングシュートを流し込んだ。
▽シルバの代役ギュンドアンのゴールで幸先良く先制したシティは、先制後も前からハメていく攻撃的な守備で相手に反撃のチャンスを許さない。24分にはデ・ブライネの広い視野を生かした絶妙なパスからボックス左に持ち込んだアグエロに2点目のチャンスも、ここはGKロリスの好守に阻まれる。
▽一方、デレ・アリをトップ下、ケインとソン・フンミンを最前線に配した[4-3-1-2]の布陣で臨んだトッテナムは、要所で相手のプレスを剥がしてはカウンターチャンスに繋げていくものの、孤立気味な2トップが相手最終ラインと中盤の素早い囲い込みに潰される場面が目立つ。また、自陣で奪ったボールをうまく繋ぐことができず、相手のショートカウンターを浴びる状況が続く。
▽前半半ばを過ぎてもシティが圧倒する状況が続く中、絶好調のデ・ブライネとザネのホットラインを起点にホームチームが相手GKロリスの守るゴールを再三に渡って脅かしていく。対するトッテナムは30分過ぎに[4-2-3-1]の布陣に戻すと、35分にはボックス手前左でエリクセンからパスを受けたケインが右ポストのわずか外側に外れる惜しいシュートでようやく最初の決定機を作り出す。しかし、その後は再びシティに押し込まれて2失点目を防ぐのが精一杯だった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半は、相手のプレッシャーに慣れてきたアウェイのトッテナムがボールを保持して押し込む時間が続く。55分にはボックス手前でトリッピアーから横パスを受けたケインが素早いターンで前を向き右足を強振。この強烈なシュートが枠の左隅を捉えるが、GKエデルソンが見事なワンハンドセーブではじき出す。
▽後半に入ってやや流れが悪いシティのグアルディオラ監督は58分、直近のスウォンジー戦でフル出場していたアグエロを下げて、ガブリエウ・ジェズスを投入。そのジェズスは投入直後にゴール前への抜け出しを見せるなど、前がかりな相手のハイラインを早速けん制する。
▽この選手交代をキッカケに息を吹き返してきたシティは67分に久々の決定機。デ・ブライネからパスを受けたザネがボックス左に持ち込んで右足のシュート。これはGKロリスの好守に遭うも、ゴール前でこぼれ球に反応したスターリングがすかさずプッシュ。だが、ここはシュートを大きくふかしてしまう。
▽それでも、シティは直後の70分に自陣深くからカウンターを発動。一度は中盤でボールを奪われかけるも、ルーズボールを回収したギュンドアンがボックス左に走り込むデ・ブライネにラストパス。最後はデ・ブライネが強烈な左足のシュートを放つと、GKロリスの手を弾いたボールがネットに突き刺さる。
▽試合を決定付ける2点目を奪ったものの、攻撃の手を緩めないシティは75分、相手陣内でパスを引っかけてデ・ブライネにボールが渡ると、そのまま縦に仕掛けたベルギー代表MFは同胞DFヴェルトンゲンに足をかけられてPKを獲得。しかし、このPKをキッカーのジェズスが左ポストに当てて失敗してしまう。それでも、80分にはデ・ブライネのボール奪取からショートカウンターを仕掛けてザネの丁寧なグラウンダークロスをスターリングが流し込み、リードを3点に広げる。
▽その後、試合終盤にかけてギュンドアン、ザネを下げてプレミアデビューのフォーデンらを投入して試合を締めにかかるシティは、試合終了間際の90分に相手DFダイアーのトラップミスを奪ったスターリングがダメ押しの4点目。直後には緩い対応からエリクセンに意地のゴールを許してクリーンシートを逃がすも、苦手トッテナム相手に5戦ぶりの勝利。上位対決に圧勝の強すぎるシティがリーグ16連勝を達成した。
PR
|
関連ニュース