エジルのビューティフルボレーでアーセナルが4戦ぶりの白星!《プレミアリーグ》

2017.12.17 02:24 Sun
Getty Images
▽プレミアリーグ第18節、アーセナルvsニューカッスルが16日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが1-0で勝利した。

▽前節、下位に低迷するウェストハムとのダービーをゴールレスドローで終えた7位のアーセナル(勝ち点30)は、3戦未勝利と泥沼の状況が続く。4試合ぶりの白星を目指す今節は、直近3連敗中で8戦未勝利の16位ニューカッスル(勝ち点15)とのホームゲームに臨んだ。前節からはジルーに代えてラカゼットを最前線に起用した以外、同じメンバーを起用。また、引き続き[4-2-3-1]の布陣を採用した。
▽得意とするニューカッスルを相手に立ち上がりから主導権を握るアーセナルだが、やや守備的に入った相手の守備を崩し切るまでには至らず。それでも、ウィルシャーやベジェリンの積極的な攻撃参加から相手を押し込んでいく。

▽序盤から攻勢を続けるホームチームは22分、右サイド深くでパスを受けたイウォビがグラウンダーのマイナスクロスを入れる。ニアにいた2人の味方には合わなかったものの、ファーでフリーのサンチェスがダイレクトシュート。これが相手DFの頭に当たって跳ね返ると、最後はエジルが得意の左足ダイレクトボレーでゴールネットへ突き刺した。

▽エジルのビューティフルボレーでリードを奪ったアーセナルは、畳みかける攻撃で積極的に2点目を狙う。27分、サンチェスのスルーパスに抜け出したベジェリンがシュートを放てば、その後もサンチェスやラカゼットが積極的な仕掛けで相手ゴールに迫るが、前半のうちに追加点を奪うことはできなかった。
▽後半に入ってもエンジン全開のアーセナルは、カウンターから左サイドのサンチェスを起点に厚みのある攻撃を続ける。55分にはボックス中央でパスを受けたラカゼットがグラウンダーのシュートを放つが、ここはGKエリオットがセーブ。さらにこぼれ球をイウォビが押し込みにかかるが、エリオットにパンチングでかき出される。この直後の57分には相手のカウンターからボックス手前のマーフィーに鋭いシュートを許すが、枠の右隅を捉えたシュートはGKチェフが見事な反応ではじき出す。

▽後半半ばを過ぎてやや試合がこう着し始める。アーセナルは73分、足を痛めたイウォビ、ラカゼットに代えてウェルベック、ジルーを同時投入。75分には波状攻撃からボックス中央でジルーが頭で落としたボールをゴール前のウィルシャーがボレーで合わすが、これは相手GKのビッグセーブに阻まれる。

▽その後、ニューカッスルの攻勢が続いた終盤にサンチェスを下げてコクランを投入し逃げ切り態勢に入ったホームチームは、幾度となく自陣深くに押し込まれたものの、GKチェフを中心とした守備陣が何とか凌ぎ切って1-0で勝利。本調子には程遠い内容ながらも勝ち切ったアーセナルが4試合ぶりの白星を手にした。
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