ウェストハム再建へ…モイーズが“ガラスの天才”ウィルシャーへの興味を明かす

2017.12.13 09:11 Wed
Getty Images
▽ウェストハムを率いるデイビッド・モイーズ監督は、アーセナルのジャック・ウィルシャー(25)の獲得に興味を持っていることを認めた。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

▽2008-09シーズンに16歳の若さでトップチームに昇格を果たしたウィルシャーは、その才能を高く評価されてきたが、負傷離脱を頻発。昨シーズンにはレンタル移籍でボーンマスに加わり、プレミアリーグで27試合に出場したが、シーズン終盤には腓骨骨折によりまたもケガに泣かされた。
▽今シーズンはアーセナルに復帰するも、昨シーズンの負傷の影響から開幕に出遅れ、ここまで第16節を終えたプレミアリーグでの出場時間はわずか86分。この状況にウィルシャー自身は冬の移籍市場での退団をほのめかす発言をしていた。

▽そんな中、11月にウェストハム指揮官に就任し、現在19位のチームの再建を託されるモイーズ監督は、ウィルシャーへの興味を明かしている。

「もしジャック・ウィルシャーの獲得が可能であるなら、我々はそれに目を向けなくてはいけないチームだ」
「ただ、短期間ではなく、長期的にクラブに居てくれるかどうかを確認したい。短期間での修正が必要であり、また、今シーズン終了時までどのように勝利を積み重ねていくのかのバランスは取れている」
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