【CLグループB総括】本命のPSGとバイエルンが余裕の突破
2017.12.13 18:01 Wed
▽本命のパリ・サンジェルマンとバイエルンが2試合を残してグループステージ突破を決める順当過ぎる結果に終わったグループB。セルティックとアンデルレヒトは2強に立てつくことができなかった。
[勝ち点/得失点]
1:パリ・サンジェルマン[15/21]
2:バイエルン[15/7]
3:セルティック[3/-13]
4:アンデルレヒト[3/-15]
◆GS最多得点記録更新でバイエルンを上回り首位通過~パリ・サンジェルマン~
◆ハインケス就任でV字回復~バイエルン~
◆辛くもELへ~セルティック~
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■グループB順位表■[勝ち点/得失点]
1:パリ・サンジェルマン[15/21]
2:バイエルン[15/7]
3:セルティック[3/-13]
4:アンデルレヒト[3/-15]
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▽ネイマールとムバッペを加えて欧州最高峰の攻撃陣となったPSGは、2戦目のバイエルン戦を3-0と快勝。圧巻の破壊力を見せ付けると、2試合を残して突破を確定させた。5試合目までに奪ったゴール数は24を数え、昨季のドルトムントが作った21ゴールのグループステージにおける最多ゴール記録を更新した。ただ、4点差以上での大敗を喫しなければ首位通過が決まる最終節のバイエルン戦で1-3と完敗し、エメリ監督の解任報道が出る事態となったのは決勝トーナメントに向けて不安材料だ。◆ハインケス就任でV字回復~バイエルン~
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▽2戦目でPSGに0-3と完敗し、アンチェロッティ監督解任に踏み切ったバイエルン。結果的にこの判断が奏功することとなった。2011-12シーズンにクラブを3冠に導いたハインケス監督は抜群の人心掌握術を発揮し、チーム状態をV字回復させた。守護神ノイアーやチアゴ、リベリら一部主力を負傷で欠いたものの、トリッソやジューレ、ハメス・ロドリゲスら新戦力をチームにフィットさせたことで大幅な戦力ダウンには陥らなかった。PSG同様、2試合を残してグループステージ突破を決め、最終節のPSG戦では3-1と快勝。逆転での首位通過こそならなかったが、しっかりとリベンジを果たした。◆辛くもELへ~セルティック~
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▽昨季同様、厳しいグループに組み込まれたセルティックは本命の2チームに太刀打ちできなかった。PSGには2試合で12ゴールを叩き込まれる惨敗を喫し、バイエルンにはホームで1-2と善戦したものの、2連敗に終わった。アンデルレヒトとは1勝1敗となったが、ゴール数で上回り、辛くもヨーロッパリーグに回る権利を得た。◆最後に1勝~アンデルレヒト~
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▽3年ぶりのCL参戦となったベルギー王者は見せ場なく今大会を終えた。PSGとバイエルンにとって安牌な存在でしかなかったアンデルレヒトは、ELを懸けた最終節でセルティックに何とか1勝を挙げるのが精いっぱいだった。PR
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