香川が一時同点弾演出も…C・ロナウドの史上初GS全試合得点でマドリーが勝利! ドルトムントは3位でEL進出《CL》
2017.12.07 06:46 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)・グループH最終節のレアル・マドリーvsドルトムントが、6日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、3-2でレアル・マドリーが勝利した。この結果、ドルトムントは3位でヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。ドルトムントの日本代表MF香川真司は左ウイングの位置で先発し、92分までプレーしている。
▽グループ3位以下が確定している3位のドルトムント(勝ち点2/得失点差-5)にとっては、4位のアポエル(勝ち点2/得失点差-12)と、3位でのEL出場を競うことになった一戦だ。引き分け以上を手にしたいドルトムントは、直近のブンデスリーガ第14節レバークーゼン戦(1-1でドロー)からスタメンを4名変更。カストロ、ヴァイグル、M・フィリップ、ヤルモレンコに代えてバルトラ、香川、ダフード、オーバメヤンを起用した。
▽試合が動いたの序盤の9分、ゴールを渇望するエースがまずは味方の得点をお膳立てした。左サイドでボールを持ったC・ロナウドは、横にスライドするように運びつつボックス内中央のイスコにラストパス。イスコのトラップがやや乱れたところに、ボックス右でフリーのマジョラルが押し込んだ。
▽続く13分、C・ロナウドが得意の形から仕事を果たす。再び左サイドでボールを持つと、DFをずらして自らシュートを放っていく。鋭く回転したミドルシュートがファーに決まり、史上初のグループステージ全6戦連続での得点を記録した。
▽35分には、バルトラからのパスに反応したオーバメヤンが、ボックス右でシュートを放ったが、枠を外れていく。ドルトムントがややペースを取り戻しつつも、最後の場面で精度を欠くシーンが目立ち始める。
▽マドリーのペースで試合が進行していたが、38分にアクシデントが発生。ヴァランが負傷し、カードを切ることを強いられてしまう。ベンチにセンターバックを用意していないマドリーは、アセンシオを投入することに。
▽すると43分、ドルトムントが流れを引き寄せる。敵陣左サイドでボールをカットしたプリシッチが、早いタイミングで精度の高いクロスを供給。走り込んだオーバメヤンが、頭で合わせて叩き込んだ。
▽試合を折り返して後半に入ると、日本代表MFが同点弾をお洒落に演出した。49分、ボックス手前中央でシャヒンからボールを受けた香川は、ヒールでフリックしてボックス内にラストパスを送る。ボックス内中央でフリーになっていたオーバメヤンのシュートは一度GKケイロル・ナバスに阻まれたが、跳ね返りを自らループ気味に沈めた。
▽得点がイーブンとなった後、一進一退の攻防が続いたが81分にマドリーが勝ち越し弾を奪取する。ドルトムントのボックス内で混戦となると、最後はテオ・エルナンデスの頭での落としにL・バスケス。右足アウト気味にかけたシュートで自身の2得点目とした。
▽再び追いつきたいドルトムントは、試合終了間際の88分に鋭いターンからボックス内に侵攻した香川が右足を振りぬく。しかし、これは枠を外れて得点とはならなかった。そして92分、香川はヤルモレンコと交代で退くことに。
▽試合は直後に終了し、ドルトムントはレアル・マドリーを追い詰めつつも敗北を喫することに。しかし、同時刻開催となった同組のトッテナムvsアポエルの結果と併せて、3位でELに出場することが確定した。
◆グループH最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.トッテナム 16 +11
2.レアル・マドリー 13 +10
3.ドルトムント 2 -6
4.アポエル 2 -15
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▽既にグループ2位でのトーナメント進出を決めているマドリー(勝ち点10)は、直近のリーガエスパニョーラ第14節ビルバオ戦(0-0でドロー)からスタメンを5名変更。カルバハル、マルセロ、クロース、モドリッチ、ベンゼマに代えてナチョ、テオ・エルナンデス、コバチッチ、L・バスケス、マジョラルを起用した。この日もスタメンとなったCL5戦8ゴールを記録中のC・ロナウドにとっては、史上初のグループステージ全試合連続得点を目指す試合ともなっている。▽試合が動いたの序盤の9分、ゴールを渇望するエースがまずは味方の得点をお膳立てした。左サイドでボールを持ったC・ロナウドは、横にスライドするように運びつつボックス内中央のイスコにラストパス。イスコのトラップがやや乱れたところに、ボックス右でフリーのマジョラルが押し込んだ。
▽続く13分、C・ロナウドが得意の形から仕事を果たす。再び左サイドでボールを持つと、DFをずらして自らシュートを放っていく。鋭く回転したミドルシュートがファーに決まり、史上初のグループステージ全6戦連続での得点を記録した。
▽反撃を目指すドルトムントは、25分に右サイドのプリシッチがボックス内に走り込んだオーバメヤン目がけてパスを送ったが、これは触ることができなかった。26分にも、ボックス内に抜け出した香川がシュートを放つも、ブロックされて得点とはならない。
▽35分には、バルトラからのパスに反応したオーバメヤンが、ボックス右でシュートを放ったが、枠を外れていく。ドルトムントがややペースを取り戻しつつも、最後の場面で精度を欠くシーンが目立ち始める。
▽マドリーのペースで試合が進行していたが、38分にアクシデントが発生。ヴァランが負傷し、カードを切ることを強いられてしまう。ベンチにセンターバックを用意していないマドリーは、アセンシオを投入することに。
▽すると43分、ドルトムントが流れを引き寄せる。敵陣左サイドでボールをカットしたプリシッチが、早いタイミングで精度の高いクロスを供給。走り込んだオーバメヤンが、頭で合わせて叩き込んだ。
▽試合を折り返して後半に入ると、日本代表MFが同点弾をお洒落に演出した。49分、ボックス手前中央でシャヒンからボールを受けた香川は、ヒールでフリックしてボックス内にラストパスを送る。ボックス内中央でフリーになっていたオーバメヤンのシュートは一度GKケイロル・ナバスに阻まれたが、跳ね返りを自らループ気味に沈めた。
▽得点がイーブンとなった後、一進一退の攻防が続いたが81分にマドリーが勝ち越し弾を奪取する。ドルトムントのボックス内で混戦となると、最後はテオ・エルナンデスの頭での落としにL・バスケス。右足アウト気味にかけたシュートで自身の2得点目とした。
▽再び追いつきたいドルトムントは、試合終了間際の88分に鋭いターンからボックス内に侵攻した香川が右足を振りぬく。しかし、これは枠を外れて得点とはならなかった。そして92分、香川はヤルモレンコと交代で退くことに。
▽試合は直後に終了し、ドルトムントはレアル・マドリーを追い詰めつつも敗北を喫することに。しかし、同時刻開催となった同組のトッテナムvsアポエルの結果と併せて、3位でELに出場することが確定した。
◆グループH最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.トッテナム 16 +11
2.レアル・マドリー 13 +10
3.ドルトムント 2 -6
4.アポエル 2 -15
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