バイエルン、トリッソ2G含む3発で勝利も一歩及ばず・・・グループBはPSGが1位通過《CL》
2017.12.06 06:58 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)グループB最終節のバイエルンvsパリ・サンジェルマン(PSG)が5日にアリアンツ・アレーナで行われ、3-1でバイエルンが勝利した。この結果、PSGが首位でグループリーグを通過。バイエルンは2位でのトーナメント進出となった。
▽大勝が求められる一戦に向けて、バイエルンは直近のブンデスリーガ第14節ハノーファー戦からスタメンを半数の5名変更。ラフィーニャ、J・ボアテング、ハビ・マルティネス、ビダル、ミュラーに代えてアラバ、ジューレ、トリッソ、ルディ、リベリを起用した。
▽対するPSGは直近のリーグ・アン第16節ストラスブール戦からスタメンを3名変更。キンペンベ、ユーリ、パストーレに代えて、チアゴ・シウバ、クルザワ、ヴェッラッティを起用した。
▽最序盤はバイエルンがアラバとリベリが連係しつつダニエウ・アウベスの背後を狙っていく。しかし、シュートまで行くことができずボールが中盤のネイマールに渡った2分、センターサークル付近のヴェッラッティへ落とすとワンタッチで右サイドに展開。反応したムバッペが右サイドに侵攻しシュートを放ったが、枠を外れた。
▽得点後のバイエルンは頻繁にハメスがボール回しに顔を出しつつ、中盤での支配力を高めていく。逆にPSGの方はネイマールとドラクスラーのプレーエリアが被ってしまうこともあり、流れを引き寄せることができない。17分にはピッチ中央でルディからボールを奪ったネイマールが独力でボックス内に持ち上がっていくが、シュートまではいけなかった。
▽34分には、ボックス手前中央でボールを受けたムバッペが、相手DFの間を縫うようなスルーパスを送る。ボックス左に飛び出したネイマールがGKウルライヒとの一対一を迎えるが、シュートは阻まれた。
▽PSGが決定機を迎えつつもペースを掴めずにいると、37分に再び左サイドからバイエルンの攻撃が火を吹く。左サイドでボールを持ったハメスが、今度は浅い位置からのアーリークロスを選択。駆け上がったトリッソが、鋭く回転のかかったボールに頭を叩きつけ、GKアレオラの牙城を再び崩した。
▽バイエルンが2点のリードで試合を折り返すと、PSGが後半の立ち上がりから反撃に出る。敵陣中央でボールを持ったヴェッラッティがボックス右のカバーニにパスを通す。カバーニが右足アウトでふわりと浮かせて中央に折り返すと、走り込んだムバッペが決め切った。
▽勢いに乗るPSGには、さらにチャンスが訪れる。61分には、ネイマールのドリブルがこぼれた所をドラクスラーがボックス手前フリーでシュート。さらに63分には、ボックス右のムバッペが強烈なシュートを放っていく。どちらも得点とはならなかったものの、やや息を吹き返し始める。
▽後手に回る展開となってきたバイエルンは、67分に疲れの見えるリベリに代えてミュラーを投入。さらに攻勢を強めると、69分に追加点が生まれる。左サイドで前を向いたコマンが、ボールを大きく蹴り出してダニエウ・アウベスを置き去りに。そのままボックス内に侵攻して中央に折り返すと、走り込んだトリッソが蹴り込んだ。
▽試合終了間際の92分、少しでも点差を縮めたいPSGにチャンスが訪れる。ボックス左に抜け出したカバーニが、低い弾道のクロスを供給。飛び込んだムバッペが合わせたがGKウルライヒが好守を披露し、直後に試合が終了した。
▽この結果、バイエルンはPSGのグループステージ全勝を阻止。しかし、勝ち点が「15」で同数となり、当該チーム間の成績が2戦合計で4-3とPSGが上回るため、PSGが首位通過、バイエルンが2位通過することとなっている。
▽また、同組のもう1試合であるセルティックvsアンデルレヒトでは、オウンゴールによる1得点により0-1でアンデルレヒトが勝利。勝ち点は「3」で同数となったものの、当該チーム間の成績が2戦合計で3-1とセルティックが上回るため、セルティックが3位となりヨーロッパリーグ(EL)に回ることとなった。
◆グループB最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.パリ・サンジェルマン 15 +21
2.バイエルン 15 +7
3.セルティック 3 -13
4.アンデルレヒト 3 -15
※勝ち点が並んだ場合、当該成績で順位決定
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▽首位のPSG(勝ち点15)と2位のバイエルン(勝ち点12)は共にトーナメント進出を決めており、焦点が通過の順位という点に絞られた一戦。9月27日に行われた第2節の同カードではPSGがバイエルンに3-0で勝利しており、この順位を逆転するためには、バイエルンの4点差以上での勝利が必要となる。▽対するPSGは直近のリーグ・アン第16節ストラスブール戦からスタメンを3名変更。キンペンベ、ユーリ、パストーレに代えて、チアゴ・シウバ、クルザワ、ヴェッラッティを起用した。
▽最序盤はバイエルンがアラバとリベリが連係しつつダニエウ・アウベスの背後を狙っていく。しかし、シュートまで行くことができずボールが中盤のネイマールに渡った2分、センターサークル付近のヴェッラッティへ落とすとワンタッチで右サイドに展開。反応したムバッペが右サイドに侵攻しシュートを放ったが、枠を外れた。
▽PSGがチャンスを逸すると、8分にポーランド代表のストライカーが挨拶代わりの一撃を浴びせる。左サイドに走り込んだハメスがクロスを上げると、ボックス手前中央のコマンの頭に。カバーに戻ったドラクスラーとの競り合いに勝つと、ボールはボックス中央フリーの状態で待ち構えていたレヴァンドフスキの足下に収まり、冷静にネットを揺らした。
▽得点後のバイエルンは頻繁にハメスがボール回しに顔を出しつつ、中盤での支配力を高めていく。逆にPSGの方はネイマールとドラクスラーのプレーエリアが被ってしまうこともあり、流れを引き寄せることができない。17分にはピッチ中央でルディからボールを奪ったネイマールが独力でボックス内に持ち上がっていくが、シュートまではいけなかった。
▽34分には、ボックス手前中央でボールを受けたムバッペが、相手DFの間を縫うようなスルーパスを送る。ボックス左に飛び出したネイマールがGKウルライヒとの一対一を迎えるが、シュートは阻まれた。
▽PSGが決定機を迎えつつもペースを掴めずにいると、37分に再び左サイドからバイエルンの攻撃が火を吹く。左サイドでボールを持ったハメスが、今度は浅い位置からのアーリークロスを選択。駆け上がったトリッソが、鋭く回転のかかったボールに頭を叩きつけ、GKアレオラの牙城を再び崩した。
▽バイエルンが2点のリードで試合を折り返すと、PSGが後半の立ち上がりから反撃に出る。敵陣中央でボールを持ったヴェッラッティがボックス右のカバーニにパスを通す。カバーニが右足アウトでふわりと浮かせて中央に折り返すと、走り込んだムバッペが決め切った。
▽勢いに乗るPSGには、さらにチャンスが訪れる。61分には、ネイマールのドリブルがこぼれた所をドラクスラーがボックス手前フリーでシュート。さらに63分には、ボックス右のムバッペが強烈なシュートを放っていく。どちらも得点とはならなかったものの、やや息を吹き返し始める。
▽後手に回る展開となってきたバイエルンは、67分に疲れの見えるリベリに代えてミュラーを投入。さらに攻勢を強めると、69分に追加点が生まれる。左サイドで前を向いたコマンが、ボールを大きく蹴り出してダニエウ・アウベスを置き去りに。そのままボックス内に侵攻して中央に折り返すと、走り込んだトリッソが蹴り込んだ。
▽試合終了間際の92分、少しでも点差を縮めたいPSGにチャンスが訪れる。ボックス左に抜け出したカバーニが、低い弾道のクロスを供給。飛び込んだムバッペが合わせたがGKウルライヒが好守を披露し、直後に試合が終了した。
▽この結果、バイエルンはPSGのグループステージ全勝を阻止。しかし、勝ち点が「15」で同数となり、当該チーム間の成績が2戦合計で4-3とPSGが上回るため、PSGが首位通過、バイエルンが2位通過することとなっている。
▽また、同組のもう1試合であるセルティックvsアンデルレヒトでは、オウンゴールによる1得点により0-1でアンデルレヒトが勝利。勝ち点は「3」で同数となったものの、当該チーム間の成績が2戦合計で3-1とセルティックが上回るため、セルティックが3位となりヨーロッパリーグ(EL)に回ることとなった。
◆グループB最終順位
(勝ち点、得失点差)
1.パリ・サンジェルマン 15 +21
2.バイエルン 15 +7
3.セルティック 3 -13
4.アンデルレヒト 3 -15
※勝ち点が並んだ場合、当該成績で順位決定
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