逆転のシティがプレミア記録タイの13連勝! 新記録懸けて次節ダービーへ《プレミアリーグ》
2017.12.04 03:13 Mon
▽プレミアリーグ第15節、マンチェスター・シティvsウェストハムが3日にエティハド・スタジアムで行われ、ホームのシティが2-1で逆転勝利した。
▽前節、サウサンプトンとのホームゲームをスターリングのラストプレーでの劇的ゴールで勝ち切り、リーグ12連勝を達成した首位のシティ(勝ち点40)。次節に2位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点35)とのダービーを控える中、19位に低迷するウェストハム(勝ち点10)を相手に13連勝を目指した。前節からは先発4人を入れ替え、コンパニ、フェルナンジーニョ、ギュンドアン、ガブリエウ・ジェズスに代えて、マンガラ、ダニーロ、シルバ、ザネを起用した。
▽契約上の問題でGKハートは欠場となったものの、サバレタが対戦相手として始めてエティハド・スタジアムに凱旋した一戦。元ユナイテッドの指揮官モイーズが率いるハマーズは、前線にアントニオ1人を残して[5-4]のコンパクトな守備ブロックでシティの攻撃に対峙。
▽これに対して、シティは細かいパスワーク、ザネやスターリングの個人技で打開を図るが、局面での数的優位を活かした相手の守りを崩し切れない。逆に、7分には相手のセットプレーからクヤテ、アントニオに際どい場面を作られるが、ここはGKエデルソンを中心に凌ぐ。
▽なかなか攻め手を見いだせないシティだったが、25分にようやく決定機を作る。ボックス手前でデ・ブライネからパスを受けたシルバがミドルシュートを放つが、枠を捉えたボールはGKアドリアンに弾き出される。
▽一方、モイーズ仕込みの粘り強い守備で相手の攻撃を辛くも凌ぐウェストハムは、35分にランシーニが見事なミドルシュートでGKエデルソンに好守を強いるなど、要所で良い形の攻めを見せるが、40分過ぎには左ハムストリングを痛めたクヤテがプレー続行不可能となり、ディアフラ・サコーが緊急投入される。しかし、44分に右CKを獲得したウェストハムはショートコーナーからクレスウェルが左足で入れたクロスをゴール前に飛び込んだオグボンナが頭で合わせ、先制点を奪った。
▽すると、この交代策が早速機能する。57分、ボックス手前で得たFKの場面でデ・ブライネの直接FKは相手GKアドリアンのビッグセーブに遭うが、このプレーの二次攻撃から右サイドでスターリングとのパス交換でボックス右ライン際をえぐったジェズスがグラウンダーのクロス。これをゴール前に飛び込んだオタメンディが押し込み、同点に追いついた。
▽この同点ゴールで俄然勢いづくシティは、ここから攻撃のギアを上げて相手陣内でのハーフコートゲームを展開。ややラインを下げ過ぎた相手の守備に対して、バイタルエリア付近で前向きに仕掛けるザネやスターリングが積極的にシュートを放つ。だが、ザネの2度の枠内シュート、71分にはボックス手前左からジェズスが右隅を捉えた決定的なシュートを放つが、いずれもGKアドリアンのビッグセーブに阻まれる。
▽一方、苦しい状況が続くウェストハムは69分、ランシーニを下げてアルナウトビッチを投入。高さとキープ力に優れるアタッカーの加入でカウンターの刃を研ぎ澄ませる。81分にはロングカウンターからアントニオがボックス左に持ち込んで強烈なシュートも、ここはGKエデルソンの好守に阻まれる。
▽前節と同様にイーブンのスコアで試合終盤に突入したシティだったが、先日に契約延長にサインしたばかりの重鎮MFがチームを救う。82分、バイタルエリアでデ・ブライネにボールを預けてスルスルとゴール左に走り込んだシルバにデ・ブライネから絶妙な浮き球のリターンパスが届く。これをシルバが体勢を崩しながらも左足のジャンピングボレーで右隅に流し込んだ。
▽シルバの値千金弾で試合を引っくり返したシティは、アグエロに代えてフェルナンジーニョ、ザネに代えてベルナルド・シウバをピッチに送り込み、試合を締めにかかる。試合終了間際にはアルナウトビッチに右サイドを突破されゴール前のD・サコーに折り返されるが、このシュートは枠の右に外れ事なきを得る。前節同様に苦しみながらも見事な勝負強さで勝ち切ったシティは、昨シーズンにチェルシーが記録した1シーズンでのプレミアリーグ連勝記録の13連勝に並んだ。そして、チャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール戦を挟んで行われる次節のユナイテッドとのダービーで新記録達成を目指す。
▽前節、サウサンプトンとのホームゲームをスターリングのラストプレーでの劇的ゴールで勝ち切り、リーグ12連勝を達成した首位のシティ(勝ち点40)。次節に2位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点35)とのダービーを控える中、19位に低迷するウェストハム(勝ち点10)を相手に13連勝を目指した。前節からは先発4人を入れ替え、コンパニ、フェルナンジーニョ、ギュンドアン、ガブリエウ・ジェズスに代えて、マンガラ、ダニーロ、シルバ、ザネを起用した。
▽契約上の問題でGKハートは欠場となったものの、サバレタが対戦相手として始めてエティハド・スタジアムに凱旋した一戦。元ユナイテッドの指揮官モイーズが率いるハマーズは、前線にアントニオ1人を残して[5-4]のコンパクトな守備ブロックでシティの攻撃に対峙。
▽なかなか攻め手を見いだせないシティだったが、25分にようやく決定機を作る。ボックス手前でデ・ブライネからパスを受けたシルバがミドルシュートを放つが、枠を捉えたボールはGKアドリアンに弾き出される。
▽一方、モイーズ仕込みの粘り強い守備で相手の攻撃を辛くも凌ぐウェストハムは、35分にランシーニが見事なミドルシュートでGKエデルソンに好守を強いるなど、要所で良い形の攻めを見せるが、40分過ぎには左ハムストリングを痛めたクヤテがプレー続行不可能となり、ディアフラ・サコーが緊急投入される。しかし、44分に右CKを獲得したウェストハムはショートコーナーからクレスウェルが左足で入れたクロスをゴール前に飛び込んだオグボンナが頭で合わせ、先制点を奪った。
▽ホームで低迷するウェストハム相手に1点ビハインドで試合を折り返したシティは、ハーフタイム明けにダニーロを下げてジェズスを投入。この交代でデルフが左サイドバックに下がり、アンカーにデ・ブライネを配した[4-1-3-2]の攻撃的な布陣に変更。立ち上がりから猛攻を仕掛けていく。
▽すると、この交代策が早速機能する。57分、ボックス手前で得たFKの場面でデ・ブライネの直接FKは相手GKアドリアンのビッグセーブに遭うが、このプレーの二次攻撃から右サイドでスターリングとのパス交換でボックス右ライン際をえぐったジェズスがグラウンダーのクロス。これをゴール前に飛び込んだオタメンディが押し込み、同点に追いついた。
▽この同点ゴールで俄然勢いづくシティは、ここから攻撃のギアを上げて相手陣内でのハーフコートゲームを展開。ややラインを下げ過ぎた相手の守備に対して、バイタルエリア付近で前向きに仕掛けるザネやスターリングが積極的にシュートを放つ。だが、ザネの2度の枠内シュート、71分にはボックス手前左からジェズスが右隅を捉えた決定的なシュートを放つが、いずれもGKアドリアンのビッグセーブに阻まれる。
▽一方、苦しい状況が続くウェストハムは69分、ランシーニを下げてアルナウトビッチを投入。高さとキープ力に優れるアタッカーの加入でカウンターの刃を研ぎ澄ませる。81分にはロングカウンターからアントニオがボックス左に持ち込んで強烈なシュートも、ここはGKエデルソンの好守に阻まれる。
▽前節と同様にイーブンのスコアで試合終盤に突入したシティだったが、先日に契約延長にサインしたばかりの重鎮MFがチームを救う。82分、バイタルエリアでデ・ブライネにボールを預けてスルスルとゴール左に走り込んだシルバにデ・ブライネから絶妙な浮き球のリターンパスが届く。これをシルバが体勢を崩しながらも左足のジャンピングボレーで右隅に流し込んだ。
▽シルバの値千金弾で試合を引っくり返したシティは、アグエロに代えてフェルナンジーニョ、ザネに代えてベルナルド・シウバをピッチに送り込み、試合を締めにかかる。試合終了間際にはアルナウトビッチに右サイドを突破されゴール前のD・サコーに折り返されるが、このシュートは枠の右に外れ事なきを得る。前節同様に苦しみながらも見事な勝負強さで勝ち切ったシティは、昨シーズンにチェルシーが記録した1シーズンでのプレミアリーグ連勝記録の13連勝に並んだ。そして、チャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール戦を挟んで行われる次節のユナイテッドとのダービーで新記録達成を目指す。
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