【選手評】初選出大量5名! ハリル「最終ストレートに入る前の最後のテスト」《E-1サッカー選手権》
2017.11.29 18:20 Wed
▽日本サッカー協会(JFA)は29日、12月8日〜16日まで行われるEAFF E-1サッカー選手権2017に向けた同国代表メンバー23名を発表した。
▽メンバー発表会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、選出した面々を説明する前に、「来られないことは残念ですが、代表のコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、全ての人たちを代表しておめでとうと言いたいです」と浦和のAFCチャンピンオンズリーグ(ACL)優勝を称賛。続けて、「目標は優勝であるべき」と述べつつ、「来年の地球規模のイベントであるワールドカップの準備の一環であるということも忘れてはなりません。最終ストレートに入る前の最後のテストになります。そして今回は、経験豊富な選手とあまり経験が無い選手をミックスして呼びました」と、今大会の位置付け、選考基準を説明した。
GK
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)
権田修一(サガン鳥栖)
「ゴールキーパーが3人。東口(順昭)、中村(航輔)、権田(修一)です。東口と中村はよく代表に招集しています。権田は最初の頃に招集した選手であり、久しぶりの復帰となります。現在、最もコンディションが良いキーパーのポジションの選手たちだと思います。キーパーに関しては、代表のゴールキーパーコーチがクラブとコンタクトを取りながら、キーパー全員のレベルを上げようという努力を、今行っています。ACLの件を含めて、最近またパフォーマンスを取り戻していた西川を招集できないのは残念です」
DF
西大伍(鹿島アントラーズ)
初瀬亮(ガンバ大阪)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
山本脩斗(鹿島アントラーズ)
「車屋(紳太郎)と山本(脩斗)は、左サイドで呼んでいます。車屋はここ最近ずっと代表に入っています。そして、試合をこなすごとに成長が感じられる選手です。また、彼は左利きであり、この代表にはあまり沢山の左利きはいません。そして、川崎Fも今季非常に良いパフォーマンスを見せていて、本日の試合に勝てば最終節で逆転優勝の可能性も残しているチームです。山本の場合も、長い間見てきた選手です。守備も攻撃も良いパフォーマンスをみせていますが、どちらかと言うと特長は守備の方にあるかもしれません。ヘディングも強いです。特にD.P.R. Korea(朝鮮民主主義人民共和国)と中国は空中戦で強いので、こういった特徴を持っている選手も必要だと思いました」
DF
三浦弦太(ガンバ大阪)
植田直通(鹿島アントラーズ)
昌子源(鹿島アントラーズ)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
「センターバック4人です。彼らは最近代表に招集されていた選手ばかりですが、新たに谷口(彰悟)が素晴らしい今シーズンを送っているということで、招集されました。そして、彼はセットプレーでも危険な存在になれるのではないかと思います。また、ゲームの読み、予測といった部分でも経験のある選手です。ピッチに立った時に、そういった所でチームに貢献してもらえればと思っています。昌子(源)、植田(直通)、三浦(弦太)は非常に若い選手で、これからもまだまだ伸びる選手だと思っています。この大会は彼らにとっても、自分たちをみせる機会でもあると思います」
MF
三竿健斗(鹿島アントラーズ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)
「中盤です。2、3カ月前からチェックしている三竿健人を新たに招集しています。彼はボールが奪える選手です。そして、ボールを奪った後のファーストパスも面白いものを持っています。力強さは他の選手と比べて、より強いかもしれません。彼も代表でどういったプレーができるのかみたいと思います。今野(泰幸)も復帰しています。ガンバ(大阪)では左のセンターバックでプレーしていますが、パワーがあり、経験もあるこの選手を代表ではボランチとして見ていきたいと思います。また、素晴らしいコンディションで戦った、アウェイのUAE戦での大活躍を私は忘れていません」
「井手口(陽介)はずっと招集し続けている選手です。非常に質の高い選手だと思います。ただ、右にも左にも前にも後ろにも行って頑張ろうとするので、そういった所を少し落ち着かせるべき部分もあるかもしれません。そこは忍耐強く、我々も彼の成長をみながら続けていかなくてはなりません」
MF
高萩洋次郎(FC東京)
大島僚太(川崎フロンターレ)
清武弘嗣(セレッソ大阪)
「より攻撃的な中盤の選手たちです。高萩(洋次郎)は以前も代表に入っていた、非常にパワーのある選手です。そして、ケガにより長い間代表を離れていた大島(僚太)と清武(弘嗣)が復帰しています。まだ彼らはトップコンディションではないかもしれないが、今回は直接話がしたいということもあり、呼びました。ケガが少し多い選手たちですね。けれど、最終的にA代表に残るためにはフィジカルコンディションがトップコンディションでないといけません。今日現在見せているレベルよりも、さらに高いものを見せなくてはいけないということはあると思います」
FW
伊東純也(柏レイソル)
小林悠(川崎フロンターレ)
倉田秋(ガンバ大阪)
阿部浩之(川崎フロンターレ)
「サイドのフォワードです。ここにも新たな選手が入っています。柏(レイソル)の伊東純也です。スピードがあり、仕掛けるタイプの面白い選手だと思います。違いを生むことができるタイプです。90分間繰り返しアップダウンができる選手であり、そういった規律を守るタイプでもあると思います。彼もまた、この代表でどうなるかということをみたいと思います。小林悠も非常に良いシーズンを過ごしていて、今得点王争いでも3位につけています。彼はより高いところ、低いところでプレーすることができ、中央でもサイドでもプレーができる選手だと思います。違ったシステムに適応できます。自分でも点を取れますし、点を取らせることもできる選手です。彼にとってもA代表に自ら立候補する場であると思います」
「倉田(秋)も最近ずっと代表に入っている選手です。ブラジル戦、ベルギー戦の時はちょっとしたケガがありましたので、彼を起用しませんでした。リズムチェンジ、スピードアップができる選手です。モダンサッカーで必要とされるそれらを持っています。ボールを持っている時と持っていない時、両方動ける選手です。普段はあまりそういったプレーを見せていないかもしれませんが、ボールを止めてしまったら有効なプレーにはならないということを彼には伝えています。それができる選手であり、動いて前に向かっていける選手です」
「そして今回、川崎Fから新たに阿部(浩之)を招集しました。彼はサイドでもプレーできますし、トップ下もできます。最初に50人の代表リストを作っていました。そして、その中でもチームとして良いパフォーマンスを見せていた小林悠や阿部などを招集しました。好調なチームからより多くの代表選手が出てくるということになります。阿部の場合も、リズムチェンジ、スピードアップができる選手です。彼も代表の中で見てみたいと思いました」
FW
杉本健勇(セレッソ大阪)
金崎夢生(鹿島アントラーズ)
「そして、センターフォワードです。杉本(健勇)と金崎(夢生)。杉本については以前からよく話をしていますが、今も入っていますし、これからもまだまだ成長する選手だと思います。この代表で過ごす1週間、10日間でさらに成長していってもらいたいと思います。そこで話をしっかり聞いてもらって、来年も成長を続けてもらいたいと思っている選手です」
「そして、金崎が復帰しています。鹿島(アントラーズ)の他の選手たちを含め、良いシーズンで良い戦いをみせ、優勝に迫っています。前線で沢山動く選手です。他の選手たちと比較すると珍しく、パワーがあり、アグレッシブにプレーする選手だと思います。代表では中央でプレーすることを求めています。彼の場合はフィニッシュのところのクオリティを、さらに上げてもらいたいと思っています。沢山動きますので、最後のシュートのところで疲れているのかなというのもあります」
「以上の23人をこの大会に招集しました。もちろん、どの選手を招集するのかというところで色々悩みましたが、この代表で何が必要なのか、何が足りないのかといった所を考え、リストを作成しました。招集できない状況の選手以外では、ベストメンバーだと思える選考をしました。意欲と決断力を持って、良い大会にしたいと思っています」
▽メンバー発表会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、選出した面々を説明する前に、「来られないことは残念ですが、代表のコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、全ての人たちを代表しておめでとうと言いたいです」と浦和のAFCチャンピンオンズリーグ(ACL)優勝を称賛。続けて、「目標は優勝であるべき」と述べつつ、「来年の地球規模のイベントであるワールドカップの準備の一環であるということも忘れてはなりません。最終ストレートに入る前の最後のテストになります。そして今回は、経験豊富な選手とあまり経験が無い選手をミックスして呼びました」と、今大会の位置付け、選考基準を説明した。
東口順昭(ガンバ大阪)
中村航輔(柏レイソル)
権田修一(サガン鳥栖)
「ゴールキーパーが3人。東口(順昭)、中村(航輔)、権田(修一)です。東口と中村はよく代表に招集しています。権田は最初の頃に招集した選手であり、久しぶりの復帰となります。現在、最もコンディションが良いキーパーのポジションの選手たちだと思います。キーパーに関しては、代表のゴールキーパーコーチがクラブとコンタクトを取りながら、キーパー全員のレベルを上げようという努力を、今行っています。ACLの件を含めて、最近またパフォーマンスを取り戻していた西川を招集できないのは残念です」
DF
西大伍(鹿島アントラーズ)
初瀬亮(ガンバ大阪)
車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
山本脩斗(鹿島アントラーズ)
「サイドバック4人です。まず右に西(大伍)が入りました。彼は長い間見ている選手で、非常に攻撃で面白い選手です。ただ、日本人の選手の多くにみられることですが、デュエルのところのパフォーマンスを上げてもらいたいと思っています。西を含め、優勝の可能性のある鹿島の選手たちは非常に高いパフォーマンスを見せています。代表に入った時の西を見たいと思い、招集しました。そして、非常に質の高い若い選手も呼んでいます。すでにオリンピック代表でもプレーしていて、まだまだ伸びしろのある選手だと思います。右足も左足も使えて、良いキックも持っています。彼(初瀬亮)の場合も、守備より攻撃の方で面白い選手ですね。代表の中での彼のレベルがどうなのか、どういったプレーをしてくれるのかといったことを見たいと思い、呼んでいます。そして、この初瀬はサイドバックだけでなく、中盤でもプレーできる選手です」
「車屋(紳太郎)と山本(脩斗)は、左サイドで呼んでいます。車屋はここ最近ずっと代表に入っています。そして、試合をこなすごとに成長が感じられる選手です。また、彼は左利きであり、この代表にはあまり沢山の左利きはいません。そして、川崎Fも今季非常に良いパフォーマンスを見せていて、本日の試合に勝てば最終節で逆転優勝の可能性も残しているチームです。山本の場合も、長い間見てきた選手です。守備も攻撃も良いパフォーマンスをみせていますが、どちらかと言うと特長は守備の方にあるかもしれません。ヘディングも強いです。特にD.P.R. Korea(朝鮮民主主義人民共和国)と中国は空中戦で強いので、こういった特徴を持っている選手も必要だと思いました」
DF
三浦弦太(ガンバ大阪)
植田直通(鹿島アントラーズ)
昌子源(鹿島アントラーズ)
谷口彰悟(川崎フロンターレ)
「センターバック4人です。彼らは最近代表に招集されていた選手ばかりですが、新たに谷口(彰悟)が素晴らしい今シーズンを送っているということで、招集されました。そして、彼はセットプレーでも危険な存在になれるのではないかと思います。また、ゲームの読み、予測といった部分でも経験のある選手です。ピッチに立った時に、そういった所でチームに貢献してもらえればと思っています。昌子(源)、植田(直通)、三浦(弦太)は非常に若い選手で、これからもまだまだ伸びる選手だと思っています。この大会は彼らにとっても、自分たちをみせる機会でもあると思います」
MF
三竿健斗(鹿島アントラーズ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
井手口陽介(ガンバ大阪)
「中盤です。2、3カ月前からチェックしている三竿健人を新たに招集しています。彼はボールが奪える選手です。そして、ボールを奪った後のファーストパスも面白いものを持っています。力強さは他の選手と比べて、より強いかもしれません。彼も代表でどういったプレーができるのかみたいと思います。今野(泰幸)も復帰しています。ガンバ(大阪)では左のセンターバックでプレーしていますが、パワーがあり、経験もあるこの選手を代表ではボランチとして見ていきたいと思います。また、素晴らしいコンディションで戦った、アウェイのUAE戦での大活躍を私は忘れていません」
「井手口(陽介)はずっと招集し続けている選手です。非常に質の高い選手だと思います。ただ、右にも左にも前にも後ろにも行って頑張ろうとするので、そういった所を少し落ち着かせるべき部分もあるかもしれません。そこは忍耐強く、我々も彼の成長をみながら続けていかなくてはなりません」
MF
高萩洋次郎(FC東京)
大島僚太(川崎フロンターレ)
清武弘嗣(セレッソ大阪)
「より攻撃的な中盤の選手たちです。高萩(洋次郎)は以前も代表に入っていた、非常にパワーのある選手です。そして、ケガにより長い間代表を離れていた大島(僚太)と清武(弘嗣)が復帰しています。まだ彼らはトップコンディションではないかもしれないが、今回は直接話がしたいということもあり、呼びました。ケガが少し多い選手たちですね。けれど、最終的にA代表に残るためにはフィジカルコンディションがトップコンディションでないといけません。今日現在見せているレベルよりも、さらに高いものを見せなくてはいけないということはあると思います」
FW
伊東純也(柏レイソル)
小林悠(川崎フロンターレ)
倉田秋(ガンバ大阪)
阿部浩之(川崎フロンターレ)
「サイドのフォワードです。ここにも新たな選手が入っています。柏(レイソル)の伊東純也です。スピードがあり、仕掛けるタイプの面白い選手だと思います。違いを生むことができるタイプです。90分間繰り返しアップダウンができる選手であり、そういった規律を守るタイプでもあると思います。彼もまた、この代表でどうなるかということをみたいと思います。小林悠も非常に良いシーズンを過ごしていて、今得点王争いでも3位につけています。彼はより高いところ、低いところでプレーすることができ、中央でもサイドでもプレーができる選手だと思います。違ったシステムに適応できます。自分でも点を取れますし、点を取らせることもできる選手です。彼にとってもA代表に自ら立候補する場であると思います」
「倉田(秋)も最近ずっと代表に入っている選手です。ブラジル戦、ベルギー戦の時はちょっとしたケガがありましたので、彼を起用しませんでした。リズムチェンジ、スピードアップができる選手です。モダンサッカーで必要とされるそれらを持っています。ボールを持っている時と持っていない時、両方動ける選手です。普段はあまりそういったプレーを見せていないかもしれませんが、ボールを止めてしまったら有効なプレーにはならないということを彼には伝えています。それができる選手であり、動いて前に向かっていける選手です」
「そして今回、川崎Fから新たに阿部(浩之)を招集しました。彼はサイドでもプレーできますし、トップ下もできます。最初に50人の代表リストを作っていました。そして、その中でもチームとして良いパフォーマンスを見せていた小林悠や阿部などを招集しました。好調なチームからより多くの代表選手が出てくるということになります。阿部の場合も、リズムチェンジ、スピードアップができる選手です。彼も代表の中で見てみたいと思いました」
FW
杉本健勇(セレッソ大阪)
金崎夢生(鹿島アントラーズ)
「そして、センターフォワードです。杉本(健勇)と金崎(夢生)。杉本については以前からよく話をしていますが、今も入っていますし、これからもまだまだ成長する選手だと思います。この代表で過ごす1週間、10日間でさらに成長していってもらいたいと思います。そこで話をしっかり聞いてもらって、来年も成長を続けてもらいたいと思っている選手です」
「そして、金崎が復帰しています。鹿島(アントラーズ)の他の選手たちを含め、良いシーズンで良い戦いをみせ、優勝に迫っています。前線で沢山動く選手です。他の選手たちと比較すると珍しく、パワーがあり、アグレッシブにプレーする選手だと思います。代表では中央でプレーすることを求めています。彼の場合はフィニッシュのところのクオリティを、さらに上げてもらいたいと思っています。沢山動きますので、最後のシュートのところで疲れているのかなというのもあります」
「以上の23人をこの大会に招集しました。もちろん、どの選手を招集するのかというところで色々悩みましたが、この代表で何が必要なのか、何が足りないのかといった所を考え、リストを作成しました。招集できない状況の選手以外では、ベストメンバーだと思える選考をしました。意欲と決断力を持って、良い大会にしたいと思っています」
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