現役レフェリーもバルサ戦の誤審を認める…「これで世界最高のリーグだと言っている」
2017.11.27 08:16 Mon
▽誤審が注目を集めているバレンシアとバルセロナの一戦について、現役レフェリーがリーグとしての問題点であることを強調している。スペイン『アス』が報じた。
▽試合はその後、1点ずつを奪い合い勝ち点1を分け合う結果に終わっている。それだけに、メディアやファン、サポーターなども今回の判定について問題視しているようだ。
▽現役レフェリーを務めるイトゥラルデ・ゴンサレス氏は、明らかなゴールだったとしてレフェリーの判断ミスであることを認めた。その上で、ゴールラインテクノロジーを採用していないリーグにも問題があるとしている。
「これは明らかなゴールだった。しかしリーグ側にも問題があるだろう。ラ・リーガはホーク・アイ(ゴールラインテクノロジー)にお金を使っていないからね。それで、世界最高のリーグだと言っているのだ」
▽ゴールラインテクノロジーを採用していないラ・リーガだが、来シーズンからビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することを発表している。同システムにより、今回の一戦のような誤審が減ることに期待がかかる。
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▽問題が起きたのは、26日に行われたリーガエスパニョーラ第13節のバレンシアvsバルセロナの上位対決。メスタージャで開催された試合は、30分にバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのシュートをブラジル人GKネトが後逸。ゴールラインを割ったが、レフェリーはこれを見逃し、得点を認めなかった。▽現役レフェリーを務めるイトゥラルデ・ゴンサレス氏は、明らかなゴールだったとしてレフェリーの判断ミスであることを認めた。その上で、ゴールラインテクノロジーを採用していないリーグにも問題があるとしている。
「これは明らかなゴールだった。しかしリーグ側にも問題があるだろう。ラ・リーガはホーク・アイ(ゴールラインテクノロジー)にお金を使っていないからね。それで、世界最高のリーグだと言っているのだ」
▽イトゥラルデ氏が言うホーク・アイは、国際サッカー連盟(FIFA)公認のゴールラインテクノロジーであり、現在はプレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーグ・アン、セリエAなど欧州の主要リーグで活躍している。
▽ゴールラインテクノロジーを採用していないラ・リーガだが、来シーズンからビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することを発表している。同システムにより、今回の一戦のような誤審が減ることに期待がかかる。
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