デ・ロッシが相手FWにビンタでPK献上&一発退場! ローマのアウェイ連勝記録が「12」でストップ…《セリエA》
2017.11.27 01:05 Mon
▽セリエA第14節、ジェノアvsローマが26日にルイジ・フェラリスで行われ、1-1のドローに終わった。
▽その試合からバウンスバックが期待される今節は、先日のフィオレンティーナ戦でセリエA新記録の12連勝を達成したアウェイでの18位ジェノア戦。ディ・フランチェスコ監督はレアル・マドリーと並ぶ欧州記録のアウェイ13連勝に向けて、アトレティコ戦から先発5人を変更。最終ラインにフロレンツィ、フアン・ジェズス、中盤にデ・ロッシ、ストロートマン、前線にエル・シャーラウィが起用された。
▽試合は開始直後からローマが押し込んでいく。2分にはコラロフの左クロスをゼコが頭で合わせて最初の決定機を作ると、このプレーで得た右CKの場面でもコラロフのクロスにゼコ、ファシオが飛び込むが、合わせ切れない。
▽立ち上がりの連続決定機を逸したローマだが、その後もゼコの強さをシンプルに使った攻めで再三の決定機を作りだす。14分にはボックス中央でゼコが右足ボレー、31分にはボックス中央のエル・シャーラウィが枠内シュートを浴びせていく。だが、いずれも相手守備陣の粘り強い守備に阻まれる。その後もコラロフのプレースキックからゴールに迫るも、前半はゴールレスで終了した。
▽後半に入ってなかなかリズムを掴めないローマは58分、ペロッティを下げてデフレルを投入すると、この選手交代が先制点をもたらす。59分、右サイドでフロレンツィがゴール前のスペースに絶妙なクロスを入れる。ゼコがニアで相手DFを引っ張ると、左ウイングにポジションを入れ替えていたエル・シャーラウィが見事なハーフボレーで古巣のネットを揺らした。
▽この先制点で勢いづくローマは65分にもコラロフの直接FKで2点目に迫る。だが、69分にカピターノが犯した愚行が試合の流れを一変させる。ジェノアのセットプレーのポジション争いでラパドゥーラとやり合っていたデ・ロッシが顔面にビンタをかます。主審はこの場面を見逃していたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認が行われると、主審はPKスポットを指すと共にデ・ロッシにレッドカードを掲示した。そして、このPKをキッカーのラパドゥーラがきっちり決め、思わぬ形から試合が振り出しに戻った。
▽数的不利を背負ったとはいえ格下相手に取りこぼしが許されないローマは、76分にゼコの強烈な左足のミドルシュートを放つなど、リスクを冒して前に出る。85分にはボックス左に抜け出したコラロフのグラウンダーの折り返しにストロートマンが飛び込むが、左足のワンタッチシュートはクロスバーを叩く。
▽一方、数的優位を生かして逆転を狙うジェノアはいずれもカウンターからゴール前に抜け出したラパドゥーラが87分、89分に続けて決定機に絡むが、いずれのシュートも枠の右に外してしまう。
▽87分に今季2度目の出場となる元サンプドリアのエースFWシックをピッチに送り出したローマは、そのシックがボックス手前左角で倒されて、土壇場の90分にFKを獲得。ここでキッカーのコラロフがファーに入れたボールをデフレルが折り返し、ゴール前の混戦からシックがスライディングで押し込みにかかるが、ここは相手GKペリンへのチャージを取られてしまう。結局、試合はこのまま1-1のドローに終わり、デ・ロッシの愚行が高い代償を払うことになったローマは、セリエAのアウェイ連勝記録が12試合でストップした。
PR
▽前節、宿敵ラツィオとの“デルビー・デッラ・カピターレ”を2-1で制し4位に浮上したローマ(勝ち点30)だが、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でアトレティコ・マドリーに敗れ、グループ首位から転落すると共に今節での決勝トーナメント進出を逃した。▽試合は開始直後からローマが押し込んでいく。2分にはコラロフの左クロスをゼコが頭で合わせて最初の決定機を作ると、このプレーで得た右CKの場面でもコラロフのクロスにゼコ、ファシオが飛び込むが、合わせ切れない。
▽立ち上がりの連続決定機を逸したローマだが、その後もゼコの強さをシンプルに使った攻めで再三の決定機を作りだす。14分にはボックス中央でゼコが右足ボレー、31分にはボックス中央のエル・シャーラウィが枠内シュートを浴びせていく。だが、いずれも相手守備陣の粘り強い守備に阻まれる。その後もコラロフのプレースキックからゴールに迫るも、前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半、立ち上がりの48分にパンデフの鋭い反転シュートを浴びるローマだが、これはGKアリソンが余裕をもって正面でキャッチする。さらに53分にはハイラインの裏を取られてターラブトに抜け出されるが、ここは懸命に戻ったDFファン・ジェズスが何とか対応し事なきを得る。
▽後半に入ってなかなかリズムを掴めないローマは58分、ペロッティを下げてデフレルを投入すると、この選手交代が先制点をもたらす。59分、右サイドでフロレンツィがゴール前のスペースに絶妙なクロスを入れる。ゼコがニアで相手DFを引っ張ると、左ウイングにポジションを入れ替えていたエル・シャーラウィが見事なハーフボレーで古巣のネットを揺らした。
▽この先制点で勢いづくローマは65分にもコラロフの直接FKで2点目に迫る。だが、69分にカピターノが犯した愚行が試合の流れを一変させる。ジェノアのセットプレーのポジション争いでラパドゥーラとやり合っていたデ・ロッシが顔面にビンタをかます。主審はこの場面を見逃していたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認が行われると、主審はPKスポットを指すと共にデ・ロッシにレッドカードを掲示した。そして、このPKをキッカーのラパドゥーラがきっちり決め、思わぬ形から試合が振り出しに戻った。
▽数的不利を背負ったとはいえ格下相手に取りこぼしが許されないローマは、76分にゼコの強烈な左足のミドルシュートを放つなど、リスクを冒して前に出る。85分にはボックス左に抜け出したコラロフのグラウンダーの折り返しにストロートマンが飛び込むが、左足のワンタッチシュートはクロスバーを叩く。
▽一方、数的優位を生かして逆転を狙うジェノアはいずれもカウンターからゴール前に抜け出したラパドゥーラが87分、89分に続けて決定機に絡むが、いずれのシュートも枠の右に外してしまう。
▽87分に今季2度目の出場となる元サンプドリアのエースFWシックをピッチに送り出したローマは、そのシックがボックス手前左角で倒されて、土壇場の90分にFKを獲得。ここでキッカーのコラロフがファーに入れたボールをデフレルが折り返し、ゴール前の混戦からシックがスライディングで押し込みにかかるが、ここは相手GKペリンへのチャージを取られてしまう。結局、試合はこのまま1-1のドローに終わり、デ・ロッシの愚行が高い代償を払うことになったローマは、セリエAのアウェイ連勝記録が12試合でストップした。
PR
|
関連ニュース