スパーズが格下WBA相手に痛恨ドロー…ケイン弾で追いつくも2戦未勝利《プレミアリーグ》
2017.11.26 02:10 Sun
▽プレミアリーグ第13節、トッテナムvsWBAが25日にウェンブリー・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。
▽試合は開始早々にあっさりと動く。4分、中盤で緩慢なデレ・アリからボールを奪ったリバモアが背後を狙うロンドンにスルーパスを出すと、DFダビンソン・サンチェスをショルダーチャージで吹き飛ばしたロンドンがボックス右から意表を突いたタイミングで右足のシュート。これがゴール左隅の絶妙なコースに決まった。
▽やや緩い入りかららしくない失点を喫したトッテナムは、重心を下げたWBA相手に反撃を開始。9分にはエリクセンの右CKにケインが頭で合わすが、これは枠の左に外れる。その後は圧倒的なボール支配率で押し込む時間が続くが、徹底的にスペースを消す相手に対して、危険なエリアでボールを受けられず、完全に攻撃が停滞。27分にはボックス付近でパスを受けたケインが個人技から左足のシュートに繋げるが、わずかに枠の右に外れる。さらに32分には左サイドからカットインしたソン・フンミンがGKの前でバウンドさせる強烈なミドルシュートを放つが、今度はGKフォースターの好守に防がれる
▽その後はパススピードを上げたトッテナムが、ソン・フンミンの果敢な仕掛けを起点に相手ゴールに襲い掛かっていく。41分には右CKからエリック・ダイアーのヘディング、44分と45分にはボックス左でのソン・フンミンが際どいチャンスを創出するが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。
▽何とか流れを変えたいポチェッティーノ監督は60分、ヴェルトンゲンとウィンクスを下げてデンベレ、ジョレンテを同時投入。この交代でダイアーを再び最終ラインに戻し、ケインとジョレンテを最前線に並べた[4-4-2]に布陣を変更した。68分にはセットプレーの二次攻撃からトリッピアーのシュートにデレ・アリが飛び込むが、わずかに届かない。
▽ゴールが遠いトッテナムだが、頼れるエースがワンチャンスを生かす。74分、ボックス右でトリッピアーのパスを受けたデレ・アリがニアを狙って低いクロスを入れると、DFエバンスの前に入ったケインがワンタッチで流し込んだ。
▽エースの貴重な同点弾で俄然勢いづくホームチーム。残り時間を考えれば、ここから逆転という展開だったが、メグソン暫定監督の下で粘りを見せるWBAは失点後もソリッドなパフォーマンスを継続し、流れを渡さない。
▽試合終盤にかけて前がかるトッテナムは、ジョレンテやソン・フンミン、ケインらに決定機が訪れるも、最後の場面で身体を張る相手守備をあと一歩で崩せない。逆に、試合終了間際には不用意なボールロストからM・フィリップスのクロスをロンドンに合わせられるが、これはわずかに枠の左に外れ、事なきを得る。
▽結局、試合はこのまま1-1でタイムアップを迎え、ホームで格下WBA相手に引き分け止まりのトッテナムは、首位マンチェスター・シティの背中が一層遠のく痛恨の2戦未勝利となった。
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▽前節、アーセナルとのノースロンドン・ダービーに敗れ今季3敗目を喫したトッテナム(勝ち点23)は4位に転落。それでも、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でドルトムントを撃破し、最終節を残して首位通過を決めた。リーグ戦でのバウンスバックが求められる今回の一戦では、前節のチェルシー戦大敗後にピュリス監督を解任した18位WBAをホームで迎え撃った。ドルトムント戦からは左右のウイングバックをトリッピアーとベン・デイビスに戻した以外、同じメンバーを起用した。▽やや緩い入りかららしくない失点を喫したトッテナムは、重心を下げたWBA相手に反撃を開始。9分にはエリクセンの右CKにケインが頭で合わすが、これは枠の左に外れる。その後は圧倒的なボール支配率で押し込む時間が続くが、徹底的にスペースを消す相手に対して、危険なエリアでボールを受けられず、完全に攻撃が停滞。27分にはボックス付近でパスを受けたケインが個人技から左足のシュートに繋げるが、わずかに枠の右に外れる。さらに32分には左サイドからカットインしたソン・フンミンがGKの前でバウンドさせる強烈なミドルシュートを放つが、今度はGKフォースターの好守に防がれる
▽その後はパススピードを上げたトッテナムが、ソン・フンミンの果敢な仕掛けを起点に相手ゴールに襲い掛かっていく。41分には右CKからエリック・ダイアーのヘディング、44分と45分にはボックス左でのソン・フンミンが際どいチャンスを創出するが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。
▽迎えた後半、より攻撃的な[4-2-3-1]の布陣で攻勢を仕掛けるトッテナムは、キックオフ直後にケインが続けてフィニッシュに絡むなど、逆転に向けて圧力を強める。だが、前半同様に集中力を切らさない相手の守備を崩し切れない。
▽何とか流れを変えたいポチェッティーノ監督は60分、ヴェルトンゲンとウィンクスを下げてデンベレ、ジョレンテを同時投入。この交代でダイアーを再び最終ラインに戻し、ケインとジョレンテを最前線に並べた[4-4-2]に布陣を変更した。68分にはセットプレーの二次攻撃からトリッピアーのシュートにデレ・アリが飛び込むが、わずかに届かない。
▽ゴールが遠いトッテナムだが、頼れるエースがワンチャンスを生かす。74分、ボックス右でトリッピアーのパスを受けたデレ・アリがニアを狙って低いクロスを入れると、DFエバンスの前に入ったケインがワンタッチで流し込んだ。
▽エースの貴重な同点弾で俄然勢いづくホームチーム。残り時間を考えれば、ここから逆転という展開だったが、メグソン暫定監督の下で粘りを見せるWBAは失点後もソリッドなパフォーマンスを継続し、流れを渡さない。
▽試合終盤にかけて前がかるトッテナムは、ジョレンテやソン・フンミン、ケインらに決定機が訪れるも、最後の場面で身体を張る相手守備をあと一歩で崩せない。逆に、試合終了間際には不用意なボールロストからM・フィリップスのクロスをロンドンに合わせられるが、これはわずかに枠の左に外れ、事なきを得る。
▽結局、試合はこのまま1-1でタイムアップを迎え、ホームで格下WBA相手に引き分け止まりのトッテナムは、首位マンチェスター・シティの背中が一層遠のく痛恨の2戦未勝利となった。
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