浅野がブンデスリーガ初ゴールも昇格組対決はドロー決着…《ブンデスリーガ》

2017.11.25 06:43 Sat
Getty Images
▽ブンデスリーガ第13節のハノーファーvsシュツットガルトが24日に行われ、1-1の引き分けに終わった。シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨は、73分までプレー。24分にブンデスリーガ初ゴールを記録した。
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▽8位ハノーファー(勝ち点18)の本拠地AWDアレーナに乗り込んだ11位のシュツットガルト(勝ち点16)は、前節のドルトムント戦からスタメンを2人変更。ギンチェクとアコロに代えて浅野とブレカロを先発で起用した。
▽右ウィングを主戦場としている浅野だが、この日は3トップの最前線でプレー。昇格組同士の一戦は、序盤から一進一退の展開が続く。決定機が生まれたのは18分、スルーパスで左サイドを突破したブレカロのクロスをニアに走りこんだ浅野が右足で合わせたが、これはGKチャウナーがキャッチ。

▽すると、24分にスコアが動く。バイタルエリア中央に持ち上がったゲントナーがミドルシュートでゴールを脅かすと、GKチャウナーの弾いたこぼれ球をゴール前の浅野が押し込み、シュツットガルトが先制した。

▽先制を許したハノーファーは35分、バイタルエリア中央でFKを獲得するとクラウスの直接FKが枠を捉えるも、これはGKツィーラーがセーブ。
▽迎えた後半、1点を追うハノーファーはハルニクを下げてファルカーケを投入。すると51分、左サイドを突破したクラウスのクロスをニアサイドに走り込んだファルカーケが左足で合わせるも、これは枠の左に外れた。

▽後半に入り攻勢を強めるハノーファーは62分、左サイドでボールを受けたベブの折り返しをボックス内で受けたS・サネがピッチに足を滑らせながらも右足を振り抜く。しかし、このシュートも右ポストに嫌われ、同点ゴールとはならない。

▽1点をリードするシュツットガルトは、66分にブレカロを下げてアオゴを投入。さらに73分に浅野を下げてテローデをピッチに送り出した。しかし、直後にチャンスを迎えたのはハノーファー。

▽75分、ボックス内でオストルツォレクがパヴァールに倒されると、主審がPKを宣告。このPKをファルカーケがゴール左に突き刺し、ハノーファーが試合を振り出しに戻した。

▽追いつかれたシュツットガルトは78分、インスーアの左クロスからアオゴに決定機が生まれるも、シュートは枠の上に外れる。さらに85分にも、アスカシバルのパスからボックス左に侵入したアオゴがシュートを放ったが、これもゴール右に逸れた。

▽結局、試合はそのまま1-1で終了。浅野のブンデスリーガ初ゴールを守り切れなかったシュツットガルトが、ハノーファーと勝ち点1を分け合う形となった。

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