タヴェッキオがFIGC会長辞任! イタリアサッカー界の“老害”がついに失脚…
2017.11.20 22:55 Mon
▽イタリアサッカー連盟(FIGC)のカルロ・タヴェッキオ会長(74)が20日、同日行われたFIGCの会合の場で辞任を発表した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
▽イタリア代表は今月行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでスウェーデン代表に敗れ、1962年大会から14大会連続で継続していた本大会出場を逃し、60年ぶりの大失態を演じた。
▽その後、FIGCは代表監督を務めていたジャンピエロ・ヴェントゥーラ氏(69)を15日に解任した。また、FIGC幹部並びにイタリアの各カテゴリーの代表者、国内メディアは同監督の任命責任として、タヴェッキオ会長の辞任を求めていたが、同会長は「すべてはヴェントゥーラのミス」と、自身の責任ではないと開き直り、辞任の可能性を否定していた。
▽しかし、イタリアサッカー選手会会長のダミアーノ・トンマージ氏を中心に多くの識者や国内メディアからの強い反発を受けて、長らくイタリアサッカー界の“老害”と評されたタヴェッキオ会長はついに失脚することになった。
▽タヴェッキオ会長は辞任に際して、以下のようなコメントを残している。
▽イタリアの政財界に幅広い人脈を持つタヴェッキオ会長は、1999年から15年間に渡りレーガ・ナツィオナーレ・ディレッタンティ(アマチュアリーグ)の会長を務めてきた実績を武器に、2014年8月からFIGCの新会長に就任した。
▽しかし、人種差別や女性蔑視といった舌禍事件に加え、自身を支持する一部クラブへの便宜や保守的すぎる姿勢など、在任期間に多くの批判に晒されていた。
▽なお、タヴェッキオ会長の辞任を受け、今後90日以内に新会長を決める会長選挙が行われる予定だ。そして、その会長選挙決着後に、イタリア代表の新指揮官の選定が行われることになるようだ。
▽イタリア代表は今月行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフでスウェーデン代表に敗れ、1962年大会から14大会連続で継続していた本大会出場を逃し、60年ぶりの大失態を演じた。
▽しかし、イタリアサッカー選手会会長のダミアーノ・トンマージ氏を中心に多くの識者や国内メディアからの強い反発を受けて、長らくイタリアサッカー界の“老害”と評されたタヴェッキオ会長はついに失脚することになった。
▽タヴェッキオ会長は辞任に際して、以下のようなコメントを残している。
「私は失敗を犯した。したがって、ここを去る。そして、すべてのイタリア人に謝罪したい。もはや、イタリアのサッカー界は我々のような年を取ったものが率いるのではなく、新しい時代に進むときだと思う」
▽イタリアの政財界に幅広い人脈を持つタヴェッキオ会長は、1999年から15年間に渡りレーガ・ナツィオナーレ・ディレッタンティ(アマチュアリーグ)の会長を務めてきた実績を武器に、2014年8月からFIGCの新会長に就任した。
▽しかし、人種差別や女性蔑視といった舌禍事件に加え、自身を支持する一部クラブへの便宜や保守的すぎる姿勢など、在任期間に多くの批判に晒されていた。
▽なお、タヴェッキオ会長の辞任を受け、今後90日以内に新会長を決める会長選挙が行われる予定だ。そして、その会長選挙決着後に、イタリア代表の新指揮官の選定が行われることになるようだ。
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