武藤フル出場のマインツが大迫途中出場のケルンにPK弾で辛勝、ケルンは未勝利続く…《ブンデスリーガ》

2017.11.19 01:36 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第12節、マインツvsケルンが18日に行われ、1-0でマインツが勝利した。マインツのFW武藤嘉紀はフル出場し、ケルンのFW大迫勇也は60分から出場している。

▽前節ボルシアMG戦を劣勢ながらも引き分けに持ち込んだ13位マインツ(勝ち点12)は、代表に選出されなかった武藤が[4-2-3-1]の最前線で4試合連続スタメンとなった。
▽一方、ホッフェンハイムに完敗して引き続き未勝利が続く最下位ケルン(勝ち点2)は、ブラジル戦とベルギー戦の2試合に先発したものの見せ場を作れなかった大迫がベンチスタートとなった。

▽ケルンが積極的な入りを見せた中、13分にマインツにチャンス。ブロシンスキの左サイドからのクロスをマキシムがヘッド。しかし、枠の左に外れてしまった。

▽その後もケルンがコルドバとギラシーのフィジカルに長けた2トップを起点に押し込む流れとすると、36分に決定機。スルーパスをボックス左で引き出したギラシーが左足でシュート。しかし、枠を捉えきれない。直後にS・ツォラーが負傷しビッテンコートを投入したケルンは、そのビッテンコートにチャンス。39分、ラウシュのミドルシュートのこぼれ球にビッテンコートが詰める。しかし、ここも枠を捉えきれなかった。
▽すると42分、マインツはロングボールをセーレンセンに競り勝ってマイボールとした武藤からスイッチしたデ・ブラシスがボックス右で仕掛けると、ラウシュに倒されてPKの判定。これをキッカーのブロシンスキがゴール右へ決めてマインツが先制した。

▽効率的な試合運びで1点をリードして迎えた後半、マインツはラツァの枠内シュートやマキシムのミドルシュートでケルンをけん制していく。

▽流れを掴めないケルンは60分、エーズカンに代えて大迫を右サイドに投入。すると69分、ルーズボールをペナルティアーク右の大迫がシュート。しかし、枠を捉えきれなかった。

▽1点のリードを保つマインツは71分、G・ドナーティがビッテンコートへの報復行為で一発レッドカードを受けてしまう。

▽それでも10人のマインツがケルンの反撃を許さずにシャットアウト。リーグ戦4試合ぶりの勝利を飾った。一方、敗れたケルンは未だにリーグ戦未勝利が続く苦しい状況が続いている。
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