【J1ピックアッププレビュー】積み上げも4戦未勝利の仙台、心機一転の大宮は10戦ぶり勝利なるか《仙台vs大宮》
2017.11.18 08:00 Sat
▽18日、明治安田生命J1リーグ第32節のベガルタ仙台vs大宮アルディージャがユアテックスタジアム仙台で行われる。
◆積み上げか心機一転か
▽インターナショナルマッチウィークによる中断期間、逆転での残留を目指す大宮は、異例のシーズン2度目の監督交代に踏み切った。伊藤彰監督の後任に就任したのは、今シーズン途中まで鹿島アントラーズを率いていた石井正忠監督。残り3試合に向けて、逆転残留を目指す。
▽一方の仙台は、渡邉晋監督が来シーズンも続投することが発表された。なかなか結果が伴わないシーズンであったが、途中から[3-4-2-1]が機能。我慢して積み上げてきた結果、ゲームを支配する試合も増えてきた。しかし、4戦未勝利の現状。来シーズンに向けて残り3試合で結果に繋げたいところだ。
◆来シーズンに繋がる戦いを~ベガルタ仙台~
▽現在勝ち点37の12位に位置する仙台。残留を決めている以上、少しでも来シーズンに繋がる戦いをしたいところだ。ここ4試合は2分け2敗と白星から遠ざかっており、ホームゲームでしっかりと勝利を挙げて、シーズンを終えていきたいところだろう。
▽ケガ人にも悩まされながらも、クラブ史上初のルヴァンカップでベスト4入りと、戦力の底上げは行えている印象。あとは、攻撃面での精度を上げていくことが重要となるだろう。
▽対する大宮は、石井監督の下、約1週間半のトレーニングを積んだ。「チームの一体感という部分が少し欠けている」と就任会見で語った石井監督。まずは守備を整備しつつも、勝利のために攻撃に手を加えてくるはずだ。
▽大幅なメンバー変更は行わないとも語っていたが、得点を奪うためにはテコ入れが必要だ。エースに成長したMF江坂任、わずか2ゴールに留まっているFW大前元紀、途中加入ながら1ゴールのFWマルセロ・トスカーノと駒は揃っている。どんなチームに仕上げたのか、注目のリスタートとなる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ベガルタ仙台[3-4-2-1]
DF:平岡康裕、大岩一貴、増嶋竜也
MF:古林将太、奥野博亮、三田啓貴、蜂須賀孝治
MF:西村拓真、野津田岳人
FW:石原直樹
監督:渡邉晋
▽仙台は前節のガンバ大阪戦と同じ布陣になると予想。ここ2試合は連続ドローと結果が出ず、得点が奪えれば勝利も見えてくるはずだ。大宮戦で5試合ぶりの勝利を挙げ、残り試合で1つでも多く勝ち点を積み上げたい。
◆大宮アルディージャ[4-4-2]
DF:奥井諒、山越康平、菊地光将、和田拓也
MF:横谷繁、茨田陽生、カウエ、瀬川祐輔
FW:江坂任、大前元紀
監督:石井正忠
出場停止:マテウス
▽石井監督になりメンバーが読めないが、鹿島時代も採用した[4-4-2]を採用するとみる。守備陣はケガ人の影響もあり、大きな変更は行えない状況。ケガから復帰したDF和田拓也が左サイドバックに戻るか。中盤より前は、若干のメンバー入れ替えを行うとみる。負傷からの復帰後初先発が見込まれる左サイドのMF瀬川祐輔、2トップは江坂、大前が久々のコンビを組むと予想。得点も期待できる3名を同時に起用し、10戦ぶりの勝利を目指したい。
【キープレーヤー】
◆FW石原直樹(ベガルタ仙台)
◆FW大前元紀(大宮アルディージャ)
◆苦手大宮を跳ね返すか、逆転残留へ可能性を繋ぐか
▽J1では大宮を苦手としている仙台。ここ5試合は勝利がなく、今シーズンのリーグ戦でも敗戦を喫している。しかし、その後にルヴァンカップでも勝ち上がり、自信をつけたチーム。ホームゲームは大宮戦を含めて2試合あり、ホームサポーターへ2勝を届けたいはずだ。
▽一方の大宮は、敗れれば他会場の結果次第でJ2降格が決定してしまう状況だ。崖っぷちに立たされている状況だけに、勝利を目指すしかない。鹿島で“勝利”を義務付けられていた石井監督に率いられ、どこまで変化を見せられるのか。逆転残留へのキッカケにしたいだろう。互いに結果を残したい一戦は、18日14時にキックオフを迎える。
◆積み上げか心機一転か
▽インターナショナルマッチウィークによる中断期間、逆転での残留を目指す大宮は、異例のシーズン2度目の監督交代に踏み切った。伊藤彰監督の後任に就任したのは、今シーズン途中まで鹿島アントラーズを率いていた石井正忠監督。残り3試合に向けて、逆転残留を目指す。
◆来シーズンに繋がる戦いを~ベガルタ仙台~
▽現在勝ち点37の12位に位置する仙台。残留を決めている以上、少しでも来シーズンに繋がる戦いをしたいところだ。ここ4試合は2分け2敗と白星から遠ざかっており、ホームゲームでしっかりと勝利を挙げて、シーズンを終えていきたいところだろう。
▽ケガ人にも悩まされながらも、クラブ史上初のルヴァンカップでベスト4入りと、戦力の底上げは行えている印象。あとは、攻撃面での精度を上げていくことが重要となるだろう。
◆崖っぷちでのリスタート~大宮アルディージャ~
▽対する大宮は、石井監督の下、約1週間半のトレーニングを積んだ。「チームの一体感という部分が少し欠けている」と就任会見で語った石井監督。まずは守備を整備しつつも、勝利のために攻撃に手を加えてくるはずだ。
▽大幅なメンバー変更は行わないとも語っていたが、得点を奪うためにはテコ入れが必要だ。エースに成長したMF江坂任、わずか2ゴールに留まっているFW大前元紀、途中加入ながら1ゴールのFWマルセロ・トスカーノと駒は揃っている。どんなチームに仕上げたのか、注目のリスタートとなる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ベガルタ仙台[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:関憲太郎DF:平岡康裕、大岩一貴、増嶋竜也
MF:古林将太、奥野博亮、三田啓貴、蜂須賀孝治
MF:西村拓真、野津田岳人
FW:石原直樹
監督:渡邉晋
▽仙台は前節のガンバ大阪戦と同じ布陣になると予想。ここ2試合は連続ドローと結果が出ず、得点が奪えれば勝利も見えてくるはずだ。大宮戦で5試合ぶりの勝利を挙げ、残り試合で1つでも多く勝ち点を積み上げたい。
◆大宮アルディージャ[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:加藤順大DF:奥井諒、山越康平、菊地光将、和田拓也
MF:横谷繁、茨田陽生、カウエ、瀬川祐輔
FW:江坂任、大前元紀
監督:石井正忠
出場停止:マテウス
▽石井監督になりメンバーが読めないが、鹿島時代も採用した[4-4-2]を採用するとみる。守備陣はケガ人の影響もあり、大きな変更は行えない状況。ケガから復帰したDF和田拓也が左サイドバックに戻るか。中盤より前は、若干のメンバー入れ替えを行うとみる。負傷からの復帰後初先発が見込まれる左サイドのMF瀬川祐輔、2トップは江坂、大前が久々のコンビを組むと予想。得点も期待できる3名を同時に起用し、10戦ぶりの勝利を目指したい。
【キープレーヤー】
◆FW石原直樹(ベガルタ仙台)
Getty Images
▽キープレーヤーは、チーム最多得点を記録し、古巣対決でもあるFW石原直樹だ。1トップとしてプレーしている石原は、小柄な体格ながら前線でのポストプレーも可能。そうかと思えば、特長でもあるポジショニングの良さでゴールを奪い切り、二桁得点まであと1と迫っている。5戦ぶりにチームへ白星をもたらせられるかに注目だ。◆FW大前元紀(大宮アルディージャ)
Getty Images
▽大宮の注目選手は、ホームでの仙台戦で移籍後初ゴールを決めチームに勝利をもたらせた大前元紀をピックアップ。伊藤前監督就任後は出場機会が限られ、ここまでわずか2得点に終わっている大前。そのうちの1得点は、第11節の仙台戦での決勝ゴールだった。その再現へ…新体制になり先発の可能性もある大前が再び勝利に導くゴールを決められるか。◆苦手大宮を跳ね返すか、逆転残留へ可能性を繋ぐか
▽J1では大宮を苦手としている仙台。ここ5試合は勝利がなく、今シーズンのリーグ戦でも敗戦を喫している。しかし、その後にルヴァンカップでも勝ち上がり、自信をつけたチーム。ホームゲームは大宮戦を含めて2試合あり、ホームサポーターへ2勝を届けたいはずだ。
▽一方の大宮は、敗れれば他会場の結果次第でJ2降格が決定してしまう状況だ。崖っぷちに立たされている状況だけに、勝利を目指すしかない。鹿島で“勝利”を義務付けられていた石井監督に率いられ、どこまで変化を見せられるのか。逆転残留へのキッカケにしたいだろう。互いに結果を残したい一戦は、18日14時にキックオフを迎える。
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