ジルーが長期出場停止処分のエブラを支持「彼がピッチに戻ってくることを望んでいる」2017.11.12 00:10 Sun

twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
▽アーセナルに所属するフランス代表FWオリヴィエ・ジルーは、サポーターへの暴力行為で約7カ月の出場停止処分を受けた元フランス代表DFパトリス・エブラへの支持を表明した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

▽エブラは、2日に行われたヨーロッパ・リーグ(EL)・グループI第4節のヴィトーリア戦の試合前にマルセイユサポーターから執拗な挑発を受けて激しい口論に。侮辱的なヤジを飛ばされたとみられるエブラは激昂し、ピッチサイドに下りてきたサポーターの1人に対して、左足のハイキックを見舞う暴挙に出て、EL史上初めて試合前に退場処分を受けた。

▽これを受けELを管轄する欧州サッカー連盟(UEFA)は10日、同選手に対して2018年6月30日までのUEFA主催大会の出場停止処分、および1万ユーロ(約132万円)の罰金処分を発表。また、所属先のマルセイユは、同日にエブラとの契約解除を発表した。

▽10日に行われたウェールズ代表との国際親善試合の後にジルーは「エブラにメッセージを送った。僕は彼が復帰できることを祈っている」と語り、フランス代表で共にプレーしたエブラについて次のように語った。

「僕はエブラをサポートするためにメッセージを送った。僕たちはフランス代表で共に5年間を過ごし、いつも彼はリーダーだった。彼がやってしまったことを僕が話すことは難しいが、それは感情では制御できない本能的なことだったんだろう」

「彼は多くのタイトルを獲得してきた素晴らしい選手だ。今回の処分でピッチを離れる決断をするかもしれないが、僕は彼がピッチに戻ってくることを望んでいるよ」

コメント

関連ニュース

thumb

ダービー3年ぶり勝利に満足のヴェンゲル監督、エジルとサンチェスの去就についても言及

アーセナルは、18日に行われたプレミアリーグ第12節でトッテナムに2-0と勝利した。アーセン・ヴェンゲル監督は勝利を喜びつつ、去就のはっきりしないFWアレクシス・サンチェスとMFメスト・エジルについても言及している。<br><br>ホーム「エミレーツ・スタジアム」に、同都市のライバル・トッテナムを迎えたアーセナル。前半のうちにDFシュコドラン・ムスタフィとサンチェスがゴールを奪うと、相手の攻撃を無失点に押さえクリーンシートを達成。プライドがぶつかりあう「ノースロンドンダービー」で、快勝を収めた。なお、リーグ戦でのダービーの勝利は2014年3月以来約3年半ぶりとなる。<br><br>ヴェンゲル監督は『スカイスポーツ』に対し、勝因について「我々は強い意志と集中力を持って試合を戦い、常に危険な場面を作れていた。特にディフェンス面では90分間集中力を保てた」と分析している。<br><br>また、1アシストを記録勝利に貢献したエジルについて、ディフェンス面での貢献を称賛。そして、今季限りで契約の切れるエジルとサンチェスの去就についても言及している。<br><br>「(エジルは)サイドからチャンスを演出していた。交代する時、スタンディングオベーションを受けていたのは、彼が良い選手からではなく、決して得意とは言えないディフェンス面でチームに貢献していたからだ」<br><br>「彼らがクラブとチームを愛していると確信している。いつかはわからないが、彼らは残留を決めるだろう。契約内容も重要だが、幸せと感じることが一番だ。クラブを愛し、ここに残りたいと思っているはずだ」<br><br><br>提供:goal.com 2017.11.19 09:43 Sun
twitterfacebook
thumb

レーティング:アーセナル 2-0 トッテナム《プレミアリーグ》

▽プレミアリーグ第12節、アーセナルvsトッテナムによる“ノースロンドン・ダービー”が18日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。 ▽アーセナル採点<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171118_38_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 33 チェフ 6.5 冷静に相手の枠内シュートを処理。バックパスの処理も安定していた DF 6 コシエルニー 7.0 相手の精度の高いクロスに対して、的確なポジションで応対。ムスタフィとの連係でケインにも決定的な仕事を許さず 20 ムスタフィ 7.5 負傷明けでいきなりビッグマッチも値千金の先制弾を奪取。守備でも身体を張った対応が光った 18 モンレアル 6.5 ムサ・シッソコやトリッピアーにやや苦戦したが、危なげない対応を見せた MF 24 ベジェリン 6.0 幾度かうまく背後を取り攻撃の起点となった 8 ラムジー 6.0 比較的相手のプレッシャーが緩かったこともあり、前向きな場面でチャンスに絡む仕事を見せた 29 ジャカ 6.0 前半にカードをもらったが、そこから我慢の対応を見せた。相手の背後へ精度の高いパスも出していた 31 コラシナツ 6.0 攻守に決定的な仕事はなかったものの、インテンシティの高いプレーぶりだった FW 11 エジル 6.5 先制点をアシスト。流れの中では相手のプレッシャーを掻い潜るボール捌きを披露 (→イウォビ -) 9 ラカゼット 6.5 2点目をアシスト。前線からの守備に加え、積極的に最終ラインと駆け引きした (→コクラン 5.5) 与えられた守備的な役目をきっちりこなした 7 サンチェス 7.0 さすがの決定力で2点目を奪取。D・サンチェスとの激しいバトルを繰り広げた 監督 ヴェンゲル 6.5 シティ戦での抗議が実ったか、やや幸運な2つのゴールで勝ち切る。ただ、内容面でも攻守に粘りが出てきた印象 ▽トッテナム採点<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171118_38_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK 1 ロリス 5.5 失点はいずれも致し方なし。ハイラインの背後を果敢な飛び出しでケア DF 6 D・サンチェス 6.0 やや不運な判定で失点に繋がるFKを献上。ただ、それ以外はアジリティと強さを生かして奮闘 15 E・ダイアー 5.5 ビルドアップの場面でミスが目立つ。守備ではラインコントロールに苦戦 5 ヴェルトンゲン 5.5 1失点目ではムスタフィに前に入られた。それ以外は攻守に及第点の出来 MF 2 トリッピアー 5.5 前半は正確なクロスでチャンスを創出も、後半はなかなか良い形で絡めず 17 ムサ・シッソコ 5.5 オープンスペースで推進力を与えるプレーを披露。ただ、守備やビルドアップの局面でやや雑さも散見 19 デンベレ 5.5 アンカーポジションを任されるが、ややボールホルダーへの寄せが甘かった (→ウィンクス 5.5) 積極的にボールに絡む姿勢は見せたが、チーム全体の流れを好転させられず 23 エリクセン 5.0 チーム全体の機能性の問題もあり、良い形でボールに絡めず 33 B・デイビス 5.5 攻撃の場面で存在感を見せたが、やや守備の場面で背後を取られる場面が散見 FW 10 ケイン 5.5 ノースロンドン・ダービーでの連続得点が5試合でストップ。前線で強さを見せたが、決定的な仕事を見せられず (→ジョレンテ 5.5) 一度持ち味の高さで決定機を演出したが、周囲との呼吸が今一つ 20 デレ・アリ 5.0 ボールを引き出す動きやキープ力は見せたが、決定的な仕事に絡めず (→ソン・フンミン 5.0) 終盤のビッグチャンスでシュートを枠に飛ばせず 監督 ポチェッティーノ 5.0 負傷明けのケインやデレ・アリを含め全体的にコンディション面で劣勢に。スパーズで対アーセナル初黒星… ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ムスタフィ(アーセナル) ▽ぶっつけ本番の起用だったが、気迫のこもった守備で再三ピンチの芽を摘み続けた。加えて、今季初ゴールのオマケまで付く最高のパフォーマンスに。 アーセナル 2-0 トッテナム 【アーセナル】 ムスタフィ(前36) サンチェス(前42) 2017.11.18 23:32 Sat
twitterfacebook
thumb

ムスタフィの今季初弾などで勝ち切ったアーセナルが7戦ぶりのNLダービー勝利!《プレミアリーグ》

▽プレミアリーグ第12節、アーセナルvsトッテナムによる“ノースロンドン・ダービー”が18日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが2-0で勝利した。 ▽前節、やや不運な判定の影響もあってマンチェスター・シティ相手に1-3で完敗した6位のアーセナル(勝ち点19)は、公式戦5試合ぶりの敗戦と共に早くも今季のリーグ戦4敗目を喫した。インターナショナルウィーク明け最初のリーグ戦となる今回のダービーでは、昨季22年ぶりに順位を下回る屈辱を味わわされた宿敵相手に2014年3月以来、7試合ぶりの勝利を目指す。シティ戦からはコクランに代わって負傷明けのムスタフィを起用した以外、同じメンバーを起用した。 ▽一方、3位のトッテナム(勝ち点23)は前々節マンチェスター・ユナイテッド相手に今季のリーグ戦2敗目を喫したが、直後のチャンピオンズリーグ(CL)で王者レアル・マドリーに3-1の完勝を収め、2節を残して決勝トーナメント進出を果たした。さらに、直近のクリスタル・パレス戦では苦戦を強いられたものの、1-0で勝ち切って2位ユナイテッドと勝ち点で並んだ。上位のマンチェスター勢追走に向けては勝ち点3が必須の敵地でのダービーに向けては、パレス戦から5選手を変更。負傷明けの守護神ロリス、ケイン、デレ・アリが間に合い、トリッピアーとベン・デイビスがウイングバックで起用された。 ▽ダービーらしい緊迫感のある空気の中でスタートした一戦は、互いに立ち上がりからフィニッシュの場面を作り出す。まずは4分、相手陣内でエリック・ダイアーのパスミスを奪ったアーセナルはボックス左に持ち込んだラカゼットがファーでフリーのエジルを無視し、強引に右足を振り抜くが、これは大きく枠を外れる。その直後にはロングボールに対して動きが被ったアーセナル守備陣の隙を突いて抜け出したケインがボックス左で右足を振り抜くが、GKチェフの正面を突いた。 ▽その後も時間毎に主導権が入れ替わる拮抗した展開が続く中、アーセナルは3トップがディフェンスの注意を引き付けつつコラシナツやベジェリンの両ウイングバックが背後のスペースを起点にチャンスを作る。だが、ベジェリンのクロスに飛び込んだラカゼットがわずかに合わせ切れないなど、ゴールまであと一歩という状況が続く。 ▽対するトッテナムはややビルドアップでストレスを感じる場面が多いものの、ムサ・シッソコの持ち上がりやトリッピアーの正確なクロスからチャンスを創出。32分にはボックス中央でB・デイビスから短い折り返しを受けたエリクセンがニアを狙ってシュートも、これは左ポストを掠めて枠外に外れた。 ▽前半終盤にかけても一進一退の攻防が続く中、均衡を破ったのはアーセナル。36分、アレクシス・サンチェスがDFダビンソン・サンチェスとのイーブンな競り合いから相手陣内左サイドでFKを獲得。このFKの場面でキッカーのエジルがゴール前にクロスを入れると、やや上体がオフサイドラインを出ていたムスタフィが打点の高いヘディングで合わせ、左ポストの内側を叩いたボールがゴールネットに吸い込まれた。 ▽さらに42分には相手陣内右サイドでパスを受けたベジェリンがボックス内に走り込むラカゼットにスルーパス。ここも微妙にオフサイドラインを越えていたものの副審は旗を上げず、オフサイドのアピールで一瞬動きが止まった相手守備陣の隙を突いてラカゼットが折り返すと、ゴール前で一度はコントロールを誤るも素早いリカバリーを見せたサンチェスがゴール右角度のないところからGKロリスの頭上を抜く強烈なシュートを蹴り込んだ。そして、前節シティ戦後にヴェンゲル監督が行った主審への抗議が効いたのか、やや幸運な2つの判定をゴールに結び付けたホームチームが2点リードで試合を折り返した。 ▽迎えた後半、2点のビハインドを追うトッテナムが立ち上がりから攻勢を仕掛ける。49分にはデンベレからの浮き球のクロスをボックス内でフリーのケインが頭で合わすが、これを枠に飛ばせない。さらに56分には相手がスリップして高い位置でエリクセンがボールを奪うと、ボックス右のケインへ短く繋ぐ。ここでケインが右足を振り抜くが、DFムスタフィが決死のシュートブロックで阻む。 ▽押し込む時間が続くものの、あと一押しが足りないトッテナムは62分、デンベレを下げて負傷明けのウィンクスをピッチに送り出す。パス&ムーブで攻撃にリズムを付けられる新鋭の投入で、サイドからの仕掛けだけでなく中央からの仕掛けを増やそうと試みる。一方、2点のリードを守りに行く選択をしたアーセナルは73分、ラカゼットを下げてコクランを投入し、ラムジーとサンチェスを1列ずつ上げる。 ▽逃げ切り体勢に入ったアーセナルのゴールをこじ開けたいトッテナムは75分、負傷明けのデレ・アリとケインを諦め、ジョレンテとソン・フンミンを同時投入し、高さと速さという異なる武器で戦う選択をする。81分にはセットプレーの二次攻撃からB・デイビスの左クロスを、ファーで競り勝ったダイアーが頭で合わすが、ここはGKチェフのファインセーブに阻まれる。 ▽その後はリスクを冒して攻めるトッテナムと鋭いカウンターで3点目を狙うアーセナルという構図の下、互いに決定機を作り合う。85分にはジョレンテが空中戦を制してゴール前のソン・フンミンに絶妙な落としを見せるが、これを枠に飛ばせない。一方、アーセナルもカウンターからサンチェスやイウォビに決定機も、こちらもGKロリスの好守などに遭い、決め切れない。結局、試合はこのまま2-0でタイムアップを迎え、攻守両面の気迫で勝ったアーセナルが、7試合ぶりにダービーでの勝利を掴んだ。 2017.11.18 23:31 Sat
twitterfacebook
thumb

【戸田和幸のプレミア・アナリシス】戸田氏がノースロンドン・ダービーを展望「スパーズ有利だと思う」

▽現役時代に日本代表として2002年の日韓ワールドカップに出場し、現在はサッカー解説者を務める戸田和幸氏。超ワールドサッカーでは11月より定期的に、戸田氏にプレミアリーグについて存分に語ってもらう。 ▽第2回の今回は、18日に行われるプレミアリーグ第12節、アーセナルvsトッテナムのノースロンドン・ダービーを展望してもらった。リーグ戦における直近3シーズンのリーグ戦ではトッテナムが2勝4分け負けなしと結果を残している状況。両者の力関係は、アーセナルが常に優位を保っていたが、昨シーズンはトッテナムが22年ぶりにライバルよりも上の順位でフィニッシュした。 ▽アーセナルにとってはエミレーツ・スタジアムで是が非でも勝利が欲しい一戦だが、現役時代の2003年にトッテナムに在籍していた戸田氏は、今回の一戦について、「スパーズが有利だと思う」との見解を示した。(※データはインタビュー実施時の10月31日現在のもの) <span style="font-weight:700;">──ファンやクラブにとってノースロンドン・ダービーと他の試合との違いは何でしょうか?</span> 「選手としてピッチに立つ事は叶わなかったですがノースロンドン・ダービーは特別な感じはあります。昨シーズンはスポナビライブさんのお仕事で最後のノースロンドン・ダービーを現地で観させてもらいましたが、ひときわテンションが高くこの試合だけは絶対に負けたくないという感じが特にスパーズ側にありましたね」 「両チームの歴史を振り返ってみると常にアーセナルが1歩2歩リードしてきたと思いますが、昨シーズンようやくスパーズが追いつきひっくり返す事に成功しました。力関係でいうと既にスパーズの方が若干上回りつつありますが長くライバル関係を続けてきた中ここにきてスパーズが遂に前に出る格好になりました。そういった両クラブの力関係が変わりつつある分岐点を迎えているという意味でも見ている方にとっては非常に興味深い試合ですよね」 「技術面だけでなくアスリートとしての能力が高い選手を多く揃え戦術的にも進歩を続けているのがスパーズ。対してアーセナルは1流の選手達がそれぞれの技術とアイデアを駆使した魅力的なサッカーを見せてきていますが、昨シーズンホワイトハートレーンで行われた上最後のノースロンドンダービーではその上手さを完全に消され完敗を喫しました」 <span style="font-weight:700;">──3バックと4バックを併用しているスパーズですが、今回のアーセナル戦ではどのようなフォーメーションで臨むでしょうか?</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171106_57_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「アーセナルの前線が3枚(おそらくはラカゼット・サンチェス・エジル)なので、スパーズは3バックで行くのではないでしょうか。1トップ2シャドーに加え両ウィングバックも攻撃に加わるアーセナルに対しマークをはっきりさせる為に3バックを採用するのではないかと思います。そのスパーズの守備に対しアーセナルは何ができるのか、という構図になっていくと思います」 「中盤のセンターに関して、アーセナルはライバルチームに比べると若干弱いという考えです。特にジャカのところは配球役としての働きを求められていると思いますがまだ物足りないと思います。前所属クラブやスイス代表ではもっと主導権を握ってプレーしてきた選手ですし特に視野の広さを生かしたミドルからロングの展開、シュートが一番の特徴ですがアーセナルに加入して以降の彼を見ているとまだ自分の能力を発揮しきれていない感じがあります。またパートナーのラムジーが積極的に前に出ていくのでその動きが前線の流動性に繋がると守る方は非常に難しくなってきますが、身体的にも非常に優れ尚且つ組織としても進化を続けている今のスパーズに対してどれだけ効果的な攻撃を見せる事が出来るかとても興味深い1戦になると思います」 <span style="font-weight:700;">──スパーズは基本的な闘い方として採用していた組織的なハイプレスに加え今シーズンはカウンターを軸にする新たな闘い方も披露していますが、この試合ではどちらを採用すると思いますか?</span> 「新しい闘い方を手にする事が出来たスパーズはリヴァプールや昨シーズンの欧州王者であるレアルマドリードを粉砕し新たなステージに入った感があります。今のスパーズは相手との力関係や試合状況に於いて柔軟な闘い方が出来るようになりましたが対アーセナルというところで考えると若干構える可能性はありますよね。しっかりと背後のスペースを消したところで構えて強いプレスで奪ったところからの一気のカウンターで仕留める。もちろんハイプレスもポゼッションも出来るチームなのでその全てを駆使して試合を有利に運ぼうとするのは間違いありませんがよりゴールに近いスペースを消された方がアーセナルは困るのではないかと思います」 「ただアーセナルにはジルーが出場しない限り高さがありませんし基本的に一発で背後を狙ってくるチームではないので、積極的に敵陣にてハイプレスを行っても面白いとは思います。やはりレベルが高くなればなるほど、ほんのわずかなディテールの部分で勝負は決しますしたった1回のミスが失点に繋がってしまうので相手のミスを誘発するような駆け引きも重要になってくると思います」 「スパーズはそういう意味では守備からも試合に入る事が出来るのでボールを持たなくても主導権を握る事が可能ですから技術的なミスからピンチを招くというような事が起こりにくいチームにもなっています。マンチェスター・ユナイテッド戦では守備面でのミスがあり敗れてしまいましたが、あのようなロングボールから高さを使った最終ライン裏への抜け出しといった攻撃はアーセナルはしてこないと思いますしスパーズも再び同じようなミスはしないと思います」 「怪我をしていたケインも戻ってきて前線は万全の状態に戻り、ここにローズが入ってくると更に対人の強さとスピードとパワーが加わる。右サイドのオーリエも素晴らしい強さと速さがありますね。両サイドの攻防、ベジェリン対ローズもしくはデイビス、オーリエ対コラシナツのぶつかり合いも面白そうです」 「アーセナルの3バックではコシエルニー、ムスタフィ、モンレアルが揃うと非常に安定すると思いますが、1枚欠けると途端に(脆くなる)というところはあります。選手層という視点で見てみると若干スパーズの方が上回っているというところもありますね」 <span style="font-weight:700;">──注目選手はいますか?</span> 「注目選手は僕の場合、基本的には常に全員です。常にフラットな視点で試合を眺め戦術・戦略面を把握しながら個々の役割とパフォーマンスを見ていきます。(ケインがノースロンドン・ダービー5戦連発中ですが)放っておいても当然ケインは注目の選手ですからね。そんな事は言うまでもないことです(笑)。アーセナルにもサンチェスもエジルもラカゼットといったインターナショナルレベルの素晴らしい選手が揃っていますがそれもまたわざわざ言わずともみんな注目しますからね」 「サッカーを見るうえで一つのポイントを挙げるとすると皆さんが注目している彼らが、『どのような局面で活躍できるか』という事が重要になります。ですので我々伝える側からするとただ注目する選手の名前を出すだけじゃなくて、彼らがプレイする為のベースとなるチーム戦術・戦略面というところをしっかりと見て伝えていくようにしてかなければいけないと思います」 「要は重要な選手達が如何にして『ゴールの近くで仕事ができるのか』という話ですから。そういう意味では入ってこられそうなスペースを埋めてしまうとか中央のエリアは使わせず狭いサイドに追い出して意図的にボールを奪うといった戦術的な集団行動はスパーズの方が得意としていると思うので、そうなるとアーセナルはその強固なスパーズの守備に対し如何にして『中に入っていけるのか』という闘いになると思います」 <span style="font-weight:700;">──面白そうなマッチアップはありますか?</span> 「オーリエとコラシナツのところと、ローズとベジェリンの両サイドのところですかね。ここは面白いんじゃないですか。あとはアーセナルの前線の3枚とスパーズの3バックですかね」 「中盤ではアーセナルがセントラルMFの2枚をどのように使うか。他のエリアがほぼマッチアップすることになるので中盤中央のところがある意味(勝負の)分け目にもなりそうな気がしますがスパーズは3枚いてアーセナルは2枚。そのあたりを監督がどのように考えるかというところですね」 「アーセナルはセカンドトップの2人が中盤に降りてきてゲームメークも助けると思いますが、とはいってもそのポジションの仕事は基本的にはそのポジションで起用されている選手が行う事になるのでアーセナルは中盤の底のジャカとラムジーの2人がどこまで頑張れるかが非常に重要になります。基本的に闘争心を剥き出しにしてファイトするようなチームではないはずですが、スパーズに対しては十分にファイトしつつ正確な技術とコンビネーションを発揮していかないと難しい試合になると思います」 <span style="font-weight:700;">──スパーズではイングランド代表にも招集されているMFハリー・ウィンクスが評価を高めていますね。</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171106_59_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「そうですね。ケガ人などが(台頭する)キッカケにはなったんでしょうが、ワニャマがいてデンベレがいて、エリック・ダイアーといったフィジカルモンスターが揃った中でのここ最近の起用ですから監督の期待の高さが良く分かります。では上に挙げた選手達とウィンクスの何が違うのかというと、彼の方がシンプルにボールを動かせますし中盤でテンポを出せますよね」 「おそらくは身体が小さい事が一つのきっかけなんだとは思いますが、ワニャマとかデンベレぐらい大きな選手だと相手が来ても気にせずボールをもつ事が出来ます。特にデンベレは独特の持ち方でボールを運ぶ事が出来る稀有な選手です。中盤で相手を剥がしてドリブルで運ぶということは実はとても重要な要素ではあるんですがそれが時に流れを遅くしてしまう事もあります。ウィンクスは体の小ささをしっかりと補えるだけの知性を兼ね備えているのでボールをシンプルに速く動かすことができます。それが最近のスパーズの中盤がスムースにテンポを出せているところに繋がっていると思います」 「代表デビューも果たしましたがその試合での評価も高くそういう意味では今1番伸びる時期だと思います。そして彼を継続して使っているのを見るとポチェッティーノ監督もウィンクスのような選手が好きなんでしょうしまた「知性」という新たな要素がチームに加わり闘い方の幅が広がったのは間違いありません」 「ソン・フンミンも加入当初からよく働いていましたが昨シーズンは明確にゴールやアシストといった結果を残せるようになりました。最近は主に2トップ気味にしていますがリヴァプール戦のようにある程度引いて構えたところからカウンターを狙っていくのであればソン・フンミンみたいな選手がいた方がいい。それは試合によって分けていくんじゃないですかね」 <span style="font-weight:700;">──今回のノースロンドン・ダービーの試合展開を予想することは可能でしょうか?</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20171106_58_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>「ダービーというものはライバル意識がむき出しになるのでそれまでのシーズンでの戦いぶりが必ずしも反映されないワンマッチ的な部分があります。ただそうは言っても今のスパーズは守ろうと思えば守れるし、エリクセンやデレ・アリがいる分柔軟性もある。中盤で色んなこともできるし、カウンターもできる。どんな局面にも適したサッカーができるようになっているのがスパーズです」 「一方アーセナルの方はやはり二人のビッグプレイヤー、エジルとサンチェスの調子次第というところでしょうか。昨シーズンの闘いに於いてもこの二人が消されてしまいアーセナルは完敗しましたから当然スパーズは今回も彼らを消すという事を考えてくると思います」 「今季加入をしたラカゼットはトータルバランスに優れたレベルの高いストライカーですが1人で全て解決できるようなスーパーな選手ではなく連係の中で人を使い自分も生かされるという事に優れているストライカーです。ですからロングボールを収めて自分でターンして強引に決めるといったタイプではないので如何にエジルとサンチェスとのコンビネーションを見せる事が出来るかがアーセナルにとっては重要になりますし機を見たラムジーの攻撃参加もスパーズ守備陣に「穴」を作る為に欠かせないと思います」 <div id="cws_ad" style="text-align:center;"><hr><a href="https://goo.gl/ioEwDk" target="_blank">注目のノースロンドンダービーを戸田さんが解説!<br />スポナビライブはこちら</a> <hr> </div> 2017.11.18 21:00 Sat
twitterfacebook
thumb

チェフ「ノースロンドン・ダービーはいつも特別」トッテナム戦での必勝誓う

現地時間18日、プレミアリーグ第12節のビッグマッチ、アーセナルvsトッテナムのノースロンドン・ダービーが行われる。<br><br>この一戦を前に、アーセナルの守護神ペトル・チェフが、ライバルチームに警戒心を示している。アーセナルが公式メディアを通してその言葉を紹介した。<br><br>チェフは「ノースロンドンのダービーマッチは、常に特別な試合になるね。観客のリアクションは素晴らしいし、ここにいる人々の誰もが、この試合を楽しみにしている」と発言。<br><br>「アーセナルの選手たちは、この試合でいつも特殊な重圧を感じる。だけど、それはプロの選手としてポジティブなモチベーションにつながるし、だからこそ特別な一戦と言えるんだ」<br><br>また「ただの一戦というものではない。この試合はプレミアリーグの上位争いに直接影響するだけに、決して勝ち点を落とすことは許されないんだ」と続け、ライバルチームであるトッテナムとの一戦での必勝を誓った。<br><br>アーセナルは現在、6勝1分け4敗の6位に付けており、3位トッテナム(7勝2分け2敗/勝ち点23)を下せば、4位浮上も見えてくる。<br><br>昨シーズンのリーグ戦同カードは1勝1分けでトッテナムに軍配が上がっている。果たして、アーセナルvsトッテナムの大一番はどちらが制するのか。今季のプレミアリーグの上位争いを占ううえで、注目度の高い一戦と言えそうだ。<br><br>この戦いは日本時間18日21:30にキックオフとなる。<br><br><br>提供:goal.com 2017.11.18 15:49 Sat
twitterfacebook


ロシアW杯予選
欧州移籍情報
Jリーグ移籍情報
hikari

アクセスランキング

新着ニュース