イグアインの公式戦4戦連発弾とクアドラード弾でユベントスが最下位ベネヴェントに逆転勝利《セリエA》

2017.11.06 01:14 Mon
Getty Images
▽ユベントスは5日、セリエA第12節でベネヴェントをホームに迎え、2-1で逆転勝利した。
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▽前節ミラン戦を今季最高の出来とも言える内容で快勝した3位ユベントス(勝ち点28)は、5日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティング・リスボン戦を復調しているイグアインのゴールで何とか引き分けに持ち込んだ。2位を死守して決勝トーナメント進出に近づいた中、スポルティング戦のスタメンから5選手を変更。GKブッフォンやマンジュキッチ、ケディラらに代えてドグラス・コスタやマルキジオ、マテュイディらがスタメンとなった。
▽ここまで全敗で最下位に沈むベネヴェントに対し、2列目に右からクアドラード、ディバラ、ドグラス・コスタと並べる[4-2-3-1]で臨んだユベントスが、立ち上がりから敵陣で試合を進めていく。そして15分にはボックス左からドグラス・コスタの強烈なシュートがバーを直撃した。

▽ところが19分、ワンチャンスを決められて失点する。ゴール正面の位置で与えた直接FKをキキレッティにゴール左へ決められた。

▽まさかの先制を許したユベントスは31分、ディバラのラストパスを受けたボックス右のクアドラードがシュートに持ち込むも、枠の左上に外してしまう。さらに34分、ボックス内に侵入したディバラの右足シュートはGKのセーブに阻まれた。
▽続く41分にはイグアインのヘッドでの落としをディバラがボレーで合わせる決定機を迎えるも枠の上に外してしまう。そして、前半終了間際のディバラの直接FKはGKにセーブされ、前半を1点ビハインドで終えた。

▽迎えた後半も一方的な展開に持ち込んだユベントスは57分に試合を振り出しに戻す。右サイドからのクロスをファーサイドのマテュイディがヘッドで折り返し、イグアインが難しい態勢から左足ボレーで流し込んだ。

▽続く60分にはクアドラードがGKを強襲する強烈なシュートを浴びせると、ルーズボールをイグアインがシュートに持ち込むもGKにセーブされる。それでも65分、左サイドからのアレックス・サンドロのクロスをクアドラードがヘディングでねじ込み、逆転に成功した。

▽これが決勝点となってユベントスが薄氷の逆転劇で最下位チームに勝利している。

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