【プレビュー】両エース&指揮官対決に注目のビッグマッチ《チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド》
2017.11.04 22:01 Sat
▽プレミアリーグ第11節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが5日の日本時間25時30分からスタンフォード・ブリッジで開催される。現在4位の王者チェルシー(勝ち点19)が現在2位と好調のユナイテッド(勝ち点23)をホームに迎えるビッグマッチだ。
▽第7節でシティに敗れた後に第8節でもクリスタル・パレスに足をすくわれたチェルシーだが、前々節にワトフォードに勝利すると、前節のボーンマス戦をアザールの今季リーグ戦初ゴールにより1-0で勝利して連勝。しかし、主力を起用した火曜日のチャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節、ローマ戦では0-3と完敗した。カンテ不在の影響か昨季からの蓄積疲労か特にDF陣にミスが目立っている点が気がかりだ。
▽対するユナイテッドは前節、マルシャル弾によりスパーズに1-0の完封勝利。火曜日にはCLグループA第4節でベンフィカを2-0で退けて決勝トーナメント進出を決めており、直近の7試合のうち6試合でクリーンシートと、堅実ぶりをアピールしている。第8節、アンフィールドでのリバプール戦で守備的な戦術で試合に臨んだモウリーニョ監督が、首位のシティと5ポイント差という状況の中、引き続き勝ち点1を獲得するプランで挑むか注目だ。
◆因縁
▽この試合では、オフ・ザ・ピッチで舌戦を繰り広げてきたコンテ監督、モウリーニョ監督の両名の立ち振る舞いにも注目。また、チェルシーとしては今夏に獲得を狙っていたとされるルカクを掻っ攫われた相手でもある。モウリーニョ監督はもちろん、マタ、マティッチも元ブルーズ。特にマティッチに関しては、チェルシーにとって“今夏最悪の取引”とも言われているだけに、ユナイテッドにはホームで絶対に負けたくないところだ。
DF:アスピリクエタ、クリステンセン、ケイヒル
MF:ザッパコスタ、バカヨコ、ダビド・ルイス、ドリンクウォーター、マルコス・アロンソ
FW:モラタ、アザール
負傷者: MFカンテ、MFモーゼス
出場停止者:なし
▽筋肉系の負傷を抱えるモーゼスが引き続き欠場する。ローマ戦のメンバーに入ったものの起用を見送られた負傷明けのカンテは、出場に踏み切るか不透明な状態だ。守備が安定していないだけにコンテ監督の選ぶフォーメーション、人選の予想は難しい。ここでは堅い3センターで守備強度を上げてくると予想した。カンテが起用されない場合はダビド・ルイスの中盤起用も十分にあり得る。
DF:バイリー、スモーリング、フィル・ジョーンズ
MF:バレンシア、マクトミネイ、ムヒタリアン、マティッチ、A・ヤング
FW:ルカク、ラッシュフォード
負傷者:DFロホ、MFフェライニ、MFポグバ、MFキャリック、FWイブラヒモビッチ
出場停止者:なし
▽今季は4バックがベースだが、前節のスパーズ戦に引き続き今回も相手に合わせて3バックを採用すると予想した。引き続きイブラヒモビッチは欠場する。練習に復帰しているフェライニとポグバはメンバーに入ってくる可能性があり、先発できればどちらかがマティッチの相棒となる。マルシャルも好調でラッシュフォードを差し置いて先発する可能性もあるだろう。
★注目選手
◆チェルシー:FWアルバロ・モラタ
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWロメル・ルカク
▽第7節でシティに敗れた後に第8節でもクリスタル・パレスに足をすくわれたチェルシーだが、前々節にワトフォードに勝利すると、前節のボーンマス戦をアザールの今季リーグ戦初ゴールにより1-0で勝利して連勝。しかし、主力を起用した火曜日のチャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節、ローマ戦では0-3と完敗した。カンテ不在の影響か昨季からの蓄積疲労か特にDF陣にミスが目立っている点が気がかりだ。
◆因縁
▽この試合では、オフ・ザ・ピッチで舌戦を繰り広げてきたコンテ監督、モウリーニョ監督の両名の立ち振る舞いにも注目。また、チェルシーとしては今夏に獲得を狙っていたとされるルカクを掻っ攫われた相手でもある。モウリーニョ監督はもちろん、マタ、マティッチも元ブルーズ。特にマティッチに関しては、チェルシーにとって“今夏最悪の取引”とも言われているだけに、ユナイテッドにはホームで絶対に負けたくないところだ。
◆チェルシー◆
【3-5-2】
▽チェルシー予想スタメン【3-5-2】
(C)CWS Brains,LTD.
GK:クルトワDF:アスピリクエタ、クリステンセン、ケイヒル
MF:ザッパコスタ、バカヨコ、ダビド・ルイス、ドリンクウォーター、マルコス・アロンソ
FW:モラタ、アザール
負傷者: MFカンテ、MFモーゼス
出場停止者:なし
▽筋肉系の負傷を抱えるモーゼスが引き続き欠場する。ローマ戦のメンバーに入ったものの起用を見送られた負傷明けのカンテは、出場に踏み切るか不透明な状態だ。守備が安定していないだけにコンテ監督の選ぶフォーメーション、人選の予想は難しい。ここでは堅い3センターで守備強度を上げてくると予想した。カンテが起用されない場合はダビド・ルイスの中盤起用も十分にあり得る。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【3-4-1-2】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン【3-4-1-2】
(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘアDF:バイリー、スモーリング、フィル・ジョーンズ
MF:バレンシア、マクトミネイ、ムヒタリアン、マティッチ、A・ヤング
FW:ルカク、ラッシュフォード
負傷者:DFロホ、MFフェライニ、MFポグバ、MFキャリック、FWイブラヒモビッチ
出場停止者:なし
▽今季は4バックがベースだが、前節のスパーズ戦に引き続き今回も相手に合わせて3バックを採用すると予想した。引き続きイブラヒモビッチは欠場する。練習に復帰しているフェライニとポグバはメンバーに入ってくる可能性があり、先発できればどちらかがマティッチの相棒となる。マルシャルも好調でラッシュフォードを差し置いて先発する可能性もあるだろう。
★注目選手
◆チェルシー:FWアルバロ・モラタ
(C)CWS Brains,LTD.
▽チェルシーの注目選手は、今季ここまでリーグ戦9試合6得点のモラタとした。序盤戦は好調だったものの、負傷明けからの5試合ではノーゴール。得点だけでなく、ボールの収まりや質も落としており、チームの低調ぶりを引きずってしまっている印象だ。今回もチームとして苦しい時間帯が訪れることが予想されるが、その場面でどれだけ起点になってチームを助けることができるか。ユナイテッドが3バックなら、スピードのあるバイリー側ではなく、相手左サイドのフィル・ジョーンズとアシュリー・ヤングの間を狙いたい。◆マンチェスター・ユナイテッド:FWロメル・ルカク
(C)CWS Brains,LTD.
▽チェルシーがモラタなら、もちろんユナイテッドはルカクだ。今夏には、チェルシーではなくユナイテッドを新天地として選択。モラタと度々比較される中、古巣相手でもあるここは目に見える結果が欲しい。チームへの貢献度は低くないものの、ゴールとしては公式戦6試合遠ざかっている状況。ケイヒル相手にはスピード、アスピリクエタ相手には高さを生かすなど、相手DFのウィークを突きながらチームに貢献したい。
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