埼スタに桜咲く! 杉本大会最速弾のC大阪、悲願のクラブ初載冠︎!《ルヴァンカップ》
2017.11.04 15:00 Sat
▽4日に埼玉スタジアム2002で行われた2017JリーグYBCルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪vs川崎フロンターレは、C大阪が2-0で勝利した。大会初優勝を飾ったC大阪は、クラブ史上初のタイトル獲得となる。
▽C大阪と川崎Fによる今シーズン1つ目の国内タイトルマッチ。共にクラブ史上初のタイトルが懸かった大一番だ。クラブ史上初の決勝進出を果たしたC大阪は、10月29日に行われた明治安田生命J1リーグ第31節の大宮アルディージャ戦の先発メンバーから変更なし。一方、8年ぶり4度目のファイナル進出となる川崎フロンターレは、守護神のチョン・ソンリョン、大島の負傷明け組が先発復帰を果たした。
▽初タイトルの立会い人になろうと5万3000人以上のサポーターがスタジアムに駆けつけた試合は、開始47秒で動く。丸橋の左スローインから柿谷の頭で落としたボールに最終ラインの一角を務めるエドゥアルドが鋭く反応。だが、これを処理できず、スペースに流れたボールを拾った杉本が右足インサイドのシュートをゴール右隅に沈め、C大阪が電光石火の先制劇を演じて見せる。
▽立ち上がり早々のミスからあっさりリードを許した川崎Fは、すぐさまボールポゼッションを高めて反撃に出るが、対するC大阪も自陣低い位置に押し込まれながらブロックを形成して対応。その中で、16分にエウシーニョ、25分に小林がそれぞれ決定機を迎えるが、それぞれ局面でC大阪守備陣の身体を張ったブロックに遭い、川崎Fに同点ゴールをもたらすことができない。
▽大会史上最速弾となる杉本の先制ゴール後、我慢の時間が続くC大阪は、34分に敵陣左CKフラッグ付近で得たFKのチャンスからソウザが右シュート。41分には高い位置で山口の胸での落としから清武が右足を振り抜く。これがゴール左に飛ぶが、GKチョン・ソンリョンに弾かれてしまう。その数分後には、逆に細かいパスワークで崩されて中村に決定機を許したが、枠を外れてことなきを得た。
▽その後も、61分に左サイドをカットインした長谷川のシュートでゴールに近づいた川崎Fは、引き続き高いボールポゼッションでC大阪を攻め立てて、ほぼワンサイドゲームを展開。幾度もゴールに迫るが、最後の部分で精彩を欠いたこともあり、ゴールが遠い。その中で、75分と80分に残る交代カードでエウシーニョ、エドゥアルド・ネットに代えて知念、阿部を投入した。
▽だが、84分以降に柿谷、木本に代えて山村、山下をピッチに送り込んだC大阪は、試合序盤から見せる局面での落ち着いた対応を徹底。すると、後半アディショナルタイムには、相手の焦りに乗じてカウンターからソウザがGKチョン・ソンリョンを交わして無人のゴールネットを揺らして勝負あり。鉄壁の守備で川崎Fを完封したC大阪が大会初優勝を飾り、悲願のクラブ初タイトルを獲得した。
▽C大阪と川崎Fによる今シーズン1つ目の国内タイトルマッチ。共にクラブ史上初のタイトルが懸かった大一番だ。クラブ史上初の決勝進出を果たしたC大阪は、10月29日に行われた明治安田生命J1リーグ第31節の大宮アルディージャ戦の先発メンバーから変更なし。一方、8年ぶり4度目のファイナル進出となる川崎フロンターレは、守護神のチョン・ソンリョン、大島の負傷明け組が先発復帰を果たした。
▽立ち上がり早々のミスからあっさりリードを許した川崎Fは、すぐさまボールポゼッションを高めて反撃に出るが、対するC大阪も自陣低い位置に押し込まれながらブロックを形成して対応。その中で、16分にエウシーニョ、25分に小林がそれぞれ決定機を迎えるが、それぞれ局面でC大阪守備陣の身体を張ったブロックに遭い、川崎Fに同点ゴールをもたらすことができない。
▽大会史上最速弾となる杉本の先制ゴール後、我慢の時間が続くC大阪は、34分に敵陣左CKフラッグ付近で得たFKのチャンスからソウザが右シュート。41分には高い位置で山口の胸での落としから清武が右足を振り抜く。これがゴール左に飛ぶが、GKチョン・ソンリョンに弾かれてしまう。その数分後には、逆に細かいパスワークで崩されて中村に決定機を許したが、枠を外れてことなきを得た。
▽1点ビハインドのまま試合を折り返した川崎Fは、その立ち上がりに三好を諦めて長谷川を起用。その序盤に小林がゴールに迫るなど、より前の圧力を強める猛反撃に出る。56分には谷口の縦パスをボックス右で受けた家長が右足で中央に浮き球パスを供給。これに反応した小林が豪快なオーバーヘッドで同点ゴールを狙うが、ミスキックに終わり、好機をモノにできない。
▽その後も、61分に左サイドをカットインした長谷川のシュートでゴールに近づいた川崎Fは、引き続き高いボールポゼッションでC大阪を攻め立てて、ほぼワンサイドゲームを展開。幾度もゴールに迫るが、最後の部分で精彩を欠いたこともあり、ゴールが遠い。その中で、75分と80分に残る交代カードでエウシーニョ、エドゥアルド・ネットに代えて知念、阿部を投入した。
▽だが、84分以降に柿谷、木本に代えて山村、山下をピッチに送り込んだC大阪は、試合序盤から見せる局面での落ち着いた対応を徹底。すると、後半アディショナルタイムには、相手の焦りに乗じてカウンターからソウザがGKチョン・ソンリョンを交わして無人のゴールネットを揺らして勝負あり。鉄壁の守備で川崎Fを完封したC大阪が大会初優勝を飾り、悲願のクラブ初タイトルを獲得した。
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