ケルン監督、2ゴール1アシストで大逆転に導いた大迫勇也を称賛「本来の姿を見せてくれた」

2017.11.04 12:01 Sat
ケルンは2日、ヨーロッパリーグ(EL)第4節でBATEボリソフに5-2で逆転勝利を収めた。ペーター・シュテーガー監督は後半開始からの出場しながら、2ゴール1アシストをマークしたFW大迫勇也の活躍を称賛した。

リードを奪うも前半のうちに逆転を許してしまったケルンだが、シュテーガー監督は後半開始から大迫を投入。そうすると、日本代表FWは54分にペナルティーアークから豪快な同点ミドル弾を決めると、82分にはチーム4点目、さらに終了間際にはダメ押し弾のアシストを記録している。

UEFAによりこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた大迫について聞かれたシュテーガー監督は試合後「ありがたいことにユウヤは本来我々が知る姿を見せてくれた」と安堵の様子でコメント。

また「今シーズンはその姿を残念ながらあまり多く見せていなかったが、彼は優れたプレーヤーであることには疑いはない。彼は我々のゲームを本当に活性化してくれた」と述べ、大迫を褒め称えている。

今夏、中国に渡ったFWアンソニー・モデストが残した穴を埋める存在として、周囲の大迫に対する期待も大きい。『キッカー』が伝えたコメントによると、指揮官は「『君がすべてを背負う必要はない』ということを伝えることも大事」とターンオーバーを用いて重圧を軽減する必要性もあるとしつつ、「今日は、彼はとても上手くやってくれた。彼が我々のゲームにおいて重要な要素であることは言うまでもない」と続けた。

大逆転劇の立役者となり、チームをELでの初勝利に導いた大迫。勝ち点2で最下位に低迷するブンデスリーガでは5日にホッフェンハイムと対戦するケルンだが、今後の大迫の起用法にも注目したいところだ。


提供:goal.com

PR
関連ニュース

バイエルンに痛手…先発復帰のコマンが内転筋のケガで再離脱

バイエルンは13日、フランス代表FWキングスレー・コマンが数週間の離脱になることを発表した。 コマンは同日に行われたブンデスリーガ第29節のケルン戦に先発出場。しかし、後半立ち上がりの50分に相手ボックス内のプレー中に負傷。プレー続行不可能となり、そのままMFジャマル・ムシアラとの交代を余儀なくされた。 クラブの発表によれば、右内転筋を負傷したコマンは数週間の離脱となり、17日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのアーセナル戦の欠場が確実となった。 今季のコマンは度重なるケガに見舞われ、ここまでブンデスリーガ17試合の出場にとどまっていた。 2024.04.14 07:00 Sun

CLアーセナル戦狭間のバイエルン、降格圏のケルンに苦戦も勝利【ブンデスリーガ】

バイエルンは13日、ブンデスリーガ第29節でケルンをホームに迎え、2-0で勝利した。 前節ハイデンハイムに不覚を取って逆転負けを喫し2連敗となった2位バイエルン(勝ち点60)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではアーセナル相手に敵地で2-2のドロー。そのアーセナル戦のスタメンから6選手を変更。ノイアーが休養となり、ムシアラやゴレツカ、ライマーらがベンチスタートとなった。 17位ケルン(勝ち点22)に対し、最前線にケイン、2列目に右からコマン、ミュラー、テルと並べる[4-2-3-1]で臨んだバイエルンは序盤、ゴールに迫られる。9分、ボックス右に抜け出されたアリドゥに決定的なシュートを許した。 さらに20分、ゴール至近距離からアダムヤンのダイビングヘッドが枠を捉えたが、GKウルライヒがファインセーブで凌ぐと、30分に好機。ケインのパスをボックス内で受けたラファエル・ゲレイロがシュート。しかしシュヴェーベのファインセーブに阻まれた。 さらに34分、ケインのシュートがポストに直撃したバイエルンは、41分にもケインのヘディングシュートでゴールに迫ったが、ここもGKシュヴェーベのファインセーブに阻まれた。 さらに43分、テルのシュートが右ポストに直撃したバイエルンはゴールを奪いきれず、0-0で前半を終えた。 迎えた後半、早々にコマンが足を負傷するアクシデントに見舞われたバイエルンはムシアラを投入。53分にはテルのコントロールシュートでゴールに迫ったが、ここもGKシュヴェーベのセーブに阻まれた。 それでも65分、ついに均衡を破る。ショートコーナーの流れからボックス手前右のラファエル・ゲレイロがミドルシュートを流し込んだ。 その後はケルンの反撃を許さずにいたバイエルンだったが、終盤の89分にピンチ。ウパメカノのミスパスからティゲスに枠内シュートを打たれたが、GKウルライヒが凌いだ。 そして追加タイム3分、ミュラーがダメ押しゴールを挙げて勝負あり。苦しみながらも勝利し、アーセナル戦に弾みを付けている。 2024.04.14 00:31 Sun

J1広島、ブンデス1部ケルンとの育成業務提携を延長 2027年6月30日まで

サンフレッチェ広島は10日、ブンデスリーガ1部に属するケルンとの育成業務提携を延長することを発表した。 両チームは2021年9月1日に育成業務提携を結び、ジュニア世代からトップチームの選手育成・強化を目的とした選手・指導者の人的交流を行いながら、相互のチーム発展に寄与していくとしていた。 既存の提携期間は2024年8月31日までとなっていたが、3年間延長し、2024年7月1日から2027年6月30日まで、手を取ることとなった。 ケルンはブンデスリーガの初代王者で、リーグ戦を3度、カップ戦を4度制した名門クラブ。元西ドイツ代表MFピエール・リトバルスキ氏、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキなど、日本にも馴染みのある幾多のスーパースターを輩出しており、選手の育成にも定評がある。2010年冬には広島ユース出身の元日本代表DF槙野智章氏が加入していた。 2024.04.10 23:50 Wed

ケルンに痛手…チーム得点王のFWゼルケが左足首の手術で今季絶望に

ケルンは8日、ドイツ人FWダビー・ゼルケが左足首の手術で今季絶望となったことを発表した。 ゼルケは6日に行われたブンデスリーガ第28節ボーフム戦に先発出場したが、66分に中盤でこぼれ球を追おうとした場面でスプリントした際に左足を負傷。プレー続行不可能となり、MFデニス・フセインバシッチとの交代を余儀なくされた。 クラブの発表によれば、8日にMRI検査を受けたゼルケは左足首の骨折と診断されたとのこと。なお、メディカルチームはすでに負傷箇所を完治させるために手術の実施を決断しており、これにより今季中の復帰は絶望となった。 今季チーム最多の6ゴールをマークするゼルケの長期離脱は、残留争いの渦中にあるチームにとっては大きな痛手となる。 2024.04.09 00:35 Tue

ケルンDFキリアンが十字じん帯損傷で数カ月の離脱へ

ケルンは29日、ドイツ人DFルカ・キリアンが長期離脱になったことを発表した。 クラブの発表によれば、キリアンは29日に行われたトレーニングでヒザを負傷。その後、メディアパーククリニックで受診したMRI検査の結果、十字じん帯損傷と診断され、数カ月の離脱になるとのことだ。 2021年の夏にマインツからレンタル移籍でケルンに加入したキリアンは、すぐにレギュラーに定着すると、翌年に買い取りオプションを行使し完全移籍。これまでケルンでは公式戦67試合出場していた。 2024.03.30 06:00 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly